Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Eric Benet New Interview part.2

2013-11-04 19:56:01 | エリック・ベネイ関連インタビュー
フランスで行われたインタビューのパート2。
3rdアルバム"Hurricane"がアメリカ以外の国で人気が高いこと、
また2002年に完成しながら発売に至らなかったアルバム"Better & Better"について、
踏み込んだ質問をしている。
男性、女性、それぞれ5人のアーティストの中から共演したい人を選ばせたり、
フランス的な想像力と細かいポイントをついたインタビューで興味深い。




Eric Benet「今年の終わりにはスタジオで新しいアルバムの制作に入るつもりだ。
そして自分のレーベル"Jordan House Records"と契約したアーティスト達、
彼らのCDもリリースするつもりでいる。」

Brandyのファンがあなたに彼女の曲を作って欲しいとツイートしていますが?
「Brandy、いいね。とても才能があるアーティストでおまけに彼女とはまだ仕事したことがない。
僕の方はいつでもOKだよ。」

Brandyのどの曲が好きですか?
「"Baby, baby, baby, don't you know that you're so fine..."("Baby"を歌うエリック)
ああいう初期の彼女の曲が好みだね。」

自分にとって深い影響のあったアーティストを上げてくれますか?
「スティーリー・ダン、スティーヴィー・ワンダー、ジノ・バネリ、
アース・ウィンド&ファイアー、子供の頃からずっと聴いてきたアーティスト達。」

私があなたのアルバムで最も好きなのは"Hurricane"です。
洗練されていてセクシーで憂いがありながら、同時に希望も感じることができる。
自分ではこのアルバムをどう思いますか?
「アルバムの特徴を良くつかんで表現してくれたね。
自分自身の当時の内面を表現したアルバム。
今までの自分のヒット曲、ラジオで流れているような曲とは、
一線を画するような曲を作ってみたかった。
意外なことにアメリカ以外の国でこのアルバムは認められた。
イギリス、フランス、日本などだ。
国外のファンの方が商業的な曲よりも内面が豊かな曲を評価してくれていて、
このことにとても感謝している。」

2002年にあなたのアルバム"Better & Better"は完成したのに発売されなかった。
これは何が起きたのですか?
「メジャーなレーベルに身を置くアーティストにとっては起こり得るできごと。
レコードレーベルが発売しないと決定すれば不可抗力になる。
自分でも自信作でアルバム全体としても一つ一つの曲に対しても愛着があっただけに、
このことは痛恨の極みだった。
でももう済んだことだ。
だからこそ、自分のレーベルを起ち上げた。
そうすれば、自分の好きな曲で皆も受け入れてくれる曲を思う存分作れるからね。」

あなたにとって敵にあたる人にアルバムを与えるとしたらそれは何でしょう?
「個人的に僕を敵視する人はいないと思っているけれど、
愛や思いやりがない、心が空虚な人がいるとしたら、
お奨めなのはスティーヴィーの『トーキングブックアルバム』だね。」

砂漠にひとりで行くのなら誰のどのアルバムを持って行きますか?
「ひとつを選ぶのは難しいね。う~ん、だったらいくつかを上げよう。
ジノ・バネリ"Brother to Brother"、Donald Fagen"Nightfly"
ボビー・コードウェル"Carry On"、スティーリー・ダン"Aja"、
こんな感じかな?」

音楽史において自分で年代を選ぶとしたら、どの時代にいたかったですか?
「1974,5年、その辺りかな?
R&B、ソウルミュージックの黄金期だからね。」

あなたにとって夢のコラボレーションとは?
「スティーヴィー・ワンダー、アレサ・フランクリン、アル・グリーン、
ジノ・バネリ、ドナルド・フェイゲン、EW&F。」

次の5人の男性の中でどの人に一番共感できます?
R Kelly, Neyo, Maxwell, Babyface, Justin Timberlake。
「Maxwellだね。」

それでは次の女性5人の中では?
Mary J Blige, Beyonce, Brandy, Eyrkah Badu, Rihanna。
「Erykahだ。」

では最後に言いたいことは?
「インタビュー、ありがとう。
そして僕の曲をいつも聴いてくれている皆、ありがとう。
ツイッター、ぜひフォローしてね。https://twitter.com/ebenet
そして僕のウェブサイト、http://www.ericbenet.net/もよろしく。」