脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

三幸製菓の丸大豆せんべい醤油味の味が薄くなった??

2021年12月08日 | 小さな幸せ
脳脊髄液減少症での味覚障害がかつてあった私。

濃い味も、わからないほどだった時期もあった。

しかし、最近、脳脊髄液減少症の症状が回復してから、繊細な味も感じられるようになっていた。

なのに、
最近、大好きな丸大豆煎餅の醤油味を食べたら何が味がおかしい!

味が以前と違う!!!

なんだか以前ほどおいしくない!
不味くなった!
というより、味が薄くなった!

あきらかに、醤油タレが少なくなり、味付けが減らされている感じがした。

まてよ。
これは私の味覚障害のせいなのかも?

味覚障害で味が薄く感じるのかも?

そう思った。
しかし、違うような気がして、
同じく、三幸製菓の丸大豆煎餅が大好きな家族に黙って食べさせてみた。

「何か感じる?」

「味が変わったと思わない?」と、聞いてみたら、

なんと、
「なんか味が薄くなった気がする」と。

やはり!そうなの?

やめてよ!
三幸製菓さん、
味変えないでよ!

原材料の値上がりで、価格据え置きにするために、タレの量を減らしたの?

それとも、Amazonなんかのレビューに書かれてる、一部の人たちの、
「甘すぎて大豆の味が消されてる」みたいな意見に惑わされて薄味にしたの?

それとも減塩の健康対策?

理由はどーでもいいけど、
もし、本当に味を変えたなら、

私のささやかな楽しみの三幸製菓の丸大豆煎餅の旨口醤油味の味を変えないで!

今までのたっぷりタレの味の方がはるかに美味しかった!

今回の薄味になった丸大豆煎餅は、まるで別モノ。

工場によって味が違うのかな?

たまたま味付けの配合を間違えた商品なのかな?

味気ないし、物足りない、中途半端な、欲求不満だけが残る味。

お願いだから、元の味に戻してください。

原材料が値上がりしているなら、
価格を上げてもいいから。

私は三幸製菓よ丸大豆煎餅は塩味はおいしいと思わないけど、
この旨口醤油味はどのメーカーの丸大豆煎餅より、一番おいしいと思っていたのに

こんなに味が落ちるなんて、
私の人生の小さな幸せが、また一つ消えてしまいました。

お願いです。
元の味に戻してください。

きっと、私同様、元の味の隠れファンが多くいるはずです。

もし、本当に味が変わっていたのなら、私の脳は微妙な塩分や味付けの違いまでわかるようになり、味覚障害も改善している証拠になりますね。

同じように、三幸製菓の丸大豆せんべいの旨口醤油味の味の変化を感じる人がいたら、コメントください!

私の舌がおかしいのか?味覚障害のせいなのか?そうでないのか?
煎餅の醤油味のタレが減った感じ、味が薄くなったと感じるのは私だけなのか?他にもそう感じる人がいるのか知りたいのです。

下の画像の、おせんべいのパッケージはたぶん以前のもの。
今、私の手元にある物とはパッケージが違う。
私が味が薄いと感じた丸大豆煎餅旨口醤油味

これが最新の商品なのかも?(賞味期限が2022年の5月だから。)

同じ三幸製菓だけど。

つまり、ネットで今も販売されているのは、昔の濃い味付けのものかも?↓




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ねこに癒された14年前の話

2021年02月24日 | 小さな幸せ
おとといは2月22日で猫の日でしたね。

14年前に書いた記事、猫に救われた話。

ちいさな訪問者

昔書いた自分の記事、Safariでさがして読んでみたら、
ブログに広告が重なっていて見苦しいのなんの。
驚いた!こんな風に見えてたのね。

これじゃあ、うざくて誰も読まないな。

いつもgoo blogアプリで自分のブログみてたから気づかなかった。

どうか、皆さま、
goo blogアプリで見てください。

私は今も猫に癒されてます。

ただ、猫の写真や動画をあえて投稿していないだけ。

そういう分野は他の人にまかせて、
私は私の使命として、私にしかできない事、脳脊髄液減少症について発信しつづけます。


 









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9年前の記事にコメントありがとう!

2020年10月23日 | 小さな幸せ
9年前の2011年9月の記事にコメントいただきました。

古い記事に、貴重なコメントありがとうございました。

こちらこそ、いろいろあって落ち込んでいた時に、思いがけず励まされました。

ありがとうございました。

脳脊髄液減少症は
その症状だけをみたら、
起立制調節障害、
産後うつ、
パニック障害、
気象病、
慢性頭痛、偏頭痛、
脊柱管狭窄症、
PMS、
慢性疲労症候群、
線い筋痛症

などと、誤診されるのが普通です。

症状が多彩だから、脳脊髄液減少症に詳しくない医師は症状からは見抜けないのが普通です。

9年前の記事のコメント欄を読んで
一人でも多くの人たちに脳脊髄液減少症が伝わりますように。


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呑兵衛さん、私のブログを読んでくれた皆さま、ありがとう!

2020年06月14日 | 小さな幸せ

しばらく、このブログから離れていた私ですが、たまたま、前回のブログで書いたように、私が知らない間に私のブログを読んでくださった方がいたこともあって、

先日、気が向いてネットで「脳脊髄液減少症」で検索していました。

すると偶然

呑兵衛さんのブログ を見つけました。

 

偶然気づいた、脳脊髄液減少症患者さんのブログ

私は普段は、他の脳脊髄液減少症患者さんのブログは読むと気持ちが落ち込むので、ほとんど読みません。

誰かがご自身のブログをリンクされても、その先をたどって読むこともほとんどないのです。

なぜなら、最近脳脊髄液減少症ブログを始められるような方々は、若く、「脳脊髄液減少症と診断された」といっても、「脳脊髄液減少症が世の中に認められはじめてからの」発症で、発症から診断治療までが早く、同じ病名でも私とは全く経緯が違うからです。

医師から専門医にすぐ紹介してもらえたり、

地元医師の理解に恵まれていたり、家族や配偶者や地域の支援と理解に恵まれているとかで、

同じ病名でも病名に至る過程とその後の苦しみの質と量が私とは全然違っていると感じてしまうからです。

他の脳脊髄液減少症患者さんのブログを読むと、私はよけい気持ちが落ち込むので普段は読まないのです。

テレビも見ると同じ理由で同病患者さんが出ているのを見るとつらくなりますのでほとんど見ません。

自分の心を平静に保つためです。

 

けれど、この呑兵衛さんブログは、気になって、なぜか開いて、読んでしまいました。

なぜならタイトルの下の目につきやすいところに「私は脳脊髄液減少症の患者さんのブログで同病に巡り着くことが出来」と書いてあったからです。

「誰のブログ?」と気になってしまったのです。

そして、そのブログを開くうち、2014年3月24日の記事「救ってくれたのは患者さんのブログ」という記事を見つけたのです。

そして、読んで知ったのです。

呑兵衛さんの原因不明の症状を脳脊髄液減少症だと気づかせるきっかけになったブログとは、この私のブログだということに。

お役にたててよかった!

