オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

至高の銘器594に魅了された方々

2022年03月14日 22時40分00秒 | オーディオ

変わり者が書いてるイカサマブログを、チョーひまな時に読むと

 

けっこうWE 594Aのことについて何度か、テキトーな事が書かれていましたね

 

 

WE594Aと言っても私が手にする事ができるのはWEのオリジナルは無理で、

レプリカや改造品のことばかりですが

 

もう一方の銘器WE555は、様々な多くのメーカーが励磁やアルニコでも

多くのコピーやレプリカをが作られてきました、が

 

 

 

555を超えると言われるWE594は、

ほんのわずかなメーカーしかレプリカやコピー作りに参入しませんでした

何か理由があるのでしょうか?

 

 

単に555より音が悪いのか

音の魅力に欠けるのか?

構造が困難なのか

材質が超高価だからなのか

・・・・・・、

 

 

何故かレプリカ594は意外に少なかったですね

 

 

WE 555との、音の違いは

「音の太さ」や、「音の濃さ」は555の方があると思います

555は感情までも音で演出するような魅力溢れるコンプレッションドライバーだと思います

 

そんな555より、早くて綺麗で、クリアーで、滑らかで、

ありながら、厚みがあって、華やかさがある594

 

 

 

解像度も含めて「音が良い」のは明らかに594Aだと思いますが、

何故か知名度的にもイマイチで、「知る人ぞ知る」程度の知名度なのでしょうか

 

 

開発されたのは1933年のフレッチャーシステムでその原型が使われ、

それを製品化したのが594です

555Wが製造を開始したのは1926年だそうですから

その10年後の1936に594Aと名付けら製品化されたようです

 

 

フルレンジユニットの555に対して、

2ウエイを前提にした、中高音域専用のドライバー

 

振動板は555の2インチの、倍の大きさの4インチの大型振動板

エッジは555の低域まで伸びる稼働範囲の広いタンジェンシャルに対して、

594は可動域の狭いロールエッジを採用しています

 

 

そして最も違うのは555の一体整形のフェイズプラグに対して

円形5分割のフェイズプラグだと思う

 

このフェイズプラグの精度の高さが、

594Aの高品質な音色に貢献している気がします

 

更に励磁のユニットの魅力を最大限に引き出す、ポールピース等の

磁界を作る素材、私はパーメンジュールが使われていると思いますが

 

 

下手な事を書くと、

もっと勉強しろ、木下氏がロカンシーに594の素材を訪ねて返答は「アイアン」

と答えたのを知らないのか、あれは鉄だ、バカやろー

とか、また誰かに書かれるので

透磁率の良い「謎の鉄素材」が使われたと書いておこう

 

注、そういえば先日FMレコパルが出てきたのでそれをFBでも書きましたが、

レコパルを読んでいた連中はわりとミハーで育ったように思えます、憧れオーディオの手引き

でもFMファンの方々は、そのごMJに通じたと言うか・・・、

レコパルは、憧れでステサンに通じそれは流行誌でありよく言っても参考書だが

FMファンの無線と実験の読者は「MJは教科書」扱いだと思う、

MJに書かれていた事が真実だと信じているオーディオマニアが実に多い、

この方々、にMj教科書と違うこと言うと、大変なことになる・・・

まあ、ステサンの欧米志向、欧米絶対主義もどうかと思うが・・・

 

あまりかくと、また怒られるので、

 

話を戻すと「謎多き孤高のサウンドを奏でるWE594A」

このレプリカは、あまり多くのメーカーが手を出さなかったのは事実

 

リスクが大きすぎたのでしょうか?

 

 

 

だが、これほど魅力的なオーディオ機器も、珍しいと思います

そしてその魅力の深みにハマった人たちが、

商売を度外してそのレプリカを作り上げたのだと思います

 

有名なところでは「GIP」と「エルタス」という日本のメーカーが

WE594の素晴らしいレプリカを作っています

 

両方とも縁あってじっくり聴かせて頂きましたが

正直、「G 594A」は凄い!、本当によくできています

 

 

まさに本物を越えようと作り出したレプリカの名にふさわしい出来です、

振動板やフェイズプラグどれ一つとっても全く手抜きなし、素晴らしい仕上がりです

 

 

 

 

 

 

 

 

かたや世間の評価では594Eはちょっと落ちますかね

振動板の絞りの甘さ、各部の仕上がりや精度、どれをとってもGに、

ちょっとだけ及ばないとの評価ですが、

 

このフェイズプラグは真鍮製で高精度です

 

「G」も「E」どちらの594もこのフェイズプラグの出来は素晴らしいですね

 

 



 

音質で言うと

オリジナルの気品の高い、濃さ、力強さ、華やかささ

 

 

それに加えて、「G」は色艶が良い、貴賓がある、華やかさが強調された

そんなサウンドだと思います

 

 

対する「E」はアク抜きされた、嫌味のないサウンド

キツさや粗さを除去して、取り除いたような優しさのあるサウンド

 

正直この優しい音を「物足りなさに」感じる方も多くいらっしゃるかと思います

 

 

 

オリジナル594Aを基に、惚れ込んだ二人の男が作り上げた

二つのレプリカ594は、最高の音質で奏でるコンプレッションドライバーだと思います

 



 

 

すごいですねー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?、そうか、忘れちゃいけないもう一人594に魅了された男がいた

「T」氏

謎多きT氏だが、594Aが誰よりも好きなことは周知の事実

 

オリジナルを仕入れて販売しようとしても、

「Tオーディオの客層が』それを許さないのだろうか

 

「超高額商品」の言葉に、T氏のポリシーがそれを許さないのだろうか

 

 

一般人が手にすることもできぬ高嶺の花、594サウンドをリーズナブルに再現しようと

JBL 375や、ALTEC 288を改良して、近いサウンドを奏で私たちに提供してくれました

 

ありがたいことです

 

 

そんなT氏の想いがこもった集大成T 594との音の比較は

また機会を見て書きます

 

 

フェイズプラグや振動板はJBL製ですが、このドライバーはとにかく重い

 



 

重い原因はコイルの大きさと透磁率の高いケースにあります、

 

 

磁力の強さは最強です

 

聴き比べる日が待ち遠しいです