進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

科学と宗教と迷信が織り成すタペストリー 綺麗に織ったもの勝ち

2011-08-19 02:37:43 | 社会
五山送り日が「可哀想な結論」に終わった理由(城 武晋)
http://agora-web.jp/archives/1371653.html

同感です。
ことの経緯を詳しく知らなかったし、調べる気にもなれなかったので何も語りませんでしたが、全く同じ考えです。

★★★★★★

似たような話で「結婚式」と「葬式」は文化崩壊の集中砲火の前に総崩れ寸前ですな。

両者とも宗教的というより文化的な背景がビジネスを考える上では重要で、その文化が崩壊してるのだから、単純に考えて既存のビジネスは維持不能と思います。
ブライダルは以前から創意工夫をこらしていますが、やはり中間集団の崩壊でお披露目する対象がよりプライベートに寄って来ているので、流れは止められないなと思います。
日本では学校や家庭、地域での初等教育にかなりのコストを払って文化を熟成してきたわけですが、そのコストを誰も負担しなくなったわけで(負担するだけの価値を見出せないというのが本当のところなのかもしれませんが)、そうなれば必然的に文化を背景としてもつビジネスは崩壊してしまうのは仕方のないことです。
葬式もお経読むだけで何万円も取られることが馬鹿ばかしく思えてくるのは致し方ないですし。

ただね、経験してみればわかるのですが、結婚式(披露宴含む)や葬式、法事なんかもそうなんですが、これらの意味、効用っていうのは社会性なのですよ。
SNSのツールなんかで表現されているソーシャルグラフを一歩外に出る機会のようなもので、要は、社会人になるための通過儀礼みたいなものだったのですね。
仲も良くない親戚を招待しなきゃならないとか、上司にちょっと一言もらうとか、面倒な社会的マナーを覚えるとか、いろいろと頭の下がる想いして気づくこともあるわけです。
見えていなかった関係性とか。
精神的なコストは高いのですが、でもやってから気づく効用も実は結構あるものだったりもします。

面倒なことは避けたい。
でも避けたらその分得るものも減るよと。
そういったものをどう補完していけるか。
補完していく必要はあるのか。
そういったものを考えていく必要はあって、ソーシャル化っていう流れの中で、ソーシャルっていう言葉が人間関係を限定するツールとして使われなければいいなと思う今日この頃です。

私のようにもう深く考えることを放棄してしまった怠け者なんかは、もう科学と宗教の違いなんて気にしていなくて、どちらも素材なのかなと思っています。
(アカデミックな議論はもう・・)
素材をうまく使って人生なり社会なりについて、うまく織ったもの勝ちなのかなって。

フジテレビが批判されるべき理由なんてない。騙されてはいけない。

2011-08-17 08:48:38 | ブログ情報(News Release)
すみません、釣りっぽいです。

はっはっは。
これ読んですぐズルいなと思ってしまった。
うまく論点をずらしたなと。
私がフジテレビの社員だったら同様の主張をすると思いますが、残念ながら私はフジテレビと関係がないので語ります。

フジテレビが批判されるべきたった一つの理由
http://anond.hatelabo.jp/20110816115749

本質論を言えばフジテレビが批判される理由なんてありませんよ。

フジテレビが批判されるべき唯一の理由は「公平性」だって?

違う違う。
全然違います。

こんな言論を真に受けたらいけません。

批判されるべきなのは電波行政なのであって、フジテレビではありません。
フジテレビが韓流推しだろうが、偏向報道しようが、そんなの全く問題でありません。
そもそも公平性なんてものは、誰がどうやって担保するのですか。
ちょっと前に流行ったマイケル・サンデルくらい知っていれば、この公平性の議論が答えの出ない迷宮だということがわかるはずです。

はてなダイアリーの記事は、テレビ関係者のものじゃないですかね。
うまく逃げています。
フジテレビの存続が前提になっているからです。
問題が大きくなっても「フジテレビが適切な姿勢を取り戻せばOK」という意見になっているのです。

全く違いますね。
フジテレビの報道姿勢は偏っていてもいい。
唯でさえ日本の報道機関は横並びで閉口する機会が多いわけですから、各局偏っていいです。
で、その偏りが適切なのかどうかという点は、国民に決めてもらいましょうよ。

