細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

ドバイ

2008-09-29 20:35:54 | 趣味のこと
 28日の夜に羽田空港を出発したのですが、関西空港で、エミレーツ航空の飛行機が燃料漏れだとかで5時間近く遅れて出発。深夜4時過ぎに離陸しました。ドバイに着いたときには、ウガンダへの乗り継ぎ便は出発した後。。。ドバイ-ウガンダは一日1便なので、やむなく宿泊することになりました。今はドバイのホテルにいます。

 ドバイの空港のすぐ近くで観光も何もできません。そもそも現地通貨もまったく持ってないし、予習もしてきてません。が、PM4:00-8:00にドバイシティツアーというのがあるらしく、ホテルのロビーで簡単に受付できたので、これに参加することにしました。せっかく話題のドバイにいるのだから、体験してくることにします。

 ホテルで体調を整えつつ、ウガンダでの講演の準備もできています。そう考えると、ドバイで一泊した方が後々の体調はよさそう。おまけにドバイの活発な雰囲気も生で見ることができるし。

 それでは、ドバイシティツアーに行ってきます。

今度はウガンダへ行ってきます

2008-09-28 17:06:13 | 職場のこと
 昨日は家族とゆっくりしました。お昼にお気に入りの「今井」のうどんすきを食べ、夜はお寿司を食べ、昼寝もしたし、夜もぐっすり寝て、まずは香港の疲れをとりました。

 ウガンダへは長時間フライトで、関空とドバイで2度乗継ぎ、飛行時間は合計で20時間程度です。かなりの長旅なので、リラックスできる長ズボン、スリッパ、耳栓などを買いました。エアー枕ももとから持っているので、これらを駆使して、エコノミーシートで頑張ってきます。

 ウガンダで体調を崩すと、その後の後期にかなり悪影響が出るので、慎重すぎるくらい気をつけています。ウガンダそのものは緑の非常に美しい国だそうなので、楽しんでくるつもりですが、初めてのアフリカなので慎重になっています。

 それでは、ウガンダの土産話をお楽しみに!行ってきます。

香港より帰国

2008-09-26 23:24:48 | 研究のこと
香港から帰国しました。最終便だったので、帰宅すると日付が変わってしまいますが、無事見学会が終了し、ホッとしています。実質48時間の滞在でしたが濃密でした。

今日の午前中は屯門のLRTを体験しに行きました。すごく便利で市民の生活に溶け込んでおり、中村先生おすすめスポットもすべて見学し、満足しました。

重野君がよく下調べしてくれて、マネジメントも上手でした。私は楽させてもらいました。

教室の看板的な活動を、学生と一緒に楽しんでいる時間はとても充実していました。学生たちも充実した表情をしていました。そのような表情を見れるのは無上の喜びです。

我々の活動は、HPを通して皆さんに知れ渡って行くし、記録に残っていきます。

自分達が充実するのはもちろんですが、社会に対してもいろんな波及効果がある活動を学生たちと作り上げて行っていることを喜びたいです。今後もいろんな国で見学会を実施すると思いますが、そのつどベストを尽くしたいと思います。

一日休養して、次はウガンダに行ってきます。私の目がいろんなものを見て、いろんなことを感じることが、後々に様々な効果を生み出すことを自覚して、調査を楽しんできます。

すごい橋でした!

2008-09-26 08:27:49 | 教育のこと
香港の見学会のメインの日が無事終わりました。

香港理工大学での研究?発表会も、かなりレベルが高く、
世界トップレベルの大学と、我々YNUも元気に交流できました。
4年生の吉田佳代さんがシビルの紹介をいろんな観点からしてくれました。
初めての英語でのプレゼンにしてはとても上出来だったと思います。

ストーンカッターズ橋の建設現場は圧巻。詳しくは帰国してから報告しますが、私もかなり驚嘆しました。人数が多かったので主塔の上まではいけませんでしたが、桁の上を歩き、張り出しの先端まで行き、素晴らしい眺望、香港のアクティブな港湾も桁の上から見ることができ、桁の中にも入って巨大鋼セグメントの溶接現場も見ることができ、最高でした。学生も興奮しておりました。

今日は私は最終日ですが、10名程度で屯門のLRTを見学に行きます。中村先生のご指導のもと、3年生の重野君が予習して資料も作ってくれています。楽しみです。

天気も抜群でした。晴れ男健在!

