Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

ジャカルタはエリックべネイに良く似合ふ

2014-03-18 11:02:33 | エリックベネイの日々&KyteVideo
ジャカルタの空港で搭乗時間を待ちながら「ここは最高にハッピーな場所」
とEric Benetは投稿した。

エリックがインドネシアを初めて訪れたのは2005年のジャワ・ジャズフェス。
アメリカでバッシングを受けていた時期、3rdアルバム"Hurricane"が完成していたのに、
発売は決まらない。

そんな中、当時のエリック・べネイのマネージメントと、
ジャワジャズのプロデューサー、ピーター・ゴンザが親しくしていたことから、
ジャカルタ・ジャズフェスティバル出演が決まった。
この時のステージでのエリックべネイ、髪は刈り上げ体は痩せて修行僧のよう。
スーツを着て「ハリケーン」を歌う。
"Spiritual Thang"との間に覚えたてのインドネシア語を挟み、
「これで合ってるかな?」と照れる。

初めての地で暖かく受け入れられ、自分の曲を歌えることを心から楽しんでいた。
娘のインディアと共にバリ島でもゆっくりと寛いだエリック。
その後、何回かのジャワジャズの出演、一度はレセプションでも歌い、
インドネシアの大臣達と行動を共にした。
以前は「好きな国は?」とインタビューで聞かれると「日本。
それは人々が礼儀正しく、僕の曲を熱心に聴いてくれるから。」
と言っていたエリック。
その後、最も好きな国はインドネシア、好きな場所はバリ島となった。

エリック・べネイ、インドネシアがほんとうに良く似合う。
エリックの血筋にはネイティヴ・アメリカンも入っているとのことだが、
外見がアフリカ系というだけでなくアジア系に近いものがある。
それゆえ、インドネシアの人々の間に自然と溶け込んでいる。
その上、知名度がそれほどないとしたらこれほど居心地の良いものはないだろう。

今回のインドネシアの訪問、目的はピーター・ゴンザの身内の結婚式出席だった。
仕事ではなくプライベートに近い旅。
思いっきりはじけている様子が画像から伝わってくる。

「結婚式に招かれていた美しい女性の間に飛び込んだ」とエリック


こちらは「まるでマフィアのメンバーみたいだ」と男性陣と


そして「素敵なファミリー達と」

少女の姿に自分の娘たちを重ねたのかもしれない。

2005年以来、親しく行き来するインドネシアのドン、ピーター・ゴンザと


結婚式の前日はクラブに遊びに行き、請われて歌ったりした。


「インドネシアで最も高い建物の屋上でこれから一杯やるところ」とこの1枚


LAからジャカルタ、いったいどれくらいの時間がかかることだろう。
乗り換えも入るはず。
それでも呼ばれれば喜んで駆け付ける。
そんな理由がこの写真を見ていると充分にわかる。