オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

アメリカンサウンドとヨーロピアンサウンド

2016年04月11日 09時22分03秒 | オーディオ

あくまでも私の聴いた限りの、個人的な偏見のこもった意見ですが





西海岸サウンド、東海岸サウンドに分けることができるであろう、アメリカンサウンドだが





イメージものも含めて、



一般的なアメリカンサウンドは、JBL,ALTECに代表される



西海岸サウンドではないでしょうか





☆(注)
東海岸サウンドは、ARなどの、中域低域重視の

西海岸よりも華やかさや、音の張り出しが抑えられ気味の音だが

コンプレッションをかけずに、緻密さと重厚さを出すのが特徴のサウンドで

アメリカンジャズを一番それらしく鳴らすのは東海岸サウンドだと思う、が、








私の好きな、西海岸を中心とする、アメリカンサウンドの特徴は、


中域を軸に、コンプレッションの掛かった張り出しのよい、






軽快に明るく、


明朗でキレの良いサウンド

注(軽くて、艶が無くて、響きも重厚さの欠片も無い、PAサウンドと呼んではいけないです)






対して

ヨーロッパサウンドもイギリスサウンドとドイツサウンドに違いがある気がする




イギリスサウンドの代表といえば、タンノ、クオードなどの



ウエットで、美しい響きが印象のヨーピアンサウンド







ドイツサウンドで私が好きなのは、古くはシーメンス

新しい?ところでは、MBL社、間無指向性に拘った素晴らしい音のメーカーである



音の特徴としては、やはりヨーロピアンサウンドで、



同じように「美しい響き」がに合うサウンド




ただイギリスよりも、ウオームトーンではあるが、少し骨格のある音に感じます






シーメンスなどの音は

WEなどにも通じる厳格な音の規格をやはり感じます






ドイツ、イギリス、共にヨーロッパサウンドは

中高域を強調した響きを、重視した音造りをしているように感じる






中低域重視の、おおらかなアメリカンサウンドと違って


中高域重視の、神経質なヨーロピアンサウンド






まあ総じてヨーロピアンサウンドは、




品がいいい



だから長く聞いても疲れない

寝室でも、キッチンでも、トイレでも




家庭で音楽を楽しむ音造り、




短時間聞くのでは無く、普通に生活を営みながら、


長時間でもストレスを感じずに、


聴いていられる音楽センスを持っている気がする








対するアメリカンサウンドは










短時間決戦!







この華やかさと煌びやかさ、そしてこの迫力を



今は、ちゃんと聞け!、そして楽しめ!








短時間だけ楽しめればいいのだから



多少、聴き疲れても仕方ない





乱暴だがそんな音造り









でも、困ったことに





ほんとに困ったことに






聴いてて楽しんですよ~~



アメリカンサウンドは!









正確な音造りを目指したヨーロッパサウンドと


演劇の時間を、より楽しむための、演出装置との一つとして



発展してきたアメリカンサウンドスピーカー





今は



創業者やエンジニアの個性で音造りをしていた時代とは違い、








特性重視で各社同じように作っているのであろう、

その違いは少なくなってきた気がする



特徴的な「サウンド」を楽しもうとすると




どうしてもヴィンテージといったジャンルになってしまうのは


仕方ないことでしょうか