脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

見つけようとしなければ見つからない病

2009年10月30日 | つぶやき
もう10月も終わりなので、急いでお知らせします。

偶然、とある雑誌で、こんな広告を見つけました。

画像をクリックして、
大きな画面にしてじっくりご覧ください。


厚生労働省の、国民にがんの早期発見とがん検診の重要性をよびかける広告です。

「見つけようとしなければ、がんはなかなかみつからない。」だって・・・・

そんなこと、だいたい、誰でも知ってると思うけど?

見つけようとしなければ、なかなか見つからないのは
がんというより、
脳脊髄液減少症だと思うけど?


「当サイトに掲載された写真・動画・データ等の無断転載を禁じます。」だって。
わざわざこんな一文添えなくてもいいと思うんですがね。

政府広報のがんの早期発見キャンペーンの文章ぐらい、

営利目的の転載でなければ、きちんと「政府広報です。」って明記してもらえば、
どんどんブログでも何でも書いてもらって伝えてもらった方が広告費がかからなくて、国民に周知がいきわたりいいのではないのでしょうかね?厚生労働省さん。

こういうお役人の画一的で、融通の利かない姿勢や考えが、私は嫌いです。


以下政府広報の一部抜粋です。


10月は
がん検診受診率50%達成にむけた集中キャンペーン月間」です。

詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。

[この広告に対するお問い合わせ]
厚生労働省、健康局総務課 がん対策推進室 
03-5253-1111

    

転載できなかった、がんの政府広報の広告の一部の

「がん」の部分を
「脳脊髄液減少症」に変えて、すこしアレンジして以下に書いてみます。



『見つけようとしなければ
「脳脊髄液減少症」はなかなか見つからない。

「脳脊髄液減少症」は早期発見・早期治療ができれば、それだけ治る可能性も高い病気。

しかし、初期の脳脊髄液減少症は、日常生活の中では非常にみつけにくいものです。

今こそ、自分自身、そしてご家族の安心のために、

(あなたのその症状が

脳脊髄液減少症かどうか、

きちんと脳脊髄液減少症専門医の)検査と診断をうけましょう。』



   

がんが早期発見、早期治療が重要なのに、

それを可能にするためには、
婦人科も、精神科も、耳鼻咽喉科も眼科も小児科も内科も心療内科も
整形外科も、
すべての科の医師が
がんという病の特徴や症状を知っていなければ、

いくら検診を受けたって見逃されると思います。

それと同じように、

脳脊髄液減少症だって婦人科も、精神科も、耳鼻咽喉科も眼科も小児科も内科も心療内科も
整形外科も、

すべての科の医師が
「脳脊髄液減少症」という病の特徴や症状を知っていなければ、

いくら検査を受けたって見逃されることもあるのに、

脳神経外科以外の医師たちは、
自分たちの専門分野の病と、脳脊髄液減少症が関連があることに、

まだまだ気づいていません。

さまざまな婦人科学会でも耳鼻科の学会でも学会でも、消化器の学会でも、
「がん」を知らない医師はいないし、
「がん」が話題にあがらない学会などないでしょうが、

「脳脊髄液減少症」という病の深刻さに気づき、演題にとりあげる学会は、
脳神経外科学会や、麻酔科学会など一部の学会のごく、少数にすぎません。

それも、脳脊髄液減少症という病を正確に捉えている報告となると、
さらに一部の学会の一部の医師たちに限られてきます。


非難を覚悟でまた言わせていただくなら、
私は、がん患者さんたちをとりまく「環境」がうらやましい。

だって、
医学部でがんについて、医師たちほほとんどが
学んでくれているんだもの。

がんの専門医は医師たちからもステイタスが高く
見られているんだもの。

国をあげて、
がんの早期発見、早期治療の重要性を、国民に通知してくれているのだもの。

世界中の医師たちが、
がんという病の深刻さ、苦しさ、治療の経済的な大変さ、精神的なつらさなどを、
深く認知してくれ、

がんという病の早期発見と早期治療や、がんの撲滅のために、日夜
研究に取組んでくれているんだもの。

がん保険もあり、がんと診断されたら、治療費を出してくれる理解ある保険会社もあるんだもの。

人に「病名」を聞かれて「がん」といえば、
すぐさま、周囲の人たちが、

病を抱えた病の深刻さ、治療の大変さ、経済的困難や、患者の心理を
察してくれるんだもの。

いろいろな分野の企業も(ピンクリボン協賛会社を参照)、

医療機器会社
医師も、
厚生労働省も、
厚生労働大臣も、

芸能人も
製薬会社も、

マスコミも、さまざまな主催、後援、主管、支援、協賛、協力、提供企業の存在も、

さまざまなな学会の「がん」に対する高い関心があり、
がん患者を応援してくれているんだもの。

がんを知らない人たちはいないし、
世界中の人たちが、
がん患者を救うために、何らかの動きをしてくれているんだもの。


病の過酷さを理解され、
医師たちが真剣に、向き合ってくれ、

病人として認められ、周囲に理解され、

社会に病人として認知され、
病の苦しみも理解され、

医療や社会や家族や
あたたかく支援してもらえることは、

たとえ、どんな厳しい病の最中にあっても、

人として尊重されることは幸せなことだと思います。

脳脊髄液減少症患者にはこれらのほとんどがありません。


脳脊髄液減少症は、がんと同じで誰もが発症しやすく、本人も医師も
初期になればなるほど、軽症であればあるほど、
気づきにくく、見つけにくい病なのに、

そのことに、世界中の人たちが、まだまだ気づいてさえ、
いません。

一番気づいているのは、
日本の一部の医師たちと、患者たちだけです。

その少数の人たちが、世界中に、脳脊髄液減少症のことを
伝えていかなければならないのです。


脳脊髄液減少症のことが正しく認知されなければ、理解もひろがらないし、
誤解を生み、
患者の人権さえ、侵害されかねないのです。


過去の交通事故被害者で
脳脊髄液減少症になった患者たちは、
被害者でありながら、まるで詐欺師のように、
まるで、自分の気の病であるかのように、さげすまれてきました。

これは患者の人権侵害とも言える行為であったと、今思います。

あやまちは繰り返してはなりません。

ごく一部のこころある医師たちと一部の行政の人たちだけが、
今、
脳脊髄液減少症患者を助けようとしてくれているにすぎません。

まだまだ、患者支援の体制はがんに比べて不十分です。

周囲が動いてくれないから、
一部の患者さんたちや家族が、自分達でもなんとかしようと、
必死に動いてくれているだけです。

国としての積極的な患者支援は、まだありません。

唯一の治療法である、ブラッドパッチに今だ正式に健康保険が適用されていません。


新政権は、性同一性障害者の人権の尊重をマニフェストに掲げたそうですが、
脳脊髄液減少症患者の権利も、公約に掲げてほしかったです。

性同一性障害者の人権尊重の必要性には気づけても、

脳脊髄液減少症患者の人権の尊重までは、気づく時間がなかったのでしょうか?

また、政権公約に
「がんや肝炎など、特に患者の負担が重い疾病などについて、支援策を拡充する」とありますが、

「脳脊髄液減少症」の病名は医学界の統一見解がなければ入れられなかったのでしょうか?

それとも、まったく眼中になかった?

脳脊髄液減少症は、治療費に健康保険がきかないのですから、

この、「特に患者の負担が重い疾患」にあてはまるのではないでしょうか?


私は実は、脳脊髄液減少症は「難病」だとは思っていないんです。

脳脊髄液減少症は長期間放置されると
治るのにものすごく時間はかかるし、

ものすごく不可解な
説明できない症状のオンパレードに襲われ、

日常生活さえ、ままならなくなることもあるけれど、

治療で症状は軽快するし、

早期発見早期治療で、かなりの治療成績が上げられるし、完治も望める。

原因も脳脊髄液の減少だと証明されつつあるし、
ブラッドパッチという治療法がある。

だから、
「原因もわからず、悪化を食い止める治療法も完治する治療法もない、
現代の医学では治す方法もない、難病。とはちょっと意味合いが違う病」だと、
個人的には思っているからです。

ただ、比較的短期間で普通の生活が送れるまでに回復する脳脊髄液減少症患者もいれば、

私のように長期間放置されて、こじらしたり、
重症の症状のある脳脊髄液減少症患者は

何十年も漏れた状態に対応していたからだに対して
いきなり何箇所もブラッドパッチするわけにもいかず、

漏れている箇所を確認しながら、
少しずつ、少しずつ、漏れを止めて、

良くなったり、悪化したような状態をくりかえしながら、
何年かかけて、
だんだんだんだん、全体的に体調がよくなっていくような治り方なので、

かなりの精神的、闘病期間の長期化など時間的、経済的負担が大きいから、

難知性疾患という部分ではあてはまり、

政府の支援が早急に必要な、やっかいな病ではあると思っています。


昨日の記事にも書きましたが、
首相は、表明演説で

「政治には弱い立場の人々、少数の方がたの人々の立場が尊重されなければなりません。」とおしゃっていましたが、

本当にそう思うなら、

今すぐ、脳脊髄液減少症患者を国の力で救ってください

前政権は、私たちを何年も見殺しにしてくたのですから。
今回の政権ももし、私たちを見殺しにするなら、絶対に許せません


社会にも医師にもまだまだ病の深刻さが理解されていません。

見た目で病気の深刻さがわからないのは、
心臓病の患者さんだって、脳腫瘍の患者さんだって、がん患者さんだって、
他の難病の患者さんだって、同じだと思います。

見た目に症状が現れない病なら、脳脊髄液減少症患者でなくてもたくさんいるはずです。

なのに、なぜこれほどまでに、
脳脊髄液減少症だけが社会に冷たく扱われているのか?