呑兵衛さんが私のブログについて記事を書いてくださったのが2014年3月だから、そこから6年もたった、2020年の6月の今になってはじめて、私はそのことを知りました。

しかも、呑兵衛さんのその記事のコメント欄にも、他にも、「いぷぅ」さんも私のこのブログで救われたと書いてあり、「piyo」さんという方も、私のこのブログについて書いてくださっていました。

驚きと同時に、本当に感動しました。

私の記事を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。

すべての皆様に、私は「ありがとう」と伝えられないので、

どなたか皆様に伝えていただけませんか?私が皆さまの存在に気づいて感謝していたと・・・。

呑兵衛さんの記事のコメント欄に、コメント書こうとしたのですが、私はアメブロのアメンバーではないためかコメント欄がなぜか開かなくて、気づいたことをお知らせすることもできませんでした。

それにしても、脳脊髄液減少症が健康保険適用になったのが2016年4月ですから、

それ以前にもかかわらず、専門家でも医師でもない私のブログをよく読んで、信じてくださり、

そして、自分で自分を助ける行動を起こし、

症状の本当の原因である、脳脊髄液減少症にたどりつけた方々が複数いたということは、私としても、感動的です。

これで私の人生が無駄ではなかったと、自分の人生の意味を肯定でき、

 

安心していつでも寿命を迎えられます。

 

呑兵衛さんが私のブログで気づいたことを書いてくださり、その文章を6年後に私がたまたま目にして、

「私の経験が、誰かのお役に立てた」ことを確認できました。

症状を人に理解されず、誤解され、つらい人生だったけれど、

症状が辛い中でのブログ更新だったけれど、書いてきてよかったと、思いました。

本当に救われました。

こちらこそ、書いてくださり、ありがとうございました。

6年かかりましたが、ちゃんと私に届きました。

皆さまのお役に立てて幸いです

私の経験や考えや気づきが、誰かのお役にたったのかと思うと、生き延びてきてよかったと思えました。

他にも、ご自身のブログで、私のことを書いてくださっている方もいるのかもしれませんね。

もし、いたら、このコメント欄で教えてください。

以前より精神状態はいいので、人間不信での恐怖心が落ち着いている時には読みに行けるかもしれません。

行けなくても、ここでならお話できるかもしれませんから。

 

2020年、日本の片隅で脳脊髄液減少症について思う

本当なら東京オリンピックで輝かしい年になるはずだった今年。

新型コロナウイルス感染症の蔓延で国を挙げて新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでいます。

その中で、脳脊髄液減少症の国や医師の、患者に対する無関心と無理解の過去を知っている私は

とても複雑な思いです。

指定感染症だから「新型コロナウイルス感染症患者は税金で無料で治してもらえる」事を、私は複雑な思いでみています。

なぜなら、

脳脊髄液減少症の私は、当時は、治療はもちろん検査にも全く健康保険がきかなかったから。

ずべて自費だったから。

高額の治療費を貯金を取り崩して払い続けてきた私にとって、2020年のこの今は、脳脊髄液減少症の理不尽さを繰り返し思い知らされています。

「新型コロナウイルス」一色の世の中を、この数か月、脳脊髄液減少症の私は冷静にみていました。

そして、「新型コロナウイルス」には関心を持ち、「脳脊髄液減少症」には無関心な世の中に、精神的につらく感じ、

自分が生きてきた人生の意味さえも無意味だったかもと思って、うつになりかけていました。

そんな時、

呑兵衛さんのブログに出会いました。

私のこのブログが、日本のどこかの誰かの皆さまの「脳脊髄液減少症」にたどりつくきっかけになったと事を「呑兵衛さんのブログ」で今回初めて知り、救われた思いがしました。
 
脳脊髄液減少症が今ほど医師にも知られていなかった時代に、

専門家でも医師でもないただの患者の私の経験を、読んでくださり、何が真実で何が間違っているのかを見極めてくださり、行動を起こしてくださった皆さま。

そして、皆様を苦しめる症状の本当の原因にたどり着いた皆様。

ありがとうございます。

私の言葉を信じてくださって。

 

私も人生の終末に近づいた今、「もし?」と思うことがたくさんあります。

もし、もっと早く診断されていたら?、

もし、今の時代に事故にあっていたなら?、

もし、私の症状を理解し私に代わって動いてくれ助けてくれる家族がいたら?と思うことがあります。(家族がいないわけではありませんが)

もし、ブラッドパッチが健康保険適用になった後に交通事故に遭っていたら?、

もし、私の周りにもっと早く脳脊髄液減少症を知っていて専門医につなげてくれる医師がいたら?と、いろいろ考えてしまい、

すべてなかった時代に交通事故にあってしまった、アンラッキーな自分の人生に、

生きてきた意味を考えて、やりきれなくなっていました。

さらに、今年、2020年、新型コロナウイルス感染症で、

医師や医療者たちが称賛され、拍手され、感謝され応援される世間の風潮が巻き起こり、医師や医療に心まで傷つけられ続けた私にとって、つらい日々でした。

「医師には感謝することはあっても、批判するなんてもってのほか」という無言の世間の風潮と圧力を感じるからです。

この複雑な患者の私の気持ちについては、長くなるので次回書きたいと思います。

 

 

 

 

 

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OS1(オーエスワン)のCM

2012年07月25日 | 小さな幸せ

オンエアされていない地域もあるかと思うが、

7月上旬に、始めてオーエスワンのテレビCMを見た。

 

ついに、この日が来たかと感慨深かった。

思えば、私がオーエスワンを飲み始めたことは、

ドラックストアの薬剤師さえ認知度が低く、

「オーエスワン?なんですかそれ?」という状態だった。

それが数年続いた。

 

