この夏、キャンカーで遊んでばかりでオーディオをちょっと怠けていました
来週から毎週のように友達がお聴きになりに来るとの事で
確認調整の音出しをしたところ
「ぎッえ~」
なんてこった、B型の気まぐれシステムは全く鳴らない~
力なし、響き無し、輝き無しの
「もごもご・スカスカ・ぼんやりサウンド」
どうしよう
ちょっと電源を入れないでいると、へそを曲げてしまう気まぐれシステム
先日も来る人によって、笑っちゃうほど全く違うサウンドを奏でてくれた
ヒヤヒヤドキドキのシステム
何処に「気分屋B型センサー」が付いているのか気になるが
今はそれどころではない、とにかく何とかしよう
原因と思わると点を一つ一つ排除しながら、
スピーカーちゃん、機嫌直してね!、と、なだめながら格闘し四時間
やっと、まともに鳴り出しました
測定器で計って補正なんて事はしませんが
正しく繋がれているかの検証には多少のアプリを使います
今は便利ですね位相チェッカーが無料で手になりますそのアプリで
まずは両極性で位相のチェック、10個のユニットの極性をチェック
信号だけでなく励磁は電源の極性でも位相が逆になるので
20か所が正しく繋がれているかのチェックします
この位相チェックで、発信した信号の音量で
各ユニットの音圧レベルもだいたい合わせられます
タダのアプリにしてはよくできています
そしてチェストトーンでチェック
20Hz~20KHzの信号を入れて
発せられる信号の音源位置が一定に感じられることが大切なんですが
流石に全帯域とは行きませんが
殆どの音を22Aホーンの上部に感じられようになりました
594に付けたパラゴンホーンは、横向きのほうがテストトーンの音は安定しますが、・・
どうしても音色が好きになれません
多少テストトーンでは不安定ですが、音が素直なので縦向き配置に決定
そしてスリーウエイ用の配置のままだったWE597Aツイーターも
594と縦同列の配置に変更
背後の凸凹ディデーザ―に板を差し込んで597をのっけただけ
地震で揺れれば震度1でも間違いなく落っこちるビミョーなセッティング(笑)
(危ないから取り合えずテープでぐるぐると巻いて留めました)
この594と597はウーハーバッフルの中央ではなく、少し外側に配置しました
ウーハーよりも中域のWE22Aとのバランスを合わせた感じです
縦配置はやはり音の定位が良いですね、テスト信号でもその動きが少ないのが分かります
ホントは20Hz~20KHZ全ての帯域でピシャッと動かないようにセットしたいのですが・・・・、
まあ多少動くのはご愛嬌ってことで(笑)
音出しをしてみると、お~お!、良いじゃない
配置以外では乾電池バイアスは594以外は外し、金属たわし吸音材は全て排除
結果から見ればこれだけの事でしたが、4時間以上掛かってしまいました
手を掛ければそれにこたえてくれる「気まぐれシステム」
皆が聴きに来てくれた時もちゃんと、この音出せよ~
と、お願いしたが・・・・
少し心配ですが、皆様のおいでをお待ちしております(笑)