それは、見た目で症状がわからないという理由だけではなく、

「病の深刻さ、症状の過酷さ、
症状の多彩さや、それがどう日常生活を阻害するか」が

社会にも医学界にも充分理解されていないせいだと私は思っています。


だから、体験した患者ひとりひとりの意見に
真摯に耳を傾けてください。

国として、

脳脊髄液減少症相談専門ダイヤルなど、
相談窓口を開設してください。

そうすれば、患者の生の声が集まってくるはずです。

患者は治ってしまっても、
苦しかったころや、救ってくださった医師を忘れることなく、

黙ってしまうことなく、なんらかの形ででも、
その体験を語り続ける必要があると思います。

そうでなければ、いつまでたっても、脳脊髄液減少症のことは理解がひろまらない。

こんなわかりにくい
経験した人にしかわからない症状ばかりの病もめずらしいと思います。

見つけようとしなければ見つからない病は
「がん」だけではないと思います。

脳脊髄液減少症は、その不定愁訴から「脳脊髄液減少症」という病名にたどりつく
確率は、がんより低いはずです。


なにしろ、医師さえ、脳脊髄液減少症については診断法も検査方法も、治療法も医学部でも学んでおらず、

脳脊髄液減少症の症状の特徴もほとんど理解しておらず、

そのため不定愁訴からこの病の臭いをかぎ分ける術も経験も、
持ち合わせていない医師が大多数なのですから、

医師を受診して、その医師から脳脊髄液減少症の病名に至る道より、
患者が自ら気づいて、専門医を訪ねるルートの方が、
圧倒的に正しい診断と治療への近道なのが現状なのです。

正しい診断にいたるまでの道のりは、
がん患者さんより過酷な道のりだと思います。

患者自らが、病んだ体でいばらの道を切り開いて迷路の出口を見つけ
この病名にたどりつくようなものです。

迷路の中で迷って出られない人たちも多くいるはずです。


患者自らが、「脳脊髄液減少症」という病名を偶然知り、
自らの症状の原因はこれではないか?と疑い、
専門医を探しだし、
受診して、検査して、正しく読映されて、はじめて、

自分の症状の正しい原因である、脳脊髄液減少症という病名にたどりついた患者が
ほとんどだと思います。

症状を抱えて誰でもかまわず、医師を受診し、

症状を訴えて相談して、その医師が、
「それは脳脊髄液減少症かもしれないよ。専門医を受診して詳しい検査をしたほうがいい。」と言ってもらえる患者さん、

偶然にも脳脊髄液減少症に詳しい医師にめぐり合い、そこで
医師の方から、検査をしてもらい脳脊髄液減少症とわかった患者さんは、

ごくごく一部の幸運な患者さんに過ぎません。

ほとんどが自力で、病名や医師を探しだし、脳脊髄液減少症という自らの症状の真の原因を探し当てている患者が、まだまだほとんどです。

それほど、医療界の早期発見、早期診断、早期治療の体制は整っていないのです。

がんという病については検診制度まで整い、

本人が自覚症状がないうちに検診で早期にがんが発見され、

大事に至るまえに診断治療がなされ、

患者の「人生の質」が病によって著しく低下させられるのを
防ごうとする国をあげての支援体制があります。

しかし、
脳脊髄液減少症については、
自覚症状がこれでもか?というほどあり、時には窒息しそうな、圧死しそうな、
心臓のリズムがメチャクチャで心臓死しそうな状況にあって、
必死に症状を訴えても、
「異常なし、気のせい」と医師に笑いとばされるのです。

脳脊髄髄液減少症の早期発見の検診制度なんて、もちろんありません。

理解を示して、応援してくれる企業も

日本イトミック様
こちらのリンク先の、その他の団体の下から2番目を
ご覧ください。
おなじみ、脳脊髄液減少症患者の飲む点滴、療養生活の友、「OS-1」の
株式会社大塚製薬工場さん、のように
ごくわずかです。

脳脊髄液減少症は、
がんと同じように、国民病であり、

いつでも誰でも、かかりうる病で、

放置されれば、精神的、肉体的、経済的に追い詰められ、
死に至る可能性だってあるのに、

あまりにも軽視されすぎています。

その上、いまだにこの病を否定するような医師、

無視する学会すら存在しているのです。

患者として、
この状況がどう考えても不公平で許せません。

今も、脳脊髄液減少症でありながら、
医師をいくら受診しても原因不明で苦しみ続けている
脳脊髄液減少症患者さんが

この国や、
世界中にたくさん潜在しているはずです。


「見つけようとしなければ、見つからない病」の最たるものは、

検診体制が整っているがんというよりも

むしろ、

なんの早期発見の体制も整っていない「脳脊髄液減少症」の方だと思います。


がんと同様、
社会の認知と理解とあたたかな支援を


社会から孤立している
孤独な脳脊髄液減少症患者にも

どうか少しでいいからわけてください。

東芝さん、東芝さんは、乳がんの早期発見のマンもグラフィーだけ作っているわけではないでしょう?
脳脊髄液減少症患者のMRミエログラフィ診断に使われる
高性能の静かな患者に苦痛を与えない
すばらしいMRIつくっているじゃないですか。

だったら、乳がん撲滅めつキャンペーンだけではなく、
もう少し脳脊髄液減少症患者にも、がん患者さん同様、
関心を持って、支援してくださいな。

お願いしますよ。

脳脊髄液減少症に理解を示してくださっている企業は

ごく少数の企業さんだけしかないんですから。

参考:
マニフェスト 医療政策詳細版

●医療は提供する側と受ける側の協働作業
医療は提供する側と受ける側の協働作業です。各界・各層の代表の意見を幅広く聴取し、医療の抜本改革に関する目標と工程を定めた基本方針を策定、建議する会議体の枠組みと、民主党政権が責任を持ってその実現を図る体制を確立します。

●新しい医療技術、医薬品の保険適用の迅速化
製造・輸入の承認や保険適用の判断基準を明確にして、審議や結果をオープンにし、その効果や安全性が確立されたものについて、速やかに保険適用します。

●医療の安心・納得・安全
患者・家族の立場に立って、医師・医療機関との意思疎通を円滑化する「医療対話仲介者(メディエーター)」を一定規模以上の医療機関に配置します。
●難治性疾患対策
難病患者・家族の切実な声が施策に反映されるよう、難病対策委員会の定例開催等といった環境整備を着実にすすめます。新規指定や対象年齢拡大を望む様々な疾患の患者が必要な医療が受けられるよう、現行の難病対策及び希少疾病の新薬開発や保険適用の仕組みを抜本的に改革し、難病に関する調査研究及び医療費の自己負担の軽減を柱とする新たな法制度を整備します。

高額療養費制度に関し、白血病等、長期継続治療を要する患者の自己負担軽減について検討を進めます。

●心身医学
心身医療の提供体制の整備を着実に進めるとともに、不登校、引きこもり、摂食障害等、心の悩みや問題を抱える青少年に対する診療体制を整備します。また、乳幼児健診への専門スタッフの参加等を検討します。本人だけでなく一緒に悩んでいる家族に対しても支援を行います。

●統合医療の確立ならびに推進
漢方、健康補助食品やハーブ療法、食餌療法、あんま・マッサージ・指圧、鍼灸、柔道整復、音楽療法といった相補・代替医療について、予防の観点から、統合医療として科学的根拠を確立します。


(いますぐ、やってもらおうじゃないの
統合医療で脳脊髄液減少症患者の緩和ケアと回復に力をかしてよ。


マニフェスト全文(28ページに注目)


同病患者のろくろさんの最新情報

脳脊髄液減少症の病院情報
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳩山首相の所信表明演説

2009年10月29日 | つぶやき
おととい新聞とテレビで知った
鳩山首相の所信表明演説。

気になった言葉とそれに対する私の思い・・・・


抜粋

(前略)
『毎年3万人以上の方がたのいのちが、絶望の中で断たれているのに、

私を含め、
政治にはその実感が乏しかったのではないか。』

               
(中略)

『社会の中に、自らのささやかな「居場所」すら見つけることができず、
いのちを断つ人が後を絶たない、
しかも政治も行政も、そのことに全く鈍感になっている、
         

『そのことの異常を正し、
支え合いという日本の伝統を現代にふさわしいかたちで立て直すことが、
私の第一の任務です。』

『かつて、多くの政治家は
「政治は弱者のためにある。」と断言してまいりました。』


(中略)

『政治には弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない。

そのことだけは、私の友愛政治の原点として、ここに宣言させていただきます。』
      
『今回の選挙の結果は、
このような
「もっとも大切なこと」をおろそかにし続けてきた政治と行政に対する
痛烈な批判であり、

私どもはその声に謙虚に、耳を傾け、
真摯に取組まなければならないと、決意を新たにしております。』

(後略)

以上首相の所信表明演説からの抜粋終わり。

詳しくはこちら

「いのちを守り、国民生活を第一とした政治」(リンク先を

以下は私の感じたこと


政治の中で首相も行政も自殺者のことに鈍感だったって、そうだよ、今頃気づいたの?)
  
 (今まで国は私たち患者を積極的に支えようとなんかしてくれなかったよ。支えあい?異常を正す?きれいごとなんかどうでもいいから、いますぐ患者を具体的に助けてほしい。)

政治家は弱者の立場にあるなんて、初めて聞いた。
そんな政治家がいるとは今までとても感じられなかった。
みんな稼ぐために、あるいは名誉のために、政治家になるもんだと思ってた。)
    
今までは脳脊髄液減少症患者たちが国に対して、頼んでも訴えても、お願いしても、

はいはいって返事だけでちっとも国には助けてもらえず、研究班にすべて丸投げで、
チェック機能もせず、
見殺し期間は何年にも及び、私たち患者の声なんて少しも尊重されてこなかったけど?。
また今回も口先だけ?形だけ?体裁だけ?で具体的には助けてくれず、ほったらかすの?)

「政治には弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない」と本当に心からそう思うなら決意だけでなく、いますぐ脳脊髄液減少症患者の声に謙虚に耳を傾けて、
救済に真摯に取り組んで助けてよ。)



     

国民の命と生活を守る政治なら、

何年も、患者を苦しめたまま、遅々として研究も進まないような、

脳脊髄液減少症に対しても、ブラッドパッチ治療に対しても、
否定的な医師が大多数を占めるような、

アンバランスな人選のまま、スタートしたような、
「脳脊髄液減少症公的研究班」の結果待ちにばかりにこだわってばかりいないで、

もっと別な視点から、患者救済の道をさぐっても
いいのではないか?と私は思います。


「国民の命を生活を守る政治」とやらを、
具体的に示し、

政治的な判断で、
いますぐ脳脊髄液減少症患者を助けてほしいと
思います。

脳脊髄液減少症の公的研究班の、
脳脊髄液減少症の治療経験を積み上げ、患者救済第一主義の心ある一部の
ブラッドパッチ肯定派の医師や、

なんとか研究を前に進ませようと、
舵取りを一生懸命になんてくださっている一部の医師の心ある先生方を非難するつもりは毛頭ありませんが、

正直な話、私は個人的には、
この公的研究班の人選が、否定派医師が大多数だと知って以来、
この研究班には、最初から疑問を感じていました。

本当に3年後に患者は救われるのか?と最初からとても不安でした。

それが案の条、これです。↓

(ろくろさんから教えてもらった、10月23日付け共産党の新聞赤旗記事。)