電波を開放して新規参入が可能なようにしましょう。
もしくはTV局を買収しやすくするとか。
(ライブドアと楽天は失敗しましたがね。)

国民が支持されなければ潰れる。
そういう環境があればいいわけですよ。
何を偏りとするのか、わかりませんから。
だって国内ニュース偏重も偏りだし、スポーツ偏重も偏りじゃないですか。
とりあえず日本ネイティブな局としてNHKを残せば、民法は開放しちゃえばいいんです。
制度設計はしなきゃなりませんが、やる価値はあると思います。

イケパラのリトルボーイ騒ぎ、その後の雑感

2011-08-15 22:22:50 | ブログ情報(News Release)
これは面白い!
シロかクロかということより、2ちゃんねるで繰り広げられたシロかクロかの一連のせめぎ合いが、よく考えられたストーリーのように感じられて仕方が無い。
いい。非常によい。

フジのドラマ「イケパラ」で映された「9」Tシャツは長崎原爆のFATMANを表していたことが確実に(ハムスター速報)
http://hamusoku.com/archives/5572023.html


私はリトルボーイの時点で何者かによる確信犯的な悪ふざけだと思っているが、何にせよ組織的な関与があったとは思っていない。
問題なのは、むしろ逆で、組織的にこのような活動を抑制する仕組みがなかったことなのだ。
フジテレビが組織的に今回の原爆揶揄を推進したとはさすがに思えない。
そうではなく、誰かが悪質かつ不見識による悪ふざけをする雰囲気が現場にあることが問題なのだ。

これは極めて個人的な妄想でしかないが、最近のフジテレビにまつわる様々な諸問題を鑑みると、相当にガバナンスが緩んでいると思える。
私は、世の中が騒いでいるほどフジテレビの活動そのものに問題があるとは思っていないが、フジテレビがその騒ぎを引き寄せているのは間違いない。
インターネットの普及で、以前に比べて視聴者がブーム構築活動に敏感になっていることも、もちろんある。
しかし、それ以上に、フジテレビの事業戦略上に欠陥があると考えた方が無難だ。
ドラッカー的な意味での社会的責任だ。
これが抜け落ちている。

ドラッカー的な意味での企業の社会的責任とは、企業が社会内存在ゆえに負う社会的な役割をいう。
あらゆる企業は社会的機関ゆえ、社会に貢献せずには存続できない。
よって、事業活動を考えるにあたって社会とどう関与することになるかは、当然考えるべきことなのである。
ドラッカー曰く「社会は企業を一瞬にして消滅させてしまう力を持っている。」のだ。
(社会内存在だから社会的に支持されない組織は存続できないのである。)

こういう時、ハインリッヒの法則をよく引き合いに出される。
一つの大きな問題の背景には幾つかの小さな問題が隠れており、その問題の背景にはさらに多くの問題が隠れている。
さほど大きな問題にならないからといって放置しておくと、後に大きな社会問題を引き起こす結果につながる可能性もある。
フジテレビはここでしっかりと体制を整えておくことが肝要である。

これが社員の一人ひとりに至るまで浸透しているかどうか。
番組制作には、社員以外のスタッフが多く関わっているとしても、最終的な品質管理を問われるのはやはり社員なのだから。
他のことが重要視されていると思えて仕方が無い。
口では何とでも言えるし、理想ばかり述べても仕方が無いのはわかっているが・・。

釜石の奇跡 情報待たず避難 地震直後、ほぼ全員

2011-08-12 14:06:35 | 社会
今お試しでアクセス解析結果が見れるのですが、どのページが人気あるかわかるだけでも面白い。
(livedoorなら無料で見れるのにね。)

アクセス解析結果を見て驚いたことがある。
検索キーワードの上位に必ず「釜石の奇跡」がランクインしているということだ。
8/11の当Blogの検索キーワード第1位が「釜石の奇跡」なのは、8月11日に群馬大の片田敏孝教授(災害社会工学)が、手県釜石市の9つの小中学校で全児童生徒を対象に東日本大震災のあった3月11日当日の避難行動を調査した結果が発表されたことが大きく影響しているのはわかる。
(検索ワードだけでなく、昨日はPVも第1位だ。)

