ボソッと、息子が高校時代の話をした。
へぇ~~~、しんどそう。
生きるのって大変だ。
そう思った。
彼の高校時代、カースト真っ盛りの時代だったらしい。今の時代はどうなんだろう。
彼曰く、みんなの人気者の男の子が存在する。みんなのと言うより、女子にモテる男子。で、その男子がカーストのトップになる。そして、彼に群がる女子のおこぼれを頂戴したい男子たちが、一番モテる男子の取り巻きとなる・・という構図が出来上がるのだそう。十代後半の男子はしょうもない。どうやら、人間性より本能優先らしい。一番モテる男子の人間性ではなく、女子集約力に魅力を感じて取り巻くのだという。そこに、友情はあるのか・・という問いかけはナンセンスみたいだ。
そして、三番手はおこぼれ頂戴派ではないけれど、見て見ぬふりで一番下のカーストにならないように気を配る。
高校生女子に警告したい。
高校生男子でせまってくる男子に、おそらく愛は・・・ない。
もし、迫ってこられて悩んでいるのであれば、即刻ノーと表明すべし。
本当にしょうもないから。
ましてや、避妊すらしようとしない高校生男子は、パンチを食らわすレベルだ。
性教育というと、助産師さんが命を大切にって角度からお話しされることが多い。
もし、私が、高校の養護教諭なら、女子に向けては、息子のように、大人になった男の人たちの高校時代の本能男子的側面の話をインタビューしまくって、その記録を授業で使いたい。
10代男子ってしょうもないよね。まずは、しっかり自分の足で生きていく基盤を作ろうって気になってもらうよう工夫したいなって、息子の話を聞いて本当にほんとうにそう思った。
だって、モテ男に群がっておこぼれ頂戴男子が、カースト2番手だよ。情けない。