最近ではこの研究班の一部の否定派医師に対して、
非常に怒りも感じています。




年間2500万円も使って、3年間も補助金をもらい続けても、
脳脊髄液減少症を助けられないような研究班には
患者として、疑問と怒りを感じます。

2500万円の税金の使用明細を国民に示してほしいです。

脳脊髄液減少症の研究班に対しては、患者は期待ばかりで、
感謝することはあっても、

非難することは失礼なこととして、
タブー視されていると感じるけれど、

私のような研究班に対する、
不安、疑問、怒りなど、正直な患者の気持ちはわかってもらいたいし、
世に知ってもらいたい。

もう、国は、医師まかせ、研究班まかせにしないで、

脱官僚と同じで、
政治主導で助けてよ。

その、国民の命と生活を守る政治とやらを具体的に実行して
見せてくださいよ。

もうこれ以上、国による患者見殺し期間、ほったらかし期間を延長するような政治は、いらないですからね。

口先だけのきれいごとなんかいらないです。

患者救済を実行してくれなきゃ、意味がないんです。

「これだけは知っておきたい
脳神経外科ナーシングQ&A」
の編集者の

NTT東病院脳神経外科部長の脳卒中センター長の 森田 明夫先生も、

はじめの書き出しで、こう書いています。

「 脳神経外科の領域では、当たり前にやっていることでも、
あまりエビデンスとして証明されていない内容が多いのですが、

医療においては、経験により培われた知見も、エビデンス同様に重要です。」って・・・・・。

人が人を救うための現場での「経験知」を馬鹿にしないでほしい。

医師たちの座学や議論や、研究ももちろん大切ではあるけれど、

だからといって研究だけがすべてじゃないと思う。


現場の医師や患者が実際に知ったことの中にこそ真実がある場合もあるはず。

それをまとめて総合的に考えるのも、研究の一貫だと思う。


人が人を救うために慎重になりすぎて、研究機関が長引きすぎて、

かえって人を苦しめ、
命を落とす人を増やすような本末転倒な愚かなことは
もうやめてほしい。


なんでそんなに公的研究班の結果待ちにこだわるのか。

現に800例も、1000例以上も
脳脊髄液減少症患者治療をこなしている医師や、

それに続いてブラッドパッチの効果を知っている医師が
全国にいるじゃない?

昨年の日本脳神経外科学会でも、
そういう医師がいるじゃない、5ページめ  

(6ページ目は昨年の学会での否定派医師の意見。)

その実際の症例数を重ねてきた医師たちの意見はどうでもいいの?

効果を実際に感じた患者たちの経験した生の声は無視するの?

その実際に治療にあたっている医師たちより、
体で経験した患者たちの声より、

研究班の否定派先生たちの意見の方が重要視されるとでもいうの?

そんなのおかしいと思う。


否定派医師ばかりの研究班に、

肯定派の医師をいくら助っ人に加えるのもいいけど、

なんで実際に何百例の実体験のある病院や医師がいるのに、

どうして、そこまでして研究班の結果待ちにこだわるのか、
私は理解できない。

もちろん、イエスマンばかりではなく、安全性のためにも、
否定派からの視点も重要なのはわかる。


でも、大切なこと、急がれることは、まずは一刻も早く、
今も苦しみに耐えている患者たちが、いることを忘れないでほしいということではないのか?。

研究班の先生方は脳脊髄液減少症をご自分で経験したことがない人たちが
大多数だから、のんびり研究していてもいたくも痒くもないけれど、

治療前かつて私がそうだったように、

今、この一瞬一瞬を助けを待ちわびて、治療をまちわびて、
苦痛に耐えて生きている患者たちがいることを忘れないでほしい。


治療にあたって症例数を積んでいる現場の医師たちや、
生の患者たちからの視点や声をまずは尊重してほしい。

なんなら、患者の同意の元に、
全ブラッドパッチ経験者に、アンケート調査を国費で
全国的に行った方が、

研究班の結果より、よっぽど現実的なエビデンスが得られるンじゃないかってさえ思うことがある。

幕末にはやった天然痘で命を落とす人たちを救うために、

反対派の医師が渦巻く中、
種痘にお墨付きを与えた、幕末のエビデンスは、
現場の医師と患者の経験知がすべてだったはず。

補助金もらって、研究班を作って「種痘は天然痘に効果がある。」って結果を出して、種痘にお墨付きをだしたわけじゃない。

当時、種痘もしないで、3年も放置していたら、
天然痘でもっともっと多くの人が死んだはず。

わたしたちは、すでに、研究班には3年も待機させられている。
その間、命を落とした、脳脊髄液減少症患者もいたはずだ。


医学が進んだ現代であっても、
現場の医師と患者たちが経験から学んだの多くの経験知は、

軽視されるべきではないと思う。


「脳脊髄液減少症は交通事故で発症し、
さまざまな心身の不調を引き起こし、
ブラッドパッチ治療で時間はかかるがゆっくりと
悪化したり軽快したりをくりかえしながら、回復する。」

それが私の患者としての経験知。

だから、
まずは、ブラッドパッチ治療を保険適用にしてもらいたい。


資産が14億円もある首相に、

健康保険がきかず、自費の治療もできない事故被害者の気持ち、わかるのでしょうか?


交通事故で怪我した被害者でさえ、健康保険で治療がうけられないなんて、この国の自慢の「国民皆保険」なんて、
現状では私にとっては、うそっぱち同様なのです。

保険証があっても、使えないんですから。

自らタバコが発癌性があると知りながら、長年吸って癌になった人は

治療にも検査にも、禁煙にも、健康保険が聞くのに

なぜ、
望まない交通事故での脳脊髄液減少症患者のブラッドパッチ治療に健康保険が適用されないのか?

人の命を生活を守るというなら、

まず、この脳脊髄液減少症患者たちの、
真実の叫びと生の声を聞いてほしい。



首相の所信表明演説は、詳しくは、以下をご覧ください。

所信表明演説全文1の


その1

この最初のページの下の2、3、4、5、6、をクリックしてくださっても続きが読めます。

その2

その3

その4

その5

その6

続き全文2の

その1この記事の下の2、3、4、5、6をクリックしても続きが読めます。

その2

その3

その4

その5

その6

今までの政権の
脳脊髄液減少症の扱いを再度知っていただくためにも、

また、過去の国会での質問主意書を貼り付けます。

再度過去の記事からのコピーの

国会議事録から。

平成16年3月30日提出  公明党  古屋 範子議員の質問主意書

経過

質問内容

小泉総理の答弁内容



平成19年12月10日提出    民主党 山井和則 議員の質問主意書

経過

質問内容本文

福田首相の答弁内容本文





平成19年12月18日 提出 共産党 赤嶺 政賢議員の質問主意書

経過

質問内容

内閣総理大臣臨時代理
町村信孝国務大臣の
答弁内容



平成20年3月17日 提出 民主党  山井 和則議員の質問主意書

経過

質問内容

福田総理の答弁本文



平成20年(2008年のCBニュース)



平成21年3月23日 提出 民主党 山井 和則議員の質問主意書

経過

質問内容

麻生総理の答弁内容




平成21年4月30日提出  共産党 赤嶺政賢 議員 質問主意書


経過

質問内容

麻生総理の答弁内容




平成21年7月13日提出  民主党 山井 和則 議員の質問主意書

経過

質問本文

麻生総理の答弁本文

この、脳脊髄液減少症に一生懸命に鋭い質問をしてくださった

この山井議員さんは、今回、
厚生労働省の、政務官になられたんですね。


政務官は、大臣、副大臣のつぐ、第3のポストです。


今までの政権では、大臣だけが脚光をあび、

副大臣や政務官はお飾り的存在だったようですが、
今回の政権では、
副大臣と政務官も、活発に行動しておられるようですから、

ぜひ脳脊髄液減少症患者理解とご支援にも
さらなるお力を貸していただきたいと思います。

新しい政権が、口先だけなのか?

「命と生活を守る政治」を本当に実践して、
脳脊髄液減少症患者救済を実行してくれるのか?


国民は厳しい目で見ていますから・・・。


政治家さん、これからは、脳脊髄液減少症のことをしっかり勉強して
患者理解と支援に動かないと、

支持も減り、
当選も、出世もしないかもしれませんよ。


なんたって、脳脊髄液減少症は国民全員のだれもがなりうる、ありふれた病なんですから。

無関心な政治家なんて、否定派医師同様、
自然淘汰されますって・・・・きっと。

脳脊髄液減少症の病院情報

ジャフメイトの過去記事の読み方はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの涙

2009年10月28日 | 心の葛藤
今日も昨日も、

朝は体中が痛くてつらい朝だった。

腰が痛くて、全身がいたくて、
しばらくはすぐには動けない。

ずるずると床におしりをつけたまま、
移動し、しばらくして、
やっとつかまりながら、立ち上がる。

それでもすぐには動けない。
しばらくまた床にうずくまる、

そして、また、立ち上がる。

そうして、朝の家事をこなさなければならない。

起きてすぐ、動き出せるようになった時期もあったが、
昨日今日は台風の接近のためか、こんな風だ。

こんな中でも、
私は精一杯がんばっているし、

病名判明する以前も判明後も、
症状を抱えながらもなるべく普通に過ごし、

小さな生きるよろこびを日々見つけながら、
生きてきたつもりだ。

至らないながらも、精一杯
家族にも尽くしてきたつもりだ。

でも、
時々、涙することもある。

今夜は久しぶりに泣いた。

自分の置かれている厳しい現実と無力さに、
涙が止まらなくなった。

今年になって、
いろいろつらいことが重なって、
泣くことが多くなった。

今年は
精神的に自分でもかなり危ういと思う時期が
何度かあった。

専門家にカウンセリングや薬の助けを求めかけた時期もあった。

でも、結局は、人間不信で、
自分から、助けを求めるのをやめた。

人に頼らず、
自分でなんとかしようと決めた。

もう、これ以上心が傷つけば、
生きていられないから、
それが怖いから。


夏をすぎて、
少し気持ちも落ち着いてきたし、

今月上旬にあの上陸して大暴れした
大型台風が行ってしまってから、

体調も次第に安定し、気持ちも前向きになってきて、
また、リハビリにも取り組みはじめ、

今までできなかったことや、
新しいことにもチャレンジしはじめた矢先だったが、

今夜はとある血縁の心無い言葉と、

自分の人生の現実の厳しさ、
自分の無力を思い知ったことがきかっけで、

涙が出て止まらなくなった。

久しぶりに、一人、誰もいない居間で、
声をあげてオイオイと泣いた。

もう、死にたいと思った。

こんな自分の人生から逃げたいと思った。

こんな自分がいやでいやで、消えてしまいたいと思った。

病人だろうが、なんだろうが、
大人の患者には、
日常生活のこまごまとしたことや、トラブルや、こなさなければならない課題が
次から次へと容赦なくおかまいなしに押し寄せてくる。