普通のドラックストアには置いてなく、

通販で取り寄せか、

調剤薬局のある遠くのドラックストアでしか買えなかった。

 

脳脊髄液減少症患者の症状悪化時に、

点滴をしてくれるような理解ある医療機関さえ、近所にない時代だった。

 

それどころか、

脳脊髄液減少症の病名を出すだけで、うさんくさがられ、

自宅での大症両方ではとても耐えきれないほど苦しいからわざわざ受診しているのに、

見た目だけで、

「あなたには点滴の必要がない。」としてもらえなかった。

 

しかたなくまた、オーエスワンだけが頼りになった。

本当に私にとって、オーエスワンは地獄に仏のような存在だった。

 

ただ、近所のドラッグストアで気軽に買えない、

薬剤師さえ知らない、この不便さをなんとかしてくれと、

何度も大塚製薬には電話して頼んだ。

 

近くのドラックストアで気軽に買えるようにしてほしいと。

もっと、この経口補水液が、一般の脱水症にも効果があることをアピールして、

広めてほしいと。

(買う人が増えればコストが下がり、値段が安くなると思ったから。)

 

ドラックストアの本社にも電話して頼んだ。

オーエスワンを身近な店舗で買えるようにしてほしいと。

 

ドラックストアには数々の健康食品や病者用食品があるのに、

なぜ、オーエスワンは置いていないのか、と。

夏場になれば、普通の人だって脱水になるんだから、

身近で買えるようにしてほしいと。

 

その後、患者の声が届いたのか、

大塚製薬でもキャンペーンを張ってきた。

 

私の周りのドラックストアでもオーエスワンを置くようになったし、

チラシにまで載せるようになった。

 

次第にオーエスワンの認知度は上がってきた。

 

次第に、ドラックストアで、オーエスワンの保冷バック付きの6本セットや、

脱水症に関するパンフレットがおかれたりと、

それなりに細々とキャンペーンをやっているのは感じていた。

 

しかし、そんな細々としたキャンペーンでは、一般の人には、

塩分の入った飲み物がいかに脱水時に重要なのかは、

なかなか理解されないだろうと思っていた。

 

ただの水では、いくら飲んでも体をすり抜けるだけで、

体を潤さないことは、

脳脊髄液減少症になって、ものすごく実感した。

 

糖分と塩分と糖に変わる、炭水化物が含まれた、おかゆのようなものが、

髄液漏れの体を潤し、苦痛を和らげることは

体験して知った。

 

点滴より、飲む!

のどが渇く前に、こまめに飲む!

寝る前に飲む!

朝起きたらまず飲む!

私の闘病生活にかかせなかったOS1

今まで、症状悪化時でも、無理解な地元の医師たちに点滴さえ、拒まれた私を

救い続けてくれたオーエスワン。

健康な人たちには、しょっぱい、まずいとさんざんな評価だったオーエスワン。

 

そりゃ、当たり前だよ、脱水の人にのみ、

おいしく感じられるようう設計された飲料なんだから。

 

経口補水液がまずいと感じる人は、経口補水液が不要な体の証拠なんです。

人間の体はよくできています。

体に不足しているものは、おいしく感じるようにできているのですから。

 

甘いスポーツドリンクがもてはやされていた時代も、

髄液漏れで、万年脱水状態の私の体は、

体を潤す効果は、甘くておいしいスポーツドリンクの比じゃない、

オーエスワンのすごい効果を

体で体験して知っていましたよ。

 

「オーエスワンは高い!安いスポーツドリンクで充分だ。」という

オーエスワンの効果を疑う家族と

大ゲンカもした。

 

大塚製薬には度々電話して、CM流して認知度を上げてくれと

頼んできた。

 

その声が、ついに届いたか?

 

2010年夏の猛暑での熱中症での死者続出や、

昨年の東日本大震災での避難所に配られたのとで、

オーエスワンの認知度はこの2年間でグンと上がってきた。

 

東日本大震災から二度目の夏、

ついにテレビオーエスワンのCMが流れた。 

 

ついに、待ちに待ったメジャーデビューかな?。

オーエスワンの認知度の広まりは

脳脊髄液減少症の広まりの時期とピッタリ重なる。

 

今まで知る人ぞ知る、経口補水液、OS1

多くの脳脊髄液減少症患者の救世主、オーエスワン。

 

実は、おとといも助けてもらいました。

オーエスワンがなかったら、今までも、髄液もれでの脱水がひどくて死んでいたかもしれない。

 

ポカリスエットに続け、経口補水液、オーエスワン! 過去記事はこちら

私の命の恩人、

助けてもらったから、

私も大塚製薬のOS1を応援します。

 

経口補水液オーエスワンのCMはこちら

 

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復興支援ソングは、私たち闘う患者応援ソングでもある。

2012年07月07日 | 小さな幸せ

今日は七夕なんですね。

こちらは曇っていて、天の川見えそうにありません。

 

さて、早起きは3文の得です。

回復するには、

薬や医師にばかりたよらないで、患者がやるべきことがあるって、先日書きましたが、

規則正しい生活は、私が実践してきたひとつ。

 

髄液漏れの起きられない症状があるからって、

いつまでも寝ている人はいませんか?

私は座っている姿勢が長く維持できないほど症状が重い時でも、1回は普通の朝の時間に5時半とか、6時半には起きましたよ。

それを、闘病中ずっと続けてきました。

どんなに症状がつらくて朝起きられなくても、そこが患者の根性の見せどころです。

がんばって、決まった朝の時間に一度は起きて、トイレいって、外の朝の空気すって、光浴びて、

何でも口に入るもの飲んで食べて、それからまた横になればいいんです。

これ、人間の生態リズムを維持し、脳機能を回復するうえで大事ですよ。

 

さて、早起きしてここ見て下さっている方だけにおしらせ。

本日、これから約4時間後、

NHKで午前11時20分から放送される

復興支援ソング「花は咲く」のフルバージョンぜひ、聞いてください。

復興支援ソングは、私たち「闘う患者支援ソング」でもありますから。

ぜひ聞いてください。

 

