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…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

船員就業フェアin気仙沼!

2009年10月26日 | 水産関連

船員就業フェアin気仙沼2009’(第二回)が

11月12日14時から 気仙沼水産振興センター 

を会場に開催されます!

Syuugyoufair

(主催 宮城県北部船主協会) 

(共催 全国漁業就業者確保育成センター)

3月12日に開催された気仙沼会場(第一回)では10名が就職!

就職が決まった10名中、5名が若者だったという事です。

今回、又は今後の開催でも

海を志す若者が就職できる機会が増えるかもしれませんね…

三陸河北web版  4月28日付け記事 には

若者と”希望”乗せ出港!

気仙沼の鮪船、就業フェアで採用 操業維持へ挑戦

気仙沼市の県北部船主協会(亀谷寿朗会長)が3月に開催した

合同就職面接会「船員就業フェアin気仙沼」を通じ

同市の漁業会社に採用された漁業未経験の若者が27日、

遠洋マグロ船に乗り込み気仙沼漁港からインド洋に向け出漁した。

マグロ船に乗り込んだのは宮崎県出身の今原隼人さん(23)。

愛知県豊田市の自動車工場で派遣社員として働いていた。

父親は沿岸漁業に従事している。

「子どものころからあこがれだった職業に就きたい」と

マグロ船への乗船を希望。

気仙沼市の臼福本店(臼井賢志社長)に採用され、

第8昭福丸(409トン、小松正文漁労長)に乗船することになった。

今原さんは今月上旬から一週間ほどロープの結び方などの

研修を受け、出漁準備を手伝ってきた。

「早く一人前になれるよういろいろなことを覚えたい。

不安を挙げればきりがないが、未知の体験への楽しみもある」

と話し船に乗り込んだ。

出港前の乾杯で臼井社長は

「87隻が減船し日本船団が縮小する中、

我々にとっての新たな挑戦が始まる。

将来のマグロ漁を担う今原君の乗船を祝福したい」

とあいさつした。

日本のマグロ漁は後継者の確保が課題となっているが、

魚価安などで厳しい経営環境が続く中で

未経験の若者を雇用することにはリスクも伴う。

臼福本店の臼井壮太朗専務は

「一種の賭けでもあるがマグロ漁を持続させるために

新規採用は不可欠。

成功すれば僚船にも未経験者を採用したい」と話した。

若者の乗船は気仙沼でも久々とあって、

岸壁には船主協会や市の関係者も駆けつけ、

乗組員の家族や関連業者らとともに出港を見送った。

第8昭福丸はインドネシア・バリ島に寄港後、

オーストラリア・フリーマントル沖などで操業。

メバチやミナミマグロを追う。

気仙沼への帰港は来年3月ごろになる見通し。

船主協会が初めて未経験者を対象に開いた就職面接会では、

採用が決まった10人のうち

今原さんを含む五人が漁業未経験の若者だった。

内訳は漁業取締船が2人、

遠洋マグロ、遠洋カツオ、近海延縄実験船がそれぞれ1人だった。

と、実際に就職先を掴んだ若人を捉えた記事があります!

船員就業フェアin気仙沼2009’(第二回)、

漁師を志す方、船員を目指す方、転船希望の方など

海に職場を求める方々の一つの選択肢・・・

新たな挑戦のチャンスの場でもあります!