脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

安楽死のないこの国で

2024年06月23日 | 2022年9月からのつぶやき
https://www.bsfuji.tv/sunday-documentary/saigooerabu/pub/001.html

安楽死がないこの日本で、私は良かった。
もし、簡単に安楽死を選べてしまっていたら、
髄液漏れだとわかる前に、それを選んでいたかもしれない。

安楽死がないこの国で、良かった。

髄液漏れだとわかるまで、むりやり生かされた。

新たな治療を試して、症状が軽くなると確かめられるまで、
むりやり生かされた。

あの時、死んでいたら、今の私はなかった。

その時、絶望的な状況でも、
時間がたてば、新たな治療法が見つかる場合もある。
楽になる方法も見つかる可能性もある。

だから、最後まで生きてみないとわからないと思う。

私も今まで、死んだ方がマシだと、何回思った事か?

症状の苦しみに加えて、周囲にも医師にも全く理解されない事に、
どれだけ追い詰められたか?

でも、死なずに生きてて良かった。

安楽死がない国だったからこそ、しかたなしにも、拷問のような症状に耐えられたのかもしれない。

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