この曲は被災者に寄り添うために作られたようですが、

世間や医学界の無関心、無理解と闘う脳脊髄液減少症患者の私の

今までの深く傷ついた心もいやされ、励まされる歌詞、曲で、

この曲を聞くと、

悲しみの向こう側に、未来の人たちの笑顔が見えて、自分の人生は無駄ではなかったと、思えるようになってきて、

生き残って、こうして伝えられたことが、少しだけ幸せな気持ちになります。

 

今まで誰にも病として認められず、亡くなっていったであろう、過去の患者さんたちや、

亡くなった原田先生に、

「きっと脳脊髄液減少症を普通の病と同じくらいに当たり前に助けてもらえるような

社会にするため、国にも医学界にも認めさせてみせる。見てて。」と

勇気がわく曲ですから・・・・・。

7月21日までの限定放送ですから、土曜日は明日も含めてあと3回しかありませんから。

以下NHKのサイトより転載

__________

  • 放送期間:2012年5月19日(土)~2012年7月21日(土)
  • 放送時間:総合/毎週土曜日/午前11:20~
  • 備考:以下の2地域については、別時間での放送になります。
    • ◆近畿地方 総合/毎週月曜日/午後4:50~
    • ◆中国地方 総合/毎週土曜日/午後0:40~

___________

このほかにもBSでも放送されます。

詳しくはこちらのページの放送予定をご覧ください。

 

作詞者の

岩井俊二さんが聞いた「被災した石巻の先輩が語ってくれた言葉」だという以下の話。

「僕らが聞ける話というのは生き残った人間たちの話で、

死んで行った人間たちの体験は聞くことができない

生き残った人たちですら、亡くなった人たちの苦しみや無念は想像するしかないのだと。」の言葉も

私たち患者と共通する思いであり、胸を打たれます。

 

私たち、脳脊髄液減少症患者にとっても、

たとえ、長く見逃され苦しみぬいてきた昔昔の交通事故被害者での脳脊髄液減少症患者の話であっても、

それは、生き残った幸運な人間たちの話ばかりで、

不幸にも脳脊髄液減少症によって殺されてしまった人たちの話は一切聞けないんです。

だから、

私たち幸運にも生き残った患者たちは、

亡くなった人たちの苦しみや無念を想像しながら、自らの体験を元に、

この病について語り続けなければいけないと思います。

 

最近の交通事故での脳脊髄液減少症患者さんが、マスコミに出て必死でお話してくれているのを見ると、

感謝の気持ちでいっぱいになりますが、

でも、何かたりないものもいつも感じます。

 

それは、自分たちの苦しみを訴えるだけで、

私たち、大昔の脳脊髄液減少症患者の苦しみを代弁してくれる言葉がほとんど見当たらないこと。

 

私たちのことまで、代弁して伝えてくれようとする気持ちが、

コメントから伝わってこないこと。

 

もし一言、想像力を働かせたコメントが加わって、それがマスコミによって放送されたら、

それを見た視聴者の頭の中にも、想像力が広がるのにと、いつも残念に思っています。

 

たとえば、こんな風に。

「私は、脳脊髄液減少症と診断されるまでに交通事故から数か月かかった。

その間、症状を訴えても、医師にも家族にもなかなかわかってもらえなくて本当につらかった。

時には、保険金めあての詐病まで疑われているのがわかり、悲しかった。

 

診断治療まで数か月の患者の私でさえ、こんなに精神的にも身体的にもつらいんだから、

私より、もっともっと正しい診断に至るまでに時間がかかった人たちはどんなにつらいことか。

今までにもたくさん全国で交通事故があったわけだから、

過去の交通事故被害者の中に、脳脊髄液減少症が見逃されて、今も苦しんでいる人がいるのではないか?

過去の交通事故被害者の中には、この診断治療に至れず、私のように、誰にも症状を信じてもらえなかった人たちが大勢いるのではないか?

私は幸運に早期に、脳脊髄液減少症という病名にも、専門医にも、たどりつけた。

家族にも支えられ、自費の治療もうけられた。

日常生活も家族に支えられている。

でももし、あのまま何年も見過ごされ続け、誰にも気づかれず、正しい診断治療ができる医師の存在も知らず、家族にも誰にも病人として認めてもらえず、

助けてもらえなかったら、自分はどうなっていたか?

自費の治療を受けることが経済的にできなかったら、・・・・自分はどうなっていたか?

この病が、普通の病気やけがのように、日本中の医師に認知され、数々の症状の特徴が理解され、いつ誰に起こっても、早期に医師により気付いてもらえる日がきてほしい。」

 

という、想像力を働かせたコメント、見る人に問題提起や気付きを与えるコメントがあったなら、

身近なこととしてとらえる人たちが増えると思うのです。

 

もし、マスコミで脳脊髄液減少症のことを訴えて伝えてくれる患者さんたちが、

自分のことだけではなく、

自分の体験を元に、想像力を膨らませて、ひとこと、

過去の交通事故被害者のことまで考えてコメントすることができたら、

そのコメントにより、

この病について何も知らない人たちの想像力も広げてくれると思うのですが。

 

マスコミ報道を見る人たちが「あら、あの患者さん気の毒ね」で終わらず、

自分の身近なこととして、もっともっと想像力がおよび、

この病が見逃されることの恐ろしさ、ことの重大さに

気付くきっかけとなるかもしれませんから。

 

普段は自分の苦しみと向き合うので精いっぱいで、

過去の患者のことや、亡くなった患者のことなんて、想像力が働かないかもしれません。

でも、過去に確かにいたはずです。

誰にも理解されず、誰にも症状の原因を突き止めてもらえず、誰にも相手にされず、治療もされないまま、

症状に苦しんで苦しんで、周りから責められながら必死で生きようとし、孤独の中で、

自死を選んでしまったり、高次脳機能障害や症状に殺されて命つきていった人たちが・・・。

働けなくなり、解雇され、頼れる家族もなく、衰弱して孤独死していった人たちが・・・。

 

私には想像できます。

だから、何度もその思いをこのブログで書いている。

 

脳脊髄液減少症に関しても、過去に見逃され、亡くなっていった人たちのことを想像しながら、

私たち生きている患者たちは、この脳脊髄液減少症という病の残酷さ、理解されないその特徴を、

語り続けていかなければならないと思います。

 

いつかきっと、わかってもらえる。

いつかきっと・・・・。

 

