大学も年度末ですので、繁忙期であることは当たり前なのですが、いよいよもみくちゃになる直前、といった感じです。
体調はほぼ万全に戻り、特殊な体勢(仰向けに寝転がった瞬間など)にかるーい目まいを感じることもありますが、ほぼ解消されたかと思います。三半規管の調子でもくるっていたのでしょう。。。
講義も最終版に入っており、土木史もいよいよ来週で最後です。講義スタイルも確立しているので、以前よりも肩の力を抜いてできるようにはなりましたが、相変わらず毎週、若者たちのレポートを200枚以上、目を通しています。20歳前後の若者たちとこうやって毎週対話できることは、実は貴重で幸せなことだな、と今は思っています。
大学院の講義を2つ英語で提供していますが、これも一つは昨日終わり(ゼミ形式)、講義形式のものでは耐久設計が昨年末に終わり、今年に入って耐震設計を話しており、来週終わります。多くの留学生が受講してくれており、これも貴重な対話、です。やはり基本的には講義が大好きな人間のようです。
現在、4名の博士課程の留学生を指導している(D3が2名、D2が1名、D1が1名)ので、研究に真剣な彼らとの議論も、もちろん時間はかかりますが、大切な時間です。
修士や卒論の学生たちも佳境に差し掛かってきました。なるべく研究の完成度が高まるよう、研究の指導や論文の添削など、私の時間も限られているのででき得る範囲で、ですが、本務として責任を果たしたいと思います。
体調のこともあり、1月は遠方への出張は控え、足元を固めることを意識してきましたが、そろそろいつもの動き回るモードに入りそうです。
手始めに、明日は鞆の浦へ出張。福山市主催のまちづくりビジョンのワークショップも明日で最終回です。私も何度も参加して、発言もしてきましたが、どのような形でまとまり、来年度以降の福山市の行政にどのように反映されるのか、引き続きみまもっていきたいと思います。
2月に入ると、2018年初めての外部での講演になりますが、2日に新潟県のコンクリートの品質確保の勉強会で60分の講演をします。なんと、350名近い参加者の予定、とのことで、気合を入れて臨もうと思います。
2月下旬には、久しぶりに本格的な実構造物調査を企画しており、釜石付近のトンネル構造物で、SWAT等も活用した品質等の調査の計画を始めました。楽しみ。。。
2月は入試、教務、論文審査会等、ただでさえもみくちゃになるのはいつものことなのですが、ようやく精神的にも迎え撃てるような状況になってきたように思います。。。
過去、様々なことを経験してきておりますが、結果的に、今回の年頭の体調不良からもいろいろなことを学べたようです。
バイオリズムというのも分かったような、いまだにつかみ切れていないようなものですが、とにかく人間にはリズムはあります。今回の場合、センター試験のころからバイオリズムは向上を始め、今はモチベーションが高くなってきています。
今日も、様々な観点で勉強が足りないな、とポジティブに認識し、いろいろと勉強したいことが出てきました。
勉強したいと思っても、結局はできたり、できなかったり、ではありますが、本当に心から勉強したいと思っていることは、多少時間はかかっても結局は勉強します。
以前、少し勉強した「般若心経」についての超訳の本も帰宅時に購入しました。過去に読んだときも心に響いたのですが、将来、深刻な病気になったときや、かくしゃくとした好々爺への道を歩むためにも、再度、勉強したいと思います。
もちろん、専門分野についても読むべき論文や、あえて今こそしっかり読みたい教科書・参考書などもたくさんあり、これはバイオリズムが上向いてきた一番の証拠かと思います。読みたいと思うだけでなく、読まないといけないんですけどね。
今週は、多くの研究ミーティングは留学生とのミーティングでしたが、真剣に取り組みました。よく分からないから研究するのであって、学生たちの研究テーマについての議論では、私ももがきながら何とか前進できるように一所懸命に考えているつもりです。
真剣に考えて、真実なり、工学的に善と思われる方向に向かって前進する過程で、知性は磨かれます。また、厳しいディスカッションをともにすることで、真の信頼関係や友情も醸成されます。今週の少なくない研究ミーティングでも、これらのことを痛感しました。とても大事な時間です。
