コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

久しぶりの房総探索

2022-02-17 14:09:01 | 登山

しばらく冬山に行けそうな天気が
巡ってくる感じでは無さそうですので、咲きはじめた
早春の花でも探しながら、気楽に房総丘陵でも歩こうと思います。

前回の11月、なるなるさんと歩いた時に
帰ってからお互いがダニに刺されたような痕がありました。

これは多分ツツガムシではないかと思います。
手袋にスパッツも付けていましたが、小さなダニは防ぐことが難しい感じです。
有毒のツツガムシは約3%くらいのようですが、南房総は風土病だった時代も
あるので活動期である11~12月の房総探索は止めようかと思っています。
4月~11月まではヤマビルもいますので、これから1カ月半位が安心して
探索できる期間になります。

春のような日射しを受けて沢沿いを散策。
チェーンスパイクを着けて沢床を行きます。








硫黄泉のような香りが漂ってくる所があります。
硫黄のしみ出しがありました・・・・案外と出会うことがあります。
ここではないですが、いつも汗ばんだ顔を洗ったりしていました。
顔だけ温泉気分になります。








沢の法面に咲くコセリバオウレン。










咲き初めたスハマソウ。
















尾根に這い上がります。
急な斜面を登り始めると、シャツ1枚でも汗が出てきます。
斜面の影には雪が残っていますが、風もなく寒さは感じません。














道らしい踏み跡が怪しくなってきましたが
比較的新しいピンテが目につきます。










オニシバリの花は見頃に












ピークを巻くように踏み跡がありましたが
岩場が見えたので上を越えてみました。

狭い山頂には、石の台座のような物に丸い石が一つ置かれていました。
以前は台座の上に、石塔か祠があったのでしょうか・・・・・・
周りを見ると錆びた貨幣が埋もれていたので、石の上に置いておきました。









古い貨幣かと思いましたが、今のお金で100円玉もありました。








明治の一銭や寛永通宝のような貨幣も見たことがあります。
ここも、回収?に来ることはない場所だと思います。

もう人が来るような場所ではない山奥の祠にある貨幣は、拾い集めて麓の
鎮守様の賽銭箱に投げ入れてあげようかなと思った事もありましたが
何だか余計なことをする様な気もしたので止めました。(-。-)

見渡すと枝尾根に岩場が見えたので寄り道してみることに・・・・・










・・・・・プチ蟻の門渡り











下に回り込んでみます。











カタヒバなど羊歯や苔が多く着生している場所に
少しでしたがムギランもいました。









痩せ尾根の岩場で切れ落ちている岩場では
以前より比較的出会う事が多くなりました。
樹木と違い目線で見られるのが嬉しいです。

眺めの良い岩場のテラスで、しばらく日向ぼっこ休憩。
久しぶりにノンビリ歩いてゴロゴロできました。
今が房総探索のベストシーズンだと思います。

2月16日












コメント
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