Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Eric Benet 9/4 Yoshi's in San Francisco

2009-09-08 10:28:28 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
Black Pearlは、サンフランシスコ郊外の町に住んでいる。
サンフランシスコに向かうために通る一つの橋が通行止めになっているため、
たいへんな遠回りをして、かなりな距離を運転し、サンフランシスコに着く。
通勤帰りの人達の交通渋滞に巻き込まれたくなかったので、
彼女は10時からのセカンドショウに行くために、3時にはフリスコに着いた。

話がちょっと脱線するが。
彼女が「フリスコ」と表現している。
レイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」の中で、タクシードライバーが、
「自分がフリスコにいた頃・・・」と話すと、
主人公の探偵、フィリップ・マーローは「サン フランシスコだろ?」と訂正する。
すると、タクシードライバーは、新しい表現を使う気はない、
今までどおり、フリスコでいいんだ、と答える一節がある。
50年以上前に書かれた小説で、「フリスコ」と言われたサンフランシスコ。
今でも、「フリスコ」と呼ぶ人がいるんだなぁと。

さて、フリスコに着いたブラックパール、店の近くで友人と夕食を済ませ、Yoshi'sへ。
エリック・ベネイのショウは、"When You Think Of Me"から始まる。
エリックのショウを7/3のエッセンスで2ショウ、
そしてオークランドのフォックスシアターでも、彼女は観ている。
それでも、いつも新鮮で感動があると改めて思う。

デモンテがいない事に気づく。
後でマネージャーのケビンに聞くと「休暇中」とのことだった。
そしてボビー・コードウェルの"What You Won't Do For Love"
エリックはスキャットもはさんで歌った。

「僕のライブ、初めての人は?」とエリックが尋ねると、
何と60パーセント近くの人が手を挙げた。
「あんたたち、今まで、どこに行ってたの?!」とブラックパールは叫ぶ(爆)

"Chocolate Legs"
エリックは「ホワイトチョコ、ダークチョコ、キャラメルチョコ、
そしてチェリー入りのチョコレートもいいね。」女性たちは狂喜する。
"Don't Let Go"
ブラックパールはずっとどの歌も口ずさんでいたのだが、
一緒のテーブルの男性は嫌そうにしていた。
Yoshi'sは、テーブル席で相席するスタイルのライブハウス。
その時、携帯が鳴り、その男性は話し始める。
ブラックパールの連れ、カティーが「電話を切ってちょうだい。
これはエリックのショウだから。」と注意する。
ブラックパールは心の中で「カティー、良くやった!」と拍手。

デビッド・フォスターのメドレー。
Earth Wind & Fireの"After The Love Has Gone"
チャカ・カーン"Through The Fire"
EW&F"September"
そしてデビットがプロデュースしてくれた曲が、
「ハリケーン」のアルバムにある"The Last Time"と説明。
ブラックパールは何度もエリックのコンサートに行っているが、
この曲をライブで聴くのが初めてで感激。

「みんな、スパニッシュフライていう媚薬知っている?」とエリック。
「僕は使ったことないけれど。」
「だって、いらないでしょ!」と思わずブラックパールは叫ぶ。
エリックと観客は爆笑。でもほんとうにそうだと思わない?とパール。
Eric Benet"Spanish Fly"を歌う。

「僕のファンはこの中にいるの?」とエリック。
たくさんの人が手を挙げる。もちろんブラックパールたちは「ファンクラブメンバーよ!」
「それじゃあ、昔の歌を歌うね。みんな、わかるかな?」
一人の女の子がステージに上り、次にエリックが歌う曲を知っていると言う。
「私はどの歌もみんな、知っているの。」

「よし、それなら試してみよう。」とエリックは、"True To Myself"
コーラスの部分で彼女にマイクを向けたが、歌詞が出てこない。
「ほらね。これは知らなかったでしょ。」とエリック。
"Spiritual Thang"が続く。

"Femininity""Spend My Life""You're The Only One"
アンコールの"Geogy Porgy"でエリックは客席を廻り、みんなと歌ったり踊ったり。
バンドメンバーの紹介。ベースマンのグレッグがまた渋い喉を聴かせる。
マイケル・ジャクソンへのトリビュート、「ビリー・ジーン」
ドラムスのウェスを紹介、「彼はね、失恋したばかりなんだよ。」
デモンテはいなかったが、代わりのキーボード奏者もとても上手で、
みんなは満足していた。

その後、楽屋に会いに行くとエリックは微笑みながら、テーブルの前に座っている。
「ヘ~イ、TEBFs!」とエリックは、立ち上がりハグしてくれた。
「エリック、見せたいものがあるのよ。」
ブラックパールは2000年に姪と一緒にエリックと撮った写真を見せる。
エリックはドレッドヘア、面白がったエリックは部屋のみんなに写真を見せた。
友人のカティを紹介。
エリックは「デイブ・コズのカリブ海ジャズクルーズの時も、君は来てくれてたね。」

ブラックパールはドラムのウェスに年を聞く。
「27歳」と答えたので、「私の娘、24歳なんだけど、どう?」

彼らがサクラメント、そしてサンフランシスコで4回のショウ、
(Yoshi'sは、日本と同じスタイルで1日、2ショウ、
それどころか、3ショウの日も)
疲れているのがわかったので、その辺で失礼する事に。

さてどうやってサンフランシスコを出るか。
橋はその時間はもう使えない。
お店の人に聞き、フェリーを使い、心地良い疲れと共に家へと向かった。

以上、エリックベネイファンクラブメンバーのBlack Pearlのライブリポート。


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