また、体調不良時(同時に精神的にもテンションは下がる)にいろいろと、その時なりに様々なツールで勉強しましたが、学んだことは結局はバイオリズムが戻ったときに、自身の活動において活かされます。今回も活かされています。
人生に無駄なこと、無駄な時間、など結局はないのでしょうね。
体調もほぼ戻ってきたように思います。
1/17(水)に2018年初めての水泳をしました。新年に入って体調のこともあり運動を控えていたので、初めての本格的な運動でした。
今朝、1/19(金)も余裕のあるスケジュールだったので、朝、出勤前に1000mの水泳(300mの水中ウォーキング含む)をしました。スポーツセンターの開館直後だったので、人も少なく、適宜休憩も挟みながら気持ちよく泳ぎました。
人生も半ばを過ぎ(おそらく)、気付けばいろいろな趣味を持っている状態になっています。
上記の水泳(趣味として本格化したのは2016年GW)もそうですし、2017年GWにはロードバイクも始めました。
朝のテレビ体操・柔軟体操は完全な趣味。月1~2回のカイロプラクティクも今となっては趣味。
You Tubeでの保守系論説番組、武田鉄矢の今朝の三枚おろし(これも広義の保守系論説)等を視聴するのも完全な趣味。
読書ももちろん趣味。
上記がいわゆる一般的な趣味、でしょうが、
次女との通学時の5分間トーキング(今朝は、いよいよ原子力発電、の説明を開始しました)、土木史の講義(にとどまらず、もはやその他の講義も)も趣味、といえば趣味です。。。
1月が後半戦に入り、秋学期のそれぞれの講義は最終版に差し掛かっていますが、例年同様、2月末ごろまではかなり負荷も大きくなりますので、ゆったりした気持ちで突入したいと思います。。。
2018年の1月も半分が終わりました。
4日に軽いめまいのする体調不良で新年がスタートしたため、無理をしないで最重要業務に絞って最初の週を乗り切りました。
10日ごろに回復してきたかな、と思った矢先、11日に再び悪化し、2回の講義中にも何度かめまいを感じたので、周囲の勧めもあって念のために、12日の朝に耳鼻咽喉科で診察を受けました。原因は特定できず、めまいの症状も非常に軽い、とのこと。。。一般的な飲み薬を処方されて、様子見になりました。。。
翌13日、14日はセンター試験の監督でフル拘束。15日の15時がJCI年次論文集の締切りで、研究室内からは私の指導学生が3名投稿したため、朝晩や隙間の時間を使って添削作業を行いました。無事投稿できたようで良かったです。
何とか乗り切った感じの1月の第一週でした。しかし、家では全く仕事をする気になれなくても、やはり職場に来ると身が引き締まり、仕事は普通にできました。
病は気から、とも言いますが、耳鼻咽喉科で大した症状でない、と言われ気持ちも安心し、ゆったりした気持ちで行けるようにもなりました。
結局のところ、この私もこれまでの仕事を通じて自分の能力を鍛えさせていただいたのだな、と改めて仕事をすることの喜びを覚えました(完全にワーカホリック?)。学生の投稿論文の添削も数え切れずやってきましたが、その過程で結局は私自身の文章力も鍛えられてきたのだと思います。今では多少のめまいがする状況でも学部、大学院の講義(英語でも)も大した準備もせずにできますが、これもこれまでの数知れない講義で鍛えられてきた結果です。
社会人としての能力(供給能力)は、基本的には仕事を通じてしか鍛えられません。
仕事のありがたみは重々分かっていたつもりではありますが、軽度の体調不良を経て、改めて感じ入りました。新年に入って、土木史の講義も今日で2回が終わりました。今回の体調不良の間に考えたこと、勉強したこと、経験したことはすべて講義でのメッセージ、情報に入れ込んだつもりです。いつもよりもさらに真摯に、土木史の講義に臨んだつもりです。レポートを見る限り、それなりの数の学生たちとの信頼関係はすでに構築されたようです。
1月はあまり出張を入れないようにしています。その分、デスクワークでやるべきこともそれこそ無数にあると言って過言ではないので、そういう月もあってよいかと思います。1月の終わりごろからまた各地を動き回る生活に戻ろうかと思いますが、それに耐え得る完全な健康体に戻れるよう、じっくり英気を養いたいと思います。
