ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

かき氷

2015-07-23 10:55:01 | Weblog
 画は 歌川 廣重 (安藤 廣重)  

 寛政9年(1797年) ~ 安政5年(1858年)  

 号は 一立齋(いちりゅうさい)               作


  「山海見立相撲 讃岐丸亀」です。


☆曇、蒸し暑い。

食い詰めた海賊の子孫だから、

◆http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201507220000/
櫻井ジャーナル  2015.07.22
米国の歴史は先住民の虐殺から血塗られ、
 今では民主化や人道を口実に 破壊と殺戮を繰り広げる



アメリカとキューバの国交回復を受け、バラク・オバマ政権は
「キューバの人権問題の改善が大きな課題だ」
と考えていると書いた新聞があった。

本当にそう思っているのだろうか?

選択肢のない選挙が行われ、特定の勢力が流す偽情報を広めるだけのメディアが
存在しているからといって、民主主義国家だとも人権国家だとも言えない。

1898年に占拠、キューバを支配下においたアメリカは、
1934年の「5月条約」をたてに 今でも
キューバのグアンタナモに海軍の基地をおいたままだ。

そこでは捕虜として、あるいは容疑者としての権利を奪われた「敵戦闘員」が拘束され、
拷問を受けてきた。殺された人間もいる。

アメリカの情報機関、CIAは 28カ国に約50の秘密刑務所を設置
船を利用した施設もあると言われている。

キューバよりアメリカの人権問題は遥かに深刻だ。

そもそもアメリカは先住民を殲滅して作り上げられた国

クリストファー・コロンブスがカリブ海に現れた1492年当時、
北アメリカには100万人とも1800万人とも言われる先住民が住んでいた
と推測されているが、1890年にウーンデット・ニー・クリークで
先住民の女性や子供が騎兵隊に虐殺された時には約25万人に減少していた。

生き残った先住民は「強制移住法」によって「保留地」と名づけらた
荒野へ押し込められた。

先住民を殲滅した後、ラテン・アメリカを侵略したわけである。

いわゆる棍棒外交だ。

棍棒外交の手先になったのが海兵隊

戦後は情報機関が秘密工作で 民主的に成立した政権を軍事クーデターなどで倒し、
アメリカの巨大資本にとって都合の良い体制を作り上げてきた。

クーデターを起こしたり、民主化運動を押さえ込むため、
アメリカは1951年にパナマでSOAという軍事訓練施設を創設した。

そこでは反乱を鎮圧する技術のほか、狙撃訓練、ゲリラ戦や心理戦、
軍事情報活動、そして拷問法などを教えていた。

軍事クーデターの首謀者や「死の部隊」の指揮官は多くがSOAの出身者だ。

キューバもアメリカ資本の支配下にあった国のひとつだったが、
それを1959年にフィデル・カストロを中心とする革命軍が倒している


マイケル・ムーアが監督したドキュメンタリー映画『SiCKO(シッコ)』では
アメリカの貧困な医療制度が批判され、その中でキューバに助けを求めている。

アメリカの情報機関は秘密工作麻薬密輸をセットにしている

例えば、ベトナム戦争では東南アジアの山岳地帯(黄金の三角地帯)でケシを栽培、
ヘロインを製造し、犯罪組織を使って売りさばいていた。

ニカラグアの革命政権を倒そうとしたときはコカイン、
アフガニスタンやコソボでの秘密工作はパキスタンやアフガニスタンの山岳地帯で
ケシを栽培して資金を調達していた。

そうした麻薬資金は「CIAの銀行」で処理される。
(詳しくは拙著『テロ帝国アメリカは21世紀に耐えられない』を)

ソ連消滅後は軍隊を使う傾向が強い。

例えば、ユーゴスラビアを先制攻撃したほか、アフガニスタン、イラクも先制攻撃、
リビアはアル・カイダ系の武装集団とNATO、
シリアはNATOの投入に失敗してアル・カイダ系、
そしてタグを変えて今はIS(イラクとレバントのイスラム首長国。ダーイシュなどとも表記)
と呼ばれている戦闘集団を使っている。