患者自らも想像力を働かせ、

考えながら、語り続け、世間に伝え続けていきましょう。

この「復興支援ソング=闘う脳脊髄液減少症患者支援ソング」を口ずさみながら・・・。

作者の岩井さんが「想像力を膨らませて、亡くなった方の思いと、被災地に生き残った人たちの思いも組みいれて書いて下さった以下の歌詞」

 「かなえたい夢もあった、変わりたい自分もいた。」

「傷ついて傷つけて、報われず泣いたりして」

「誰かの歌が聞こえる

誰かを励ましてる

誰かの笑顔が見える

悲しみの向こう側に

 

誰かの想いが見える

誰かと結ばれてる

誰かの未来が見える

悲しみの向こう側に」

 

この歌詞のように、私は長く脳脊髄液減少症が見逃され、

誤解され、信じてもらえず、心は孤独で、悲しみと苦しみの人生だったけれども、その向こう側に

「いつか生まれる君のために」、この社会、よい方向へ導かねばと使命感を感じています。

 

「私は何を残しただろう・・・・」

生き残ったものとして、脳脊髄液減少症のことを訴え続け、

未来に生まれてくる人たちのために、何かを残したいと思います。

 

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皆既月食を見て、思ったこと。

2011年12月12日 | 小さな幸せ

おとといの晩、皆既月食があった。(朝日新聞記事

雲ひとつない、星と満月が見える空で、深夜、突如

月が消えはじめる天体ショーがはじまった。

 

寒いので、

家から出てちょっと見ては家にもどったりしながら、観察した。

 

月の位置が、ほぼ真上だったので、

少し体が外に出なければよく見えなかった。

 

月食の様子は肉眼でも見えるけれど、

望遠鏡で見るとよく見えた。

 

こうこうと光を放っていた満月の月が、

突如、次第に細くなっていく。

 

明るい月の光はどんどん細くなり、

 

月の光で、影ができるほどだったその光は消え、

やがて、

模様が見える、うっすらとした丸い赤い月になっていく。

それまで、月が光を隠した夜空では、

オリオン座をはじめとする冬の星座たちがより光を増しながら、輝いていた。

 

 

星たちを見ていたら、

ああ、自分も、大きな自然という時間の流れの中で、

生きているって思った。

 

こんな自然現象見られて、

生きている幸せもちょっぴり感じた。

 

日づけがかわって11日になっていく、

震災で亡くなった人たちの月命日11日になっていく。

 

何があっても、

自然の時間は止まらない。

ただひたすら時間は流れていく。

 

月も太陽も動き続ける。

 

今、この瞬間も、

つらい思いで生きている人たちも、

がんばりすぎず、

自然の流れに身をまかせつつ、力を抜いて、

 とりあえず生き続けてほしいと願う。

 

やがて、また、月は夜空に現れはじめ、

細い光から、太い光へと元にもどっていく。

そしてまた、

月光で地面に影ができるほどの光を放ちはじめた。

 

ふと思った。

 

今の私たちにとって、

なんら恐れることのない、この月食も、

 

この現象の意味がわからなかった大昔の人たちは、

さぞかし驚き、恐れおののいた事でしょうと。

 

いけにえを捧げ、寒い夜空の下、

皆で一晩中、災いが起こりませんようにと、

祈っていたかもしれません。



今なら、月食の理由は世界中に知られているから、
誰も恐れる人はいないでしょう?。

消える月を見ながら、

私はまた、思いました。

 

脳脊髄液減少症も同じじゃないかと。

知識が普及していないから、人々が恐れるのではないかと。

 

今はまだ、脳脊髄液減少症の研究ははじまったばかりだし、

世界中の人たちに、

脳脊髄液減少症の正しい知識が普及していないから、

人は「恐ろしさ」や悪い情報ばかりに気をとられ、

検査や治療さえ、躊躇してしまうのではないかと。


これから、世界中の医師たちが、研究に取り組みはじめ、

さらに研究が進んで、いろいろなことがわかりはじめ、

正しい知識が世界中に普及すれば、

恐れるに値しない病になるんじゃないかと。

 

そうなれば、 

脳脊髄液減少症は、いつでもどこでも早期発見、早期治療でき、

すぐ診断がついて、見逃されることなどなくなり、

充分な補償と、充分な治療が、誰でも受けられるようになり、

多くの人たちが、

早期に元気に社会復帰していけるようなるでしょう。

 

治らない人たちの情報ばかりではなく、

治った人たちも、もっともっと声を上げはじめ、その情報も広がっていくことでしょう。

  

さまざまな分野の医師が研究に取り組み、

さまざまな診療科からのこの病に対してアプローチがはじまり、

 

治療法ももっと早くもっと確実になり、

治療成績もあがり、

なんら恐れるに値しない病になることでしょう。

 

脳脊髄液減少症は、

きっと、

近い将来、

 

かつて死病と恐れられつつも、

今は何ら恐れるに値しない病となった、「脚気」みたいな道を

たどることになると思います。

 

そうなるまでの時間をいかに縮めるかが、

今後の私たちの課題だと思います。

 

そのためにも、

患者たちが、黙っていてはだめ。

 

勇気を持って、

私たちが、語り続けましょう。

 

恥ずかしいことじゃないんだから。

隠すようなことじゃないんだから。

 

誤解や偏見なんて恐れないで、

語り続けましょう。

 

うそじゃないんだから。

本当のことなんだから。

 

さあ、勇気をだして。

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アタミステリー紀行2011

2011年10月30日 | 小さな幸せ

せっかくできた、「髄液漏れの診断基準」が

実際の髄液漏れでブラッドパッチ治療でここまで改善した私にさえ、あてはまない、

絶望的な状況。

 

あと何年かかったら、私のような

交通事故被害者が救われるのか

いつになったら、脳脊髄液「減少症」を認めてもらえるのかと悲しくなります。

 

整形外科医の先生の中には、診断基準が発表されて、整形外科医学会が承認したというニュースが流れたこともさえご存じなく、

いまだに根強い反対派、否定派、さらには、

「脳脊髄液減少症?どうやって減少したと証明するんだい?」といった病名をバカにする医師がいます。

悲しいことです。

みなさんの地域の整形の先生はいかがですか?

まだ、「脳脊髄液減少症」という病名をバカにしますか?