香港着

2008-09-24 17:32:05 | 教育のこと
 今朝一番の便で香港にやってきました。朝一番の便でもホテルにチェックインすると午後4時です。日帰り出張は無理ですね。

 明日はフルに一日見学会。翌日の午前も人数はかなり減りますが、LRTを見学に行きます。空港に到着した直後に豪雨があり、台風も近づいているので天気が心配ですが、私が都心に入ったころには雨は上がっていました。明日の特に午後に雨が降らないでほしい!ストーンカッターズ橋(世界最長級の斜張橋)の建設現場に行くのですから。

 香港には私は初めて訪れますが、今のところとても快適です。いろいろと細かい点についても写真を撮っているので、後でまとめようと思います。漢字がわかりやすいし、交通システムが旅行者にも親切。スイカのようなものもあって、エアポートエクスプレスもMTRも一枚で乗れちゃいます。

 一息付いたので、これから女子学生2名と街を探索。おいしい広東料理をごちそうしてあげようと思います。このまま天気が持てば、トラムで登って100万ドルの夜景も見に行こうと思います。

 遊んでいるみたいですが、ホテルに到着するまでに、明日の集合場所等の下見もしてあります。また、明日の香港理工大学から青衣駅までの移動手段も選定しておきました。今回から、初めて私が海外見学旅行の引率代表者なので、それなりに綿密な段取りが必要です。

 海外の現場見学というのは、わくわくしますね。海外にいる、というだけで学生にとっては見るものすべてが新鮮だろうから、素晴らしい見学会になるだろうと思います。

ランク

2008-09-22 23:17:00 | 職場のこと
大学の研究者、教育者にはいろんなレベルの人がいるのは当たり前ですが、学生にどれくらい情報が公開されているか、そもそも学生は気にしているでしょうか?

 1流、1.5流、2流、3流に私は分類します。横浜国大の中で私自身を評価すれば、1.5流かと思います。

 私の評価尺度は、論文等著作物の質と量、研究費の獲得、教育の質、学内業務の質、がメインです。

 最近では、どこもHPが充実して来たので、情報の入手が容易です。HPだけで一流と分かる先生がお二人ほどおられます。電子情報のB先生と、物質工学のW先生です。このお二人は以前からすごいと思っていました。

 HPだけでは一流と分からない先生もかなりおられます。学生は講義を受ければ分かるかもしれませんが、入学前だと分かりませんね。

 なるべく情報は学生にも学外にもオープンにすべきと思います。研究者情報などのデータベースも、研究者・教育者の質が分かるようなものにしていただきたい。研究者の質が分からずに、ただデジタル情報の羅列になっているようなものは、はっきり言って意味がないし、そのようなデータを入力する時間も無駄。

 自身についていえば、一流になるべく、研鑽を重ねるつもりです。現時点で何をするべきかも自覚しているつもりです。

 学生は質の高い教育を受けるべきです。一流になりたければ、一流の場所に行かないとなれません。

エネルギー>仕事量?

2008-09-15 18:13:33 | 人生論
社会人であれば、家庭に職場にいろんな役割もあり、仕事量は膨大です。これをこなしていくには、エネルギーが必要です。

エネルギーが豊富にあれば、仕事もこなし、さらに余裕があるので、趣味や社会貢献にエネルギーを割くことができます。エネルギーが不足していると、やるべきこともできなくなり、意気消沈し、プレッシャーも感じ、悪い方向にスパイラルができてしまします。

こなすべき仕事量はあまり変化しないので、やはり問題はエネルギーの大小かと思います。

私も、エネルギーに不足するときは、根拠のない不安を感じたり、憂鬱になったりします。エネルギーを充満させるには、まずは体の健康が最優先。その他にもいろんな方法があり、それは人生経験を重ねるに連れて、どんどんと身についてくるように思います。

体の健康のみに頼れなくなる時期も遠からず来るはずで、さまざまな方法を身につけておこうと思います。

→ 今日は研究室の送別会でしたが、どうしてもカラオケに行って自己陶酔したかったので、留学生2人と女性3人を連れてカラオケに行きました。1.5時間大騒ぎして、自己陶酔も実現し、エネルギーを発散したにもかかわらず、根本的なエネルギーが充満されました。