ウクライナの場合はネオ・ナチだ。

アメリカ軍を使おうと、アル・カイダ系武装集団、IS、ネオ・ナチといった傭兵を使おうと、
ターゲットになった国では破壊と殺戮が繰り広げられる。

勿論、そこには民主主義も人権もない。

1980年代の前半にアメリカでは「プロジェクト・デモクラシー」を始めている。

勿論、本来の民主主義とは関係ない。

アメリカ資本にとって都合の悪い国家、体制を破壊することが目的だ。

侵略の口実として「デモクラシー」という用語を使い、人びとを操ろうというわけである。

ユーゴスラビアを攻撃した頃から「人権」とか「人道」という言葉が使われる傾向が強まる。

人びとに攻撃を受け入れさせるため、西側の有力メディアは偽情報を盛んに流したが、
その一端は拙著『テロ帝国アメリカは21世紀に耐えられない』でも触れた。

ボスニアでは「死の収容所」が宣伝された。

その発端になったイギリスの放送局の取材チームは鉄条網の囲まれた貯蔵所の敷地へ入り、
そこから外にいる難民を撮影して「死の収容所」が存在しているかのような映像を作っている。

☆https://www.youtube.com/watch?v=xox7TR11evI

☆https://www.youtube.com/watch?v=VEQpUlh51xU

☆https://www.youtube.com/watch?v=XPiAWbIbAyM

リビア、シリア、ウクライナなどでも西側のメディアが偽情報を流し続けていることは
本ブログで何度も指摘してきた通りだ。

2001年にアメリカで成立した愛国者法
民主主義と人権を否定している ことを知らないマスコミの人間はいないだろう。

アメリカは民主的でも人道的でもない



こんな893国家と「集団安保」とは、まさに気違い沙汰ですよ。



廣重、二枚目、



「東海道五拾三次之内 荒井」です。



いつかきた道、同じことを必ずやります、 

◆http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2015/06/post-c470.html
誰も通らない裏道  2015/06/26
徴兵制 ~ その驚くべき不正の歴史は必ず繰り返される


実に久しぶりにブログを書く。

といっても、以下は昨日読んだ本からの引用である。

集団的自衛権の次に来るのは間違いなく徴兵制であろう。

「いくらなんでもそこまでは、、、」

などということはあり得ない。

なぜなら、120%憲法違反である集団的自衛権すらが、
いまや認められようとしているのだから。

なにゆえ政府はここまでやろうとしているのか?

私は個人的には、福島第一原発の手の施しようのない現状、
アベノミクスの惨憺たる行く末から目をそらすために、
いざという時にはいつでもドンパチできるようにしておくことが目的

なのではないかと睨んでいる。

当ブログでは3.11の前から
チェルノブイリ事故から5年後にソ連という官僚国家が崩壊したのは
他人事ではないのではないか? ということを指摘してきた。
☆http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2006/10/post_a2c7.html

いまチェルノブイリ後のソ連と同じ道を辿っていると思うのである。

さて、以下に引用するのは
森史朗著『松本清張への召集令状』(文春新書)の
「第五章 召集令状とは何だったか」の
「Ⅱ 召集令状のカラクリ」の冒頭部分だ(太字部分はブログ主)。

********************

記事は月刊『文藝春秋』誌に掲載されたもので、
タイトルは「『兵隊製造人の手記(昭和三十年二月号)。

筆者は神戸達雄。 召集令状の不正のカラクリを告発した文章である。

「兵隊製造人」とは召集令状、いわゆる「赤紙」を発令する立場の人物を指し、
筆者は清張さんたち妻帯の中年兵を恐怖におとしいれた赤紙
公正に発令されたものではなく、きわめて恣意的におこなわれていた
一つの事実を明らかにしている