大人としての常識や義務をこなさなければならない。

先月の9月から、一難去って、また一難、
ずっとこんな調子で、精神的に疲れていた。

それでも、
力を振り絞って、頑張ってきた。

こなしても、こなしても、大人としての次から次へと解決しなければならない出来事の連続に、
気が遠くなりそうだった。

たとえば、一番身近な家事一つをとっても、

食事をやっとの思いで作れば、
今度は包丁もなべもおたまも、まな板も洗わなければならない。

皿も、スプーンも箸も人数分洗わなければならない。

食べたと思ったら、もう次の食事の用意。

エンドレスである。

9月のシルバーウイークの5連休はつらかった。

家族がいたから、いつも食事の準備と片付けに追われているような感じで
クタクタになった。

そのほかにも、逃げられない、避けられない行事など
普通の大人なら、肉体的にも精神的にも何の負担にならないようなことが、
私には負担に感じる。

こういう日常生活のことにエネルギーを使うと、
他の気力がうせて、

やるべき最優先事項でさえ、とりかかれなくなる。

できない自分を常に責め続けていると、
ささいなことで、人に対し心がおびえてしまうこともある。

心が疲れてくると、
見捨てられ不安におののくこともある。

家族や、主治医や、理解して助けてくれている人たちや、
同病の患者さんたちから、
見捨てられてしまうのではないかという見捨てられ不安。


脳脊髄液減少症の症状のせいや、
心の症状のせいだけではなく、

長年人に信じてもらえなかったことの
心的外傷のせいもあるかもしれない。

ものすごく人に対して不信感が強い。

心に深い傷を負ってしまっていて、
心は今も傷つきやすく、人になかなか心を開けず、人を信用できない私は、

心を病んでしまっているのはわかっている。
少しずつ、体とともに自分で癒していくしかないと思っている。

病が見逃され、放置され続けると
人は心まで病んでしまう。

だからこそ、この病の早期発見、早期治療が重要だと思う。

私のように、人生への悪影響が及ばないうちに、
心の傷が浅いうちに、

周囲の無理解に、心まで深く傷つけられないうちに。



大人としての義務も課題も満足にできない私。

唯一与えられた家事も最低限しかできない私。

自分を養うための稼ぎを得ることもできない私。


出来ないと泣き喚いたところで、はじまらないし、
最低限のできるところから、解決しなけれなならないのだが、

毎日毎日、頑張っても頑張っても、
まるで累積赤字のように、こなせないことがたまっていく。


子供のように、親に身をゆだねることも、
頼ることもできない。

自分でやるしかないのだが、
それが出来ない自分がわかるから、また悲しくつらくなる。

そんな自分が許せなくなる。

自分のことも精一杯の私だから、

家族にやってあげたくてもできないこともある。
やろうと思っても思ってもできないことも、取組めないこともたくさんある。

過去の私は何でも人一倍頑張りやで
なんでも、がんばってこなしてきた。

こんなに悪化する前は、
脳脊髄液漏れながらも、深夜までがんばって働いていた時期もあった私。

あの日、あの交通事故にあわなければ、
そして、こんな見えない脳脊髄液減少症という後遺症を負わなければ、

どんな人生だったのだろう。

難なくできること、
頑張れたことはもっともっとあったはず。


こんな人間ではなかったはず。

悔しくて悔しくてならない。


過去は忘れて前向きに生きろ、と人はいう。

前向き思考ばかりがもてはやされる昨今。


でも、時には
思い切り過去と現在を嘆いて泣かせてほしい。

もう、充分がんばってきたのだから・・・・・。





脳脊髄液漏れのまま、長く放置されながら生きてきた私。

そして、今も、大人としてできることが、限られている私。

できることもあれば、できないこともある。



なんて情けない女だ、

働けない、稼げない、
なんて無価値な女だ、といつも自分の中で自分を責めている。


でも望んで、こんな状況になったわけではないのに、

そのことは、どれだけの人たちが理解してくれているのだろう。

悲しくてたまらない。


交通事故にあわなかったら、こんな見えない後遺症を負わなかったら、

もう少し、生きることが、楽な人生だったかもしれない。

もっともっと自由に動け、人生を謳歌できたかもしれない。

私という人間を、
誤解されずにすんだかもしれない。


もう少し、私は周囲の人たちにしてあげることが多かったかもしれない。




自分のこともまともにできず、周囲や家族にしてあげられることも、
できることも限られている、情けない自分。

ごめん。

ごめんなさい。

こんな私でごめんなさい。

こんな私で、自分でも自分が情けなく、消してしまいたいくらい嫌いです。

でも、

どうにもならない。

許してください。


そう、一人で心の中で叫びながら、泣くしかなかった。


やっと何年もかけてここまで来た今も、

自分という存在が無価値なものに思え、
もう、こんな人生から逃げたいと思う瞬間が時々くる。

こういう瞬間を、今までも幾度となく、
自分をなだめなだめして、乗り越え、ここまで生きてきた。

でも、また、もういやだと思う瞬間がくる。

脳脊髄液減少症が長く放置されると
被害者の人生も心も人間関係も破壊する。


ひとしきり泣いて、
とある人に気持ちを延々と電話で泣きながら話、
ティシュの箱が半分なくなるぐらい、鼻をかんで、

ようやく、少し落ち着いて、ここに向かって気持ちを吐き出している。

夜遅いのに電話してごめん、でもありがとう・・・。

この人がもし死んだら、私は誰に電話したらいいんだろうと
不安になる。

完全に不安神経症状態だ。


とりあえず生きるしかない・・・・。

とりあえず、

とりあえず、



病人が闘う相手が、「病気」だけの人がうらやましい。

どんなに苦しくても、

大人としての義務を果たすために、

病気以外にも、さまざまなことと闘い、やらなければならない、
こなさなければならない、大人たちがいること、

わかってほしい。


今夜はこんな記事は書くつもりはなかった。

でも、
たまには、後ろ向き思考も、許してほしい。

これがありのままの、脳脊髄液減少症患者の私だから・・・。


また、明日がくれば、また何かがよい方向へ変わるかもしれない。



ああ、もう深夜1時半になる。

お酒でも飲んで寝よう。


明日も、また朝早く起き
動かなければならないから・・・。

(10月28日 未明 記・・・・。日にちもわからなくなる・・・)


コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳のアンチエイジング

2009年10月26日 | 情報
昨日の若年性アルツハイマーの映画「明日の記憶」の
初期症状を見て、

脳脊髄液減少症の自分の精神症状、

物忘れ状態、

道迷い経験、

同じものを買ってきてしまう。

約束を忘れる。

自分の言動を忘れる。

今日が何日何曜日なのかまちがう。

今見たもの、言った物の、直前記憶の消失、

周囲の音や人々の視線が迫ってくるように感じる異常な感じ、

遅刻や日にちの勘違いなどの病気のせいでの失敗なのに、
まるでその人本人の落ち度のせいにされて
周囲から責められるシーンなど、

あまりに私が経験した状況と似ていて、
それがみごとにリアルに映像化されていたので非常に驚きました。

どうやら、アルツハイマーの初期症状と、
脳脊髄液減少症の精神症状、神経内科的症状は似ている部分があるようです。

どうやら、
脳精髄液が減少すると、海馬が萎縮していなくても、海馬の機能障害が起きるようです。

映画の感想はいろいろありますが、またあとで・・・

それより、本日の情報を・・・、

本日NHKBS2と総合で、10月20日に放送された
プロに学べ、脳活用法スペシャル 脳の老化をふっ飛ばせ」が
再放送されます。

BS2では本日午後4時40分から

NHK総合では今夜深夜、つまり日づけ変わって翌日27日0時45分から

見逃した方にです。



「脳のアンチエイジングの極意」

①適度に体を動かす。

②指先をつかう。

③こまごまとしたことを人まかせにしない。

④家事をする。

⑤新しいことに挑戦する。    

⑥よくおしゃべりをする。

⑦好きなことをとことん楽しむ。  

は、

病や事故で
「何らかのダメージを受けた脳」や

私のように、
長年、脳脊髄液漏れにさらされ続けた

「脳脊髄液減少症の脳」のリハビリにも

応用できそうです。


病や怪我で、働きが不調になった脳も、
きっと常に回復しようとしているはず。

医師や薬に頼るばかりではなく、

患者本人ができる努力は私もしたいと思います。



なお、繰り返しします。

今月10月14日から17日まで行われた
日本脳神経外科学会第68回学術総会の記事はこちら

行政相談の記事はこちら

なお行政相談は、行政相談強化週間以外でも、
いつでも受け付けてくれます。

行政に対する不満や苦情は、
どんどん言わないと何も変わらないと思います。

あなたのほんの少しの勇気が行政を変える
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「明日の記憶」

2009年10月25日 | 情報
今夜一部地域で

9時から、日曜洋画劇場

若年性アルツハイマーを扱った映画

明日の記憶」が放送されます。

若年性アルツハイマーに限らず、

脳血管障害での後遺症や、
外傷での高次脳機能障害や、
脳脊髄液減少症など、

なんらかの理由で
記憶障害、認知力、判断力、遂行機能障害などの低下といった
症状を抱えながら生きる人たちの苦しみと、
その家族たちの葛藤を、

この映画を通して、
多くの人たちに、考え、想像し、

少しでも理解していただけたらと願っています。

参考 映画「博士の愛した数式」これは交通事故で高次脳機能障害になって、記憶障害を抱えた博士の物語

脳脊髄液減少症のことも、
物語やドラマや映画にしてわかりやすく映像化して、

世間に広く知らせてくれないかなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の行政相談週間

2009年10月20日 | 情報
昨日19日から25日まで秋の行政相談週間がはじまりました。
                  (リンク先はぜひパソコンでご覧ください。)

ききます。とどけます。あなたの声を行政に。」って
ほんとに届けてくれるのかなぁ・・・・ってちょっと不安。


以下政府広報より。

『本日10月19日から25日は行政相談週間です。

国などの仕事やその手続き、
サービスについて、お困りごとや苦情、ご意見、ご要望があれば、
お気軽にご相談ください。

▼受付電話(全国共通)は《行政苦情110番》

おこまりならまる まる く じょう ひゃくとうばん
0570-090110

▼インターネットは「行政相談受付」「検索」』

以上。

    

ここからは私の文章です。

これは脳脊髄液減少症患者の声を、
行政に伝えるチャンスかも?


