ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

雨に散る花Ⅴ

2013-05-25 11:32:00 | Weblog
 画は歌川 國貞 (三代豊國)

 天明6年(1786年)~元治元年(1865年)

 号は、香蝶楼・一雄齋・五渡亭など              作


  「小幡怪異雨古沼 こはだのかいい あめもふるぬま」より、

  「安達多九郎」  「小幡小平治」  「小平次女房おつか」です。


☆雨模様、ヒンヤリ。

まずは、

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-d3df.html
植草一秀の『知られざる真実』
2013年5月24日 (金)
ジェットコースター株価とアベノミクスの関係

より抜粋、

ジェットコースターのような市場変動が生まれている。


スピードが速すぎることに対して、調整が生じることを「スピード調整」と呼ぶが、
今回の調整は、基本的にはこの種の調整である可能性が高い。

ただ、手放しの楽観は許されないと判断する。

その理由は、アベノミクスの第一の矢であるとされる金融緩和政策を実施している
にもかかわらず、長期金利がまったく低下していないことにある。

低下していないどころか、逆に上昇の傾向を示し始めているのだ

これは、安倍政権が唱えてきたストーリーとは明らかに食い違う。


安倍晋三氏は、強烈な「異次元」金融緩和政策を断行することにより、
金利低下を誘導し、その結果として経済を回復させ、株価上昇、インフレ率上昇を誘導するとしてきた。

ところが、金融緩和にもかかわらず、長期金利が低下しないと、すべてのシナリオの原点が狂ってしまう

金利上昇が進めば、景気にはマイナスの影響が広がるし、
為替レートにも円安ではなく円高圧力がかかってしまうだろう


この場合、株価に対しても下落圧力がかかってくると予想される。

目にはさやかに見えねども、アベノミクスの歯車がずれ始めていることがはっきりし始めている。


また、米国では、経済指標が景気の堅調さを示すようになっており、
いわゆる量的金融緩和政策の縮小が取り沙汰され始めている

米国の株高を支えてきた最大の要因は量的な金融緩和政策であると理解されており、
米国の金融緩和が縮小の方向に歩を進めるなら、
米国株式市場には、少なからぬショックが走ると思われる。

メディアはアベノミクス絶賛を続けているが、アベノミクスの層の薄さは鮮明である。

金融政策、財政政策、成長政策の三つを、それぞれ、第一の矢、第二の矢、第三の矢と言うらしいが、
普通に金融政策、財政政策、成長政策と表現するのと違いは何もない。

しかも、財政政策は13兆円規模の2012年度補正予算編成でほぼ出尽くしている。

しかも、その内容も旧態依然の公共事業と利権支出のオンパレードだ。


成長政策はいつものように会議を開いて検討しているとされているが、
即効性のある具体策はほとんど何も示されていない。

となると、アベノミクスの大きな化粧箱の入っているのは、干からびた金融緩和のカードだけである。

しかも、これが「バズーカ」とか「異次元」ともてはやされた割には、実効性が乏しく、
長期金利は下がらずに、上がってしまっているのだ。

株価は割安だった部分が剥げ落ちる形で上昇しているが、
アベノミクスの中味が、効果が疑わしい金融緩和政策だけだとなると、
さまざまな「幻想」=「期待」が剥げ落ちる展開に陥りかねないと思われる。




◆http://www.twitlonger.com/show/n_1rkdbao
TwitLonger 21st May 2013
アベノミクス崩壊は近い! 小沢一郎戦闘宣言

サンデー毎日『日本改造計画』から20年 独占インタビュー90分

より抜粋、

秘話「北方四島は数兆円」で合意していた
▷憲法96条改正は筋違い
▷安倍政権は米国から危険視 ▷「小沢王国」乱立選挙の真相
▷「中国大動乱」に備えよ
▷民主党は行き着くところまで行く
▷分権革命で「統治機構」を変える