新年、2018年に入りすでに10日が経過しましたが、初めてのエッセーです。
近年、というかここ10年くらいでは最もスタートダッシュに失敗した年になってしまいましたが、正月明けの4日にめまいがして一日寝込んでいました。このときのめまいはそれなりにひどく、娘たち二人と過ごす一日でしたが、昼食、夕食ともに娘たちに買出しに行ってもらって乗り切り、私はほぼ終日横になっていました。まあ、そういう日もあろうかと。
翌5日にはめまいは無くなっていたので、午後から岡山へ出張。6日には閑谷学校を訪れ、年初に教育のあり方、近代の矛盾等を強烈にかつ厳粛に感じ、身が引き締まる思いをして帰路につきました。
仕事をバリバリ開始しようと思っていた3連休でしたが、どうにもギアが入らず、8日にはまた軽めのめまいを感じました。4日のめまいよりは全然軽いものでしたが、これまであまりめまいなど感じたことがなかったので少し警戒して、この日も仕事は抑え気味にして翌日からの本格的な仕事に備えることにしました。
そして、私にとっては本格的な仕事開始である9日を迎えました。土木史の講義もこの日から始まりました。やはり仕事の日は起床後も気が張っており、長女と自分のお弁当も作って、次女と一緒に通学して(その途中で、「電気」のことを教え始めました。後で解説。)、職場へ。この日も体や頭の回転が急だったりすると、ほんの少しめまいを感じるような状況でした。ニットの帽子をかぶったりして、慎重にスタートすることにしました。
静かにしていると頭は冴えているので、結局9日もほぼ休憩なしで朝から夕刻まで仕事となりました。職場にいると人間はシャキッとするのですね。土木史の講義ではすぐに声がかすれ気味になってしまいましたが、第12回目「都市を支える上水と下水」を無事に終えました。年始の横になっているときにいろいろと勉強し感じることが多く、講義の冒頭で「夜と霧」「死の淵を見た男」「後世への最大遺物」等を紹介してスタートしました。職業によりシャキッとし、フルパフォーマンスを引き出していただけることが本当にありがたく、学生たちに「講義をさせていただきありがとう」とお礼も言いました。
今日10日も、9時から18時前まで、昼食を除いてほぼすべて研究ミーティングと教育の時間でした。論文投稿の締切りも5日後に迫っていることもあり、何名かは原稿作成の追込みです。体調は9日とそれほど変わりませんでしたが、朝、晩とお風呂に入り、朝の体操もし、なるべく心身をリラックスするように心がけています。
というような新年のスタートとなりました。まあとりあえず丸二日、フルに仕事ができてホッとしています。
先に紹介した「死の淵を見た男」は福島第一原発の事故発生直後からの吉田所長らのまさに地獄との格闘ですが、本日10日から読み始めました。概要は、武田鉄矢の「今朝の三枚おろし」の過去の番組で知りました。
次女に「原発って知ってる?」と聞いたら、「知らない」とのことだったので、電力から教えることにしました。
9日の新年初登校の朝からレクチャー開始。土木史で大学生たちに教えるのも大事ですが、我が娘に社会のこと、インフラのこと、歴史のことを教えることはもっと大事です。
最初の朝(レクチャー時間はたった5分強)は、「電気が無くなるとどうなるのか?」でした。次女の友達も通学時に一緒になり、面白そうに二人で聴いていました。
本日、二日目のレクチャーは、「電気はどうやってつくるのか?」でした。熱、の話から始めましたし、タービン、水力、火力、風力等はもちろん説明しました。興味を持った次女の質問「じゃあ、私の体の中にも電気になるようなエネルギーがあるってこと?」。いい質問です。自転車を漕ぐことで電気が灯ることを例に、その質問に答えました。水力発電の位置エネルギーの説明もし、水をその位置まで持ち上げるのは太陽エネルギーであること、を説明した辺りで時間切れ。
さて、奥さんが今朝から海外出張に出かけたので、今夜は娘たちと私の三人の夜です。明日もお弁当二つ作って、次女と通学時に電気のレクチャーの三回目。何とか5回目くらいには原発の説明をできれば、と思います。。。