コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

杣添尾根から横岳

2022-02-03 05:14:43 | 登山

午後から曇ってくる天気予報でしたが
なるなるさんと八ヶ岳の杣添尾根を歩いて来ました。

別荘地内の道路はツルツルに凍結しているので、スニーカーで
車から降りるときは、いきなり足元をすくわれるので要注意です。
しばらく降雪はなく、駐車場にはすでに4台の車が駐車していましので
今回もワカンは車に置いていきます。
昨年はトレースがなく、ワカンを着けて稜線を目指しましたが
時間切れで敗退しています。

気温-6度、日当たりもよく寒波も抜けて暖かい朝です。8時30分出発。









別荘地内を歩いていくと、多くの人が歩いたトレースがあり
今日はこんな感じの道が稜線まで続いていそうな気がします。
山頂が見える登山口へ到着。前回はここまで来るのも
ツボ足ですと雪が深くて苦労しました。











杣添尾根は、ここからコメツガ中心の森をひたすら登って行きます。
よく踏まれたトレースが続いています。
最初はチェーンスパイクで進み、途中からアイゼンに変えました。










変化のない景色に飽きてきたころ、ようやく視界が開けてきます。















青空に奥秩父の山々~富士山が見えてきました。

しばらく登ると、これから向かう稜線も現れて左手には赤岳の雄姿。





















ゆっくり休憩してから稜線へ・・・・

少し痩せ気味の尾根にトレースが続いています。
左側には雪庇が出ている場所もあります。

途中から、なるなるさんは冷えと体調不良で遅れ気味に・・・・・
~ ゆっくり後から行きますので・・・・ということで
このあたりで引き返そうかと思いましたが、危険な場所もなく
迷う尾根ではないので、一人でギアを上げて稜線まで行くことにします。

















・・・・・もう少し

















思ったより早く到着。

稜線は風強し!








気温も-18度、まともに風を受け続けると顔が辛い。
こんな日に硫黄岳まで縦走すると凍傷になりそうな感じです。
置き去りにした?なるなるさんがどうしているかいるかも気になるので
奥之院へは行かないで周辺をウロウロして写真を撮って帰ることにします。

杣添尾根の終点、三叉峰。











赤岳~阿弥陀岳



























やはり横岳稜線からの眺めは高度感があります。


なるなるさんから携帯にメールが入っていて、ゆっくり先に下りているとのこと。
稜線に掛かる雲も多くなってきました。  PM2時、帰ります。



















樹林帯に入ると、ゆっくり下山している
なるなるさんと合流。

変化のない樹林帯の下山道ですが、雪の隙間からわずかに土や苔が出ていて
オウレンのガラを目ざとく見つけました。









まわりの雪をそ~っと払うと、もう葉が出ています。
ウスギオウレンでしょうか・・・・・

厳冬期の八ヶ岳で小さな春を見つけました。

花の時期には歩いたことがないコースですが
なるなるさんがツクモグサを見てみたいと言っていたので
次はその頃に来て見ようかと思います。

2月1日


















コメント
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