愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

アレイダ・ゲバラ、みのもんたの対談

2008年05月27日 02時40分37秒 | 国民本位の社会保障制度をつくろう
 日付変わっているから、昨日だけど、朝ズバっという番組にアレイダ・ゲバラ(チェ・ゲバラの娘)が出演していてみのさんと対談していました。そこで、アレイダさんは、高齢者の医療の問題に関して明確に言っていました、「お年よりは今まで社会に尽くしてエネルギーを使い切っているのだから、老後を穏やかに楽しく暮らせるために国が面倒を見るべきです」と。
 キューバの医療制度は、世界の国々が手本にするほど先進的な内容を持っています(ホームドクター制度など)。だいたい、病気や怪我の治療をするのにお金の心配が要らないのです。医療の沙汰も金次第の国にしようとする自公政権とはまるで発想が違うのです。誰もが安心して暮らせる国を創ることこそ文明国です。

 今年は、チェ・ゲバラ生誕80年です。ジョン・レノンがかつて「世界で一番格好いい男」と評価した人があのキューバ革命の英雄チェ・ゲバラです。今の日本の政府は弱いものいじめばかりしています。こんな日本だからこそ、不正と弱いものいじめを許さず理想をめざしてぶれずに戦い抜いたチェ・ゲバラの生き方を学ぶべきではないでしょうか、私たち日本人は。

 社会保障を壊さないために、まずは後期高齢者医療制度を国民運動と世論の力で廃止させていこうではありませんか。

国民運動と世論で後期高齢者医療制度(姥捨て法)の廃止を!

2008年05月25日 03時09分35秒 | 国民本位の社会保障制度をつくろう
 以下、自分自身がヤフーブログにて書いた記事を転載します。

5月23日に、日本共産党、民主党、社民党、国民新党の四党が書記局長・幹事長会議を開き、後期高齢者医療制度を廃止する法案の提出で合意し、参議院に提出しました。

 後期高齢者医療制度廃止法案のポイントは、以下のとおりです。

  • 来年4月に後期高齢者医療制度を廃止し、老人保健制度に戻す

<10月までにとる緊急措置>

  • 後期高齢者保険料の年金からの天引きを中止
  • 保険料負担を軽減
  • サラリーマンの被扶養者の保険料徴収の中止
  • 70-74歳の窓口負担2割の中止
  • 65-75歳の国保料(税)の年金天引き中止

 いったん成立した法律に対して野党が共同して廃止法案を国会に提出するというのは画期的なことです。
 高齢者いじめを許さず、また、国民の医療制度を守るべく後期高齢者医療制度(姥捨て法)を廃止に追い込んでいきましょう。この展望を現実にするために僕たち日本国民が大きく声を上げるべきときです。廃止するまで大いに国民の運動と世論を高めていきましょう。

宇宙の軍事利用は許さない

2008年05月23日 01時55分17秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 2008年5月21日、自由民主党、公明党、民主党の三党は、宇宙の軍事利用を推進する「宇宙基本法」の法案を参議院本会議において賛成多数で可決しました。日本共産党と社会民主党は反対しました。

 1969年衆議院の本会議では、宇宙開発のあり方を「平和の目的の限り」としています。これは、憲法第9条のある日本としては当然の決議です。ところが宇宙基本法では「安全保障に資する」として宇宙の軍事利用に公然と道を開くものになっています。

 やはりと言うべきか、宇宙基本法の可決の背後にやはり軍需産業の利権が見え隠れします。
 21日の夕方、宇宙・軍需産業でつくる日本航空宇宙工業会(会長・森郁夫富士重工業社長)が都内のホテルで「祝宴」を開きました。会場は宇宙基本法成立の歓迎一色で染まったのです。
 会場には、伊藤源嗣IHI相談役、松浪健四郎文部科学副大臣らが集まりほくそえんでいました。

 日本国憲法第9条は、戦争をしない日本をつくるために常備軍を持たないことを明確に定めています(自衛隊そのものが憲法違反というべき)。

 宇宙を軍事利用することは憲法違反であるばかりでなく、際限のない軍拡を宇宙空間にまでもたらすことになり「安全保障に資する」どころか、世界の安全保障を脅かすものでしかありません。

 私は、日本共産党の党員として、自由民主党、公明党、民主党の暴挙を決して許しません。どこの国であれ、これからの世界の繁栄を考えれば宇宙を軍事に利用するのではなく、平和利用に限るべきです。

