よそ様の紅葉探索Blogをみて、我慢ならず久住は男池から平治岳を歩いてみました。
三股山の東峰~北峰~鍋底に行きたかったが、相方の体長を考慮して腕を使わない山となった。
男池から平治岳を見上げる。
男池の管理事務所で¥100を支払って、ひんやりした林の中を『かくし水』に向かう。
ブルッ、寒ウー黒岳と大船山に太陽の陽は閉ざされているうえに、冬を思わせる冷たい風が吹きつける。
前後ろを歩く多くの登山者は、ダウンを着ているものもいるほどの冷え込みだった。
歩き初めて10分で『かくし水』に到着、例年だと山が賑わいを見せ始めるのだが今年は様子が違う。
赤や黄色にお化粧した木木は少なく、申し訳なさそうに冷たい風に木の葉を揺らしていた。
『かくし水』を過ぎると少しずつ傾斜が増してきて、登山道は木の根の階段道へと変わって行く
時々、足を止めて頭上を見上げるが、色付いたモミジやブナはポツリポツリしか目に映らなかった。(残念!)
紅葉と言うには程遠かったのだ~
一向に上がらぬ気温と我がテンションに足取りは重いながらも、登山口から40分で『ソババッケ』に到着する。
平治岳の東尾根を見上げると、目映い光景が待っていた。(嘘だ~、着くまでは期待していたのだ・・・)
平治岳東尾根、絶景を期待していたのだが・・・・・・・
『ソババッケ』を通過すると直ぐに黒岳風穴の分岐、黒岳への誘惑に誘われるもグッと我慢で大戸越へ
ここから始まるゴロ石に岩場の急登りに備えて、水補と飴玉一個でエネルギーを補給する。
ヨイショ!ヨイショ!とゴロ石の岩場を登っているうちに、『紅葉を観る♪』は、どこかに吹き飛んでしまっていた。
登山口から、1時間45分で大戸越に到着するも、大戸越は風の通り道で足を止めると寒さで身が震える。
大戸越に到着
季節外れに咲き誇ったミヤマキリシマ
いっそ、このまま引き返そうかと思ったが、『大船山と三股山の紅葉の遠景』を求めて平治岳に登る。
大戸越から20分で平治岳南峰に到着、期待を込めて大船山の北西の尾根に目を向ける。
なんと、期待した紅葉の遠景は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・落ち込み
大船山の紅葉、これっぽっちの紅葉じゃね
また、三股山に目を向けたが、落ち込んだ気持ちに追い打ちを掛けんばかりの光景に絶句
吹き付ける風がよけいに冷たく感じて、藪の窪みに身を寄せて何時もの山食を取ったらすごすごと下った。
下山は、2人とも無言のまま往路を只管足を運んで男池の登山口に戻った。
≪紅葉と呼ぶには寂しかった光景≫
≪目を愉しませてくれたのはキノコ達≫
欲求不満と消化不良に終始した、男池~平治岳の山歩きだった。
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