しかし、8月11日以前からずっと「釜石の奇跡」が検索キーワードおよびPVで上位にランクインしているのだ。
確かに『釜石の奇跡 信頼が生み出す希望』は、当Blogにおける震災後の人気エントリであったのだが、それにしても未だにアクセスを集めているとは・・・息の長いエントリである。

いや、息が長くなければならない教訓でもある。
本当にこの「釜石の奇跡」は多くのことを教えてくれた。
最近稀に見る組織論の成功例である。
この事例にピンとこないビジネスマンは今すぐ廃業した方がよい。


ちなみに「釜石の奇跡」でGoogle検索すると当Blogが3番目(ニュースサイトを除けばTop)に出てくる。
お時間に余裕のある方は是非ご一読くださるといいです。(当Blogのエントリではなくリンク先の元記事を)
私は感動しました。

釜石の奇跡 情報待たず避難 地震直後、ほぼ全員(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110811/trd11081114380015-n1.htm

岩手県釜石市の沿岸部にある9つの小中学校で、全児童生徒を対象に、東日本大震災のあった3月11日当日の避難行動を調査したところ、回答者1512人(回答率94・9%)のほぼ全員が、気象庁や行政の災害情報を待たずに地震直後に避難を開始していたことが11日、群馬大の片田敏孝教授(災害社会工学)らの分析で分かった。

避難をしようと決断した理由については、「防災無線や気象庁の大津波警報など公的な災害情報」とした記述は数件にとどまり、ほぼ全員が、自分の判断や教師の指示などにより「地震の揺れがおさまった直後、すぐに避難を開始した」と回答している。

さらに、地震直後に避難を開始したことで時間的余裕が生じたことから、「避難をしぶる祖父母や父母を説得し避難させた」「体の不自由な同級生をおぶって逃げた」「低学年の児童や幼稚園児の手を引いて逃げた」など、周囲の人の避難を誘導している様子も随所にみられる。

イケパラで前田敦子さんがリトルボーイ(原爆のコードネーム)のプリントTシャツを着ていた件 続き

2011-08-12 12:59:54 | AKB48
誰かこの件について詳細情報を知っていたら教えてください。

時間がなくて更新できていませんでした。
ネットにもアクセスできず、浦島太郎状態です。

前回のエントリが結構アクセスを集めていたようです。
しかも多くがyahoo検索からというのが面白かったです。
(今gooブログのお試しアクセス解析キャンペーン中で、今だけ参照元が見れるのです)

イケパラで前田敦子さんがリトルボーイ(原爆のコードネーム)のプリントTシャツを着ていた件

思ったより事が大きくならなかったので安堵しているのですが、ネットを見ると極端に反応している人と、いまいちピンとこない人達が多いようですね。
(戦後教育の賜物と言うか何というか・・だいたいリトルボーイ知らないでしょ?みんな)

AKB48ファンとしては「こじつけ」だとか「言い過ぎ」だとかといった反応もあるようです。
私、ファンを名乗るにはいろいろ足りてないAKB48に注目している一人として言いますが、これはAKB48ファン(あっちゃんファン)なら問答無用で怒っていい問題です。
私は、この問題を知ったときに心臓がバクバクしてしまいました。

8月7日に放映される番組で、広島に投下された原爆のコードネーム「リトルボーイ」と書かれたプリントTシャツを着ていたわけです。
(爆撃機の名前は「エノラゲイ」で、長崎に投下された原爆は「ファットマン」です。)
東海テレビの「セシウムさん」と同レベルの不見識さです。
(「セシウムさん」なのか「リトルボーイ」なのかの違いしかない。)

これはこじつけでもなんでもなく、下手をすれば前田さんを傷つける可能性の高い、悪質かつ不見識なイタズラです。
まずもって意図がわかりません。
視聴率不振を挽回すべく講じられた炎上マーケティングなのか、製作スタッフが前田敦子さんを巻き込んだ心中行為(番組打ち切り行為)なのか、さっぱりわかりません。
少なくても、ミュージシャンやアーティストにありがちな反核メッセージではないことは明らかです。

どう問題なのかを少し説明します。
もともと「セシウム」も「リトルボーイ」も、それ自体では善でも悪でもありません。
問題だったのは文脈です。

世の中の失言やら問題発言というやつは、どういう文脈で語られた内容かによって評価が分かれます。
場所が違えば常識的なことも、公的発言になると突然として問題になることがあるはずです。
ただでさえ、忙しい現代人の為のワンショット・フレーズ全盛の現代においては、文脈が切られてワードだけ放送波に乗ったりするので、失言が出やすい状況にあると思います。

