日経にコロナ対策で活躍された尾見茂博士が「私の履歴書」を書いている。今日は、博士が初めてWHOに就職され、最初に取り組んだ「ポリオの根絶」について触れられている。1991年初めてのポリオ根絶国際会議は「2000年までに根絶」を目標にを決議したが、途上国にワクチンを配るには30億円かかるが資金が集まらず、どうしようも無いとき、1992年北京会議で一条の光が差し込んだ。それは国際ロータリクラブから1億5000万円の資金提供だった。と触れられている。
ポリオ根絶の先駆者が尾見博士だったとは、初めて知った。
ロータリークラブは1979年以来WHO,UNICEF,等と協力して、ポリオ撲滅運動に資金面で協力してきた。毎年ロータリアン一人30ドルずつ拠出している。
私は2018年に昭島ロータリークラブでポリオ資金の担当になったので少し以下ウンチクを
この世から天然痘は1980年に無くなり、ポリオも2018年を目標に撲滅するはずだったが、未だパキスタン、アフガニスタン、ナイジェリアで当時22名発生している。ポリオは5~6歳に子供が発症し、治療法は未だ無く、とにかくワクチンで防ぐしか無い。病状が安定回復しても40歳代になるとポリオ後症候群が出て、歩行が困難になる。日本では生ワクチン投与で野生種のポリオは無くなったが、難しいのは生ワクチンだと100万人の一人がそれによりポリオが発症することで、感染することから大きな問題となった。この2次感染は世界で69名になっている
生ワクチン投与は避け日本では不活化ワクチンを4種混合接種の中で行っている。コストは生ワクチンは2000円、不活性化ワクチンは5000円で4回必要、と差があり、ポリオ撲滅には資金が今後も必要になる。
ポリオ根絶の先駆者が尾見博士だったとは、初めて知った。
ロータリークラブは1979年以来WHO,UNICEF,等と協力して、ポリオ撲滅運動に資金面で協力してきた。毎年ロータリアン一人30ドルずつ拠出している。
私は2018年に昭島ロータリークラブでポリオ資金の担当になったので少し以下ウンチクを
この世から天然痘は1980年に無くなり、ポリオも2018年を目標に撲滅するはずだったが、未だパキスタン、アフガニスタン、ナイジェリアで当時22名発生している。ポリオは5~6歳に子供が発症し、治療法は未だ無く、とにかくワクチンで防ぐしか無い。病状が安定回復しても40歳代になるとポリオ後症候群が出て、歩行が困難になる。日本では生ワクチン投与で野生種のポリオは無くなったが、難しいのは生ワクチンだと100万人の一人がそれによりポリオが発症することで、感染することから大きな問題となった。この2次感染は世界で69名になっている
生ワクチン投与は避け日本では不活化ワクチンを4種混合接種の中で行っている。コストは生ワクチンは2000円、不活性化ワクチンは5000円で4回必要、と差があり、ポリオ撲滅には資金が今後も必要になる。
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