 

脳脊髄液減少症患者にとって、嫌なことが多い毎日ですが、

日常生活の中に、小さな幸せを見つけながら、

自分を励ましながら、生きなければ、

今にも消えたくなりそうで、とてもやってられません。

そこで、今年もアタミステリー。

 

私の髄液漏れでの高次脳機能障害が今よりもっとひどくて、

本が一冊まだ読めなかったころ、(今でも読めないが短編なら読めるようになった。)

 

脳機能の文章理解の回復のリハビリのために、

した2006年から読んでいる、森村誠一氏の

熱海市の、短編ミステリー小説

アタミステリー。

過去のアタミステリーは熱海市の喫茶店「珈琲専科讃」のホームページに載ってます。

(森村誠一さんは熱海市在住で、毎日熱海市内を散歩しながら、写真俳句を作られ、喫茶店にもよく行くらしい・・) 

アタミステリーの

その短さ、薄さが、思考力、集中力の落ちている、髄液漏れの脳のリハビリには

最適でした。

今年も公開されました。アタミステリー紀行2011

この短い小説の謎を解くのが

私の毎年の小さな楽しみです。

 

昔は、ミステリーにつきものの殺人とかの内容もあったんだけど、

熱海のイメージを壊すまいとしてか、

昨年あたりから、内容がファンタジーに切り替わってきました。

読者としては、

アタミステリアス・ファンタジーになってから、

森村誠一氏らしくないあまりにもファンタジーな内容に、ちょっと不満なんですが、

まあ、しかたないでしょう。

 

熱海市の観光のためだから。

殺人が小説のテーマではちょっとね・・・。

でも、毎年楽しみにしているアタミステリー。

 

こんな小さな楽しみで、自分を励ましながら生きてます。

生きてりゃ、そのうちいいことあるって。

 

だって、私たち、何も嘘ついてないもんね。

いつかきっと真実は明らかにされます。

歴史上、いつも誤った考えは、時間はかかっても、必ず訂正されてきましたから。

 

脳脊髄液減少症の全体像、実態が白日の元にさらされて、

私たち交通事故被害者での脳脊髄液減少症患者に着せられた濡れ衣は、

歴史がいつか晴らしてくれることでしょう。

できれば生きているうちに、

その日がくるのを見届けたいです。

はたして、生きているうちに、そんな日がくるのか・・・。

 

交通事故被害者で脳脊髄液減少症患者の皆さま、

加害者のいる事故で脳脊髄液減少症になった皆さま、

誰にもそのことが認められず、

きちんとした保障も受けられない脳脊髄液減少症患者の皆さま、

理不尽さはみな同じですね。

 

つらいけど、同じ空の下、みんな心はひとつです。

見えないけれど、手をつなぎましょう。

 

患者会の枠を超えて、心をひとつにしましょう。

心をひとつにして社会がいい方向へ変わるよう、

訴え続けていきましょう。

 

私たちは悪くない。

私たちは温かく社会に救ってもらえるべき被害者なのです。

社会に訴え続けましょう。

 

そのためにも、訴えるのをやめてしまってはダメ。

続けなければ意味がありません。

伝える手を緩めないでください。

 

どんな嫌な思いをしても。

つらいことがあっても。

社会が変わらないと、また同じ理不尽な思いをする人たちを

作りだしてしまうから。

なんとかして弱いものいじめはやめさせましょう。

それが私たちの使命です。

 

だから、

たまには嫌なことを忘れましょう。

 

そして、また、力がわいたら、

伝え続けましょう。

被害者の脳脊髄液減少症のあまりにも理不尽な現実。

 

伝え続けるためにも、

たまには小さな幸せ見つけ、自分を励まし、気分を変えることも大切。

 

さあ、あなたも今宵、この短編小説の謎解きはいかが?。

 「アタミステリアス ファンタジー ただ、ひとりの異性」 森村誠一

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アタミステリー 2010

2010年12月05日 | 小さな幸せ

「脳脊髄液減少症患者の聖地」

の、熱海市が、他県や他市に遅れて熱海市のホームページに

脳脊髄液減少症についてのせたようですね。

対応がおそすぎ・・・。


まあ、載せてくれないよりいいけど。・・・。



はなしは変わって

今年も、アタミステリーの時期がやってきました。

もう終わりそうなのでいそいで紹介。

「アタミステリーって何ぞや?」って方は過去記事をごらんください。


アタミステリー紀行2010 平成22年のアタミステリー

アタミステリー 2010


毎年この時期にこの短編小説に励まされて

もう何年になりますか・・・?


ブラッドパッチ後に、アタミステリーと出会いました。

ブラッドパッチ前は、本は読めないし、文章を書けば、まとめられない。

手の緻密性がおちて文字がうまくかけない、
パソコンにも座っていられない。

自分の思いを伝えることさえできませんでした。

かろうじてブラッドパッチ後に、伝えなければとやっとはじめたブログでしたが、

最初はブログ記事も、文章がどうどうめぐりで
まとめられなかった私。

ブラッドパッチ前は短い文章も読ませんでした。

今も、難しい文章や、長い文章(本一冊)は読めないし、

過去を思い出す文章や、テレビの映像、文章は
どういうわけか、不安と恐怖がわいてきていしまい
心が拒否して全く受つけない状態が続いているけれど、


でも、こうしてブログを書いてきたことがリハビリになったのか、
以前より、
文章は読み書きができ、まとまるようになりました。

ありがとう、アタミステリー。

アタミステリー関連過去記事は こちら

秋の夜長はミステリー

今年のは、森村さんにはめずらしい、「殺人事件」のからまない、静かなファンタジーなんですね。

 

今年の森村誠一さんのアタミステリー作品

「熱海の靴屋」のお話のミステリー・・・つまり、なぞは・・・・・

3つとも私はわかりました。

皆さんはわかったかな?

今年はいつもと違って、事実と異なる点を見つければいいので、

答えがあいまいになりようがなく、はっきりしているので

すごく、楽ですね。

ただ、やっぱりファンタジーより怪しげなストーリーのほうが、ミステリーっぽくてよかったな。

「殺人」が出てくるミステリーでは地元から苦情が来たのかな?