空気が支配しているという日本社会において、この文脈は非常に大事です。
同じ文脈を共有しているということが、物事を進める上で重要になってくるからです。
コミュニケーションの不足を文脈が補ってくれるという効果があるのです。
時代の流れに合っているかどうかは横におけば、初等教育などにおいて、この文脈を植えつけるのに成功していると言えば成功しているのです。

その上で、「セシウムさん」や「リトルボーイ」についてですが、これを見るなり聞くなりしてて、この言葉がどういう文脈から出てきたものなのかさっぱりわかりません。
(私は同意しませんが)原水爆反対とか、反原発みたいなものを訴えたくて起こした行動ならわかりもします。
でも、「セシウムさん」や「リトルボーイ」からは、そういったものは読み取れません。

こういった場合、ハイコンテキスト(高文脈)社会である日本で何が起きるかといえば↓これ。

一体何が言いたかったの?
→ 悪ふざけか?
→ 不見識極まりない
→ 圧殺

(私がどうかとか関係ないとは思いつつ)
私が何よりも気に入らないのは、前田敦子さんに政治的意図があるとは思えないので、そうすると、これは前田さんには秘密に遂行された悪ふざけと推測できる部分です。

AKB48のマネジメントは、至急イケメンパラダイスの製作責任者に事実関係の徹底調査と再発防止を呼びかけるべきです。
(芸能事務所ができないのであれば、秋元康氏本人が出向くべき)
下手をすれば、自分のところの大事なメンバーが不当に傷つけられる可能性があったのですから。


東海テレビ放送事故の不思議2(コデラノブログ)
http://blog.livedoor.jp/nob_kodera/archives/3897800.html

イケパラで前田敦子さんがリトルボーイ(原爆のコードネーム)のプリントTシャツを着ていた件

2011-08-08 23:23:57 | AKB48
なにこれ・・(-?-;)

前田敦子が広島原爆投下に合わせてLITTLE BOY表記付きTシャツを披露 【イケパラ】
http://blog.esuteru.com/archives/4399495.html

この回は放送を見れなかったので気づかなかったのだが、炎上マーケティングやシャレにしては筋が悪い。
(風刺にしてはエッジが聴きすぎて逆効果だしなこれは。)

「リトルボーイ」を知らなかった?

にしては、なぜこのタイミング?

偶然か?

スタイリストが知らなくて、そのまま着せちゃった?

でも、監督その他スタッフ含めて誰も気づかなかったのか?

誰か原爆に関する知識を持っている人がいてもよさそうなものだが・・。
(私はリトルボーイとファットマン、B-29のエノラゲイについては大学で学んだ口だが)

撮影日時とオンエア日時は違うので、無意識だったとか。

政治家だったら議員辞職に追い込まれるクラスのシャレにならんギャグだ。

騒ぎが大きくならないことを祈る。
(取り上げたらシャレにならないレベルの内容だから取り上げない気がするけど・・)

なんにせよ、前田さんがかわいそうだろこれは。

どういうことか調査して説明して欲しい。

ほんとひどい話だ。

【AKB48】なぜ他のアイドルがAKB48に勝てないのか

2011-08-06 22:27:36 | AKB48

勝つとか負けるとかという枠組みで考えているわけではないのですが、話をわかりやすくするために、こういう題名になっています。
(規模の大小で勝敗が決まると思っているわけではありません。)
釣りたいわけではないのです。


たまたま『Fairies』というアイドルグループを知ったのですが、レベルが超高い。

歌、ダンス、ルックス、どれをとっても抜けてますね。

選考の時点で相当高いレベルを要求していて、人材の質が高い。

世界を視野に入れたアイドルグループだそうです。

いや~、すごいですね。


でも、しかしです。

批判を恐れずに言いますが、今のままではヒットするのは難しいと思います。
(今後の事業計画を知らないのにこんなこと言う資格ないのは自覚しているのですが言いたくて仕方が無いのです)

なぜか?