インターネットは
こちら

「行政相談」の検索で出てきた自治体。

群馬県

愛知県小牧市

東京都三鷹市

大阪府松原市

福井県あわら市

熊本県上天草市

あなたの街でも行政相談が行われているはずです。

「県市町村名」と「行政相談」で
その街の相談受付日時や場所がでてくると思います。

この機会にぜひ、
脳脊髄液減少症患者の窮状を

メールでも電話でも直接でも、
担当者に伝えたり、
素直な気持ちや自治体へのお願いを訴えてみてはいかがでしょうか?

黙っていては、何もつたわらないし、行政の人は何も知りようがないのですから。

国民、市民として税金を払って義務を果たしているのですから、
行政に対し、意見やお願いをする権利があり、

遠慮はいらないと思います。

行政は、携帯やパソコンを持たない人にも
脳脊髄液減少症の病院情報が行き届くように、
努力してもらいたいものです。

これは各県の患者さんがこの行政相談週間にぜひ、行政に対し、
お願いしてほしいものです。


直接行くなら、各都道府県にある、行政評価事務所の
所在地は、こちら

各地の「行政評価事務所」の名称で検索すれば
以下のようにその行政評価事務所のホームページが見つかると思います。

東京行政評価事務所

宮崎行政評価事務所

こんな風に。


あと、総務省の行政相談監査業務の一貫として行われた
自殺に関する調査の資料をみつけたけど、

詳しい資料はこちら

脳脊髄液減少症が自殺の一因になっているなんて、
おそらく当時はお役人の誰も気づいていないんだろうなぁ・・・。

脳脊髄液減少症の早期発見早期治療、
保険適用でのブラッドパッチ治療をいつでも誰でもどこでも、
安心安全に治療が受けられるってことが

ひいては自殺予防につながるってことに、
気づいておられるお役人や政治家は
はたしてどれだけいるのだろうか?

ライフリンクの人たちでさえ、気づいてくださっているのでしょうか?

おそらくそこまでの関連性に気づいている人たちは
ほとんどいないことでしょう。

そのことに気づいているのは、死のふちまで追い詰められた経験のある、
脳脊髄液減少症患者本人だけ?


本当の問題解決や自殺予防につながらない、
形だけの総務省の調査
行政相談なんかいらないからねっ・・・。

総務大臣さんっしっかりしてよね

他のことで忙しくてそんなことまで手がまわらないなんて
言わせないからねっ

人の命がかかっているんだからっ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本脳神経外科学会第68回学術総会に患者として思うこと。

2009年10月19日 | 情報
リンク先はパソコンでご覧ください。

シリーズの顔マークのあとの
文章は私の独断と偏見による「つぶやき」です。

なお、記事中の番号、数字、日程など
誤りがある可能性があるためご了承の上、ご自分でご確認ください。

社団法人日本脳神経外科学会第68回学術総会

会期 :2009年10月14日~10月16日(金)

会場 :京王プラザホテル

会長 :寺本 明 

『この先生、日大K先生と同じ日大なんですね。

K先生同様、脳脊髄液減少症に対し、はたしてどの程度ご理解があるのでしょうか?

とにかく、実際に脳脊髄液減少症患者の治療経験、症例数を何百例と積まなければ、絶対に脳脊髄液減少症の全体像は見えてこないと思います。

座学だけや、少しの症例数では見えてこないことがたくさんあるし、気づけないことがたくさんあるのが、脳脊髄液減少症なんですから。』


1日目10月14日(水)プログラムP170~P171に脳脊髄液循環に関するプログラムが載っています。
P190~P191にかけて、脳脊髄液減少症についてのプログラムが載っています。

2日目10月15日(木)のプログラム

『外科手術の髄液漏だけではなく、交通事故での髄液漏にも関心を持ってもらいたいものです。
P280~「頚髄症の一症状としてのめまい症」っていうけれど、
私、頚髄症と間違われたことあるんですけど、脳脊髄液漏れでしたけど。

P289~水頭症についてかなりの量のプログラムがありますが、
どうして、脳脊髄液が増えすぎて具合が悪くなる水頭症にはこんなに医師の関心があって、その逆で脳脊髄液が減ってしまう脳脊髄液減少症に関しては、
関心を持ってくださる医師が少ないのでしょうか?
これでは片手落ちだと思います。

それから、新生児や乳児や高齢者の水頭症があるなら、新生児や乳児や高齢者の
脳脊髄液減少症だって存在しているはずです。

医師がそういう目で見なければ病として見つかることもなく、放置され、
多くが見落とされている可能性があると思われます。」

3日め10月16日(金)プログラム


P349の3O-DP-107-02の
「高次脳機能に対する覚醒下手術」
の小泉友幸先生は、

総合医学社の「これだけは知っておきたい脳神経外科ナーシングQ&A」

「Q89」の「脳脊髄液減少症について教えてください」で脳脊髄液減少症について回答されていた先生です。』


独断で選んだ脳脊髄液減少症関連演題

1日目 10月14日(水)

10-DP021-01外傷性脳脊髄液減少症の診断治療

10-DP021-02 脳脊髄液減少症における脳槽シンチグラフィーRI残存率の評価

10-DPO21-03脳脊髄液減少症の脊髄MRIにおける診断的意義

10-DP021-04 低髄液圧症候群に伴う慢性硬膜下血腫の危険性

1O-DP021-06 慢性硬膜下血腫を伴った突発性脳脊髄液減少症の3例

10-DPO21-07 突発性低髄液圧症候群を伴う慢性硬膜下血腫の治療

10-DP021-08 若年者の脳脊髄液減少症における自己血中流療法


1F-O017-02 高齢者におけるキアリ1型奇形の治療
     
              参考:2007年のブログ記事
                 「キアリ奇形と脳脊髄液減少症」

1D-O003-02 キアリ1型奇形に対するsandwich duraplasty

1B-S03 頚椎変性疾患の外科治療
第1日目 10月14日(水) 10:30~12:00 B会場
座長: 金 彪 (獨協医科大学)
高安 正和 (愛知医科大学)

『ちなみに脳脊髄液減少症患者の私は、よく頚椎疾患と間違われました。』

ランチョンセミナー
LS06 下垂体腺腫の手術療法と術後内分泌管理 F会場

共催:ノボノルディスクファーマ株式会社
座長:佐伯 直勝  千葉大学
LS06-01 有田 和徳  鹿児島大学

あのう、脳脊髄液減少症でも下垂体に影が映ることがあるんですけど・・・脳腫瘍と間違われることもあるんですけど』

『あと、
イブニングセミナーの1日目のESO1開場では
昨年の第61回日本自律神経学会総会で発表された、
『教育講演(11) 11 月7 日(金) 15:20~16:00 C 会場(414・415)
自律神経失調症の原因と治療法
―Cervical Neuro Muscular Syndrome―(頚性神経筋症候群)
演者:松井孝嘉他(東京脳神経センター理事長)』

あの、頚性筋症候群のM医師が・・・・

頚性筋症候群もいいけれど、M医師も、日本自律神経学会も、
脳脊髄液減少症という病態をそろそろ認めてくれませんかねぇ・・・。

M医師の頚性筋症候群の問診票は、脳脊髄液減少症の問診票と言っても過言ではないくらい症状が似ているのですから・・。

M医師の頚性筋症候群の記事を含む過去ブログ記事はこちら

あと、
ESO2の開場では、あの神の手、鍵穴手術のデューク大学の
「ラストホープ」のF医師が・・・


『でもね、何もね、脳腫瘍とか、脳血管の難しい手術をしている医師だけが「神の手」ともてはやされることもないと思うんですよ。
手術の難易度にかかわらず、

真に苦しむ患者を救い、他の医師に相手にされない、見捨てられた患者を救ってくれる医師が

本当の「神の手」の持ち主だと思っています。

だから、交通事故以来、異常なし、気のせいとほったらかされてきた私の
脳脊髄液漏れを見つけてくださり、

ブラッドパッチして助けてくださった脳脊髄液減少症の主治医だって
私はありがたい神の手、ラストホープだと思っているんですよ。』


2日目 10月15日(木)

2P-DPO69-03 内視鏡下経鼻的下垂体腫瘍摘出術後における髄液漏閉鎖術

2R-DP080-05  Foramen magnum decompression (FMD)以外のChiari(キアリ)奇形の
 手術法について


2B-S12 頭蓋底の再建ー髄液漏を如何に防ぐか?
第2日目 10月15日(木) 13:30~15:00 B会場
座長: 河瀬 斌 (慶應義塾大学)
大畑 建治 (大阪市立大学)



3日目 10月16日(金)

社団法人日本脳神経外科学会第68回学術総会 > 3日目 10月16日(金) C会場 > (13:10~14:40)
 [ 3C-S20 ] シンポジウム20 脳神経外科における頭痛の診断


3C-S20-04 脳脊髄液減少症の診断

3C-S20-03 脳神経外科医が知っておくべき頚部病変による頭痛

3C-S20 脳神経外科における頭痛の診断
共催:グラクソ・スミスクライン株式会社
第3日目 10月16日(金) 13:10~14:40 C会場
座長: 鈴木 倫保 (山口大学)
清水 恵司 (高知大学)


ランチョンセミナー
LS23 脳神経外科医が担う頭痛診療
C会場

共催:エーザイ株式会社
座長:上津原 甲一  鹿児島市立病院 院長
LS23-01 脳動脈解離における頭痛,頸部痛の意義
長尾 毅彦  東京都保健医療公社 荏原病院
総合脳卒中センター 神経内科
LS23-02 脳外科医がメスを置いたあとに―頭痛外来受診患者12000名の治療経験から
永関 慶重  医療法人斐水会 ながせき頭痛クリニック


その他

10月17日 脳神経外科市民フォーラム2009

事務局長のK先生との共著もあるようですから、間中信也先生のオススメのつらい頭痛の再診治療って、いったい・・・?まさか・・・?』

10月17日(土)脳神経外科頭痛フォーラム2009

『脳脊髄液減少症になると
下垂体の機能障害から産婦人科の症状もでるし、首の筋肉が片方ガチガチになって、顎関節についた筋肉の動きもアンバランスになり、開口障害や顎関節症も本当にその症状がでるんですから、味覚障害も、臭覚賞障害も、平衡感覚の異常も、
それはそれは全身にも精神的にもバランスを崩すんですから、

