カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

独り言-其の弐 『昔の放射能』

2011年04月22日 | 日記






マイクロシーベルト、ミリシーベルトにシ-ベルトお初にお目にかかる単位をテレビや新聞などで毎日のように見聞きする。

福島原発周辺の人々には直接命に関わる放射線の数値の情報だ。

政府の公報とネットから流れる情報とでは、其の数値も拡散状況においても大きな差がある。




流言飛語に気をつけてと政府は云うが、日が経つにつれてネットから流れる個人情報のほうが現実として結果にある。




後出しの政府の公報のほうが「怪しい」と疑いたくなる。

枝野さんは澱みなく流暢な物言いで「直ちに健康には影響ない」を連発しているが

「直ちにないってことは、後からは健康に影響が出る」ってことではないのか?口の達者な奴は信用できんって昔から云うよ。




この件では多くの皆さんが語られていますので私は此のくらいにしておきます。

気の毒なのは大地震と大津波に見舞われた上に放射能の脅威に晒された被災地の方々である。

安全な処から「頑張れ」なんて軽々しくは云えない。これ以上災いが拡大せぬよう心から祈ってます。




昔、米ソ冷戦下の頃、地球のあちら此方でまるで花火のように原爆や水爆の実験が繰り返されていたね。

其の頃、雨が降ると「濡れたら放射能で頭が禿げるぞ」って親父が云ってたのを思い出す。













当時のものとは放射能の規模が違うのかも知れないけれど、あれだけドンピカッドンピカッ数やったら量的には相当だろうと思える。

アメリカと当時のソ連、後からフランス、インド、パキスタン等など「もういい加減にしなさい」って云うほど破裂させて放射能を撒き散らせている。

当時は核の脅威は破裂の影響であって放射能の脅威ってのは「雨に濡れたら頭が禿げる」程度にしかなかったのかね?




アメリカのネバダ州に西部劇でお決まりのように利用するロケ地があった。過去、核実験も此処でよく行われたらしい。

西部劇といえばジョン・ウエィン。今の若い人には大昔のおっさんでしかないかも知れないが、

駅馬車から騎兵隊もの3部作、リオ・グランデの砦、アパッチ砦、黄色いリボンをはじめ三人の名付け親とかリオ.ブラボー、

騎兵隊、アラモなど、どれも皆、役柄のキャラクターはおんなじなんだけれど頼れる男で絶対死なないヒーローだったのよ。

そのジョン・ウエィンも癌で亡くなった。




レーシングカーやオートバイも難なく操り、何よりもキビキビとした身のこなしが格好良く今でも充分イケてるだろうと思える

スティーブ・マックィーン。TVの拳銃無宿からハリウッドスターに躍り出た人。

荒野の七人、大脱走、ブリッド、砲艦サンパブロ、ネバダ・スミスなど。この人は西部劇ばかりじゃないけれど、やっぱり癌で亡くなった。




彼等を癌であの世に追いやったのは核で汚染されたネバダ砂漠の粉塵だって何かの本で読んだことがある。

日本でも癌で亡くなる人が「えっ、そんなにっ?」と驚いた。(肝心の割合を忘れた)

「雨に濡れなくても、直ちに影響がなくても、今になってあの頃の影響が出て来たのかも知れない」




貧しさの中から傑物が現れると云う。貧しさから学ぶものは多く富めた処からは愚かさだけが育つ。

小さな国で世界有数の地震列島。その上に福島の原発のような奴が50数基。危ない極みの神頼み。

有事の際には、頼りない日本の安全を守ってくれる米国の原子力空母や潜水艦が入港するのをヒステリックに反対してる。

危ないことは他人任せ、贅沢の上にあぐらかくのもたいがいにせんとホンマ、エライ目にあいまっせ。

















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