脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

ある夏の風景

2006年08月18日 | 四季の風景
絶え間なく聞こえる
川の水音

外には淡い紫の朝顔
花びらの先が紫から白にグラデーションしている
大輪の朝顔

ひんやりと澄んだ空気

カナカナと
さざ波のようによせては返す
ひぐらしぜみの羽音

濃い緑の森を
吹き抜けてくる涼風

その風に、リン、と鳴る風鈴

しびれた体を横たえ
ぼんやりと夏を感じる

ささやかな
やすらぎのひととき

自然はいつも
私をありのままに受け入れ、
あたたかく包み、抱き、
無言でなぐさめ、
静かに励まし、
生きている喜びを教えてくれる。

次の夏
また、素敵な自然に会いたいから
きっと、今より治ってやると
目を閉じて
静かに思う
ある夏の日。

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