【毎日】今夏の参院選をどう展望していますか。

【小沢】今のように野党がバラバラでやれば、
    受け皿がないから自民党が勝つということになるんじゃないかな。さらに、
    重要な問題で自公とスタンスを一緒にしている日本維新の会とみんなの党。
    もう第三極じゃなくて“1.5極”と言っていいね(笑)。
    その辺を合わせると、それなりの規模になると思う。
    生活の党としては、2ケタは通るように持っていきたい。
    今後の政界再編を見据えれば、それくらいの基礎的な人数は必要だからね。

【毎日】衆参ダブル選挙のウワサも絶えません。

【小沢】自公が衆院で3分の2を占めている現状を、わざわざ振り出しに戻すこともないでしょう。
    自民党内からも「半年でまた選挙をやるのか」と批判が出ると思います。


《分裂後の民主党と政権交代実現》


【毎日】株高・円安に支えられ、安倍政権には勢いがあるように見えます。

【小沢】アベノミクスがもてはやされていますが、株価が上がって、
    国民の何パーセントが儲かっているのでしょうか。
    輸出の多い大企業など、ほんの一部だけですし、儲け先の半分は外国です。
    また円安になって何が良いんですか?
    ガソリン・燃油が上がる、電力が上がる、食料が上がる、
    飼料が上がる、化学製品も上がっていく。
    中小企業、農業、漁業、一般国民にとってはとんでもない話です。


    アベノミクスは小泉政権と若干似た政策で、所得の格差がどんどん広がっていく。
    小泉政権以来、国民の所得は10%以上落ちていますが、今後さらに広がっていくと思います。
    不景気の中で物価が上がり続けるスタグフレーションに陥りかねない
    国民はすぐに気がつきますよ。

【毎日】株価の上昇に、内閣支持率も引っ張られ高止まりしています。
    景気が良くなるかもしれない、フワッとした期待感が反映されているのでしょうか。

【小沢】民主党政権の失敗による反動的な意識が非常に大きいのです。
    「自民党政権だと良いことがありそうだ」という心理。
    民主党はしきりに「カネがない」と言って、役所の言う通りに
    政権を運営してきたんだけれども、自民党が復帰したら、
    どこからかカネが出てくるようになった
    だから、あれだけ僕が「必ずカネはある」って言っていたのに(笑)。

【毎日】再登板した安倍晋三首相には、長期政権を目指す姿勢が垣間見えます。

【小沢】小泉政権のようにはならないね。意外と早いんじゃないかな。
    参院選までは、何となく一生懸命におとなしくやって、間をもたせようとしてるんだろうけど、
    アベノミクスは選挙後、馬脚を現しますよ。

【毎日】アベノミクス崩壊は秋口くらいに。

【小沢】そうだね。


《右派シンパを制御できない首相》


【毎日】安倍政権の綻びになりそうな課題には外交問題、とくに領土問題があります。どう解決すべきですか。

【小沢】お互いにしっかりと信頼関係を築き上げていれば、おのずと良い知恵は出ます。
    もちろん一気に100%の解決というわけにはいきません。
    でも今は、会話できる状況にないんでしょう。

    とくに対中、対韓で顕著だけれども、米国でも安倍政権に対する危惧の念は
    あちこちで表明されています。米国が本当に恐れるのは、日本がおかしな右傾向に走ること。
    日本に本当の民主主義が定着しているのか、半信半疑でいたところに、
    ポンポンとライト(右派)の色彩の強い発言、行動が出ている。
    橋下徹大阪市長の“慰安婦・風俗発言”もそう。
    “1.5極”の中心人物ですから、同じ括りで捉えられるでしょう。
    過去も現在も将来も、さっぱり分かってない。
    きっちりとした認識がないまま、何となく右に、右に流れている。
    そこを米国は非常に警戒しています。

