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行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

昔トイレットペーパー、今マスク

2020-02-03 18:31:42 | 事件

コロナウィルス騒動で薬屋の店頭からマスクが消えてしまった。1973年の石油ショックの時は何故かトイレットペーパーがスーパー店頭から消えた。地方出張の折にお土産にトイレットペーパーといった喜劇が起きたが今回はマスクが全国的に消えつつあるようだ。前回と違うのは、SNSをはじめネットが普及し、デマもあっという間に拡散する。また、春節の観光シーズンとあって中国人観光客がマスク買いに参加、今回はしかも花粉シーズンと重なり深刻さは喜劇では済まされない。

いつものインフルエンザ予防にと買う量の倍も3倍も皆が買えば、生産能力には限界があるから、薬屋への供給は3倍買えば、3か月は品切れとなるだろう。判っていても薬屋は販売制限をしなかったし、消費者も恐怖感から出来るだけ買ってしまう。行政は石油ショックの時のことを覚えているはずなのに何の手も打たなかった。

専門家が口を酸っぱく、「マスクより手洗いを!アルコール消毒が一番」と言っているが、効き目はない。専門家の「うがいはあまり効果が無い。うがい薬で口内の殺菌効果が亡くなることもある」ということも日本人の常識から離れていてなかなか受け入れられない。マスク嫌いの自分は皆がマスクをしてくれればそれで良いとうそぶいている

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