週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#300 -’15. 海外旅行の別送品(税関)

2015年10月05日 17時03分15秒 | 海外旅行
日本に到着すると長い通路を通り入国審査関係の部署に到着する。
最初に通過するのが防疫検査だ。
伝染病などの日本国内への侵入を防ぐための砦である。
しかし、異常がある人は申告するようになっているが、防疫として特段審査されている感覚を受けない。
カメラで体温を検知して異常がある人だけピックアップする為、特段エボラ出血熱などの危険な感染症汚染地区からの帰国で無ければ素通りの感覚だ。


その後の入国審査、動物検疫、植物検疫を省略して本題の通関について述べてみたい。

海外でのお土産の基本はスーツケースに入れて帰国するか、手荷物で持ち帰るかするのが基本だ。
お酒やタバコで昔からお世話になっている税関の通関業務だ。
ターンテーブルからスーツケースをピックアップして最後の関所へ。
今は機内で配布された淡い黄色いカード(『携帯品・別送品申告書』)に記入して税関職員に提出してスーツケースを開けるように言われなければ、日本の土地を踏むことになる。
超高価な物やお酒やタバコの免税範囲以上の持ち込みで無ければ、こちらも普通は同行の家族で一枚の『携帯品・別送品申告書』の提出で済む。

ここで問題になるのが別送品の定義である。
分かっているようで分かって居ないのである。
今回のトルコの旅行でも、税関の所でもう一枚の『携帯品・別送品申告書』を書いているツアー参加者がいた。
本来は二枚書く必要はないのである。

税関で言う所の別送品一般的なツアー客の御身との別でのお土産の違いである。

この違いが分かる人は少ないかもしれないが、法律的に厳然たる違いがあるのである。

税関で通関時に二枚の『携帯品・別送品申告書』を書いた事が我が家でも一度だけある。
○ それはモロッコから化石のテーブルを船便で送ってもらった時である。
モロッコの化石のお店で買って、船便で私の所に送ってもらうのである。
所有権も既に自分の物だ。
お店から送り出す時は既にモロッコのお店の物では無いのである。
この違いが大きいのである。
日本国外から輸入するのと何ら変わる事がないのである。
従って、通関時に税関が言うところの別送品としての申告として二枚の『携帯品・別送品申告書』を提出する必要があるのである。


○ その他、自分が帰国時に持ち帰らずに別便で届いた物が色々ある。

ライン川クルーズで買ったドイツ産のアイス・ワインと貴腐ワインであり、ドイツで支払いを済ませて帰国後我が家に送られて来たもの。
形の上では、ドイツワインの輸入代理店が我が家に送り届けてくれるのである。
売買契約の形がその代理店から購入している形を取るのである。
代理店が輸入した物を買って居るのである。
だから『携帯品・別送品申告書』は二枚は必要ないのである。

トルコの絨毯(絹のOzipek)は大阪の日本トルコ友好協会から届いた。
輸入元はこちらの協会なのである。

今回のヘレケ(羊毛と綿の絨毯)は日本の代理店経由で届いた。
こちらも形式てきに輸入元はこちらの会社なのである。

別送品でも個人輸入の形を取らないのである。
代理店などが輸入する形式を取り、購入者に対して簡便な方法を選択しているのである。


勿論、今回も『携帯品・別送品申告書』も一枚だけ提出しました。
分からない時は買ったお店か、添乗員さんに教えて頂ける筈。


汚れていた薪ストーブの前面の硝子を灰をティッシュペーパーに付けて掃除した。



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