脳外科医だけではなく、
産婦人科医も口腔外科医にも、精神科医にも、
脳脊髄液減少症について学んでいただきたいです。

第2回日本脳神経外科塾講演会「心ある医師」を養成するための卒前教育

『脳脊髄液減少症患者に救いの手をさしのべてくださるのは
心ある医師にしかできません。

心ない医師は、否定したり、患者の訴えを疑ったり、患者の性格のせいにしたり、保険適用されていないめんどうなことには手をだしたくないから、見て見ぬふりして、助けようとしませんから。
ぜひ、医師である前に人間の心を忘れないで、こころある人である医師が増えてほしいものです。
でも、こころある医師は、座学だけでは絶対に培われないと私は思っています。』


プログラム検索ここに気になる「言葉」を入れて検索してみてください。
関連演題が出てきます。

ここの下の方に書いてある事務局は
私が個人的には、どうしても「脳脊髄液減少症肯定派」と思えない
先生が今回の学会の事務局なのね・・・

昨年の学会で脳脊髄液減少症の激しい否定論を展開した先生や疑心暗鬼の先生方が、
ことしはなりをひそめておられるご様子・・・

でも、まだまだ潜在的
脳脊髄液減少症否定派医師はたくさんひそんでいるはず。

言っておきますが、
脳脊髄液減少症では、認知症のようにもなるし、
高次脳機能障害もでるし、
難治性疼痛のような症状も出るし、
パーキンソンのような症状もでるし、
下垂体の異常もでるし、
それにともなうホルモン障害もでます。

頻尿もでるし、
怒りっぽく暴力的にもなるし、
とにかく私は長いからこそ、さまざまな症状を経験しました。

だから、同じ脳神経外科分野の
「他の脳疾患」と診断されている患者の中にも、
実は
脳脊髄液減少症が影にかくれていて、その症状や病状にも深くかかわっている可能性もあることに脳外科医は気づくべきだと思います。

自分には何の落ち度もない交通事故で、被害者となって以来、
得たいのしれない不可解な症状に苦しみ、

医師の訴えても訴えてもも異常なしとされて、
まだ、自力で動けるうちは、

気の遠くなるような時間の苦痛と、
医師にも周囲にも家族にも理解されず、病名もつかず、冷笑されながらの
ドクターショッピングを余儀なくされ、
孤独感の中、生き抜いた、
患者の私は体験して知っています。

脳脊髄液減少症がさまざまな脳外科的症状や、
内科系の症状、精神科系の症状、泌尿器科的症状、

消化器科系、婦人科系、耳鼻科系、
歯科系、口腔外科系、整形外科系、その他全診療科的症状を出すってことを・・・・・・

経験しなければ知りえないこと。

疑わなければたどりつかないこと。

これは患者も医師も同じです。

脳脊髄液減少症に実際になった患者の声に耳を傾けて、
もっと深く、この病態を研究してほしいと思います。

私のように、
交通事故の被害者となってしまったというだけで、

人生の大半を、この病による
波のある、見た目ではわからない、医師にも理解されない症状に
苦しむのみならず、

周囲の誤解と無理解にまで、精神的にも苦しめられ、

私のように、
人間不信、医療不信、医師不信、になってしまう
気の毒な被害者を、もうこれからは出さないでください。

お願いします。

お願いします。

子供達がこの病になったら、
大人や医師が気づいてあげなければ、自分ではぜったいに、

自分の症状や苦しみが脳脊髄液減少症のせいだなんて気づけません。

ましてや、精神の不調まで出す、脳脊髄液減少症の特徴を熟知していなければ、
精神症状からでも、脳脊髄液減少症を疑う大人がひとりもいないのでは、
子供達は救われません。

こうしている間にも、
脳脊髄液減少症だとわからないで苦しみぬいている人たちが
大勢、この社会に潜在しているはずです。

周囲の無理解と、医師の無理解と、
働けないこと、自費の治療費が払えないで治療も受けられないこと
普通の生活ができないこと、症状があまりに苦しくつらいことで、
生きる希望も失って、
自殺してしまいかねない限界のところで踏みとどまっている方がたが
今もいるはずです。

脳脊髄液減少症なのに、病名がわからず、
動けないのに母親だからと、当たり前だと周囲から子育てを強いられるお母さん、

脳脊髄液減少症で働けないのに、怠け者、仕事がつづかないと妻に責められて、
上司には、使えないダメな人だと誤解されているお父さん。

脳脊髄液減少症で
体がつらくて朝起きられないのに、
起きてもだるくて、学校まで、歩いてや自転車や、電車やバスでの移動も
つらいぐらい、体がしんどいのに、

だから勉強したくても学校へいけないし、
行っても、頭が回転しないから、勉強が頭に入らないのに。


脳脊髄液減少症で、そういう状態になっていると大人の
誰ひとりも気づいてあげられていないとしたら、

子供達は救われません。

大人たちは、
未来ある子供達の学ぶ権利を奪わないためにも、

今こそ、脳脊髄液減少症のことを積極的に情報収集し、

深く学んで、早期発見、早期治療の体制を整えるべきです。


誰か、

誰か、

人の心ある皆様、患者を、交通事故被害者での脳脊髄液減少症患者を

一刻も早く、国レベルで

早く早く助けてください。』

脳神経外科学会だけではなく、
交通事故での怪我やむちうち症に

関係の深い、整形外科学会でも、いつまでも苦しむ患者を見て見ぬふりしていないで、

医の心の初診を思い出して、

脳脊髄液減少症患者救済にお力をかしてくれるべき
時期にきているのではないでしょうか?

日本整形外科学会のホームページ

サイト内検索に、「脳脊髄液減少症」と入れて検索してごらんなさい。
何もヒットしませんから。

現実に存在する脳脊髄液減少症患者を
いったい何年、見て見ぬふりし、無視する
おつもりでしょうか?

個人の整形外科医は脳脊髄液減少症治療に取り組んでくださっていても、
整形外科学会としては、「脳脊髄液減少症」を「病気」と認めていないということでしょうか?

日本整形外科学会へのご意見はこちら

日本脊椎脊髄病学会のホームページにも
「脳脊髄液減少症」の病名は見当たりません。
「頚椎症」は載っているのに・・・

脊椎脊髄疾患に書かれている、主な症状
● 腰痛 ● 歩行障害 ● 頚部痛・肩こり
● 手足のシビレ感 ● 上肢痛 ● スポーツ障害
● 手足の運動障害・麻痺 ● 下肢痛
のすべてが

脳脊髄液減少症でも、ハンパでなくでるのに。

脳脊髄液減少症で、私は、
まるで、脊髄の中を寄生虫かエイリアンに食いつくされていくような
激しく、移動する痛みも経験しましたよ。

生きながら食い尽くされていくって、こんな感じかと思いました。

整形外科の医師の皆様には、脳脊髄液減少症という病の
深刻さ、恐ろしさはいまだに充分ご理解いただいていないようです。

とても残念で、悲しいことです。

交通事故での外傷で、一見脳に異常のない患者が
最初に受診する可能性の高い診療科は整形外科です。

整形外科の先生がこんな風では、
脳脊髄液減少症患者の早期発見は進みませんよ。

いいかげんに無視しないで
脳神経外科の専門医からきちんと脳脊髄液減少症のことを
学んでください。お願いします。

日本自律神経学会も、そろそろ・・・ご理解を・・・

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳脊髄液減少症の情報(全国病院一覧とその他情報)

2009年10月16日 | 情報
今まで、
2007年10月30日の記事や

2009年9月1日の記事で、私個人の感じたことなども含め、繰り返し病院情報を書き足してきました(過去記事内の情報は
当時のものです。今は病院や医師がその当時とは違っている場合もあります。)が、

公開病院が増えてきて、前記事に追加がさらに難しくなってきたので、
再度、病院情報(脳脊髄液減少症 日本全国 都道府県 病院一覧)を
ここにのせます。
この記事にも新しい情報を書き足していきます。

交通事故後体調不良が続く方は、脳脊髄液減少症にくれぐれもご注意ください。


1、新潟県 

2、宮崎県
 
3、栃木県庁   
      栃木県総合教育センター不登校との関係記事とそのリンク(2009年4月)       
       栃木県真岡市(2009年10月29日)   
       栃木県塩谷町(2009年11月11日)
       栃木県芳賀町(2009年12月8日公開)
       栃木県大田原市(2009年12月18日更新)
       栃木県高根沢町2010年1月
       栃木県野木町(2010年1月。)
       栃木県下野市(2010年1月)
       栃木県市貝町(2010年1月)
       栃木県那須烏山市(2010年1月15日)


4、宮城県庁 

5、千葉県
    千葉県船橋市
    千葉県市川市 
    千葉県教育委員会ホームページ
    千葉県教育庁平成21年度千葉県学校保健研修会資料(平成21年11月13日)
    千葉県学校保健知得情報1
    知得情報3 
    知得情報4(平成20年12月)
    千葉県市原市教育委員会(2010年1月12日)
   
6、島根県庁 
   島根県安来市のHP 
     島根県松江市(2010年1月)

7、大分県

 8、埼玉県

 9、岩手県 

10、佐賀県

11、鳥取県
   
   鳥取県米子市2009年7月29日

12、福島県 

13、長野県 

14、山形県 

15、鹿児島県 

16、福岡県  

17、和歌山県 

18、茨城県

19、三重県 

20、神奈川県

21、静岡県
   静岡県焼津市2009年12月11日
  静岡県教育委員会(
2010年1月13日。)
22、京都府庁

23、秋田県庁

   秋田県能代市  

  秋田県秋田市

24、愛知県庁(2009年3月24日公開)
  愛知県岡崎市
  愛知県津島市
  愛知県岩倉市
   愛知県岩倉市、「こどもの病気に気をつけて、こんな病気を知っていますか?脳脊髄液減少症」
  
愛知県北名古屋市 
    愛知県尾張旭市
  愛知県豊田市
    愛知県刈谷市
  愛知県名古屋市
    愛知県半田市
  愛知県大口町 2009年10月5日更新 
     愛知県一宮市2009年10月14日更新
  愛知県高浜市   
   愛知県碧南市10月28日
   愛知県江南市
    愛知県春日井市 2009年11月6日
      愛知県犬山市2009年12月14日
25、福井県庁2009年4月2日

26、青森県庁 
  青森県鶴田町 

27、兵庫県2009年7月28日 

28、山梨県2009年8月13日公開

29.熊本県2009年9月3日情報公開

30、長崎県庁HP

31、石川県庁の 病院情報以上。

32、岐阜県の情報

33、滋賀県

34、群馬県

群馬県の相談先2ページの下の部分。難病支援センターの相談窓口

35 岡山県
   岡山県笠岡市(2009年12月11日更新

36 徳島県

残り、未公開県は

山口、沖縄、高知、愛媛 香川、大阪、奈良、
富山、東京 北海道 
HPに病院公開がないのは三重県、群馬県、。


その他の病院情報など

山形大学内にある、脳脊髄液減少症の公的研究班

徳島県 虹の橋クリニック 脳神経外科 美馬達夫医師


北海道 東札幌脳神経外科クリニック 高橋 明弘医師 

岡山県 岡山旭東病院 溝渕雅之医師

神奈川県 茅ヶ崎中央病院

東京都
 山王病院 脳神経外科
10月13日からの診療体制

(診療を希望される皆様へ

医師紹介

美馬達夫医師

高橋浩一医師

医師の異動などにより、対応病院や対応医師は常に変動していますので、
詳しくは病院などにご自分でお問い合わせください。

脳脊髄液減少症DVDの中にも、病院情報が入っているようです。

脳脊髄液減少症研究会

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徳島県議会 平成21年9月定例会

2009年10月14日 | 情報
徳島県議会、9月定例会の

10月1日に
大西章英(あきひで)議員が
脳脊髄液減少症について質問してくださったようです。


徳島県といえば、

あの脳脊髄液減少症やブラッドパッチ治療に対し、
疑心暗鬼というか、否定的な意見を


徳島新聞に寄せた、あの医師のいる県です。


県の回答はどうなんでしょうか?