 

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世界ふれあい街歩き

2010年07月09日 | 小さな幸せ
今夜、ひさしぶりに、私のお気に入りの
世界ふれあい街歩きイタリア ベネチア」がNHKで午後10時から放送されます。

午後4時からはフランス・リヨンの再放送もあります。

この番組は
はじめはBSだけで放送されていたものが、
2006年から総合テレビでも放送がはじまりました。

2006年といえば、私がこのブログをはじめた年です。

いつごろから見はじまったのか忘れましたが、
番組が12時を過ぎることもあったことを記憶しています。

当時外出もままならなかった私は
今までどれだけこの番組に励まされ、癒されてきたことでしょうか・・・。

今も何かと精神的にもつらいことの多い日々に、
将来を悲観してしまい、
生きることをあきらめそうにもなりますが、

脳脊髄液減少症の闘病中の体のつらさはもちろん
それにともなう世間や周囲や家族の無理解に、
何度も逃げたいと思いながらも、

「ささやかな幸せ」を見つけながら、
自分を励まし励まし、
なだめながら、ここまで生きてきました。

その「小さな幸せ」のひとつが
この番組でした。

以前、今より外出もままならず、症状も今より、
ずっと激しく、
思うように外出もできず、横になっている時間が長かったころ、

NHK総合では深夜に放送されていた、「地球ふれあい街歩き」を
ある日偶然はじめて目にしました。


初めて見た時
、そのおだやかなテーマ音楽とともに、
ゆっくりとした画面の動きの画像と

ただ淡々とまるで自分が散歩しているかのような映像が続く
この番組に衝撃を受けました。

一目ぼれのように、
以来ずっとこの番組のファンです。

ナレーションは
矢崎さんが声の高さが一番聞き取りやすいし、
一番うまいと思います。

脳脊髄液減少症の症状で外出もままならず
動体視力が衰えていて、
激しい映像の動きには目や脳の処理能力がついていかなかったころの私には、

病人にも本当に優しく、癒される
数あるテレビ番組の中でも、
「きわめてまれ」な存在でした。

ただ、当時NHK総合では深夜の放送だったので、

早寝早起きの規則正しい生活を心がけてきた私にとっては
体が持たずに眠ってしまい見逃すこともたびたびありました。

その後番組の認知度が上がり、
番組の人気が出たのか、だんだんと早い時間に放送してくれるようになり、
最近では夜の10時代に放送してくださるようになり、
今夜もこの時間なら起きてみられそうです。

脳脊髄液減少症で、外出もままならない患者さん、

脳脊髄液減少症で、激しく動く画像に目と脳がついていかず、

聴覚過敏の脳には、たとえテレビ中継でも
サッカー中継は

あのブブゼラの音が耐えがたい患者さん、

人やボールの映像の動きを目で追うと目がまわりそうな脳脊髄液減少症患者さん、

3Dのような立体的なカメラワークの映像では
むかむかと吐き気のわく、脳脊髄液減少症患者さん・・・。

原色だらけの派手なセットの中で、
ただひたすらゲストがうるさいバラエティ番組は
目と脳が受け付けない脳脊髄液減少症患者さん、

ゆっくりと人の歩く速度で、人の歩く目線からだけの
自然あふれる映像の、
「地球ふれあい街歩き」の
この番組なら大丈夫です。

映像も音も、
脳脊髄液減少症の脳にも目にも耳にも優しいから、
きっと見られると思いますよ・・・。


ちなみに、あのゆっくりとした、まるで自分が散歩しているかのような画像には
秘密があるんですよ。

カメラマンが、
ゆれを吸収する装置のついた20キロものカメラを
腰で支えて歩いて撮影しているんですって・・。


カメラマンや音声の人たちも
撮影の途中休憩はするのでしょうが

20キロの重さを抱えて、丸一日かけて撮影するのは
さぞかし大変なことでしょう。


「世界ふれあい街歩き」のスタッフの皆様、

思うように近所に外出にもいけない
動けなかった時代

まるで自分がそこにいるかのような

世界中の街を散歩しているかのような
素敵な映像をありがとうございます。

「激しい動きやうるさい音のある映像を受け付けない
脳脊髄液減少症患者の脳」に優しい映像をありがとうございました。

優しい映像で楽しませ、励ましていただき、
今までの何年もの闘病期間を支えていただきました。


最近のテレビ番組はすべて健康な人たち向けにつくられていて、
音がうるさすぎ、画面が派手すぎ、音も画面もにぎやかすぎると思います。

脳脊髄液減少症患者に優しい映像と音は、
赤ちゃんや他の病の患者さんにも優しいと思います。

私は今後も
こういった静かでゆっくりとした映像の番組が
もっと増えてもいいと思っています。

この番組の魅力のわけはこちら

番組へのリクエストはこちら

NHKへの感想はこちら

この番組のウィキペデアの説明はこちら

昨日の「デバルクマン症候群」の記事、一部内容を追加しました。

次回また「デバルクマン症候群」について書く予定です。
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嵐の贈りもの。

2009年11月03日 | 小さな幸せ
今朝は首がギシギシして、
舌がしびれて、
体が苦しくて、

もうダメだ、
もういやだと思いながら目が覚めた。

目覚めるなり、
「楽になりたい。」そう思った。

死にたいわけじゃない、
ただ
この厳しい現実から逃れたい、

この体から離れたい、

できないことだらけで
自分を責め続ける毎日から逃れたい、

脳脊髄液減少症という病名をもらうまでの、

長い、長い、つらかった時間と
つらかった出来事を、

すべて忘れたい。

脳脊髄液減少症患者が置かれている、
無理解で、冷たい
この世界から、消えてしまいたい。

早く楽になりたい。

そう、目覚めるなり思った。


それでも、
いつものように、布団から這い出て、

いつものように朝の家事をこなし、

しばらくして、

一段落して、庭にでて、ふと足元を見ると、

まるで、誰かが持ってきて
そこに置いていったような、

大きな黄色と赤の葉っぱが二枚あった。

そうか・・・・・
昨夜の雨と強い風で
庭に飛んできたんだ・・・・・。

まわりを見渡してみると、
小さな葉っぱは、他にもたくさん散らばっていた。

拾い集めて、並べてみた。

小さな、小さな、紅葉見物。

野山の紅葉を見に出かけられなくて、

淋しい思いをしていた私に、



思いがけず嵐が、

紅葉を庭まで運んできてくれたような気がして、



なんだか嬉しくなった。


じっと眺めていたら、


「自然はありのままに時が流れる・・・。

季節はめぐる。

また、春も来る。

いつか、またいい時もきっとくるだろう。

私もがんばろう。

人を信じてみよう。

人に心を開いてみよう。」・・・・・と、


少しだけ、

そう思えてきた・・・。


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アタミステリー紀行 2009

2009年10月02日 | 小さな幸せ
脳脊髄液減少症の名医のいる病院を訪ねて、

脳脊髄液減少症患者たちが
世界中から集まる熱海市で

恒例の秋のイベント
「アタミステリー紀行」が今年もはじまったようで、

昨日の10月1日から

ネット上でも、
今年の作品のアタミステリーが読めるようになったようです。

熱海市在住の、
あの有名な小説家の森村誠一さんが、

熱海市のこの企画のために、
毎年書き下ろしている短編ミステリーでの、
熱海市の、謎解きイベントです。

アタミステリーって
今年で7年目ですか?
まるで脳脊髄液減少症とともに歩んできたような企画ですね。・・・)