問題意識が間違っているからです。

「世界を目指したアイドルグループ」というのが、もうわかっていない証拠。
マーケティングのプロが関わっているとは思えません。
売り方を考えるのはこれからなのかもしれませんが。

もう時代は変わっているのです。
Fairiesのライバルは他のアイドルじゃありませんよ。
いや、ライバルを考えるにあたっては、もはやFairiesがアイドルかどうかということすらどうでもいいのです。

FairiesのライバルはAKB48かもしれないし、K-POPかもしれません。
でもそれ以上にライバルなのは、恋人かもしれないし、NintendoDSかもしれないし、iPhoneかもしれないし、Twitterかもしれません。
ひょっとしたらシルクドソレイユ、ディズニー、なでしこジャパン、仕事、受験、勉強なんてことも感がられますね。

わかってる人には、もうわかりきった話です。
キーワードは「時間」です。

なぜか?

そりゃ、人生における最大のボトルネックは「時間」だからです。
1日24時間、1年365日、誰に対しても平等に与えられたもので、どれだけ金積んでも時間を増やすことはできません。
1日を36時間にしたり、1年を600日にすることはできません。
(暦を変えれば出来るよ?っていうのは文脈読んでなくて、言いたいのは1年を600日にしたって2年分歳は食うよねという話)
(医学の進歩で寿命が伸びてるじゃないか?っていうのはスピリチュアルなところで別途議論しましょう。寿命は伸ばせない。これが私の持論。)

何人たりとも時間を増やすことはできない。
しかし勘違いしてはならないのは、時間は割り当て分を増やすことはできないが、買うことはできます。
生産性を高めることはできるからです。
洗濯機を買って洗濯する時間を減らして、他にあてることは可能です。
そうやって人は科学技術の発展とともに生産性を高め、そして自由を手にしてきました。

無自覚な人がほとんどだと思いますが、人にしてみれば貴重なとっても貴重な自由です。
その自由を使って仕事してお金も稼ぎます。
畑仕事せずに学校に通って勉強したり、部活したり、恋したりするんです。
(暇になると時間の使い方がわからないのも、原始的生活の中でそんな自由だったことがなかったからだと思いますよ。)
(近年、価値観が多様化したのも、より自由を手にしたからです。)

その自由をどうやってアイドルに使ってもらいますか?

これがあらゆるサービスやプロダクトを立ち上げる際に考えなければならないキーワードですよ。

AKB48がなぜある一定の成功を手にすることができたか?
「会いに行けるアイドル」を基本コンセプトとして「会いに行きたいアイドル」になったからです。
AKB48に時間を使ってもいい、そう思ってもらわなければならないのです。

例えば、ブログをやっていればある程度自覚できます。
経済学者でもなく、タレントでもなく、有名人でもなければ、実名ですらない匿名ブログをどうやったら読んでもらえるか?
読む側からすれば、日経も、朝日もフィナンシャルタイムもエコノミストも匿名ブログも関係ないのです。
読む人が、一日の貴重な余暇の中から、ネットに接続するのに割く時間から、さらにその中の数分を自ブログに割いてもらえるか、そう考えたら非常に難しいことがわかります。
モバゲーでもなくTwitterでもなく、ブログを読んでもうにはコネと独自性をどうやって構築するかが重要です。
(その割に当Blogに適当なエントリが多いのは私が戦略のない適当な人だからです。αブロガーにはなれそうにありませんねぇ・・)

他のアイドルと比べて優れていれば良いというのではないのです。
ダンスが見たければアイドルでなくてプロを見ればいい。
歌が聴きたければ、プロは世界中にいる。
エンターテイメントなら、プロ野球もサッカーも、カラオケもライバルだ。
振り向いて欲しければ、ライバルには女優や同級生も入る。
だからAKB48よりも優れたものが持っているアイドルグループがAKB48に勝てない。
そのアイドルが総合的に何を提供するのか、これは戦略(ビジネスモデル)の問題で、能力の問題ではないのです。

Fairiesの今後に期待します。
せっかくの人材を無駄に消費しないよう、マネジメントに期待します。

【ドウデモ】FNS歌謡祭 うたの夏まつり2011 これなに?

