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aCappella好き♪

声楽のレッスン、そしてついに、ピアノをやめた次男のこと。

朝から・・・・

ご近所迷惑省みず、キンキンと声を張り上げまして
声楽のおさらいを・・・(汗)

午後、レッスンに行くのです。

前回同様、
「いつもレッスン場所を提供してくださる姉弟子(?)さんの
ウィーン留学中のお嬢さんの彼氏でもある
チェロ奏者で指揮者くん」(ここでは通称カレシくん)が
ピアノを弾いてくれるとかで・・・・

ウチの先生が普段レッスンで弾いてくださる
「右手はメロディー、左手はアドリブ」の伴奏に
頼り切っていた私は前回、
音がまるでわからずに、初見同様の楽譜にしどろもどろ・・・
尊敬するカレシくんに失態をさらしてしまったので~~

それにしても

ついにコンコーネも50番。
む、むずかしい・・・(汗)
とても初見でやりすごすなんて無理です、私には。

息は続かないし、歌いまわしはフクザツだし・・・
全く上手に歌えません!!
ああ・・このまま私はレッスンに・・・(泣)

カレシくんも「趣味で歌ってるおばさんたち」に合わせて
とっても親切に楽しげにピアノを弾いてくれてるので
「そういうレベル」で「楽しい歌を」
基礎なんか出来てなくても、気持ちよく歌えてればそれで・・・
と自分に言い聞かせてみるけれど

性格なんですよ!
ちょっとでも上手に歌いたいんです!(笑)
(・・・実力ないくせに、理想だけは高い・・・
私の悪いクセ)

・・・だから、いつも
「音が苦」(音楽)になってしまうのかなあ。

・・・歌いつかれて、PCに座りました。



そういえば、次男くん。
ついに、ピアノをやめました・・・(泣)。

まあ、家で全く弾かないので。

「やめると言い出せないからズルズル行ってる“だけ”」
の状況が、彼にとって良いとは言えないので
「続けたい気持ちがあるなら、たとえ練習できなくても
月謝を捨てる気で、細々と続けて行くもよし。
でも、練習に対して嫌悪感があって、負担になるなら
やめても構わないから、自分で決断して」と
発表会の後、彼に話したところ

「う~~~ん・・・まあ・・・別に」みたいな返事をしてたけど

今週、「ピアノ、弾けば?」と言ったら
「ああ~今日、ピアノかあ・・・」と、ポロンポロン弾き出して
食事の支度をしながらそれを聞いていたところ
突然キッチンに現れ、
「あのさ~・・・・ピアノ、やめる!」と言い切った(笑)

えっ。
こんなに突然・・・(唖然)。

この前話をした時に決断してくれたら
九月分の月謝を払わなくて済んだのに~(そこ?)

九月までやるか、八月いっぱい・あと二回行くか・・・
まあ、どうせやらないんだし、今日限りで、ということになって
先生にご挨拶に行く。
「彼は繊細な良いものを持っていたので残念です」と
一応、言っていただいて・・・
長きに渡った次男の、ピアノが終わりました。

上の二人に比べると、親の気合も薄れた三番目。
近いとこがいいやとお世話になった大手K社の教室は
弾ける人はドンドン上手になり、
弾けない人はそれなりにゆるく楽しく続けさせる、みたいな感じで
厳しい個人の先生にしごかれた兄や姉に比べたら
ふざけとんのかーい!みたいな簡単な楽譜をだらだらやってたけれど
「そういう教室」だったがために、三人の中で唯一
コンクールと名のつくものに、小学生の頃何回か出してもらえて
本人には非常に自信になったみたい。

「・・・とうとう終わったかぁ・・・」と
駐車場までの夜道を次男と歩きながら
なんだか、ちょっと泣けてきちゃった。
「なんで~いつかは終わるでしょ」と次男は言うけど
上の子が始めてから、20年近く
アメとムチであれこれピアノを続けさせたんだもん~

私が好きだから、子供に強要したってのもあるけど
今となっては、よかったでしょ?と時々いう。

次男が小さい頃・・・
兄も姉も、母もやってるし、
世の中の人みんながやってるものと思い込んでたピアノを
幼稚園の友達がやってないことに気付いて
「どうしてピアノ習わなくちゃいけないの?」と聞いてきた。
「心を豊かにするからよ」と、にっこり微笑む母を
「騙されたーー」と、後に彼が笑い話にしたっけ・・・。


繊細で、優しい。
人の気持ちを量ろうと気遣う。
ひたすらおっとりと穏かな次男だから
これまでやめるとも言わず続けてきたね。
こちらが何か言い出さない限り
彼はどこまで続けたのだろう?
受験の時。高校に入った時。発表会の後。
何度か「ピアノ、どうする?」と聞いたのに
決断しなかった。

この先、彼はちゃんと自分の意思を
人に伝えて行くことが出来るのだろうか?
ただ流されるだけじゃなく。。。なんて
少しだけ心配になるけれど
それが彼の個性であり長所なんだから
見守って行こう。

お疲れさま。

・・・これでグランドピアノの夢がまたひとつ遠ざかる・・・(かも・・?)

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コメント一覧

るか
ターニャん{メール}

いつもコメントありがとう。
・・・そうかな。
そういってもらえると、そんな気になってくる・・・。

長男も「お母さんが無理にやらせたせいで
ピアノなんて大嫌いになった!
一生音楽なんてやらない!」と
部屋のガラスを割って、ピアノをやめたけど(笑)
いまやすっかり音楽小僧。
あの時の私は、心から悲しみ、後悔したわ。

実はこの休みに兄がギターを弾くのを見てて
次男も影響受けたっぽい。
少しは弾けたけど、最近とても上手になったもん。

好きなことをやってほしいっていうのが、私の願い。
出来れば、仕事もね・・・
嫌々やらなくて済むようなら最高なんだけど・・・
いくつになっても心配は絶えず・・・
我が家はそろそろ上二人が就活の時期なので
この頃、就職や結婚のことが頭をよぎります(汗)
ターニャん
切なく いい話。

次男君、優柔不断ではないよ。
ピアノも嫌いじゃないし。
多分、ピアノのことだから流されていたんだと思うな~。
ちょこっと面倒くさいな~気分もあるんじゃないかしら?
この先、ピアノが弾ける自分が好きになる時がきっと来ると思う。
その時親子で「やっぱよかったじゃんっ」なんてまた音楽の中で
生活してるよ、きっと。
な~んて、色んなことが頭の中をぐるぐるまわったわ。

次男くん、ひとまずお疲れさん{ルンルン}
言うとくけどピアノ弾く男子はモテるんやで~~(笑)

で、るかさん
なんかいいなぁ~~穏やかで。
自分の好きなものを押し付ける傾向盛んな私には
るかさんの想いってとっても切なく、穏やかな感じに受け取ったよ。
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