初期の「アタミステリー」の作品もぜひ読んでみたいです。

なにせ、その年の
そのイベント期間中限定でしか読めない森村作品だから

いくら短編でも、
とても貴重な「非売品作品」だと思います。


ネット上でも、
「アタミステリー」との出会いは、

苦しかった闘病中の
私の「小さな幸せ」でした。







アタミステリー紀行2009

今年のミステリー小説は、

「熱海猫院殿事件」 


森村誠一さんの公式サイト


過去記事


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今朝の収穫

2009年06月27日 | 小さな幸せ
草の中や、
土の中から、野菜をみつけるのは、

「発見」と「驚き」と「喜び」であり、

脳にも、心にも、

いい刺激、いいリハビリ、だと思っています。
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ママの結婚

2009年02月17日 | 小さな幸せ

(記事内のリンク先はパソコンでご覧ください。)

続きの、

おきさき様は脳脊髄液減少症 3 を書きたいところですが、

明日放送予定の歌番組に関する記事は、

本日UPしないと間に合わないので、

先にこの記事をUPします。

 

明日以降に、おきさき様は脳脊髄液減少症 3~や

脳脊髄液減少症の最新情報に関する記事などを、

書こうと思っています。

 

本日はうってかわって、ひさしぶりに、

平凡な日常生活の中に見つけた

「小さな幸せ」について書きます。

 

それは、2月4日、偶然、NHKテレビみんなの歌で

「ママの結婚」の

歌とアニメ映像に数年ぶりに再会したことです。

 

ご存知ですか?

「ママの結婚という歌。

 

この歌と映像にはじめて出あったのは

今から数年前の秋でした。

 

まだかろうじて薬を飲み飲み、働くことのできた私は、

偶然、仕事中テレビからこの曲が流れてきて、

初めて耳にしました。

 

聞き流していた私でしたが、

その曲の歌詞に度肝を抜かれました。

 

それは、「母の再婚を祝う」娘の気持ちや過去の葛藤を

歌った歌だったからです。

 

こんな歌が、みんなの歌で流れる時代になったのか?と

その時驚くとともに、

つい仕事の手を止めて、

そのアニメ映像に見入ってしまいました。

 

歌詞の内容を、

わかりやすくアニメ映像が伝えてくれていました。

 

その後、曲は何度か耳にしても、

アニメ映像だけは、長い間、見ることができませんでした。

 

そして、昨年、たまたま見ていた、TVの

「誰も知らない泣ける歌」紹介されて

何年かぶりに耳にしましたが、

テレビの歌では、私は心にあまり響きませんでした。

 

それは、あのほのぼのとしたアニメといっしょでないからでした。

 

あの歌は、あのアニメとセットになって、

はじめて相乗効果が出る曲だと思います。

 

歌だけ聴くと、イメージがついていかず、

なかなか歌詞の内容が伝わってこないのです。

(すでにその時すでに脳脊髄液減少症だったので、

歌を聞いても音楽と同時には、歌詞を理解できない、

症状のせいもあったかもしれません。

 

元NHKお母さんといっしょの歌のおにいさん、

今はお兄さんというより、

いいご年配になられた坂田おさむさんが、

なぜこの歌を作ったかというと、

ある、シングルマザーの方からの「シングルマザーを応援する歌を作ってほしい。」というお手紙を読んで、

その後、別のシングルマザーの幸せな再婚のお手紙を読んで、イメージを膨らませて作ったとのことでした。

たしかに、

考えてみるとNHKの「お母さんといっしょ」という番組タイトルも

お母さんがいない子にとっては酷だし、

「お父さんといっしょ」でも「おばあちゃんといっしょ」

でも

「おじいちゃんといっしょ」でもいいのはずなのに、

 

この世はお父さんとお母さんがいるこどもがあたりまえで、

設定されているのでしょうね。

 

でも、世の中にはいろいろな環境の子供がいるのです。

 

最近のNHK教育で偶然見かける

「お父さんスイッチ」という番組では

「おじいちゃんも可」と声が流れてくるので、配慮を感じます

 

こども番組の歌や、「NHKみんなの歌」も、

幸せや、母や父があたりまえに登場してきて、

シングルマザーがでてくる曲は、今まであまり聴いたことはありませんし、

そのこどもの親の再婚時の、

心の葛藤の歌など

私はそれまで聞いたことがありませんでした。

 

坂田おさむさんには、次回はぜひ、

シングルファーザーの曲も作ってほしいと思いました。

 

この2月に、NHKみんなの歌の午後2時50分からの枠で、

何回か、お楽しみ企画でこの「ママの結婚」が放送されているようです。

 

興味、関心のある方はぜひご覧ください。

 

詳しくは「みんなの歌、2月3月放送予定」をご覧ください。

 

どうやら、水曜日の午後14時50~の枠のようですね。

隔週放送だそうですから、もしかすると

次回は明日

2月18日の水曜の

午後14時50分あたりに放送されるかも?

この

NHKみんなの歌の「ママの結婚」という歌とアニメに興味のある方は

ぜひ、VTRセットしてでも、テレビ放送の現物を見てください。

(動画サイトにも動画があるようです。

「ママの結婚」で検索してみてください。

ほのぼのしたアニメでオススメです。)

 

参考までに、

最近偶然テレビで目にした、

 演歌歌手のジェロさんの紅白歌合戦出場までの道のりを

歌ったと思われる「晴れ舞台」という歌も

アニメと相乗効果を感じる作品でした。

こちらも動画サイトで探してみてください。

 

坂田おさむさんのホームページはこちら

 

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マジックアワー

2008年10月13日 | 小さな幸せ
マジックアワー

きのう見た、夕暮れの空。
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