「私が、今ここで五千人や一万人の召集令状を誰にしようと私の意のままに出来た」
と、恐ろしい告白をしている。

その結果、何が生まれたのか。筆者は冒頭で率直に書く。

「一度『赤紙』を受取ったら、既に好むと好まざるに拘わらず、
それは直ちに死を意味した。

当人は勿論、その家族のうけるどん底の思いは、
現在が平和であるだけに、測り知れないものがあった。

二三〇万人にも及ぶ戦死者と、十五万人の戦傷病者、
そして更には問題を今日まで残してきている四〇〇万人の遺族が、
一枚の紙片『赤紙』の乱舞に依って生れたのである」

戦後十年を経過しているだけに、率直な告白である。

東京裁判が終結し、サンフランシスコ講和条約が発効した段階で、
ようやく戦争の真実が語られはじめた時期なのである。

今までタブーとされていた軍隊の実態が、はじめて明るみに出されたのだ。

たとえば、兵隊動員の実態とはこんな具合である。

「南方で飛行場を建設するために、三千人の要員がほしい」という要求が出たとする。
軍中央から各連隊司令部が受けた命令は、
「昭和二年から五年までの徴集年次、未教育二国、三千三百人、
三月一日午前十時○○海兵団」となる。
 
「未教育二国」とは、徴兵検査後、教育訓練を受けなかった第二国民兵の意味である。
ただちに、司令部事務官が三、三〇〇枚の赤紙を用意する。

司令部事務官といっても、実際に作業にかかるのは若い下士官や軍属、
ときには徴用の二十歳前後の女性たちである。

彼らは各地方別にならべられた兵籍名簿に適当に赤紙を差しこみ、
一方で混んだ地方からはこれをぬき取ってまばらな地域に回して均一をはかる。

この赤紙一枚のさし替えで、その人物の運命が決まるのである。

赤紙を抜かれたほうにとっては極楽だが、差しこまれたほうに待ち受けるのは、
一転して地獄と死だ。

赤紙の差しこみ作業は、慣れてくれば瞬時におこなわれ、
五時間もあれば赤紙は確実に日本各地の本人の手もとにとどけられた、
と記事にある。

「私達の眼にとまった名前の人が、どういう運命の糸に操られていったか。
それを思うと、慄然とした気持にならないでもなかった」

と神戸達雄氏は述懐しているが、その作業が
“時には喫いかけの煙草をくわえた気楽さ”で処理されていた実態もあったから、
事務処理とは言うものの、かなり杜撰な処理であったことも指摘できるようである。

事務処理が簡単なゆえに、腐敗の入りこむ余地があった

手記は、筆者が実際に体験した、こんな事例をあげている。

連隊司令部の事務官にAという男がいた。三十七歳で下士官上がり。経験も古く、
半年や一年前に来た佐官級の人物でも、
この男にアゴで使われるほどの隠然たる勢力を持っている。

そのAがある日、在郷軍人十数名の名前を各員にしめし、

「これは俺の親戚の者だ。召集しても、もちろん差しつかえないが、
そのときはちょっと俺に連絡してくれよ」

と、一人ずつ名前のついた赤符箋を全員のまえでさりげなく見せた。
この連中には召集令状を出してくれるな、という暗黙の指示である。

命令ともいえぬ命令で、赤付箋はただちに兵籍名簿の該当者に貼りつけられた。
これで十数名の人間は赤紙召集の恐怖からのがれることができ、
代わってだれかが召集されて戦場におもむくのである。

では、この「赤付箋のつけられた人物」とは、いったいだれなのか。
記事によれば、Aの親戚縁者とは何のかかわりもない会社重役、
食料などの配給事務にたずさわる上役、料亭の主人、知名人など、
当時の“儲かる仕事に従事している人”ばかり──。

また、こんな人物もいる。仮にBとしよう。

Bも古顔のベテラン格で、連隊司令部に配属されるや、たちまちにして頭角をあらわした。
事情通の古参軍属であるだけに、召集免除の手口も巧妙である。

まず、司令部にある空白の赤紙から一枚をこっそりと抜きとり、勝手に名前を記入する。
その相手とは例外なく地域の有数の資産家で、
つぎにBは当人を直接訪ねると、おもむろにつぎのように切り出す。