【毎日】対中国では習近平国家主席をどう評価しますか。

【小沢】習氏の考え方よくは知らないけども、中国は大変じゃないですか。
    最近、思想弾圧を強めたでしょう。貧富の格差と汚職が問題なんです。
    たとえば、共産党や人民解放軍が会社を持ち、権力を利用してカネ儲けしている。
    こうした現状への不満で、中国は国内でのコントロールが弱くなっているのです。
    このままでは共産党政権は持ちません。ソ連が足掛け70年で崩壊しましたが、
    その二の舞いどころか、もっとひどい動乱を覚悟して備えるべきです。
    飯島勲・内閣参与が北朝鮮を訪れましたが、たとえば拉致問題ひとつとっても、
    根本的に解決するためには中国を効果的に動かさなければならないですからね。

【毎日】北方領土を巡る日露交渉が動き出しましたが、
    小沢さんが自民党幹事長時代に返還が実現しそうな動きがあったと聞きました。

【小沢】ソ連のゴルバチョフ元大統領の側近が来日して、
    「領土を返す見返りにカネがほしい」伝えてきたのです。四島まとめてね
    具体的な金額まで詰めましたよ。金額は忘れちゃったけど、数兆円という規模だったかな。
    大蔵省(当時)と掛け合い、坪単価まで計算させて弾き出し、「良かろう」となりました。

【毎日】なぜ破談に?

【小沢】ゴルバチョフ氏が最終決断できなかったんです。
    ヤナーエフ副大統領ら側近は「カネがあれば、さまざまな施策に回せる」と考えていた
    何度も確認して「大丈夫、大統領もOKだ」と言うから、僕はソ連行ったんです。
    しかし、いざ本人に会うと、はっきり話してくれない。
    僕が「側近が来日してこう言ったから、来たんじゃないか」と激怒すると、
    執務室で非公式会談を呼びかけられました。
    そこでゴルバチョフ氏は「今の自分には決断できない」と謝ってきた。
    彼は党官僚タイプだから、荒っぽく大ナタを振るう決断は難しかったんでしょうね。



【毎日】革命的改革の肝は「分権」でしょうか。

【小沢】そう。官僚の支配、中央集権をやめようということ。
    明治維新は幕藩体制を壊して中央集権を築いたわけです。幕府の力は強かったけども、
    それぞれ内政は各藩が全部自由にやっていた。
    それを国家がコントロールするようにしたのです。
    その仕組みが日本の官僚支配として始まりました。140年以上たった今、
    逆に日本は地域社会の知恵、伝統を生かす政治が必要になってきた。
    国家は身の回りのことについてはカネも権力も地域に降ろし、
    国は国家レベルの問題に専念する。そのように統治の機構を変えることが必要です。



面白いねぇ、だから、ゴルバチョフは今も不人気で嫌われ者w

プーチンは「シベリア極東に投資してくれ、ロシア人をシベリヤ極東で職に就かせてくれ」、ということ。

このままでは蝗の如き支那人にシベリア極東を占領されてしまう、という強い焦燥感がある。

既報ですが、ロシアの民間人の学者の説が「落し所」だと思う、

「まずは、面積半分即時返還、残りは50年後に返還」これですよ。

これでロシアの面子もたつし、平和条約締結後、ウラジオとかに集中投資開始ですよ、雰囲気一変します。

ラスプーチン佐藤優などは反対だが、(択捉で地上の国境線を接するのは危険だ=道新の記事)

ラスプーチンはユダヤ・モサドの工作員w

ムネオの知恵袋など相手にしてはなりませんね。 (隠れ)返還阻止工作員ですから。



國貞、二枚目、



 「岩井歌 曽我対面 いわいうた そがのかおみせ」より、
 「東八景ノ内 中村歌右衛門」 「花誘吉原の夜雨」です。



ズバリ「脱米」でいいのですよ、

◆http://blog.tatsuru.com/
内田樹の研究室 2013.05.23
日本の文脈・アメリカの文脈

より抜粋、


同盟国の総理大臣の政治的行動に向かって「無思慮(FOOLHARDY)」という形容詞を付すことは、
きわめて異例のことである。私の知る限り、アメリカのメディアからここまで
はっきり罵倒された日本の総理大臣は過去20年間にはいない。