ぜひ、動画でご確認ください。


徳島県議会録画中継


大西議員の脳脊髄液減少症に関する質問は開始から11分12秒ごろから。

それに対する福祉部長の回答は録画スタートから24分48秒ごろからはじまります。


過去記事:「徳島新聞記事に思うこと。」

四国の行政の皆さん、医師の皆さん、正直言って現段階では
かなり他県に遅れをとっていると思います。

県民のためにも、
情報を集め、積極的に自ら学び、他県を追いつき追い越していってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福祉ネットワーク 不登校

2009年10月13日 | 情報
本日のNHK福祉ネットワークのテーマは不登校です。

 親と子 居場所をつくれるか」 再放送は10月20日

脳脊髄液減少症のために、
一見どこも悪そうになく、
気まぐれやわがまま、心の問題で
学校へ行けていないように見える子供達の中に、

脳脊髄液減少症の子供がいる可能性について、

一刻も早く教育関係者、
福祉関係者にも知ってもらう必要性を感じます。

交通事故での脳脊髄液漏れ体験のある私からも
学校関係者、福祉関係者に声を大にして言いたい。

「脳脊髄液漏れを引き起こしたまま治療もされずに放置されたら、
安定した体調で、
学校へ継続的に登校することなんてできません。

学習もスポーツも、整理整頓も思うようにできません。
それは本人のせいではなく、病のせいです。

本人の努力ではどうにもならないのです。」と。

横に寝ながら講義が受けられる。
トイレや水のみ場が部屋にあり、疲れたらいつでも横になって休める。
脳脊髄液減少症の私が考える、患者に優しい教室です。

保護者の送り迎えが可能で、
調子がいい時に学べる体制が整った学校が増えなければ、

事故で脳脊髄液減少症になった子供達が義務教育を受ける機会すら奪われてしまうと思います。

それに、一見普通の子に見える脳脊髄液減少症患者は
できないことは、だらしがない、甘えととらえられがちですが、

こころよく手助けしてくれる、大人の存在がなければ、
精神的にも追い詰められ、
こどもの脳脊髄液減少症患者は救われないと思います。

脳脊髄液減少症が早期に正しく診断治療がなされなければ、
こどもたちの義務教育ですら、おびやかされる可能性があることを、

医師も教師も養護教諭も、
保護者も、不登校関係者も、福祉関係者も、
すべての大人たちは深刻に受け止め、

脳脊髄液減少症について深く学び理解を深めるべきです。

そうでなければ、
脳脊髄液減少症によって、義務教育の機会すら
おびやかされる小中学生が後をたたないでしょう。

子供達の未来のためにも、

今、

脳脊髄液減少症の理解と支援に勇気を持って、

国レベルで
対策をたてる決断をするべき時期にきていると思います。

健康な大人たちこそ、真実は何かをきちんと見極め、
患者救済のために立ち上がってほしいと思います。



昨日10月12日放送、10月19日再放送

シリーズおびやかされる小中学生
第1回 義務教育が危ない


(こども手当てもいいけど、給食費など集金の対象になっていたものを国の負担にして無料化したらどうでしょうか?こども手当てを自分のために使ってしまう親もいるかもしれないし・・・)

明日10月14日放送  10月21日再放送
シリーズおびやかされる 小中学生
第3回「声を聞いてください。」


(脳脊髄液減少症のこどもたちの声も聞いてあげてくださいな。


こどもの脳脊髄液減少症HP



以下、くりかえし貼り付けます。
検索してはじめてここへ来た方もいるかもしれないから。

ドクターズコラム 1

ドクターズコラム 2

ドクターズコラム 3

ドクターズコラム 4

愛知県岩倉市こんな病気を知っていますか?脳脊髄液減少症

栃木県不登校のサイン より

脳脊髄液減少症についての情報がつまったDVD
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳脊髄液減少症の DVD

2009年10月12日 | 情報
今年の5月に
朝日新聞に載った脳脊髄液減少症の記事
の中で

作成中とかかれていたDVDが

できあがったようです。


脳脊髄液減少症DVD


個人的には、
「よく、この値段に抑えられたなぁ」と感じました。

あまり高くすると「お金もうけ」って批判されますし、

学校関係者に安いのは、
理解が広まるためにもありがたいことですが、

これでは、作った方がたの人件費、
手間賃、交通費、材料費も元が取れないのでは
ないかと心配です。

でも、
こどもの患者は周囲の大人たちの理解なくしては
病名にも治療にもだどりつけませんから、

この値段設定はありがたいと思いました。

私は見ていないので内容はなんとも言えませんが、

こどもたちのためにも、

親、学校の先生、担任、養護教諭、小児科医、内科医
心療内科医、精神科医、
行政の教育や医療関係者など、

多くの大人たちに、まずは「脳脊髄液減少症」とは、

どんな病か、事故後遺症か、
どんな症状が出て、
どんな風に日常生活が障害されるのか、が

少しでもつたわってほしいと願っています。


どの患者会さんも、それぞれに、世間の逆風の中を
「脳脊髄液減少症」の理解をひろげるべくがんばってくださっていますが

私は、患者会がいくつできても、患者どうし対立することなく

皆で国や社会による「脳脊髄液減少症患者の理解と救済」を実現すべく、
手をつないでほしいです。



脳脊髄液減少症に対する社会の理解と支援、
脳脊髄液減少症を正しく診断治療できると医師を増やしていただくことと
医療機関の脳脊髄液減少症患者受け入れ態勢の充実、

ブラッドパッチの保険適用、などなど、

患者たちの願いはひとつ、同じはずですから・・・。


湧水会 
 先日の朝日記事の湧水会の活動記事  署名用紙

私はこうしてブログで、脳脊髄液減少症のことをお伝えすることぐらいしか
できない無力な人間ですが、
脳脊髄液減少症が、せめて日本中のありとあらゆる職種の人たちに、
深く認知されて、理解してほしいと願っています。


交通事故で見えない怪我を負った直後の被害者も、
療養中の患者も、
家族や社会や、医師や保険会社の人たちにも、

人として扱われ、
病人として認められ、
あたたかく支援され、

安心して心おだやかに再起に向けて希望を持って、
療養できるような社会が整ったのを見届けるまでは、

交通事故事故から長い長い年月を
脳脊髄液が漏れていたとはわからないまま放置され、
軽症扱いされ、誰にも真剣に向き合ってもらえないまま、
孤独に症状に耐え続けることすべがなく、

症状に振り回されて、
誤解されながら生きることを強いられてきた私は、

このままでは、死んでも死にきれません。


いまだに、こんなお考えの医師がいるとは、

とても残念です。

現役の医師の先生に、
脳脊髄液減少症を正しく理解していただき、
一人でも多くの医師の皆様に、
治療に協力していただくよう、お願いしていくしかありません。


くりかえしお伝えします。

ドクターズコラム 1

ドクターズコラム 2

ドクターズコラム 3

ドクターズコラム 4

脳脊髄液減少症とは

これだけは知っておきたい脳神経外科ナーシングQ&Aの「Q89」にご注目

総合医学社
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型?季節性? どちらでもない?

2009年10月09日 | 他の病名との関連性
インフルエンザの話?・・・。

いえ、うつ病の話です。


新型うつ病?

季節性うつ病?

そのどっちでもなくて、もしかして、
うつ病そっくりの症状も出る、「脳脊髄液減少症?」・・・・

私は、
脳脊髄液減少症だとわかる前、
自分が、「季節性うつ病」ではないか?と思ったことがあります。

当時は、
「新型うつ病」とか
「非定型うつ病」などという言葉は
ありませんでしたから・・・・・

うつ病にしては、理解不能な不可解なさまざまな症状があり、
身体症状を主とする、心身症や、仮面うつ病とも微妙に違い、

私は病名のわからない自分の症状が、

いろいろ調べて、
「季節性うつ病」という
日照時間に関係のある

日照時間が減ってくる秋に起こりやすい、季節性のうつ病ではないか?と思ったのです。

それは、お天気の日には比較的元気になるということを
自覚していたからです。

脳脊髄液減少症が気圧と関係あるとわかった、今考えれば、
日照時間というより、お天気の日は気圧が高かったせいで、
体調がよかったのかもしれません。

症状が
日照時間ではなく、気圧と連動していたのかも知れません。

そんなことには
当時は気づくはずもありません。



医者を悩ます「ニュータイプなうつ病」が最近急増しているって

軽症に見える、

長引く、

若年化、

多様化、

治療が難しい、

薬が効かない、

社会復帰しづらい・・・・って、

それってもしかして、うつ病じゃないんじゃない?

少なくともうつ病ではない患者さんが、
「うつ病」と診断されている可能性はあると思います。



この本の著者の先生、脳脊髄液減少症でも
「新型うつ病」「非定型うつ病」に似た症状、状態になるってこと、
ご存知なのかしら?