2011-08-06 21:08:03 | ブログ情報(News Release)
当Blogでは【妄想】【トンデモ】【ドウデモ】カテゴリーがあるということになりました。

フジテレビの「FNS歌謡祭 うたの夏まつり2011」なのだが、この番組は一体何なのだ?
楽しみに早めに帰宅したのに。

歌手のみなさんと一緒に"日本を勇気づける名曲200"というランキングを過去の映像とともに振り返る内容。
参加している歌手が大物とはいえ歌うわけでもなくただ一緒に過去の映像を振り返るという・・。
生番組でもないから臨場感もないし。

なによりもCMが多くて流れが途切れてイライラする。

私は皆で何かを共有すること自体は好きだから、こういう番組大好きだけれど。
生番組じゃないと同時性がなくて、歌手のみなさんとの共有感が得られない。

歌番組を見るのがメインなのか、それとも皆で振り返るのがメインなのか。

たいていこういう番組は新旧の楽曲を組み合わせて、家族みなで視聴するのをコンセプトにしたりする。
でも最近は家族みんなでテレビを見るというコンセプトそのものが成立しなくなってきているから、
TVの向こうにいるタレントや歌手のみなさんと楽曲を視聴することをコンセプトにする方向はわかる。
好きなタレントとバーチャル家族。

どっちもどりみたいな感じになっちゃってんだよね。
最大公約数を取りましたみたいなつくり。

時間がなかったんだろうきっと。
そういうことにしておこう。

でも、マライアキャリー×SMAPやレディーガガ×SMAPはすごかったな。
マライアキャリーとレディーガガのパフォーマンスが圧倒的。

そもそも、このランキングは誰がつけたランキングなのよ・・その説明なしに1位だ2位だと言われてもな。
プロが選ぶ200選ですか。

1位が「上を向いて歩こう」か。
ちょっと歩いてきたくなった。

槇原敬之が「世界に一つだけの花」を作ったのは33歳の時だったのか。。

NMB48島田玲奈のプリクラ流出問題から読み解く、マネジメント取るべき適切な対応

2011-08-05 00:56:37 | AKB48
当Blogでは、積極的にワイドショーネタにも絡んでいきます。

っていうのは冗談ですが、アイドルを考える上で恋愛というファクターは重要と考えざるを得ないですね。
AKB48でもこの手の話はありますが、NMB48では2期生のリーダー格の島田玲奈さんという方が話題とのことです。
当Blogではこういったマイナス要素についても問題意識を向けていきます。
自己否定や問題から逃げるようでは発展は有り得ないのであります。

NMB48島田玲奈がツーショットプリクラ発覚 運営が見せた"大岡裁き"の真相(日刊サイゾー)
http://www.cyzo.com/2011/08/post_8098.html

NMB48 島田玲奈 プリクラ流出事件 (Youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=oJX82b7H1e0

島田玲奈の過去のプリクラについて(NMB48 Offical)
http://www.nmb48.com/news/etc/etc_2011_08_03_01.html

リンクは張ってませんが、Youtubeでレッスン風景などを幾つか見ましたが、かなりしっかりとしたリーダーシップのある感じですな。
これから人気が出て行くと思われるところで、この騒ぎ。
非常にマイナスになったと思われます。
残念でならないところであります。

しかし、彼女も17歳ですから、これまでに恋愛の1つや2つくらい経験してても不思議ではないですね。
小学生からメンバーになる人たちとは違い、オーディションを受けてメンバーとして採用されるまで、恋愛禁止などとは無縁の世界に生きていたわけです。
自分がアイドルになるとわかっていれば、リスクのあるプリクラを残したりはしなかったはずですが、まさか自分がアイドルになるとは思って生きませんからね。
あとは別れ方が下手くそだったりすると、後に流出する危険性が増しますね。
彼氏だった男性がみな理解のある人だとは限りませんからね。

AKB48といえば「恋愛禁止」であることで有名ですが、そもそも何故アイドルは恋愛してはいけないのでしょうか。
私は、アイドルだからといって恋愛をしてはならないということは、ないと思います。
ただ、恋愛について情報が広まってしまうと支持を得られず人気が落ちてしまう可能性があります。
(モデルの世界では恋愛してても同性からなら支持されるケースもあるわけで、アイドルだからってことにはならない。)
アイドルだから恋愛禁止にしなければならないのは、アイドルというビジネスにおいて恋愛がもたらす損失が大きいからです。
いや当たり前の話をしているのですが、端的に言ってしまえばアイドルにとっての恋愛とは「品質管理」の問題なのだと思います。
で、この時、マネジメントは過去に遡って品質管理する必要があるのか?という話です。
オーディションへの登録条件に「恋愛経験」という欄が必要になるのか?というお話にもなりかねませんね。
(コンセプト次第では、あってもいいと思いますが。)

