東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

夏のカフェ

2021-07-20 22:27:53 | ノルウェー山暮らし fjellgård
相変わらず
水蒸気が多くて変わりやすいお天気が続いています


(朝から目の前の山にかかる霧)

いつも庭先から一望できるふもとのご近所さんの集落も
ぶ厚い霧にはばまれて全く見えなくなったり
見えても周囲を霧に包まれていたり


(霧に囲まれて浮いているようにも見えるご近所さん)

ここは一軒家ですけれど
北西と北東にそれぞれ別の谷を挟んで
2つの集落を見渡すことができるので
孤立した感じはあまりありません


(北西の集落へ行くと小さく見える自宅、写真中央)

北東側の集落には季節営業のカフェが2軒あって
そのどちらにも時々お手伝いに行きます


(国旗は祝日を祝うためではなくカフェ営業中のサイン)

地元の人には
rømmegrøt(サワークリームのポリッジ)やシナモンロールが人気



シナモンとお砂糖をかけて食べるrømmgrøtには
spekemat(サラミや干し肉など)とflatbrød(薄いパリパリしたシート状の乾パン)
それからsaft(ベリーなどの果汁シロップを水で割った飲み物)が付いていて
しっかりお腹にたまる軽食になります


(キッチンでの賄いもrømmegrøt)

ここに来たばかりのころ
初めて市販のrømmegrøtを何もかけずにそのまま食べて
変な食べもの…と思ったことがありました

強いて言えばもったりとした酸味のあるホワイトソース
これが単体で食事になるとは全く思えず
もう2度と買わないと思ったものですが
今では好きなノルウェーの食べ物のひとつ

都会や海外からのハイキング客には
缶ジュースやアイスキャンディーもよく売れます


(ハイキング客は外で食べるのが好き)

カフェから徒歩20分ほどのところに
川と滝が集まる地元の名所Åmotanがあり
観光で来ている人はほぼ全員そこへ向かいますが
距離のわりに標高差が大きいので結構タフなルート

特にお腹が空いていなくても
家路に着く前にカフェでひと息つきたくなる気持ち
よくわかります



写真は谷向かいの
滝のすぐそばを通る道路のカーブから見下ろしたÅmotan

滝は写っていませんが
写真の手前から垂直に落ちていて
その高さは150メートルちょっと

芝生のように見えている少し開けた場所まで降りて行くと
滝からの水飛沫を浴びたり虹を見たりできて
夏には本当に気持ちのいいオススメのスポットです

先日もドイツからのカップルがカフェで
シナモンロールを半分こしながら窓からの景色に感動していました

この夏はヨーロッパからの外国客が戻ってきているので
ここでコーヒーを飲みながら
夏のグリーティングを一筆したためてもらうのはどうかと
急ごしらえのハンドメイドのカードを置かせてもらうことに


(相方の商売道具の切手も便乗してレジに置かせてもらう)

すぐ外に投函できるポストもありますよとメモも添えましたが
今これを書きながら
外国人にはノルウェー語じゃダメじゃん…と気付きました

さっそく英語のメモも付け加えようと思います

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。