https://www.asahi.com/sp/articles/ASS2V5K83S2NULLI001.html?iref=sp_extlink
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『例えば、自分の気持ちについては自分がいちばんよくわかっているはずだが、性的マイノリティーの人々の場合、あろうことかその自分の気持ちについて他人から「説明」や「説教」をされることがある。』
これを言い換えれば、
「患者は自分の症状については自分が一番よくわかっているはずだか、
脳脊髄液漏出症の人々の場合、あろうことか、その患者本人の感じている症状について他人から「説明」や「説教」をされる事がある。
まるで、患者本人より、自分の方が詳しいかのように。」
医学的知識のある医師が、
患者を無知と見下し、
患者の訴える症状がウソで、思い過ごしで、気のせいで、他の事で気を紛らわせればいい程度の事で、深刻に悩む事でもないと、
そんな症状出るわけないとか、
医学的にありえない、などと、言うのは大きな過ち。
それは、明治大正の時代にも、それ以前にもいたであろう、性的マイノリティの人たちに、
「自分の性別が一致しない?あなたがそう感じるのはありえない!そんなくだらない事で悩んでないで、他の事で気を紛らわせなさい。」などと説教している当時の医師のやってる事と同じ。
当事者以上に、当事者の事を知っている人はいないはずなのに、
医師はどうして既成の医学概念を振りかざし、
既成の医学概念から少しでも外れた事を言うと、
患者の言う事を全否定するのだろう。
結局は、「医師の自分の方が患者より知識があり、患者を無知」と決めつけているからでは?
それは大きな勘違いです。
医師はもっと、当事者しか知らない事を、生身の患者から学んだほしい。
医師と患者が対立するのではなく、
医師や患者が一方に従属するでもなく、
対等な立場で、意見を出し合い、考えあい、協力しあって、完治や症状改善を目指す、
そんな当たり前の事が、どうして脳脊髄液漏出症にはしてもらえないんだろう?