行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

国会は正念場へ

2010-07-14 17:57:22 | Weblog
ねじれ国会は今のところ新たな連立の枠組みができないことから解消は不可能状態。マスコミは民主党の中の抗争を予想し、政局激動を吹聴しているがそんなことをやっていられないほど国会は深刻だ。

民主党は各野党と部分連合を組みながら法案を通す以外に策はない。もし野党が全て反対となると日本の政治は麻痺する。これまでの強行採決は昔話、法案成立のために与野党が真剣に解決策を創らないと国民から指弾を受けることになる。

党利党略のたぐいは封印し、各党の公約、マニフェスト類も妥協の中で修正せざるをえないし、そのプロセスを国民にきちんと説明すれば理解されよう。自民党が言っている菅総理責任論から衆議院の解散を要求しているが本気とは思えない。今解散したら勝てると考えているのだろうか、もし万が一勝っても参議院では第2党、公明とくんでも103議席で民主党106議席より少ない与党となり、ねじれは解消しない。

参議院の存在価値を示すか、逆に不要論を加速するか正念場だ。

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