愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

日本共産党河野ゆりえ事務所平井出張所びらきと小岩駅での市田忠義さんの街頭演説

2009年06月29日 22時35分50秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等

 昨日は、午前と午後とで政治的取り組みが詰まっていたので忙しい日曜日でした(暇な選挙はありえませんが)。




 まず、午前10時から11時近くまで日本共産党河野ゆりえ事務所平井出張所(この名称は私が勝手に付けているだけです)びらきがありました。場所は、日頃平井・小松川で住民にお世話になっている瀬端勇区議会議員事務所です。都議選告示前ラストサンデーであったこともあり、政治戦を勝ち抜くために平井の都議選の拠点を築こうという意味合いがありました。人数は確認していないので正確には分かりませんが、ざっと100人近くは来たように思えます。



 石原慎太郎賭痴事は、知事の職に就任早々「贅沢なのはなんといってもまず福祉」と社会保障・福祉を敵視して美濃部革新都政から保持されてきたさまざまな施策を破壊してきました。美濃部革新都政のときに「マル福」といって65歳以上の高齢者の医療費無料化が実現されました。「マル福」は石原都政により破壊された福祉施策の一つです。石原都政は都民の生活を、特にこの不況の中にもかかわらず守ることには不熱心で東京オリンピック招致を口実にして大企業本位の都政をまい進し続ける始末です。今東京都政で問題になっている事柄に外かく環状道路地下建設があります。直径16メートルのトンネルを作りながら掘削して、なんと1メートル掘り進むのに1億円かかるという試算がでています。単純計算で1センチメートル掘り進むのに100万円かかるのです。河野さんが右手に赤いリボンを持っているのは外かく環状道路地下建設の荒唐無稽さを目に見える形で示すためにちょうど1メートルのリボンを手に持って示しています。



 深刻な不況のもとで、都民の生活、中小企業の営業はかつてなく深刻な事態に至っています。都民の生活を守るために緊急にやるべきことはいっぱいあります。不要不急の無駄遣いをやめるべきです。河野さんは、訴えます。




 今の東京都政には、都民への思いやり、やさしさが欠けています。東京都政にやさしさを取り戻すために河野ゆりえさんは都民のみなさんの先頭にたってがんばります。政治戦を勝ち抜くべく事務所びらきにきてくださった人々とともに乾杯をして締めくくりました。

 追記

 河野さんはじめ、日本共産党河野ゆりえ事務所びらきに来た人が乾杯したのはお茶です。ウーロン茶や麦茶です。昨日は、暑かったですからね、ビールで乾杯としたかった人もいたかと思いますが(私もその一人…爆)、選挙事務所ではアルコールは公職選挙法の規定によりご法度ですのでご理解のほどをお願いします。酒類だと、ふるまう―票の買収につながるという趣旨で選挙事務所でのアルコールはご法度となっています。だから、選挙事務所へお酒の差し入れとというのはぜひともご遠慮いただきたく思うしだいです。




 午後3時から4時ごろまでにかけてJR小岩駅南口(東京都江戸川区)で日本共産党の街頭演説がありました。市田忠義書記局長・参議院議員が演説しました。見た感じですが、数百人の人が市田さんの演説を聴きに来ていました。




 演説の中で市田忠義書記局長は、民主党の二枚舌について指摘して厳しく批判していました。「民主党は石原都政のもとで与党なのだから与党として正々堂々と勝負したらどうなんだ」と民主党の不真面目さを明確に指摘しました。実は、私も民主党の江戸川の予定候補者である田の上いく子氏の街頭演説を平井駅の北口で数日前に聞いたときに民主党の二枚舌にはあきれ果てると同時に怒りを感じました。都議会民主党は外かく環状道路地下建設に賛成してきましたし、オリンピック招致も石原賭痴事とともに推進してきました。都議会民主党は、有毒物質の問題で各方面から批判の多い築地市場の豊洲移転なども賛成してきました。全般的に都議会民主党は石原賭痴事の出してくる政策に唯々諾々と99%は賛成してきました。都議会民主党は石原都政のもと、紛れもない与党です。それにもかかわらず、選挙直前になってにわかに野党ポーズをとり、都民を欺くのは極めて悪質というほかありません。民主党のあのような二枚舌は、民社党から引き継いだものでしょうか(都議会民主党には旧社会党系の人は現在いません。旧社会党系の人は嫌になって民主党から出て行ったか追放されたかしています。現在の都議会民主党には自民党くずれと民社党くずれの人たちしかいません)。




 都議会議員選挙告示(7月3日)はもう目の前です。

 日本の夜明けは首都東京からです。市田さんも言っていました(彼は昔、京都府委員会の委員長を務めていました。その時期は立場上日本の夜明けは京都からと言っていたそうです)。現在では、市田忠義さんは中央委員会の書記局長ですので、日本の夜明けは首都東京からと演説のときに話していました。

 東京都は日本の首都です。それだけに東京都政のあり方が都民本位の方向へ一歩でも変革できれば、全国に波及します。もちろん、東京都政が悪い方向へ代わっても影響は全国の自治体に及びます。ですから、東京都での政治戦はいつのときも全国的な意義を持ちます。さらに、今年の都議会議員選挙は総選挙の前哨戦としての意味合いを強く持ちます。都政にやさしさを取り戻すことが国政にやさしさを取り戻すことにつながっていきます。

 国政でも地方政治でも人民、住民の立場に立っている日本共産党が躍進してこそ、本当の意味での政治革新に私たちは接近できます。たんなる政権党のすげ替えでは政治は良くなりません。

 東京都議会議員選挙、来たるべく総選挙での政治決戦を勝ち抜いて今年を政治変革の元年にしたいと私は思います。

 情勢は楽観視できませんが、現在の局面で日本共産党が勝利すれば、民主連合政府樹立への確かな第一歩を築くことができます。

 都議会議員選挙と総選挙での日本共産党の勝利を通じて革命の政府樹立への展望を切り開くことは、日本共産党の日本人民に対する責務である、と私は党員の一人として思います。

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