この「叱責」はアメリカ政府からの直接のものではないが、
米政府の意向をかなり強く反映しているものと官邸は受け止めた。その結果、
米国内での批判の流れを承けて、安倍首相は15日の参院予算委員会で、
「日本が侵略しなかったと言ったことは一度もない」と答弁し、
村山談話も継承する考えを示し、「村山談話を踏襲しない」とした従来の発言を修正した。


そして、安倍、猪瀬と続いた「失言シリーズ」の第三弾が
橋下徹日本維新の会共同代表の「慰安婦問題」発言であった。
NYTはつよい驚きを以てこのニュースを報道した。

日本のナショナリストに対して、
「これ以上、中国韓国を刺激して、西太平洋の戦略的安定のための
アメリカの仕事を増やすような真似をするな」

というシグナルをはっきり送ったつもりでいたのが、まるごと無視されたのである。

そればかりか、米軍海兵隊の性欲処理について「気づかい」を示され、
それ以降の「言い訳」の中では繰り返しアメリカ軍の「性犯罪」について言及したのである。
この橋下徹という人物は国際感覚がまったく欠如しているのか、
それとも「アメリカを不快にさせること」を「中国韓国を不快にさせること」と同じくらい
優先順位の高い政治目標に掲げて、
それによって国内的なポピュラリティを獲得しようとしているのか。

いずれにせよ、彼はアメリカにとって「きわめて好ましからざる人物」(ペルソナ・ノン・グラータ)
にカテゴライズされたのである。

これはあくまで一新聞の一記者の記事に過ぎないが、
WASHINGTON POST やイギリスのBBCニュースやフランスのLIBERATIONなど
海外のメディアの一連の報道も、NYTと基本的なトーンは同じである。

この記事から私はアメリカのリベラル派の怒りと不安を感じ取る。

このような人物が将来的に国政で重要な発言力を持つようになったとき、
日本は西太平洋におけるアメリカの「パートナー」たりうるのか。
むしろ、アメリカにとっての「新しい問題」になるのではないか。

安倍首相が尖閣をめぐって「軍事的衝突も辞さず」という態度を当初国内に向けて繰り返しアピールし、
右派メディアがそれに乗じて「日中もし戦わば」というような上滑りな提灯記事を書いていた
ことにアメリカはつよい不安を覚えていた。
実際に日中が戦闘状態に入った場合、在日米軍は日米安保条約第五条によって出動を要請される。
だが、アメリカは中国と戦争する気はない

何のメリットもない戦争である。

だから、日本政府からの出動要請に対して、
「尖閣を日本が実効支配していることは認めるが、領有権については
日中どちらの立場にも与しない」と答えるだろう。当然である。

日本領土ではないところでの戦闘であれば、
日米安保条約の発動要件を満たさない。だから、米軍は動かない。
だが、これで米軍が動かなければ、日本国内の世論は一気に「反米」に振れる。
日米安保条約は「空文」だったということだからである。
68年間われわれは米軍に「無駄飯」を食わせてきたのだ、ということになる。

安保条約即時破棄、日米同盟解消という大衆的世論はもはや押しとどめることができない。


このとき、アメリカは1853年のペリー浦賀来航以来150年にわたって、
アメリカ青年たちの血で購ってきた東アジアの「要衝」を失うことになる


「ウルトラナショナリスト」たちの軽挙妄動によって
同盟関係を毀損されることはアメリカの望むところではない。

だが、日本の政治家たちをあまりに長きにわたって「対米従属」下に置き、
彼らに自主外交を許さず、国防についても、安全保障についても、エネルギーについても、
食料についても、「指示」を下してきたことで、アメリカは結果的に
「自力で外交戦略を考えることのできない国」を作ってしまったのである。

その中からアメリカの国益を配慮しているつもりで、アメリカの足を踏む
とんちんかんな政治家たちが輩出してきてしまった。

今アメリカは深い悩みのうちにいる。

もし、これでアメリカがつよい指導力を発揮して、安倍一派を抑え込み、
「ウルトラナショナリスト」の跳梁を阻止したとしても、
それはますます日本という国の「自浄能力」「自己修正能力」を損なうことになる。