一方で、AKB48を初めとするAKB48ファミリーにおいては、総選挙というランキングシステムがあります。
公表されるのが40位までということで、全体をランク付けするところまでは至っていないのですが、恋愛が発覚するとこのランキングにといて上位に入ることは難しいと思います。
だから、ランキングシステムをもっと有効に使うなら恋愛禁止を強く言う必要もないのです。
発覚すれば人気がなくなって活躍する場がなくなるわけですから。
逆に、発覚しても人気があるなら、それはその人への支持は恋愛だけでは揺らがないという意味でやはり恋愛禁止する意味はないように思います。
要は、AKB48のように順位の入れ替わりがハッキリする組織では、あまり無用な制約は必要ないのです。
(資本主義経済下での競争みたいなものです。ブランドイメージを毀損するようなことした企業は業績に影響が出るわけです。)

にも関わらず、なぜ秋元氏はいつまでも「恋愛禁止」にこだわるか。
(ランキングシステムが十分に機能していないこともありますが)
これはファンの行動心理に基づいた制約なのです。

どういうことかと言うと、メンバー側から見れば、恋愛禁止であろうとなかろうと、ばれなければOKだし、ばれたら場がなくなって退出という事実は変わりないわけです。
実は、メンバーからすればどっちでもいいのです。
結果が同じなのですから。
(わかりやすくするために、かなり極論してます)

問題はファンの心理で、ファンはアイドルを応援する時、常に裏切られるリスクと向かい合わせなのです。
いつでも知りたい情報を手にいられる立場にありませんから。
そんな不安な状態では、そのアイドルに深くコミットできません。
特に、AKB48のようにマスから大きくソーシャル側に振っているアイドルの場合、どれだけ1人の人から深い支持を得られるか、こういうことが重要なのです。
だから、ファンを安心させることが重要で、それが「恋愛禁止条例」であり、それを破るものには厳正な対処を行うのです。

ファンというユーザに安心してお使いいただくための品質イメージの熟成、これがメインなのであり、あくまでも品質管理なのです。

まぁ中には処女性を求める男性も多いですから、過去の経験にもうるさい人々もいるでしょうけれど、この場合は「裏切りリスク」ではなく「商品価値」の方です。
その商品の価値を判断するにあたって過去の経緯も考慮に入れる、というお話ですから、過去の問題で人気が落ちるのは、商品価値が下がったというわけです。
裏切りとは基本的に違うものです。
ただ、過去の経緯も含めて品質管理するという話も、もちろん有りです。
しかし、この場合その分コストがかかります。
まず、過去を調査するのにコストがかかります。
そして、メンバーとして採用できる女子の数が減ります。
採用コストの増加です。
だから、過去の経緯について、どこまで品質管理するかはトレードオフがあって、バランスの問題です。


上記の視点から、今回のNMB48の島田さんの件をマネジメントはどう考えるべきか。
現在における裏切りリスクは0に近いわけですから、現在において恋愛禁止が徹底できる限りにおいて、島田さんを解雇する必要はありません。
逆に、島田さんに何の落ち度があった?というお話です。
過去の恋愛経験が採用時の契約内容に入っていたなら別として、採用されてからの彼女は非常に勤勉に働いているわけで、解雇するための正当な理由がありません。
(ここがアメリカなら、運営が解雇しても提訴されて慰謝料ふんどられるだけだ)

単に、過去の問題で島田さんの商品価値が落ちたというに過ぎません。
(人気が上がらず商品価値が満足する水準に達しなければ、いずれ解雇することになるでしょう。)
NMB48全体に、この問題が波及するかどうかですが、マネジメントが恋愛禁止を徹底できればいずれ落ち着きます。
次のようなポリシーで運営していきますと言いましょう。

(最初に今回の騒動と経緯についての説明を淡々として・・・その次に姿勢を表明します)