 詳しくは、以下のURLをご覧ください。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-05-22/2008052201_02_0.html



面白いブログ発見

2008年05月22日 02時00分39秒 | 雑記帳
 なんと面白いブログを発見しました。その名は、「岩内 北海道 日本 地球 宇宙」です。ヤフー掲示板で意味不明な投稿、奇行を繰り返すmatibitott2004の奇行と自分のブログで批判的な書き込みをするとすぐに削除するというスターリン、ポル・ポトも真っ青な粛清体質があのブログによってあきらかになるのです。

 なかなか、ユーモアに満ちている。

後期高齢者医療制度(姥捨て法)を闇に葬り去ろう

2008年05月21日 02時28分16秒 | 国民本位の社会保障制度をつくろう
 ヤフーブログに書いたこととはいえ利用者層に違いがあるような気がするので念のためにここにも掲載しておこう。

今年の4月1日から施行されている後期高齢者医療制度は、人を年齢で差別し医療制度の中に姥捨て山を作る暴挙である。同時にこれは、国民皆保険制度を根幹から崩す、医療制度破壊法でさえある。

 後期高齢者医療制度の保険料の天引きの時期などは自治体によって取り扱い方が異なる。私が住んでいる江戸川区では、天引きが始まるのは、今年の10月か らであるし保険料の徴収が始まるのは6月である。10月前の事に関しては対象者に区役所から納付書が届けられる。他の自治体では、従前の住民税を基準にし た仮の数字で保険料を年金から天引きされるところがある。
 自治体による細かい差異はどうであれ、問題の骨格は一緒である。
 後期高齢者医療制度すなわち姥捨て法が施行された現在、今まで低所得のために扶養家族として被用者保険(健保組合や政府管掌健康保険)に加入していて直 接保険料を負担していなかった場合でも、この制度のために従前の健康保険から脱退させられて「後期高齢者だけの医療保険」に加入させられる。そして、一人 一人の年金から保険料が天引きされる(ただし、年金額が月に15,000円未満の人は年金天引きの対象にならない。)。
 家族に扶養されている低所得の高齢者からも保険料を取り立てようということ自体が応能負担の原則から逸脱している。これは、高齢者だけでなく同居老親を扶養している家庭に実態として新たな負担をかぶせようというものである。

 年齢での差別以外に深刻な問題は、「後期高齢者」の医療を制限する、受けられる医療さえ差別される、ということである。
 診療報酬の包括払(定額制)いは、保健医療に上限をつけるものである。一診療所で上限が6,000円という具合に。こうなると必要な検査は、十分にでき なくなる。病気の疑いがあるということで血液検査でもしようものならそれだけで6,000円をこえてしまう。超えてしまった分は、診療所が持ち出せという ことになる。実際のところそのような持ち出しを続ければ診療所はあっという間に破綻する。
 さらに悪いことに政府は、「終末期医療」に特別な診療報酬体系を持ち込んだ。特別なとは、もちろん悪い意味である。患者や家族から延命治療を行わないと いう誓約書を取ったり、在宅死を選択させて退院させた病院には診療報酬の上乗せ、病院追い出しさえ政府は狙っているのである。
 だいたい世界のどこを見ても年齢で差別を持ち込む医療制度など存在しない。

 保険料のことは、先に述べたがこれが実に曲者である。年金からの天引きなどというにとどまらず、2年ごとに保険料を見直す仕組みになっており75歳以上 の人が増えれば増えるほど保険料が値上がりする。まさに、天井知らずの保険料値上がりが自動化されている。東京とは2年後には20,000円、4年後には 30,000円ほど平均保険料が上昇すると試算している。

 後期高齢者医療制度(姥捨て法)の害悪は計り知れない。存続すればするほどに害悪が広がることは明白である。なぜなら、年齢で差別するという制度の根本が間違っているからだ。制度の根本が間違っている以上は、解決方法は制度を廃止することである。代案はない。

 病気にならないにこしたことはないが、病気になったときに必要な医療を保険で受けられることは、日本国憲法第25条からの当然の要請である。政府が本来 果たすべき役割は、経済的な理由で医療から排除される人が一人もいない日本をつくることである(憲法第25条の理念から必然的)。後期高齢者医療制度(姥 捨て法)は、受けられる医療にさえ差別を持ち込むものであって国家の責任を果たすための医療制度というに値しない。これはまったく唾棄すべきことである。