「困ったことがあったら、最後はアメリカが尻を拭ってくれる」から、
自分では何も考えない、何も判断しない、何も改善しないで、ぽかんと口を開けて
アメリカの指示を待つという国民性格がさらに強化されることになる。

つまり、ここで強い指導力を発揮して日本政府の方向性を「修正してあげる」ことで、
アメリカは「日本というリスク」をさらに高めることのなるのである。
アメリカは今苦しんでいる。

私が国務省の「対日政策局」の小役人なら、
どうしていいかわからずに今頃は頭を抱えているだろう。
「とりあえず『安倍を残して、橋下を切る』というのが現在とりうる『わりとましな方法』です」
というレポートを起草して上司に提出するだろうが、
「知恵のないレポートだな」と上司は不機嫌そうな顔をするに違いない。



北鮮は「米帝の噛ませ犬」、俺らのシマに手を出すな!

無断で関係改善を図るな、極東に(日本に)居座る大義名分がなくなってしまうじゃねぇか。

ズバリ、そういうことw 

ペリー以来、巧妙に図々しくタカリ続けてきたのに邪魔すんな、だろ。

偽ユダヤ・アメ公が勝手に嵌めて「血で購ってきた」だけですよ。 阿呆らしい。




國貞、三枚目、



「御意ニ叶ひ大入を鳥尽 鴛鴦おしどりの精霊」です。



アメ公は「役立たずの居座り強盗」です、必要がないw

◆http://quasimoto.exblog.jp/20543597/
Kazumoto Iguchi's blog 2013年 05月 24日
◎デービッド・ワイトキンド:
 自宅を売ってドラード博士の研究所を作ったナイス・ガイ!

より抜粋、


おまけ:

  「もちろん、日本の科学者にはそんな話はまったく伝達されていない。
   というのは、日本は『日本国憲法9条』のために武器放棄させられて、
   その結果として、日本は軍隊を持たないからである。」


といっても、あまり科学の世界を知らない人は、いったい何の話をしているか分からないはずである。
あまりに論理が飛躍したと感じるに違いない。それは、
「自分が知らないこと=存在しないこと」という日本人特有のメンタリティーによって、
いつしかそれが「自分が理解できないこと=存在しないこと」へと転化するという習慣を生んだからである。

まあ、(オレからすれば)どうでもいいことだが、一応メモしておくと、実は、
日本の憲法のために、日本の科学界、(一番典型的なのは「日本物理学会」だが)
の規約(科学学会の憲法にあたる)にも「軍事技術への協力はしない」という趣旨の条文が必ずあるのである。

このために、日本の大学の学者は、表向きは、軍関係者や軍事技術からの研究資金を受け取らない、
受け取ってはならないことになっているのである。

言い換えれば、日本国憲法の戦争放棄の約束のために、大学の研究者や学者は、
軍隊からの資金援助を受けて研究できないし、軍事技術の研究もできない/しない
ことになっているのである。

ところが、これが現実には大きな問題を生じているのである。これを国民は知らない。
「国民が知ってはならない~~~」や「国民が知らない~~~」というものの一つである。

はて、なんのことを言っているのか?


実は、日本の研究者は知らないうちに、国外の軍隊を持つ国、例えば、
韓国や中国や米国などの軍隊に科学技術を無償提供している/そうすることになってしまう

ということなのである。

わかりやすく言えば、例えば、「3Dプリンター」。
これを最初に実用化で大きく前進させたのは日本の研究者である。
「ロボットスーツ」や「ASIMO」のようなロボット技術を大発展させたのも、
筑波大の学者や本田の研究者であった。

日本人は等しく「平和のために研究した」のである

ところが、それが軍隊のある世界各国に伝播すると、
米国では、「軍隊用の殺人ロボットスーツ」に改良される。
ASIMOは「無人殺人ロボット」に転用されてしまうのである。
アラスカのガコナにある米国海軍HAARP組織の地磁気モニターを作ったのは、東京大学の学者である。

