合唱団でよく言われるこのコトバ・・・。
「歌う」の意味が違いますから~
意味は、わかる。
心を込めてる、つもり。
これ以上どうしたら・・・???
と戸惑う、おねー様方(笑)。
これまでずいぶん長く歌ってきて、
いろんな合唱団でいろんな指揮者に教わって、
自分でもあれこれ工夫したし、
成り行き上、人に教えるような?ことにもなった。
経験値というのはホントにすごいもんで
門前の小僧なんとやら、
今は指揮者の言いたいコトが
言われるまでもなくわかってしまう、ばかりでなく
指揮者の言わんとしているコト、の表現が
イマイチわかりにくいゆえ
団員に伝わってないのかも・・・ナンテ
歯がゆい思いさえするように。
わかる人にはよーくわかる、その
「言わんとしているコト」。
でも、初心者にはわかりにくい。
もっと他の言い回しはないものか?
何度繰り返しても進歩がなさそうな場面。
体を開いて見せる、ワケには行かないので
「イメージ」でしか伝えられない「発声」という作業。
しかも、人間ひとりひとり骨格や筋肉のつき方も違ってて
教える人がそうだからと言って
万人に当てはまるものでもない、ように思える。
コトバのチョイスによっても
ピンと来たり、モヤがかかったり。
経験、から思うことだけど
「心を込める」「言葉を丁寧に」「もっと歌う」
これらのこととて、所詮「小細工」。
一個一個の音符の、強弱と
その時の声の質をどうするか、ということにすぎない。
(なんて言うと反論もあるだろうが
少なくとも、かなり「求められるもの」に近づけはすると思う)
シルキーでお年寄り向けに練習している
私の大好きな抒情歌・愛唱歌は
合唱経験のないメンバーには苦手分野。
言っちゃ悪いけど、うっかり歌えば
小学生並みの表現力になってしまう。
とにかく、「助詞を引っ込める」ことを
集中的に特訓した。
助詞を引っ込めるためには、
その前の部分をふくらませなくてはいけないし
それによって単語として不自然になっちゃダメ。
それから、どのフレーズを大きくするか、
逆に弱めるか。
ffとppの音色はどうするか。
割と機械的な作業で、ぐんと良くなる。
・・・・最近混声合唱団でやっている曲が
単純だけに難しく、
合唱経験のない年配の新人さんたちがソプラノに入る
傾向のある?(どこでもたいていそうかな)うちの団は
「もっと言葉を出して、もっと歌って」と言われても
なかなか成果が出ない。
そんな時、シルキーでの特訓が頭をよぎる。
ちょっと、小細工を教えてあげれば
クリアできそうな・・・。
チャンスを狙ってはいるけれど
また出しゃばっちゃうからな~(笑)
素人なワタシが余計なコト言っても
先生困るかしらん?と
葛藤するこの頃の混声練習であります。
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るか@Silky
marutti
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