誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、山・あ・る・記in 傾山1602m

2013-11-20 | 山歩き
誘われて、山・あ・る・記in 傾山1602m

 見立て渓谷の紅葉、もう残っていないかなぁ~
そうだ、傾山に登ろう!と、見立てから傾山へと足を延ばす事にした。

 天気予報の再確認などで自宅発が、7:30と山歩きには、ちょっと遅い出発となってしまった。
国218から県6へ入る、見立て渓谷の紅葉を期待するも、既に紅葉は終わり冬支度に入っていた。

 気持ちを『傾山の山歩き』にモードチェンジして、県6から奥村林道へと入って行く
奥村林道へ
 奥村林道を11km走ると、傾山の登山口となるが、舗装道は2kmまでで、その後は悪路中の悪路
ガタゴト道路走行の慰めは、見立て渓谷では終わっていた紅葉が少しばかり残っていて目を愉しませてくれた。





奥村林道の紅葉
 11kmの距離に30分を費やして、ようやく登山口到着は9:10を回っていた。
登山口
 お昼ごはんと少々の水(+雨具等)の軽装で、登山口を出発する。

祖母山~傾山縦走の貴重な水場
暫くは、車も走行可能な林道を歩きが続き、やがて本格的な登山道になるが15分ほどで縦走路の九折広場へ、
広場からき山を見ると、俄に曇り始めた空とガスで前傾と本傾の双耳峰が遥か遠くに見えていた
広場から傾山の双耳
 九折広場からミズナラの林を歩くと、登山道に積もった落ち葉がサクッサクッと心地よく響く

落ち葉の登山道
 気持ちよく歩いたのはこの辺りまで出、1376mピークに差し掛かる頃から風が強まり、霧雨も舞い始めた
ヤッケを着込み寒さを凌いで歩くと、ガスが立ち込め始めるであろう山頂は諦めたと言う2人の男性登山者に会う

さらに、雨具を完全装着した若い登山者に会い、1400mピークで福岡の団体さんに追い着き急登を急いで登る

 ゴロ石と木の根に苦心しつつ杉越し分岐に到着、最後の登りに備えて、栄養補給”ファイトー一発!”

杉越し分岐
 分岐から前傾までは、5分程度の登りだが、鋭利な露岩が数箇所あり、ロープ場もあって、九折の最大難所か
11:00-前傾に到着した時は、一面ガスに覆われていて、本傾どころか10m先も見えなくなっていた。

 前傾から慎重に鞍部に下って、右に大白谷ルート(冷水コース)を見ながら、登り返すと三ツ坊主に合流
ルート合流すると10mで山頂に着くが、左に安置された傾山大明神に挨拶をして、大岩の間から山頂へ

大白谷分岐
      
 三ツ坊主
      
      大明神
 11:15-傾山1602mの山頂に到着する。
   
       山頂
 ガスで覆われていて、全くの展望がありません・・・・・・・・・・・・・

傾山の山歩きを思った時に描いていた、岩峰から足の裏ジンジンの谷底も、本谷山から祖母山の縦走路
尖がりピークの鹿納坊主や大崩山を眺めながらの食事、何一つ叶えてくれる思いはなかった。
オマケに霧雨混じりの風は頬を叩いて、指先は冷たさが痛みとなり、食事つくりも億劫気分!
悪天候の空を見上げていると、若い登山者が到着、更に5分後?団体さんも到着して山頂は賑やかに
されど、心は賑やかになれず、寒さに負けて引き上げを開始する。

 1375mピークまではやや慎重に下って行くと、先ほどの霧雨が本降りになってきて急ぎ足で九折広場へ
        
         ヤマナシ
九折広場に着くと、お土産に”ヤマナシ”を頂戴し、食事も取らずに黒仁田神社の登山口へ下った。
*九折広場の横には、立派な山小屋もあって、野営・避難場所に使えますよ~
 傾山:登り=1時間40分・下り=1時間20分(休憩時間含む)
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