Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン10 トップ3 結果発表

2011-06-03 14:52:05 | アメリカンアイドル
スタートはいきなり、候補者たちのボーカルコーチをしてきたジミーの発言で始まった。
「優勝するのは男性だと思う。」

会場には今シーズンの抜けていったトップ10達が来ている。
ツアーに参加することはわかっているから皆、表情がにこやかだ。

イタリアの若手ボーカルグループでアメリカで売り出すイル・ヴォ―ロのパーフォーマンス。
それぞれがオペラ仕込みの素晴らしい声をしていて、アイドル達も聴き入っている。
しかしこの場面で歌うのに緊張しているのも伝わってくる。

トップ4が映画製作者のJJ・エイブラハムのスタジオを訪れる。
これから公開される映画「スーパーエイト」が4人だけのために試写される。
JJが4人に対して「毎日たいへんだろう?君達、ほんとに偉いよ。
家の子が君達に会ったと言ったら羨ましがるだろうなぁ。」
オーディションから約3ヶ月。
ずっとたいへんなプレッシャーの中でここまで残ってきた。
才能や人気だけではない。
その努力や精神力に対してショウビジネスに関る人こそ、讃えて労いたくなるはずだ。

トップ3になるとプライベートジェットで故郷へ。
空港には巨大なリムジンが待っている。
最初はヘイリー。
シカゴは雨が降っている。
「でも何人かは来てくれるかと思うの。」と言っていたヘイリー。
会場は大勢の人で埋め尽くされ、市長は「この日をヘイリーの日とする。」と定めた。
家に帰ると妹、父母、愛犬が待っていて、地元の凱旋パレード。
コンサート会場では父と妹もバックバンドに参加。
「知り合いもそうでなかった人も私を応援してくれてどうもありがとう。」と涙。

次はスコティー。
ノースカロライナのガーナー。
街頭には人が溢れる中を車が進んでいく。
「帰ってこられて幸せだ。」
泣きながら車を追いかけてくる子もいる。
久しぶりに家に戻り、三か月前に荷造りをした自分の部屋で感慨にふけるスコティー。
母校を訪問すると壁にはスコティーの写真が飾ってある。
車に戻ると普段、ポーカーフェイス、余り感情を現わさないスコティーが号泣している。
バイト先を訪ねるとここでも大勢の人が待っていて、また涙。
スコティーの泣いたり、思いっきり笑う無邪気な姿を観ていて貰い泣き。
コンサートではスコティーがオーディションで歌った曲、"Your Man"を歌うと、
この曲が持ち歌の歌手、ジョン・ターナーが途中から出てきたのには、
スコティーもびっくり。
「あなたが歌って下さい。」と譲ろうとしている。
観客を前に「僕は優勝を目指す。ここから優勝者を出す。」と熱く語った。

最後はローレン。
竜巻の被害で被災地になったジョージア。
警察のバイクの先導で凱旋。
被災した母校の様子に涙するローレン。
コンサートでは被災者たちに歌を捧げる。
会場には人が溢れ、橋の上からもコンサートを見守る人達がいる。
倒壊した家から幼い弟を助けだした11歳の少年と話すローレン。
「あなたを誇りに思うわ。ハグさせて。」

ファイナルに進んだのはスコティーとローレンだった。
ヘイリーは明らかにショックを受けている。
里帰りが目標と言った候補者がいたが、里帰りしてみんなに励まされて、
頑張ろうと思って戻った途端に落とされるのも厳しい。
ヘイリーの過去を振り返る映像と共に、最後の歌が始まる。
選んだ曲はエルトン・ジョンの"Bennie And The Jets"だった。
気持ちを立て直したヘイリー、「これが終わりじゃないわ。また会いましょう。」
しっかりと最後まで歌い切り、ヘイリー独特の唸りを炸裂させた。
客席のまず父親とハグ。
ステージに戻ると真っ先にスティーブン・タイラーが駆け寄ってきてハグしている。

毎年楽しみにしているこの番組、アメリカでは番組の人気が低迷しているとも聞くが、
新しい審査員にスティーブン・タイラーとジェニファー・ロペスを加え、たっぷりと楽しませてくれた。
シーズン10、いよいよ今週末が最終回になると思うと、名残惜しい気持ちだ。

CHIC CHEERS!

2011-06-01 12:42:10 | NILE RODGERS & the CHIC organization
5/29のブルーノート、1st&2ndを通しで観たNILE RODGERS and the CHIC organization、
大勢の方が撮った写真をNile Rodgersやその他のメンバー達のページへと送っている。
他の方達の撮った写真を見るのもまた楽しや。

そしてメンバー達もこうやって送られてくる写真がとっても嬉しいようだ。
chanparaさんは素晴らしいショットをたくさん決めていて、
ボーカルのフォラミはプロフィールを彼の撮ってくれた写真に変えたほどだ。

我が家の夫は映像で撮っていた。
観客達が自然に"We are family"と歌い出してナイルが微笑んでいるところ。
We are family


ボーカルのキンバリーとラルフがお誕生日だったので、ケーキのサプライズ、
フォラミが二人にバースデイソングを歌うところ。
この映像、ほとんどフォラミは映っていなくて、キムとラルフ、ナイルが中心なのに、
キンバリーばかりかフォラミもとても喜んでいて、
キムからもお礼のコメント、フォラミは夫にお礼のメッセージとともに、
自分のオフィシャルページにも張り込んでいる。
Happy Birthday

これを観たフォラミと親しい人だろうか「こんな大物達に囲まれて、歌っているだなんて。
あなたを誇りに思う。」
海外にツアーで行くと聞いていても、どんなことをしているか身近な人にははっきりわからない。
こうやって写真や映像が出ると本人も周りの人に自分が遠い日本で頑張ってきたこと、
どれだけ歓迎されていたかを伝えられる。

ナイルもほんとうにファンに対してマメで今朝もお礼のメッセージが来ていた。
ほんの一言なんだけど、朝起きてこういうメールを見つけるとすごく嬉しい。
私だけではなく多くの方達にナイルは同じようにしていると思う。
日本のファンをとっても大切にしてくれるナイル・ロジャース。

昨日、真面目な表情で沈黙していなければいけない場で、
突然、頭の中で"Thinking Of You"が始まってしまい、
自然と口角が上がってきそうになってしまい、慌ててつくろった。

今回のシック・オーガニゼーションのメンバー達は素晴らしい。
やはりたいへんな時の日本にナイルと共にやってきたからこそ、
独特の連帯が生まれたのだろうか。
またこのメンバーでぜひ日本に来て欲しい。