単行本・・・・

2008-09-15 16:12:15 | 趣味のこと

 いつの間にやら、この別荘ブログも記事が230件を超えてました。量は質に変わる、とは私の恩師のお言葉ですが、このまま逸散するのももったいないと思い、ブログの機能を活用して単行本を作ってみました。

  5冊ほど、この一つ下の記事まで238件を単行本にする注文をしました。 将来的には、専門分野の本ももちろん執筆したいし、専門と趣味を融合したような本も書いてみたいとは思っています。が、とりあえず第1作目。5冊ほどあり、1冊は母親に贈呈しようかと思っています。1冊は自分の記念用。増刷は好きにできるのですが、どなたか興味のある方はご連絡いただければ贈呈いたします。出版にそれなりのお金がかかってます(1冊3000円くらい)ので、内容はくだらなくとも、私の私財は投入されております。

 この記事以降も、また「細田暁のブログ②」として発刊しようと思いますので、なるべくくだらなくならないように、書いていこうと思います。あくまで別荘の位置づけで、気合いの入った記事は、本家の日記の方にございます。


読者の皆様へ

2008-09-15 10:47:44 | 職場のこと
土木学会の初日に、コンクリート若手技術者の集いがあり、200名に迫るような数の方々が参加していました。

私の研究の関連で、ぜひお話をしたい方ともコミュニケーションすることができて、大満足です。

その他にも、飲み物を取りに行ってもとの場所に戻ろうとしたら、学生5名くらいにワーッと取り囲まれました。どうやら私の日記を読んでいる学生たちのようで、いろいろと矢継ぎ早に質問されました。私の日記を相当に読み込んでいる学生もいたくらいなので、私のことをよく知っていました。自己紹介する必要がまったくないので、いきなり本論に入ることができました。

「フォトリーディングの本、さっそく買ってみました」→「学生がそんなもん、読む必要ない。もっと回り道をせよ。」
「コンクリート、面白いですか?」→こういう本質的な質問、大好きです。こういうぐさっとくる質問に、的確に答えられる大人がほとんどいないのではないかと思います。学生がなぜ、面白いと感じることができず、われわれ最前線の技術者たちはなぜ面白いと思えるのか、その理由も含めて彼ら若者に答えてあげないといけません。私はもちろん答えました。

他にも根ほり葉ほりいろいろ聞かれましたが、とても楽しかったです。自分の研究室の学生への教育を第一に考えた日記なりブログですが、いつの間にか、外部の学生にも影響を持ち始めたようです。それぞれが活用していただければ結構ですが、やはり直接会話をすることはとても大事です。このような懇親会の機会まで活用してもらって、彼らの意気込みが伝わってこちらも熱くなりました。がんばってください。

俵万智さん

2008-09-14 11:55:17 | 趣味のこと
「サラダ記念日」を読んだことがありませんでした。
これまた、トップランナーの言葉、で魅力を感じ、「サラダ記念日」と「チョコレート革命」を買いました。さっそく、「サラダ記念日」を読んでますが、共感できること(私の若かりしころの恋愛に夢中な多感なころ)も多く、すごい作品だなと思いました。

「チョコレート革命」では大人の恋を赤裸々に語っているとのことなので、私も当時の俵さんと同年代の大人ですので、どのように感じるか、楽しみです。

スラムダンク

2008-09-14 11:52:47 | 趣味のこと
『「トップランナー」の言葉』の井上雄彦さんの記事を読んで感銘を受け、スラムダンクを買い込んで一気に読みました。完全版の15巻~24巻を読みました。陸南高校との対戦から、最後の山王工業との対戦まで。何度か涙しました。私自身もバスケットをやってましたし、NBAにはまったこともあったので、すごく面白かった。

奥さんも昨夜読み始めて、一気に読んでしまったそうです。
やはり名作というのはすごいですね。

バガボンドも15巻まで買いました。まだ一冊も読んでおらず、楽しみです。

愛情と情熱

2008-09-12 20:06:54 | 人生論
下の記事の『「トップランナー」の言葉』、という本の中の村主章枝さんの記事に感銘を受けたのですが、彼女はスケートの才能にも容姿にも恵まれていないことを自覚した上で、神様が「スケートに対する愛情と情熱」を授けてくださったことに心から感謝をしています。スケートを通して人々に感動や喜びを与えるチャンスをいただいたことに感謝しているのです。そして、「愛情と情熱」があるからこそ、努力をすることができ、努力するから前進できる、と語るのです。素晴らしい。