「実は、困ったことになりましてね。今日、司令部を半日留守にしたら、
何とこんな召集令状がはいっているではありませんか。
あなただけは召集から守ると約束をしていながら、私も面目ない。
これは、すぐ戦地に出発する部隊ですからねえ」

打ち明けられた本人は、顔面蒼白となる。
戦争末期になると、軍隊での内務班生活も苛酷なら、
輸送船に乗せられて南方戦線送りされるのも地獄である。

いずれにしても、未来に希望はない。

Bはその動揺を見越して、さらにこうつづける。

「あなたは社会的に重要な人です。だから、
そんな人物に軍馬の脚などを洗わせたって国家的損失でしょう。
これから私は司令部に引き返して、この赤紙を他のだれかに肩替わりしてもらえないか、
上役に訴えてみます。
もし、そのことが実現したら、あなたが社会的に重要な存在だという裏付けだけは
して下さいよ。あなたの代わりに、他の人が死ぬのですから」

神戸手記が真実なら、まるで手練れの詐欺師まがいの口説である。

架空の赤紙とは気づかぬ相手の資産家は、Bにたいして総力をあげて
ヤミの物資、ヤミの供応、金銭の奉仕に熱中することは請けあいである。

やがてBが上役への工作が成功したとふたたび姿をあらわし、赤紙をかざして、
「これは無用になりましたから」
と破りすてて、一件落着となる。

万が一、実際に召集令状が発行されそうになった場合、前述のAの手口のように
「親戚の者」として巧みに除外させれば良い。

手記の文章はこうなげいている。

「本土決戦、水際作戦の文字が新聞に現れてから間もなく、稀にみる大動員があった。
当時兵役のある者は殆んど出尽し、家郷に残ったのは、
国民皆兵組の『未教育二国』が大半であったから、
この二国を浚っていったのは当然である。

十九歳の少年と四十三歳の父親と、親子仲よく入隊した笑えぬ話のあった頃だったが、
丸腰で内地の水際にザン壕掘りに使われた兵隊である」

神戸氏の体験でも、なぜか血色の良い、立派な体格の若者が
「肋間神経痛」とか「脚気」とか、外部からみれば判別のつかない理由で
召集免除の恩恵を受けている。

同氏が実見した臨時召集の場合、二三人召集組のうち一九人が即日帰郷となった。
その顔ぶれをみると、Aが「親戚の者」として赤付箋をつけた男たちばかりではないか。

代わって、四十歳代の中年兵が「赤紙」を片手に戦場に出て行った。

これが、召集令状の実態である。

堂々と不公正な選抜がまかり通り、
それによって戦場に送られることなく生きのびた連中がいる


松本衛生二等兵の場合も、そのだれかに代わって臨時召集され、
一家六人を残して朝鮮へ駆り出されたのではないか。

では、いったいだれがその意図的な選抜とかかわっていたのか?

清張さんはその記事を「ぜひ読みたい」といい、
私は折り返し記事のコピーを浜田山の自宅にとどけた。

「遠い接近」が『週刊朝日』誌上に連載されたのは、それから約半年たってのことである。

『遠い接近』(とおいせっきん): 松本清張の長編推理小説。「黒の図説」第9話。

********************

もし自公政権の下で徴兵制が実施された場合、
もちろん議員連中や支持団体の有力子息が徴兵されることはないだろう。

そしてまた、メディア関係者の子息も。

ちなみに、鴨下信一著『誰も「戦後」を覚えていない [昭和20年代後半篇]』(文春新書)
によれば、

朝鮮戦争当時、著者は学校で

「おい、あんまり朝鮮戦争のこと、大声でしゃべると沖縄に引っぱってゆかれるぞ」

「軍隊があったら、すぐ徴兵だったな」

「戦争放棄だもんな」とヒソヒソ話していたそうだ。




廣重、三枚目、



「東海道五拾三次之内 府中」です。



ユダ米に足を掬われた愚昧な経営陣、

◆http://dot.asahi.com/wa/2015072100110.html
dot.ドット  2015/7/22
9千億円の巨額損失が新たに発生? 
 東芝を食い潰した日米の原発利権



