週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#560 -’13. デチャニ修道院(セルビア正教)@コソボ

2013年10月31日 23時57分08秒 | 海外旅行(ヨーロッパ)
紛争の地であったコソボはアルバニア人にとってもセルビア人にとっても歴史的な価値のある地なのである。
それゆえ、岐阜県程度の小さな地域での紛争が大問題になってしまうのである。


コソボが自主独立を宣言してからの紛争もこう着状態で平和を保っている。
今はそのイスラム教徒の地にセルビア正教の修道院が世界遺産として残っている。
偶像崇拝を禁止するイスラム教の地にあり、骨肉の恨み募るセルビアである。
修道士も修道院も国連軍やNATO軍(どちらかは記憶がさだけではない。)に拠って警備してもらうことで現状を維持しているのが現実である。

私達の団体も事前に届けを済ませて訪問する許可を頂いているとの事。
世界遺産のデチャニ修道院に訪れたのは、私達のグループのみである。
ヨーロッパの世界遺産の喧騒とは隔絶して空間であるデチャニ修道院。20131031235708

セルビア正教の修道院の手前には車止めと検問所がある。



その先には有刺鉄線である。



装甲車も待機しているこの現実。
修道士の生命の確保と世界遺産の修道院の保全。
どちらも大変なことである。



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修道士さんも護衛無しにはこちらのデチェニ修道院へは来られないとの事。
このように書くと、コソボのアルバニア系住民が残酷に見えるが、それ以上にセルビア人の残虐さには怒りを禁じえなかったことを思い出す。



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国際情勢について感心もあり知識も豊富だと思っている。
でも、現地に行き、知識豊富な添乗員さん。
その上、生まれ育った地の現地ガイドさんの説明。
ガイドブックだけでは決して得ることの出来ない、人間の味を含み、感情豊かな説明には感動すら覚えた。
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#559 -’13. コソボの地に

2013年10月31日 22時54分03秒 | 海外旅行(ヨーロッパ)
早朝にイスタンブールを発ち、コソボの地に降り立った。
コソボは独立したと言っても未だ承認していない国も沢山ある。
セルビアから独立したそのセルビアは独立を認めていない。
コソボ紛争の余波は未だ残っている。
国連軍(UN)等が駐留している現実。20131031225403

トルコ航空TK1017便でコソボのプリシュティナに向かいます。
イスタンブールですから殆どの便がトルコ航空です。



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昇ったばかりの太陽に送られて。



コソボまで1時間40~50分程度なのにご覧の通りの朝食です。
勿論、小さな飛行機ですからビジネスクラスはありません。
東京からイスタンブールまでもエコノミーです。
このトルコ航空のサービスの良さ。
この程度のフライト時間なら飲み物とクラッカー程度のスナック菓子です。
東京からイスタンブールのサービスも大変良かった。



こちらはホテルで用意してくれた朝食のお弁当です。
サンドイッチとジュースのみ頂きました。



小さな国の小さな飛行場です。
コソボのプリシュティーナに到着です。
私達の飛行機のみです。



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UN(United Nations )のかまぼこ兵舎でしょうか、それとも国連の事務所でしょうか。
肌に緊張感が伝わってきます。
国際情勢に疎い方にはただの地方空港に見えるかも。



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社会的インフラの構築途中です。
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