 日本共産党は、後期高齢者医療制度の廃止をめざすために党派、社会保障制度への見解を超えた、広範な国民的共同をすすめるために力を尽くす。

「反貧困」(岩波新書)を拝読しました

2008年05月06日 01時31分17秒 | 貧困根絶をめざす
 NPO法人もやいの事務局長湯浅誠さんが執筆した「反貧困」(岩波新書)僕は拝読させていただきました。以前には、同じ湯浅さんが執筆した「貧困襲来」(山吹書店)を拝読させていただきました。

 僕は、日本共産党の党員として貧困の根絶をめざしていたわけですが彼の執筆した本を読むまでなかなか気づかなかったことがあります。それは、「自分自身からの排除」です。湯浅誠さんは人が貧困におちいる背景には5重の排除があると指摘しています。
  1. 教育課程からの排除。
  2. 企業福祉からの排除。
  3. 家族福祉からの排除。
  4. 公的福祉からの排除。
  5. 自分自身からの排除。
 1~4あたりは、マクロ的な視点で俯瞰するような見方でも真剣に考えれば理解できる、気付くものです。1に関しては、政府の文教政策のあり方などを見れば見当つきます。2に関しては、労働法制のあり方、企業の労務管理のあり方を結び付けて考えれば理解できます。3に関しては、特に若くして貧困に陥る人には少なからぬ人が虐待されて育つなど家族・親戚を頼れない状況もさまざまな方法で調べればおおよそ分かります(もやいのような団体の文書、家族問題を研究している人の研究書など)。4に関しては社会保障のあり方、政府の社会保障にたいする基本的な姿勢を見れば分かります。ところが、5に関しては当事者の視点で物事を捉えなおさないとどうしてもなかなか見えてこないのです。
 「反貧困」の著者湯浅誠さんは、その著書で以下のように明確に言っています。
政治家でも官僚でもなく、落下する人たちと日々接している私たちは、その人たちの視線で物事を捉えなおす必要があるし、そこからしか見えてこないものがある。「反貧困」(岩波新書)
 さらに続けて
世の中が大変なことになっている、セーフティネットが機能していない―こうした現状については、理解できる人でも、「自分自身からの排除」については、なかなか想像が及ばない場合が多い。「そんなふうに考えなくてもいいじゃないか」と個人の問題を見出してしまい「自分は絶対そうはならない」と言って切り捨ててしまう。貧困問題を理解する上で、一番厄介で、重要なポイントである。「反貧困」(岩波新書)
と湯浅誠さんは指摘しています。
 とくに、「自分自身からの排除」に陥っている人など(日本共産党)党内で特に活動的な同志にはまずいません(少なくとも僕の知る限り)。「どうせ自分は…」「生きていてもいいことんなんかない」―このような心理状態に陥っている様相が自分自身からの排除に他なりませんが、このような精神状態で日本共産党の党員としての活動などできるわけありません(自分で言うのもなんですが権力の刃に自らをさらす生き方にはそれ相応にエネルギーが要ります)。だから自分を含めておそらく少なからぬ党の同志が貧困を考えても「自分自身からの排除」に対してはなかなか気付きにくい面があるのではないかと僕は思いました。少なくとも僕自身は「自分自身からの排除」にかんしては湯浅誠さんの著作「貧困襲来」(山吹書店)、「反貧困」(岩波新書)を読むまでは気付かなかったのです。僕自身は日本共産党の党員として生きていること、政治革新、社会進歩に貢献する生き方には誇りを持っています。自分の生き方に誇りを持っている状態は「自分自身からの排除」とは正反対といって過言ではありません。だからこそ「自分自身からの排除」という問題に気付きにくく、そして、貧困問題を理解する上で一番厄介で重要な問題なのです。

 現在、反貧困ネットワークのが結成されて様ざまな団体、個別課題の壁を越えてそれぞれが負っている社会的任務を果たしながら、横断的な連携をとって貧困の問題に取り組む一つの流れ日本に誕生しました。反貧困ネットワークの運動はまだ始まったばかりです。日本の社会から貧困をなくしていくためにはこの運動が発展して貧困の問題に関して全国民的な共通認識を形成し、貧困を隠蔽しようとする政府を包囲していくことが大切です。