私が素晴らしいと感じたのは、共感したからです。「愛情と情熱」。
私の母が、私に対してメールを送ってくれました。私の両親は私の生き方を誇りに思ってくれています。私の生き方には「愛情」と「情熱」があるから、と母は言いました。

私は何に対して「愛情」と「情熱」を持っているのでしょうか。
村主さんはスケートに対してです。

新幹線の中で考えましたが、現時点では「教育」というものに対して「情熱」を感じています。教育に対して「愛情」を持っているというのは少し不自然な表現に感じます。もう少し考えてみます。

が、私も学生や後輩たちを導いてあげること(教育)に自身のミッションを感じ、その行為を愛し、情熱を感じています。その愛情と情熱の強さは、他の人が真似をできるレベルではないと思っています。

村主さんと同じですが、私の研究能力も、容姿も並以下のレベルですが、私は愛情と情熱を持っていますので、努力をすることができます。努力をすることによって、着実に前進をし、それを続けることによって、世の中の人々のお役に立てるトップランナーにもなりえるのだろう、と思っています。

トップランナーの言葉

2008-09-12 19:57:58 | 人生論
NHKに「トップランナー」という番組があり、私も何度かは見たような気がします。

その番組に基づいた「トップランナー」の言葉、という本が仙台駅に売ってました。土木学会の帰りに新幹線で読もうと思って買いました。素晴らしい本でした。

さまざまな分野のトップランナーたちの生きざま、大事にしている言葉、本人たちの言葉がまとめられており、2回ほど泣きました。1回は、海洋冒険家の白石康次郎さんの記事。もう1回は、フィギュアスケートの村主章枝さんの記事。すごいです。

その他にも心を揺さぶる言葉が多くあり、スラムダンクの井上雄彦さんの考え方もすごかった。スラムダンクはほとんど読んでますが、最後の方をきちんと覚えてないので、最寄駅について、完全版全24巻のうち最後の10巻を購入して、さっそく読み始めました。すごく面白くて興奮します。「バガボンド」も読んだことないのですが、読もうと思います。

私自身はトップランナーではありませんが、トップレベルを目指して向上中です。いろんなトップランナーの考え方や生きざまに共感を多々覚えました。私の考え方と共通することも多くありました。

若者も、この本を読むとよいでしょう。いろんなヒントが転がっています。

ウガンダ

2008-09-09 20:20:21 | 職場のこと
ブログの壁紙を、アフリカっぽいものにしてみました。

9月28日から、ウガンダへ行ってきます。関空、ドバイ経由なので、ウガンダに滞在できる時間は実質4日間くらいですが、ポールさんと一緒にウガンダの実情を見てきます。

技術者たちが集まる会議で講演をします。また、ウガンダの大学も訪問する予定です。

初めてアフリカ大陸に上陸します。さすがにウガンダ、ということで家族が安全面を心配してまして、今日は成田空港の検疫所で黄熱病の予防接種を受けてきました。10年間有効だそうなので、今後しばらくは大丈夫。

また、マラリア対策も万全に、ということで7000円を越えるくらいの防虫グッズをすでに買い込んであります。

これまでもちろん海外にはたくさん行っていますが、ウガンダはさすがに1か月くらい前からやや気になります。

やっぱり楽しい

2008-09-08 19:24:26 | 研究のこと
午前は研究の打ち合わせ、スタッフミーティング、コースの教室会議、打ち合わせ、で気付けば14時。非常にバタバタと外出しましたが、そのあとは共同研究の打ち合わせ。

この表面含浸材の共同研究については、今日と前回の打ち合わせが非常に面白かったです。展開に起伏があり、行き詰まったと思ったら、劇的な打開案が出たり。私は失敗とは認識せず、何とかして状況を打開することしか考えてません。また、この打ち合わせに参加している技術者、学生がそれぞれ全員、役割を発揮していて不可欠のメンバーです。学生はこのような場において、非常に鍛えられると思います。最大限、自己の研鑽に活用していただきたい。

やはり、このような充実した研究の打ち合わせは最高に楽しいです。大学を外出する前にあった疲れが吹き飛びます。

打ち合わせ後に、軽く飲んで気分よくこの記事を書いてますが、最高ですね。気分よく、横浜での職場懇親会に向かってます。