カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1467 『映画 アレクサンドリア ・ 棚から自転車落ちてきた』

2015年08月23日 | 日記







 『アレクサンドリア』  2015年8月23日







歳喰うと怪我したら治るのが完全じゃないね、鼻の脇の打ち身の痣は回復したけど少しクマのように残っちゃったね。

ちょっと奥目風で、なんとはなしに目の周りがクマっぽいのが嫌だったのに、もうひとつ、濃くなってしまったよ。運気に良かろうはずがないよ。

よく顔を出す若者が、或る日、顔面ボコボコに腫れ上がらせて痣だらけで現れた。そん時は、ビックリしたよ。「喧嘩か?」 「うん」





相手も同じように顔面打撲で傷みわけで収まったらしいけど、相当、派手にやったみたい。そんな傷なのに二週間も経ったら綺麗な顔に戻ってた。

若い奴等の回復力は違う。オレの自然治癒力も落ちたね。手洗いの鏡に映るおっさんは、冴えない顔してんね。

こういう時の気分って、渦に吸い込まれるようにして奈落に落ちていくね。どうにでもなりやがれっ。





一晩寝たら昨日のことはケロッと忘れてる自分が居るよ。これって、果たして、いいことなんかね? 繰り返して解決がないんじゃないの?

また、疲れて思い出して底まで落ちて、朝になったらニコニコ笑って忘れてるって、ただの馬鹿じゃないの? 「其れが、おまえだよ」 

夢の中で夢を追うようなことに現(うつつ)を抜かしておると現実の焦点が狂ってくるね。













『プロポーズして振られても「生徒は兄弟」の思いを守り、ヒュパティアを最後まで守ろうとする見た目は悪そうな男オレステス』









いろんな思いが心ん中に散乱してても、日々の起こり来ることや夢ごとに追われて気付いているけど気付かぬふりして一日を終える。

忘れているときもある、いや、忘れたいのかも知れないね。日々に追われて救われてる場合があるよ。

一息入れてほっとした時に心の中を見てしまう、無視できぬ事柄が散乱して手のつけようもない。





捨てられるものなら捨ててしまいたい。捨てるに捨てられない脈絡のしこりだね。しこりが癌になっとるがなあ、なんてこともある。

金は、いっこうに貯まらんのに、こんなのは幾らでも溜まる。ええいっ、放っておけっが、そのうち転移する。お手上げだね、全てが嫌になる。

人は、そんなのを多かれ少なかれ引きずって生きてんじゃないのかねえ? そんなのは無いっ、幸せな人生だね。生きてる時から天国だよ。





昔は、蒸発って現象が流行ったね、或る日、婿さんが消えてなくなる。何処かへ消えちまいたくなるんだね。日常こなしつつ解決や整理が不能になると

あとは野となれ山となれで責任からの脱出だろうね。最近は聞かないね? みんなが、それぞれ、ゆっくりと生活ができるようになったのかね?

会社で重圧受けてへたるなんて無くなったのかね? それなら、結構なことだけど、その代わり、精神いかれる人が増えてるらしい。





街歩いてても不幸だって顔してる奴なんて居ないに等しい。みんな、苦も無く幸せそうに見えるのが不思議に思えるよ。













『レイチェル・ワイズ』







取って代わって癌と痴呆症が流行ってるね。なにも無いまま、あの世には逝けんのかね? なにかで苛めんことには収まらんのかねえ?

