F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

第27回越後まつだい冬の陣 「のっとれ!松代城」

2014年03月09日 | 大会
第27代城主となった候(タイムは22分ぐらい)





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ライフワークと化しているのっとれ松代城に参戦。
0720にkinoさんとサフランで合流し、いざ戦場へ。
(道中、ありがとうございました)

9時過ぎに会場に到着。
予想が裏切られる。雲ひとつ無い物凄く良い天気。最高だ。
金曜日、土曜日に降った雪は40cm程で、辺りはピュアホワイトだ。
気温は低いものの、走り出せば熱くなるので、
ウェアは、上半身はバイクジャージにシマムラインナー、アームカバー、
下半身はシマムラタイツ、脚周りはターサー。

例年より参加グループの少ない歌舞伎者ステージを眺めつつスタートを待つ。
そして花火の合図とともに出陣。(ダッシュ)
物凄いペースで足軽部隊は突っ込んでいく。
遅れないように、でもレッドゾーンに入らないように追随する。
1人、2人と少なくなり、最初の壁ステージにはトップで突入。

壁の高さは本来顎ぐらいだが、積雪によってプラス40cm。たっか!
それでも会社の昼休みに続けてきた腕立て伏せの効果か、2番手でクリア。
さあ、劇坂を登って綱登りだ、と気持は前にいっていたのだが、
この劇坂でまさかのスタック。腰まで雪に埋もれて、前にも後ろにも行けん…。
なんとかトラバースしてラインを変えて脱出。
綱に4番手でたどり着いたときには、先頭は綱を終えていることだった。

壁でプルプルにされた腕で綱を超え、プルプルの腕でソリを漕ぎ、
プルプルの腕でさらに小さい山を越えて、ようやく舗装路に出る。
トップとの差は100mぐらいだろうか。厳しい。。
全力通勤乱のイメージで追い込み、ロードで2人を抜いて2番手で最終決戦地の城への登りへ。

後ろに1人付いてくる状態で前を追う。
確実に距離が縮まってきていて、俄然力が湧いてくるが後ろの選手が不気味。
300mぐらい走ったところで前走者をパスして先頭奪還。
が、かなり無理してきた結果、ペースが上がらない。
呼吸をいったん整えるべく、後続の足軽に先頭を譲る。

ラストの給水も取らずに前を行く、その時先頭者がミスルートで一瞬脇にそれて再び自分が前へ。
足音が聞こえる程度ではあるがギャップが出来る。
わずかだけど、1秒を削りだすならこのタイミングしかない。
無理やりペースを上げていく。
ただ後ろの足軽はかなり屈強でなかなか差を広げられない。
そんな状態で谷越えのロープセクションに突入し、ラスト500の劇坂へ。

もう上半身、下半身、心肺ともに限界。
早く楽になりたい気持ちが強くなってくる。
それを、相手も同じぐらい辛い、相手も同じぐらい辛い、相手も同じぐらい辛い、と唱えて打ち消す。
フォームはバラバラ、とにかく腕を振って前に前に。
最後は完全に我慢比べの世界。それに勝つことが出来た。
トップでの入城を果たす。
ゴール後、追い込みすぎて悶絶。

意識回復に努めていると、見たことのある足軽がゴール。めーじんさんで6位入賞。
まさかここで会うとは。来年は他の超人もぜひ一緒に。
女子の部ではタカコさんが入賞、毎年確実に入賞するところが凄い。


表彰式では、鎧兜をまとって入場。
天気が良かったのもあって、凄く気持ち良かった。
そして、注目すべき景品は米1石、ありがとうございます!
米いっぺ食って、今年も頑張ります。