NMB48はファンを決して裏切りはしません。
もし万が一、そのポリシーに反すると思われる事由が発見された場合には、
断固とした姿勢で徹底的に調査し、違反行為が事実であると明確になった場合には、
その違反者に対して厳正なる処罰を行います。

しかし、今回、彼女は私たちのポリシーに違反したわけではありませんので、処罰の対象には該当しないと考えております。

(ちょっとここでジーンとくる系の語り口で若かりし過去のことを語るとして・・・最後は)

私たちは、オーディションや選抜プロセスを通して、彼女の○○の才能や△△などの姿勢を評価しおり、これからのNMB48の発展、そして皆様により質の高いサービスを提供するのに欠かせない存在になると期待しております。
彼女もNMB48の一員として、皆様に認められるよう精一杯努力してまいりますので、是非、今後の彼女の活動を見て、ファンの皆様には判断して頂きたいと考えております。
どうぞご理解頂けますよう、お願い申し上げます。

みたいなね。
かなり適当な文章だけど、こんな感じなら納得するんじゃない?


眠くて書きたいことがうまく書けない・・ストレスたまる

2ちゃん文学と事実と嘘と意味

2011-08-04 11:33:56 | ブログ情報(News Release)
嫁さんと俺のことについて語る。
http://mamesoku.com/archives/2950920.html

2ch文学はほんとに素晴らしいと思う。

嘘かどうかは関係ないんだよ。

これが事実だろうと嘘だろうと、そんなことはどうでもいい。

事実と嘘の境界線なんてこの宇宙には存在しないのだから。

「それが何であるか」

そして「それにどのような意味を見出せるか」

ということだけが本質的に重要なのである。


女子大生に「好き」と告白した男、セクハラ懲戒処分

2011-08-02 21:03:44 | ブログ情報(News Release)
女子大生に「好き」と告白した男、セクハラ懲戒処分 精神的苦痛を与えたため
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110802-OYT1T00237.htm

 京都府の京都工芸繊維大は1日、女子学生に対し、セクハラ行為をしたとして、工芸科学研究科の男性准教授(40歳代)を停職5日の懲戒処分にしたと発表した。

 発表では、准教授は2008~09年度に複数回、女子学生に「好きだ」などと告げたり、メールを送ったりして精神的苦痛を与えた。


なにぃぃぃい!

なんてこったい・・・orz

きっと状況がパワハラに近かったのだろう。

何を騒いでるんだね君は(笑)

【妄想】 高岡蒼甫氏の芸能事務所解雇騒動 雑感

2011-08-01 15:13:55 | ブログ情報(News Release)
これはトンデモです。
情報がないのであまり深入りしたくないのだが、フジテレビの韓流ビジネスではなくて、今回の解雇騒動をどう見るのか?という質問に答えておきます。
あまり実りがない議論なので、これで打ち止めです。

まず、高岡さんが所属事務所にどう思われていたかなどは省きます。
相当に主観的なものになるので、触れない方がよいでしょう。

基本的には、事務所の上顧客であるフジテレビとの関係を重く見てビジネス上の判断から解雇した。
ということですが、私は、その背景にフジテレビの韓流ビジネスへの風当たりの強さもあるのではないかと推測します。
以前から、フジテレビの韓流への傾倒に対して、右翼系のグループから強い批判があることは、誰もが知っていることです。

つまり、フジテレビとその関係者にとって、この問題はナーバスにならざるを得ない問題で、できれば事を大きくしたくない思いを皆持っていると。
そこに所属俳優がフジテレビの韓流ビジネス批判を展開したことで、右翼系勢力とこれが結びつくと騒ぎが大きくなる可能性があり、いやきっと利用されるに決まっているので、これを早目に切って面倒なことに巻き込まれないようするのが肝要と考えたのではないでしょうか。
というのも、どちらに転んでも面倒になることはわかっているからです。
解雇したら言論弾圧だといって面倒なことになりますが、解雇しなくても騒がれて面倒なことになるでしょう。
それならば、どうせ騒ぎになるのなら早目に解雇して事務所との関係を切っておいた方が得策だろうと考えたのではないでしょうか。
ノルウェーの爆破・銃乱射事件もさきほどありましたので、下手にナショナリズムを煽ることに加担したくないという判断があったのではないか。
と思います。

あくまで妄想です。