何もなく幸せにこれた人は、感謝を忘れず、他を思い遣って余生を過ごすべきだね。結構さを気付かされる業(ごう)を背負わずに済む。

昔から、幸せなんてのは、みんなが追い求めるものが似たようなもんだけど、悲しみや苦しみってのは光の影に100万通り有るようにいうね。





なのに、人々は、日差しの中を笑って苦のない顔で生きている。でも、よく見ると皆がそれぞれに影を引きずり歩いてる。苦とは、そういうもんだろうかねえ。

辺りが明るくなればなるほどに影も色濃くなるのは皮肉かね? 消えろっ、この野郎っ。「影が薄くなると早死にするぞ」

影は、そのものの存在を明確にするね、存在感を表す、人は、苦と戦いながら強くなり逞しくなり生きる意味を知って行くのかも知れないね。













『アレクサンドリア』 2009年公開スペイン映画  レイチェル・ワイズ








『アレクサンドリア』原題: Ágora 2009年公開スペイン映画を観たよ。女性天文学者、のレイチェル・ワイズ がいいね。

エジプトのアレクサンドリアは、ギリシアのマケドニア王であったアレクサンドロス大王によって、紀元前332年に建設されたとあるね。

各地から詩人や学者たちが集まってきた学術研究所ムーセイオン、文学・歴史・地理学・数学・天文学・医学など世界中のあらゆる分野の書物を集め、





70万冊の蔵書を誇りながらも歴史の闇に忽然と消えたアレクサンドリア図書館ってのが在ったらしいけど、この映画では、キリスト教信仰者らの暴徒が

乱入して、尽く焼き払ってるね。女性天文学者ヒュパティアは、このとき、既に、地球と太陽が楕円の軌道にのって在ることを解明してんだね。

人間に与えられた知性ってのは、時代など関係ないんだね。優れてる奴は、いつの時代でも道の先頭を行くもんなんだね。









映画『アレクサンドリア』予告編











西暦4世紀、キリスト教が定着し異教の排斥が行なわれ始めた時代の、女性天文学者ヒュパティアの学問に殉じた半生をアレクサンドリアを舞台に描いてる。

天動説に疑問を感じ、何らかの地動説を肯定できる理由を模索し続けた彼女は、弟子のオレステスや奴隷のダオスに愛慕を受けるが、それを拒み研究に没頭してゆく。

その中で改宗を拒み、青年たちに学問を教え続けるヒュパティアは、キリスト教信仰者から魔女とみなされる





















昔は、怖いね、今の猟奇殺人者なんか脇役だよ。「裸に剥け」 寄って集って素っ裸にして「生皮剥いだら声を挙げるだろ」 刃物がない。

くそっ仕方ない「石をぶつけて殺そう」 皆が大きな石を集めにかかる。見張りを任された奴隷のダオスが、愛するヒュパティアの鼻と口を手で塞いで殺すんだね。

横たわるヒュパティアを「気を失った」って言い残して去る。男たちが大きな石をぶつけだすんだね。ヒュパティアの死体は切り刻まれて公衆に晒される。






















多くの生徒に慕われて、今は重職に就いた者が最後まで救おうとするけどヒュパティアの意思は固い。やっぱり、この手の時代物の映画は、今でも弱いよ。










ヘコヘコの自転車の後輪がパンクしてる。修理に持って行くのも面倒臭い。「あれ?〇〇〇さん、自転車買い換えたの?」

近所のおじさんが、新品の真っ赤な自転車乗ってる。「そう、チェーンがよう外れてあかんから」 「〇〇〇さん、あれはええ自転車やで」 

修理に持って行ったら、もう、こらぁ駄目やねって云われたらしい。嘘つけえ、チェーン替えたら元通りやないかえ。「娘が買ってくれたよ」





「前のはどうする?」 「捨てる」 じゃあ、オレが貰うわ。「ああ、いいよ」 新品買わすつもりでエエ加減なこと云いよるね。

暑いけど、もらった自転車押して近くの自転車屋さんへ持って行く。日本製のシッカリした自転車だって云ってるよ。シマノだよ。車体が軽いんだね。

錆の来ないチェーンに交換してくれた。バッチシやね。2100円。ああ、これでキ~コロ、キ~コロおかしな音を聞きながら漕がなくて済むよ。





変速機がついてないから諸漕ぎだけど、昨今、自転車の事故も大層なことになってるからスピード上げずにのんびり走ろうかい。いい調子だよ。





















のんびり走ってツタヤへ足を延ばして棚を見て歩いたけど、観たいよな映画がないね、何も借りずに土曜の昼の街を走って帰って来たよ。






























最新の画像もっと見る

コメントを投稿