Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Pharrell & Nile Rodgers BRIT Awards 2014

2014-02-21 10:22:27 | NILE RODGERS & the CHIC organization
BRIT Awards 2014に出演のためにロンドンを訪れていたナイル・ロジャース。
インターナショナル・グループ部門でのダフト・パンク"Get Lucky"での受賞、
ナイルがステージでトロフィーを受け取る画像。

その後、Pharrell Williamsと共に"Get Lucky""Good Times""Happy"
のパーフォーマンスがある。
欲を言えば"Good Times"をもう少し聴きたかったような気もするが、
ここに少しでも挟まれたことに感謝。
"Good Times"の歌詞、"Happy days are here again"からファレルの"Happy"
へと移行していく。
Nile Rodgers、グラミーの時もだったが、
とにかく嬉しそうな様子が表情から体全体から伝わってくる。

Pharrell & Nile Rodgers perform 'Get Lucky/Good Times/Happy' | BRIT Awards 2014


「ナイルは今回のグラミー三冠を心から喜んではいない。
自分ではなくダフト・パンクの歌だから。」
と書いている音楽関係の専門家の意見を読んだが、それは違うと思う。

かつてナイルは行きつけのコーヒーショップで"We Are Family"が流れてきて、
「これは僕の曲なんだよ。」と言ったのに冗談かと思われてしまった。
いったんはそのまま引き下がったが、やはりはっきりさせようと思い、
きちんと説明してわかってもらい最後はハグして別れた、
とナイルは2010年のブログに書いていた。

作曲者、プロデューサーのこういうエピソードは多々ある。
"My Girl"のイントロの部分が流れて来た時、ジェームズ・ジェマーソン、
やはりダイナーにいて「この曲は僕の・・・」と言い掛けてやめてしまった、
どうせ信じて貰えないんだろうと思ったんだろうと同席したアーティストが、
インタビューの中で話していた。

私も最初はナイルが今回のグラミーへのノミネート、
特に思い入れがないのかと思っていた。
しかしグラミーでのパーフォーマンス、受賞する時の様子を見て、
ほんとうに喜んでいる様子が節々に出ている。
今まで賞とは余り縁がなかったナイル、
昨年一年間は海外でも多くの都市でコンサートを行い、一気に活躍の場を広げた。
製作者としてだけでなく、パーフォーマーとして各地で知名度が上がったこと、
間違いがない。
またこの映像でもそうだが、ファレル・ウィリアムスはいつもナイルを立ててくれている。
「ナイル、ロジャースに拍手を!」と始まり、最後も「ナイル・ロジャースでした!」と結ぶ。
グラミーでも受賞の都度、ナイルに感謝の言葉と態度を表していた。

BRIT Awardsのアフター・パーティーではお馴染みのCHICのメンバーが駆けつけ、
ナイルと一緒に出演している。
周りの人たちに支えられてナイル・ロジャース、ロンドンで至福の時を過ごしている。
それはナイルの人柄と今までナイルが周囲にいつも惜しみなく、
自分の持てるものを与えてきたからに他ならない。

アフター・パーティーでのNile Rodgers