blog-atom 2

…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

全国資源評価会議!

2009年10月15日 | 水産関連

10月14日付けの みなと新聞web版に掲載されていた

「さんま資源に余裕」-全国資源評価会議 

という記事が目に止まりました! 

みなと新聞の記事の一部を抜粋、参照すると…

2009年度全国資源評価会議が10月7日、8日の両日、

農水省内であり・・・・・・・・…。       

サンマの資源状態は、

「まだ漁獲を増加させても持続可能な余裕にある状況」

と判断された。

という事に驚き、「2009年度全国資源評価会議」を検索、

いろいろと辿ってみました! まず、 

水産庁HP の報道発表資料ページから

(開催する趣旨について)を読み、→資源管理の部屋 

資源評価はこちら から

我が国周辺の水産資源の現状を知るために 

(独立行政法人水産総合研究センター)

資源評価→21年度版→資源評価結果サンマ 

まで一通り読んでみました。

※ちなみに昨年の資源評価のページ中のサンマも再度、一読。

私個人は(科学的根拠もデータもありませんが…

今を取り巻く日本の漁業、漁種の現状に

「まだ漁獲を増加させても持続可能な余裕にある状況」

だという魚はいるのか…? いないだろ…! と思えました。 

資源量の事を考えるなら、まずは

「獲り過ぎない為の評価対策を」! そして、

そういう流れを構築していける判断 をしてほしかったです…

我々漁師達にも「獲り過ぎをなくして資源管理を」の考え方が

少しずつ定着、実践してきているのですから…

更に検索を続けると、ある有名な方のブログにも辿り付きました!

以前にも読んだ事があり、共感するものがありましたが

共感できても、とても私個人はコメントできないような

文面の内容が高レベルなサイト…

そのブログの中のコメント欄を読んでいくうちに

とても興味深い文面を見つけ、更に共感するところがありました!

「種籾を残さないと来年の米は作れないが、

今、その種籾を食べないと飢え死にしてしまう」状況では・・・

漁業者に希望を与えられるような、『何か』が必要なのです。

ただし、その『何か』とは、効果の分からない『種苗放流事業』や

『ABCを無視したTAC』ではないことだけは確かでしょう。

という文に、なるほどと感じました!

そのコメント欄の主記事にあった「風車をまわす風」が必要で…

その風には「TV」や「新聞」「本」「インターネット」など、

ある意味、「メディアの力」が必要だとも思います!