バタフライ効果(Butterfly effect)という言葉を初めて知りました。
ウィキペディアによると、「力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象」とされています。
この言葉は、藤井聡先生の表現者クライテリオンのラジオ番組で知りました。"Butterfly Effect"という2004年の映画も紹介されており、とても興味が湧いたので、見てみようと思います。
藤井先生のメッセージは、このButterfly effectのように、一つ一つの行動がプロジェクトや組織や、そして人生や、さらには社会全体に極めて大きな影響を及ぼす可能性があるのであって、そのような気持ち、覚悟で行動をしないといけない、というものでした。
この話を聴いてから、自分の日常を振り返ってみると、例えば自分の研究活動においても、半ば無意識的にButterfly effectが生じることを企図して、一つ一つの発言や、判断を行っているのだな、と感じます。一つで変わることはないかもしれませんが、常に自分の信じる方向、自分の良しとする方向に向かうように自分のアクションを重ねる。そのアクションは小さいかもしれないけれど、それこそ命がけで実践する。そうすると、いずれその願う方向に向かい始めます。
今年度がスタートしたとき、私の研究プロジェクト群は順風満帆でスタートしたわけでは全くありませんでした。それには様々な理由がありますし、もちろんコロナも関連しています。
ですが、その状況は受け入れざるを得ません。常に自分自身がどのように社会に貢献できるのかを自問自答し、研究者・教育者として本分を務めるための努力を重ねるしかありません。
7月11、12日の週末には、かなり久しぶりにトライアスロンの運動をしました。ロードバイクが10.5km、Runが5km強、水泳が1000mを二日間続けました。一つ、もしくは二つ、の運動はやってましたが、三つすべてとなると何と昨年の10月20日以来ということで、9か月ぶりでした。。。冬場はバイクに乗る機会が減ることと、コロナが理由です。
研究、教育、運動、読書、お弁当作り、絵本の執筆、ブログ、会議、・・・・・。ばらばらのようで、しかしすべて私の行動であり、人生の一部であり、それらの総体で私の人生が形成されており、一人の人間として少しでも社会に貢献できればと思っています。
改めて、自分の長所、強味に注力していく必要性を強く感じています。
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