何回かこのブログで、世界でも不思議、日本の有休取得率最低!!、アジアを見ても有給は100%取得することが当然なのに。この2019年4月から、年次有給休暇が10日以上付与される労働者を対象に、年5日の有給休暇を確実に取得させることが企業の義務となったが、法律で定めなければ、取れない現実を変えなければ働き方改革など空念仏だ。
しかし、永年労使で有休取得率100%をめざし成果を上げた企業がある。ホンダは私が金属労協の事務局長をやっていた1995年以来努力し、殆ど毎年100%を達成してきた。法律で定めなくとも労使でやる気を出せば出来ることを証明した。しかも素晴らしいのはサプライチェーンの関連企業までがほぼ100%取得し、関連企業にしわ寄せをしてないことだ。これに負けじとトヨタも関連企業を含め、90%台を達成しており、ダイハツ、マツダなど自動車産業全体に良い影響を与えている。
他に90%台まで取得率を上げた大手上場企業はNTTグループ、コマツ、関西電力、中国電力、JR東、SCSK、東亞合成、AGC、NTNで、私の出身の電機産業は機械に分類されてるダイキンのみで、他には1社も見当たらない。有休を取得することは当然家族と過ごす時間が増えることで、心身ともに癒され、明日への活動につながる。企業業績も上がる訳で、就活や投資をする上で、このホワイトリストは参考になる。
このリストは東洋経済社から発表されている。
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