食べるには抵抗が
雨続きも何のその、俄然元気なのはキノコの仲間。
森林公園を歩いていると大きいのやら小さいのやらが顔を出してます。
どれもこれも所謂キノコの形をしているから知識のない私でも「こいつはキノコ」と
断定できます。
ところが形が一般のキノコとかけ離れたヘンな奴を見つけちゃったから悩みます。
するりと伸びて一本立ち、カサのないただの棒の姿です。
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 シロソウメンタケ科 シロソウメンタケ属 シロソウメンタケ です。
遠目には芝生の上に白い紐が数本落ちているかに見えました。
気になって近寄るとマッチ棒くらいの細長い棒状の物が、転がっているのではなく
地面から突き出ていました。
以前テレビで見た猛毒のカエンタケは朱色の細長い姿、触れただけで大変な目に
遭うと言っていました。
姿は正しく同じ、色が毒々しくない分だけ安全そうな気がします。
だから内心ではびくびくしながら触れてみました。
指先で突いた感触はそれ程硬くはないけれど特別柔らかでもなさそう。
引っ張るとすっと地面から抜けました。
全体の姿は8cm程の細い棒、根元と先端がきゅっと細くなっています。
ちょっといじり回したら、何の抵抗もなく身がふたつに折れた!
何とも脆い体をしています。
帰宅後に検索すると意外にも食用可。
毒が無い代わりに、味もにおいも無し。
<食感がちょっと面白い>(別冊シーガルハウス より)
そう聞くと少しそそられはしますが、たぶん私は食べません。
だって初見の印象が酷すぎるので。
寿命2000年
キノコの正体は菌糸の集まり。
1mmの数十分の一から数百分の一のほそーい菌糸が枝分かれしながら成長しています。
十分な栄養さえあれば何時までも生きることができると言われ、実際2000年以上
寿命を刻んでいる種もあるそうです。
でもどんなに長生きでも子孫は残さねばなりません。
そこで登場するのがいわゆるキノコ。
子実体と呼ばれそこから胞子をまき散らします。
子実体が作られる季節、形、色などは種類によって千差万別。(きのこ百科 より)
それを大きく分けるとふたつのグループになるそうです。
<担子器と呼ばれるこん棒状の器官の先端に胞子を付ける担子菌類。
子嚢と呼ばれる袋の中に胞子を作る子嚢菌類、こちらはあまりキノコらしくない姿をしている。>
(大久保山キノコ図鑑 より)
らしからぬと聞いてシロソウメンタケはそちらかと推察しましたが見事にハズレ。
<この種は担子菌門に分類される。>(三河の植物観察 より)
シロソウメンタケを語ったブログでは多くの方が「モヤシの様な」と形容されています。
確かに微妙に曲がった形状や両端の糸みたいな感じはモヤシ風。
でも最初に芝生から突き出ているのを見た私の目には別の物に映りました。
それは映画「犬神家の一族」で湖面から突き出ていた血の気の失せた2本の脚。
そんなものを見れば食べようなんて気にはなりません。
雨続きも何のその、俄然元気なのはキノコの仲間。
森林公園を歩いていると大きいのやら小さいのやらが顔を出してます。
どれもこれも所謂キノコの形をしているから知識のない私でも「こいつはキノコ」と
断定できます。
ところが形が一般のキノコとかけ離れたヘンな奴を見つけちゃったから悩みます。
するりと伸びて一本立ち、カサのないただの棒の姿です。
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 シロソウメンタケ科 シロソウメンタケ属 シロソウメンタケ です。
遠目には芝生の上に白い紐が数本落ちているかに見えました。
気になって近寄るとマッチ棒くらいの細長い棒状の物が、転がっているのではなく
地面から突き出ていました。
以前テレビで見た猛毒のカエンタケは朱色の細長い姿、触れただけで大変な目に
遭うと言っていました。
姿は正しく同じ、色が毒々しくない分だけ安全そうな気がします。
だから内心ではびくびくしながら触れてみました。
指先で突いた感触はそれ程硬くはないけれど特別柔らかでもなさそう。
引っ張るとすっと地面から抜けました。
全体の姿は8cm程の細い棒、根元と先端がきゅっと細くなっています。
ちょっといじり回したら、何の抵抗もなく身がふたつに折れた!
何とも脆い体をしています。
帰宅後に検索すると意外にも食用可。
毒が無い代わりに、味もにおいも無し。
<食感がちょっと面白い>(別冊シーガルハウス より)
そう聞くと少しそそられはしますが、たぶん私は食べません。
だって初見の印象が酷すぎるので。
寿命2000年
キノコの正体は菌糸の集まり。
1mmの数十分の一から数百分の一のほそーい菌糸が枝分かれしながら成長しています。
十分な栄養さえあれば何時までも生きることができると言われ、実際2000年以上
寿命を刻んでいる種もあるそうです。
でもどんなに長生きでも子孫は残さねばなりません。
そこで登場するのがいわゆるキノコ。
子実体と呼ばれそこから胞子をまき散らします。
子実体が作られる季節、形、色などは種類によって千差万別。(きのこ百科 より)
それを大きく分けるとふたつのグループになるそうです。
<担子器と呼ばれるこん棒状の器官の先端に胞子を付ける担子菌類。
子嚢と呼ばれる袋の中に胞子を作る子嚢菌類、こちらはあまりキノコらしくない姿をしている。>
(大久保山キノコ図鑑 より)
らしからぬと聞いてシロソウメンタケはそちらかと推察しましたが見事にハズレ。
<この種は担子菌門に分類される。>(三河の植物観察 より)
シロソウメンタケを語ったブログでは多くの方が「モヤシの様な」と形容されています。
確かに微妙に曲がった形状や両端の糸みたいな感じはモヤシ風。
でも最初に芝生から突き出ているのを見た私の目には別の物に映りました。
それは映画「犬神家の一族」で湖面から突き出ていた血の気の失せた2本の脚。
そんなものを見れば食べようなんて気にはなりません。