脳脊髄液減少症の私は、

脳脊髄液減少症とわかる前は

うつ病そっくりの症状で、精神科の薬を飲んでいました。

前頭部が重くて重くて、考えがまとまらなくて、SSRIを処方され、

眠くて眠くて、リタリンも、処方されていました。

まさしく、

「一見軽症に見える、

薬が効きにくい、

効いてもまた多様な症状が出て、訴えが多い、

なかなか治らない、

社会復帰しづらい」という、

「医者を悩ます患者」でした・・・。

うつ病じゃなかったんだもの、
脳脊髄液モレモレの脳脊髄液減少症だったんだもの、

ブラッドパッチ治療で、
脳脊髄液漏れを止めないまま、

いくらうつ病の薬や、ADHD治療にも使われる薬飲んでも 
症状が治まらないわけです。


精神的なものかも?って見立て(診断)が、
そもそも間違っていたんだから。

でも、当時はまさか自分が
「脳脊髄液減少症」だなんて、気づけなかったし、

そんな情報もなかった。

だから今も、
脳脊髄液減少症がうつ病そっくりの症状であることも知らず、

うつ病だと思い込み、

治療してもカウンセリング受けても、すっきり治らず、長引いて、社会復帰できない状態になってる患者がまだまだいると思います。

うつ病治療にかかわる精神科の医師の皆様の
脳脊髄液減少症のご理解なくして、

脳脊髄液減少症の早期発見はできないと思います。

私のように、事故から長く放置させてこじらす前に、

脳脊髄液減少症で二次的にうつ病みたいになってる人たちを、
すばやく正しく診断して、
患者の経過や事故歴などを調べて、

どうも脳脊髄液減少症っぽかったら、

すかさず、
脳外科の
脳脊髄液減少症専門医を紹介するような

精神科医と脳脊髄液減少症専門医の
連携システムができなければ、

脳脊髄液減少症の早期発見は望めないと思います。

それに、
脳脊髄液減少症だとわかっても、闘病中の苦しさや、
無理解にさらされることでの落ち込みなどからくる

自殺防止のためにも、

そういう意味でも、精神科との連携は必要だと思います。

脳脊髄液減少症はうつ状態を直接間接的に引き起こし、
さまざまな精神的肉体的不定愁訴を引き起こす病です。

ですから、
精神科の先生方には、ぜひとも
脳脊髄液減少症のことをご理解いただかなければなりません。

精神科でも認知が急がれることを強く望みます。

ここに来てくださっている方で
知り合いの精神科の先生がいらしゃいましたら、
どうか
精神科の先生にも、脳脊髄液減少症のことをお伝えください。

よろしくお願いします。

あと、

脳脊髄液減少症を早期に発見すれば国にとっても、
個人にとっても、無駄な医療費の削減にも
つながると思います。

患者の回復と社会復帰がはやまれば、
国にとっても、社会にとっても、
患者本人に取ってもいいことだと思います。


脳脊髄液減少症患者の早期発見早期治療、
患者を社会的に支援して、社会復帰を応援することは、
誰もが損はないと思うのです。

不調のまま治療もされずに運転し続ける人が減り、
それは交通事故の防止にもつながり、

早期に脳脊髄液減少症とわかれば、よけいな回り道をしないですむから、
医療費の削減にもつながり、

早期治療をすれば、予後もよく、回復も早くなり、重症化も防げ、
高齢になっても元気な人が増え、

個人はもちろん、国にとっても、損害保険会社にとっても、

脳脊髄液減少症患者の早期発見、早期治療は、
絶対に損ではないってことを

そのことだけは、忘れないでほしいと思います。




情報通のろくろさんが教えてくださった
「脳脊髄液減少症患者さんの記事」。

非定型うつ病そっくり病

その他上とダブりますが、関連過去記事。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡山県議会 9月定例会

2009年10月08日 | 情報
岡山県は脳脊髄液減少症の対応病院の公開がまだのようですが、

9月16日の
岡山県議会

吉田政司(よしだまさし)議員が
脳脊髄液減少所の質問をしてくださったようです。

(県議会HPの議員紹介をクリック)


それに対する県側の答弁が
ショックでした。

「脳脊髄液減少症について、交通事故との関係については特定されておらず、
また、ブラッドパッチ治療に関しても、その有効性が定まっていない。」

という内容のお言葉には

交通事故に遭い、
何十年も苦しみ続け、
やっと病名にたどりつき、

主治医のブラッドパッチで、
こうして文章が書けるまでに回復させていただいた患者の私には

非常に侮辱的に感じました。


まだ、こんなこと言っている人がいるとは・・・。

(まるで、岡山県側の人に、
「交通事故で起こるなんていっている患者は保険金詐欺師で、
ブラッドパッチで治ったなんていっている患者は暗示効果で気のせい」と

間接的に言われているようで悲しかった。

健康だった体を、
交通事故によって、脳脊髄液減少症させられ、

長い間患者自身のせいにされて責められ続け、
苦しんできた患者にとって、

あまりにひどい答弁に感じます。

脳脊髄液減少症のことを全く理解しておらず、
不勉強もはなはだしいと思いました。

質問内容と答弁の様子は
こちらの県議会録画より

9月16日、吉田 政司 議員の右の再生をクリックして、
録画をご覧ください。
(質問は最初から始まり、それに対する県側の回答は
再生画像の開始から19分ごろからはじまります。)


脳脊髄液減少症は、交通事故で発症します

それは、交通事故で不定愁訴で長い間苦しみ、

やっとRIで脳脊髄液漏れが確認された私自身が一番よくわかっています。

そして、ブラッドパッチで漏れを止めることによって、


悪化したり改善したりを繰り返しながら、
時間はかかりますが、
薄皮をはぐように症状は改善することも、

私は体験して知っています

今回、
岡山県側の不勉強を日本全国と世界にさらしてしまったことは
もうしかたがありませんが、

岡山県は、これからは他県からの遅れをとりかえすべく、
もっと、この病態について症例数の多い病院の専門医師の意見を聞くなり、
すでに出ている脳脊髄液減少症の本を読むなり、
県内患者の生の声を直接聞くなりして、

しっかり脳脊髄液減少症について勉強していただきたいと思います。


質問、答弁内容の全文は「こちら」の会議録検索で

「平成21年、9月定例会、公明党、吉田政司」議員 で検索できますが、

まだ、今日現在は9月定例会の文はUPされていないようです。
読みたい方はもうしばらくお待ちいただくと読めると思います。



岡山県の各担当課はこちら


ろくろさんの最新情報はこちら
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「乗り物酔い」と「脳脊髄液減少症」

2009年10月06日 | 他の病名との関連性
脳脊髄液減少症になると、
非常に乗り物に酔いやすくなります。

ささいな揺れで、気持ちが悪くなります。

それはそうです。
じっとしていてもグラグラゆらゆら感じるぐらいですから・・・。

目から入ってくる景色に、脳の処理能力が追いついていかない感じや、

カーブで体にかかる遠心力が体の負担に感じたり、

乗り物のごく普通の範囲の、
停止と発進の動きでの、首のわずかな振れ前後左右のゆれだけで、
気持ちが悪くなってしまいます。

この経験から、

ひどい乗り物酔いでお困りで、
しかも原因がはっきりしない方は、
脳脊髄液減少症など、脳が原因の可能性もあると思います。

脳脊髄液減少症で、乗り物に弱くなることは、
耳鼻科や内科の先生方にはぜひ知っていていただきたいと思います。

本日から、読売新聞の「健康プラス」で
乗り物酔いについて連載されます。

本日の「乗り物酔い」の記事タイトルの
「情報にズレ、脳が混乱」の文字は

まさに、脳脊髄液減少症患者の状態そのものを
見事に言い当てていると感じます。

今回の連載記事もぜひ、ご一読ください。


私は今までも
目からの情報、足からの情報が脳で統合できないで
平行感覚がおかしくなる感じを
過去に何度か書いてきました。

 脳脊髄液減少症で、実際の乗り物に乗ると非常に酔いやすくもなりますが、

固定された動かない場所にいても、
「脳脊髄液減少症のめまい」は乗り物酔いのように、
目や足や耳の三半規管からの情報の混乱のようでもあるのです。

脳脊髄液減少症の症状は

体験した患者しか知りえないことばかりだと思いますで、
患者以外の方がたで、患者支援に関わる方は
患者理解のためにも、
どうぞ以下をご参考ください。



過去記事:ふわふわ感

お散歩日記(症状が以前よりブラッドパッチで改善した時の状態)

慢性船酔い状態(この記事のつづきは書いていません。

揺れるようなめまい
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かたづけられない理由

2009年10月05日 | 症状の説明
クロワッサン10月10日号に、

「あなたがかたづけられない理由」と題して

諏訪東京理科大学教授で

脳科学者の
篠原菊紀さん
  のお話が載っています。

もうすぐ書店からなくなると思うので、

関心のある方はお急ぎください。



「私がかたづけられないワケ?


それは・・・

やはり、脳脊髄液減少症によって、

かたづけ脳である

「前頭前野」と
「頭頂連合野」が

なんらかの機能低下を起こし、

うまく連携、機能しなくなっているせいだと思います。

でも、私は一見まともだし、健康そうな普通の人に見えます。

しゃべれば、普通にしゃべり、
どこが悪いのか見た目ではわかりません。

しかも、

こんなブログが書けていると、知っている人たちは、

ブログがかけるのに、なぜ他のことができないと、

よけいに

ただの、
気まぐれで、だらしのない、怠け者人間に見られていそうで、
とてもつらいし、非常に悲しいのです。

自分の努力では、なかなかとりかかれなかったり、
どうしてもできないことが、本当にあるのです。

だから、
近くに「一見だらしがない」脳脊髄液減少症患者さんがいたら

もしかしたら、私と同じような状態かもしれないから、

叱ったり、責めたりする前に、

「手伝うから一緒にやろうよ」と声かけしてあげたり、


「何か手伝うことはある?出来ないことは何?]

「あなたの代わりに私にできることはある?」

と聞いてあげて、

時には、
だまって手を貸して助けてあげてください。


患者は自分ができないことはわかっていて、

それでなくても自分を責めていると思います。

だから、
まわりの健康な人たちが、時には快く救いの手をさしのべてあげてください。

よろしくお願いします。

この「かたづけられない症状」
「ADHD(注意欠陥多動性障害)」に苦しむ方がたと
非常に似た苦しみについては

いつかまた・・・・
書けたらと思います。



お願い

この「かたづけられない苦しみ」は

脳脊髄液減少症で体がつらくて
体調的体力的にかたづけられないのもありますが、

それではなく、
私のように、

どう整理整頓していいかわからない、

片付けようとすればするほど、
散らかっていき、どうしてもかたづけられない

というような経験で
脳の「かたづけ能力」が低下している感じを
自ら自覚していて、

やるべきことはわかっているのに、
なかなかとりかかれないことや、

「ひきだしをあけっぱなしにしてしまう」などの、

やりっぱなしになってしまう症状の体験のある
脳脊髄液減少症の患者さんが私の他にもいらっしゃいましたら、

ぜひ、
コメントをお願いします。


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする