愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

2009年6月14日 西葛西でCGJ(志位 "Good Job !" )

2009年06月14日 23時21分12秒 | 都民のための都政をつくろう
 今日、午後4時半から東西線西葛西駅前で日本共産党の街頭演説がありました。私は、その街頭演説へ行きました。このブログでも書いたとおり、志位和夫日本共産党委員長・衆議院議員が演説しました。

 実を言うと、都議会議員選挙に際して党中央委員会の幹部が江戸川区へ今日のような形でてこ入れをしてきたことはありません。二十数年前に西田みよこさんが都議会議員になって以来、現在に至るまでずっと江戸川区において日本共産党は都議会の議席を守り続けています。だから、ある意味、すべて「自力でやりなさい」という感じだったのです。そういう地域に中央委員会の委員長が自ら街頭演説という形でてこ入れをしてきたところに、現在の江戸川区における都議選の情勢の厳しさを見て取れるということです。あまり危機感をあおるのもどうかとは思いますが、選挙において一番危ないのは、例えば「河野さんは日頃よくやっているから大丈夫」論が党内や党支持者の中に出てくることです。根拠のない、楽観論ほど選挙において危険なものはないといっても過言ではありません。

 都議選での江戸川選挙区の定数は5人ですが、現在のところ立候補する予定の人は、日本共産党からは河野ゆりえさんで、そのほか自民党2人、民主党2人、公明党1人と6人です。誰か一人だけがはみ出す状況です。ここに、江戸川区における都議選をめぐる情勢の厳しさがあります。





写真の方は、河合恭一さん(元区議会議員)。
東京16区での日本共産党の"輝ける"(爆)候補者です。






写真中央は、谷川智行さん。衆議院比例代表東京ブロックの予定候補者です。
谷川智行さんの右隣に移っているのは、東京17区予定候補の新井杉生さんです。






「(医療保険の)保険料を毎月払っているのに病院の窓口で3割払わなければいけない」
「(アメリカ以外)主要国では日本だけです。」
「これでは、医療保険とはいえない、おかしいじゃありませんか?」






 志位さんは、演説の中で医療制度について「保険料を毎月払っているのに病院の窓口で3割負担なのは(アメリカ以外)主要国では日本だけです。おかしいじゃありませんか。これでは医療保険とは言えません」という旨のことを語っていました。

 私の身の回りでは、こんなことがありました。

 近所の都営住宅でのとある家庭でのことです。その家庭では、家の夫(すでに他界)が認知症を患っていて妻が介護をしていました。いわゆる老老介護です。夫の具合が悪くなり救急車を呼ばざるを得なくなり、救急車を呼んだところ救急隊の人から「(病院に)治療費を払えるのか」と聞かれたというのです。妻は、本当に情けない気持ちになり、悔しい気持ちと腹立たしい気持ちを涙を流さんばかりに語っていたそうです。このことを、最近党の会議で瀬端さん(江戸川区議会議員)や近隣の都営住宅の支部の同志から聞かされました。

 それにしても、支払い能力がない、とみなされたら病人をそのまま置き去りにでもするのでしょうか。そんなことをすれば最悪の場合、病人は死にます。救急隊の人は、上からの命令でそのようなことを言わされているのかもしれません。それにしても、低所得だからといってここまであからさまに死を容認するような状況は「医療の沙汰も金次第」と言わざるを得ない医療制度のゆがんだあり方がもたらしています。

 今日の演説で志位さんは、「75歳以上の人の医療費は無料にするべきです。そしてやがては、すべての人の病院での窓口負担をなくすことをめざす」ということを語っていました。

 東京都での党組織、党員は75歳以上の人の医療費無料化と65歳以上の高齢者の医療費負担の軽減を訴えています。もともとは、東京都では美濃部革新都政のもとで65歳以上の高齢者の医療費を東京都独自の助成制度(マル福)で無料にしてきて、保守都政のもとでも維持されてきました。石原慎太郎・賭痴事が東京都知事に就任して早々「贅沢なのはなんといってもまず福祉」とマル福を破壊したのです。だから、私達のような東京都の党員や党組織が訴えていることは、石原慎太郎・賭痴事により破壊され失われたもののほんの一部を取り戻そうということでもあります。

 今の東京都政に足りないのはお金ではなく、都民へのやさしさです。






「河野ゆりえは、誰もが安心して暮らせる東京都をつくるためにがんばります。」
「東京都政に足りないのはお金ではなくて福祉の心です。やさしさです」





 河野ゆりえさんは東京都民にとっても江戸川区民にとっても欠かせない政治家です。厳しい政治決戦ですがなんとしても勝ち抜き、河野ゆりえさんを三度東京都民のために議会で働くことができるようにしなければとあらためて思いました。






河野ゆりえさんを都政の場へ!
志位委員長からも訴えています。






東京都議選、総選挙を勝ち抜いて今年を民主的政権樹立への大きな接近の年にしていこう!




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