名門企業・東芝が揺れている。

不適切な会計は当初500億円強とされたが、それは枝葉末節の話。

東芝が社運をかけて2006年、企業価値の3倍の約6千億円で買収した

米国大手の原子炉メーカーウェスチングハウスが3.11以降、不良債権化。

最大で9千億円の損失になるという。

社長らの進退問題に発展した疑惑の裏で蠢(うごめ)く原発利権を追う。

東芝は「ウェスチングハウス」に相場の3倍以上をも投じたが、
その内訳はどうなっていたのか。会計評論家の細野祐二氏が説明する。

「実体価値は2千億円ほど。そのほかは、
のれん代などが4千億円だったとされています」

のれん代とは、ノウハウや顧客との関係など、無形の固定資産のこと。

買収先企業の「見えない価値」への投資であり、
6千億円が適正な金額と言えるのか。

ただ、東芝は買収によって、原発ビジネスが約2千億円から
15年には約7千億円、20年には約9千億円に拡大すると計画していた。

06年に経産省が原子力立国計画を発表し、既存原発の60年間運転、
30年以降も原発依存度30~40%を維持、
核燃料サイクルの推進、原発輸出を官民一体で行うとぶち上げました


東芝はその先陣を切ってコケた

計画を当時まとめたのが現在、安倍首相の秘書官として出向している経産官僚らです」
(元政府高官)


しかし、原発事業は東日本大震災による福島原発事故を契機に落ち込んだ。

世界の原発マーケットも冷え込み、大きく歯車が狂い、
結果的に6千億円という過大投資が経営の足を引っ張る原因になったと見ていい。


東芝の稼ぎ頭だった原発事業だが、欧米を中心に原発ビジネスのマーケットは縮小傾向だ。

環境エネルギー政策研究所の飯田哲也氏は言う。

「アメリカでは建設のキャンセルが続いているし、
チェコやハンガリーでは建設しようとしても、なかなか形にならない。

その影響でフランスの原子炉メーカー・アレバは約6千億円の巨額負債を抱え、
事実上倒産
しました。

フィンランドのオルキルオト原発などは原発ビジネスがうまくいかない代表的なケースで
『原発経済界のチェルノブイリ』と呼ばれています」

オルキルオト原発3号機は、アレバとドイツのシーメンスの合弁で09年の試運転を目指していた。

しかし、当初の予算額をオーバーするなどして、シーメンスが撤退。
いまだに営業運転のメドが立たない。

「コストアップの要因は、安全設備の複雑化にあります。
原発では、小さなものを含めれば山のように事故が起きています
よって、規制が厳しくなり、それに対応するためのコストが増していくのです」
(飯田氏)

原発輸出に展望は見いだせない状況なのだ。細野氏は言う。

「第三者委員会が言っている1500億円だとかいう金額は枝葉末節のこと。
本丸はウェスチングハウスの減損です。

原発事業が落ち込むなか、ウェスチングハウスののれん代などの4千億円は
減損しなければならないでしょう」

減損すれば大赤字だ。

そうなると、11年3月期に計上されていた5千億円の繰り延べ税金資産も
取り崩す必要性が出てくる。

繰り延べ税金資産は将来的に黒字になることを前提に資産に計上できる。

赤字が続くと計上が認められなくなり、資産が一気に減る


「4千億円+最大5千億円で、合計9千億円のマイナスで新たな巨額損失となります」
(細野氏)

ウェスチングハウスを減損すると繰り延べ税金資産が大幅に減り、
債務超過となる危険性もある。

原発事業の損失を他部門で埋めようとした焦りが、
今回の利益水増しの動機になったとみられる
のだ。


※週刊朝日 2015年7月31日号より抜粋



こりゃぁ、見通し暗いね。

「からくり儀右衛門」も嘆いておるだろうな。
 

☆http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7322.html
真実を探すブログ 2015.07.22
◎東芝の不正騒動、アメリカの法律事務所が提訴検討!
 他の投資家たちも訴訟参加へ! 東芝は粉飾決算で1兆円を調達

ご参照あれ!



 

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