 さて、僕にはなにができるか……。僕は、日本共産党の党員です。日本共産党の共産党という政党名は、社会から貧困を根絶して、(人々の協同で)(とも)にすべての人々が幸せに暮らせる社会をみ出すという考え方を言い表したものです。
 貧困を根絶するためにどうしても避けて通れないことは、貧困に正面から向き合い、貧困を根絶することを自らの任務として自覚的に取り組む、新しい政府を創ることです。いままでの大資本、アメリカ優遇の自民党政治から国民本位の政治に根本的に切り替えていく「変革の政府(革命の政府)」の樹立が欠かせません。
 貧困の根絶というのは、日本共産党の立党精神であり、同時に存在意義です。
 僕が日本共産党の党員であるということから出発して考え、政党だからできて、しなければならないことは何かということを、日本共産党の党員としてなにができてなにをなすべきかということを考えました。新しい政治を作るために多くの人々を社会・政治の変革へ結集していくために日本共産党を強大にしていくことです。そのことが貧困を根絶する政府樹立への展望を切り開いていくことにつながります。

 僕は、貧困に喘ぐ人がいない―たった一人でも不幸のうちに切り捨てられて見捨てられる人のいない社会を創りたい。

 

メーデーの招かざる人たち

2008年05月03日 00時52分09秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 5月1日のメーデに僕は、職場の労働組合の人と一緒に第79回中央メーデー(明治公園にて開催された)に行ってきました。毎年、思うんだけど呼んでいないし、来なくていいのに勝手に来て集会にち揚げ足を取りにくる人たちがいるんですよ。

 それは、革マル派、中核派、マルクス主義同志会といった連中です。彼らに共通しているのは、「革命的言辞」をもてあそび社会進歩への運動をかく乱する役割を果たすだけです。もし、本当に社会変革を目指す気があるならば自分たちとは意見、考え方、世界観の違う人たちと共通の要求に即した共同の行動を模索、実践するべきなのです。現在の日本では貧困が拡大しています。貧困は、様ざまな社会不安を引き起こす重大な要素です。貧困をなくすことは、党派、世界観、思想・信条をこえて協力し合いながら取り組んでいくべきことです。ところが、革マル派、中核派、マルクス主義同志会は、自分たちと意見の違う相手を排除することしか考えが及ばないのです。どれほど革命的言辞をもてあそんだところで本気で社会を変革しよう、政治革新を実現しようという気が彼らにないことは事実の前にあきらかです。

 革マル派、中核派、マルクス主義同志会に僕が言いたいことは、本当にちょっかいをかけたり揚げ足を取りにくるだけだったらもう来なくていいよ。明治公園に参加した人のほとんどは、あなたたち(革マル派、中核派、マルクス主義同志会)の相手をしたいと思っていないですよ。この事実、わかんない?本当にKYだね。あの人たち。

祝第79回中央メーデー

2008年05月02日 00時53分46秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 2008年5月1日、明治公園にて第79回中央メーデーが開催されました。もちろん僕は行きましたよ、職場の労働組合の仲間と一緒に。
 今回のメーデーでのスローガンは
  • なくせ!貧困と格差。働くルールの確立。労働時間短縮で雇用の拡大を。
  • ストップ!改憲、海外で戦争する国づくり。米軍基地の再編・強化反対。
  • 許すな!増税・医療改悪。安心して暮らせる国民本位の政治実現を。
というものでした。

 現在「ワーキングプア」と呼ばれる、年収200万円にも満たない労働者が1024万人にも達しています。なんと、日本の労働者の4人に1人が「ワーキングプア」といえる状況なのです。特に、青年労働者に関しては2人に1人が非正規労働者であり定まった住所にすむことすらできない「ネットカフェ難民」が急増しています。また、路上生活を余儀なくされる人さえ増えています。
 小泉構造改革路線、すなわち、市場をすべてのことにおいて優先して考える新自由主義路線が日本の政治で実践された結果、日本は世界でも札付きの貧困拡大国となってしまいました。
 現在の日本の貧困は、日雇い派遣など人間が人間らしく生活して働くことと相容れないことが野放し状態でまかり通る「ルールなき資本主義」に根ざしたものです。

 政治の流れを国民本位に切り替えて、日本の資本主義のあり方に人間の生活をまもるためのルールを確立させていこう。これが貧困をなくすためにどうしても欠かせないものなんです。