たしかにそういうものを発明した日本人研究者個人個人は立派に
世界の発展や世界の平和のためにやったと思っているだろうが、現実は逆である。

海外の軍事組織へ最先端の科学技術を無償提供したことになるのである。
何事も論文で公表すれば、ただで真似されるのである。


ところが、逆に地球製UFOをアメリカはだいぶ前から建造したと噂されているが、
そういう技術は一切海外に出てこない。つまり、隠蔽工作されているのである。
わざわざ敵国に自国の最先端技術をリークするほどお人好しではないからである。
また、軍事技術をリークすれば、スパイ法で逮捕されるからである。

ということは、日本からはどんどん最先端技術が海外に垂れ流されているが、
海外からは日本にほとんどそういう情報が来ない/伝達されない
ということを意味するのである。

これが、最初に言った意味である。


仮にもし日本が憲法96条を改正し、その次に憲法を改正し、
自衛隊を軍隊に変えたとしよう。そうなるとどうなるか?

国内即座に「スパイ防止法」ができる。そして、「軍事技術漏洩罪」というものもできるだろう。
また、科学学会の規定から、「軍事技術の研究をしない」や
「軍隊の研究資金を受け取らない」という条文も消えるだろう。

こうなると、日本の学者は、軍事技術を研究できるようになる。
しかし、同時に軍事技術に関係しそうな最先端科学技術はうかつに海外に公表できないことになるだろう。

つまり、日本が軍隊を放棄すれば、海外の軍隊に無償で軍事技術を提供できるが、
日本が軍隊を持てば、海外の軍隊に軍事技術を売るも提供することもできなくなる、
ということである。

いまの憲法では、日本はミサイルは作れない/作らないが、普通のロケットは作ることができる。
しかし、日本の作ったロケットを海外の軍事国家はそれをミサイルに転用できる。
もし日本の憲法が変わり、日本はミサイルを作れるとなれば、
すべてのロケットはミサイル転用可能だから、
あらゆる日本のロケット技術を海外に提供することはできなくなる。

国が軍隊を持てば、国が軍事技術の漏洩を気にするが、
国が軍隊を放棄すれば、国は軍事技術の漏洩も取り締まることすらできない
、ということである。

これは皮肉であるが、これが現実である。
とまあ、そういう実にやっかいな現実が存在するのである。

ナイーブに憲法反対していれば、戦争が終わるなどという現実はこの世界には存在しない。逆も真なり。
ナイーブに憲法改正すれば、即座に戦争が起こるなどという現実もこの世界には存在しないのである。
どちらにも一長一短。複雑な事情が存在するのである。
ものごとはケースバイケースで「微分評価」で考える他ないのである。(微分評価でブログ内検索)


日本で最初に発達した「3Dプリンター」は海外で戦争技術や銃製造技術に素早く転用されてしまった。
こういう事実を我々はどう考えるべきか?

物事にはいつも相補性がつきまとう。
あっちをとればこっちが、こっちをとればあっちが、という関係があるのである。
憲法改正に反対すれば反日国が喜び、 憲法改正すれば反日国が泣く、のである。

まあ、私個人は、「銃刀法改正」、「銃の許認可制(銃所持免許制)」のためには、
憲法改正などというおこちゃまの話ではなく、
根本から抜本的に現代的な「新憲法」を作るべきだろうと考えているが。

そうすれば、「お前日本人か?」で包丁振りかざせば、
即座に「正当防衛の一発」で仕留めることが可能になるはずである。


「戦後は終わった」のだヨ。
これからは「第三次世界大戦」が始まる前、新たなる「戦前」なのだ。

ちなみに、「戦争になると若いものから戦地に送られる」と好き勝手に考えている馬鹿者が多いようだが、
それは間違いである。これからは「高齢者から戦地に送られる」のである
身体の動く、エベレストにも登ることのできる、マラソン大会に出られるような、
中高年から真っ先に戦地に行くのである。若者は役立たず、自国に残るのである。
昔と今では、人口構成がまったく逆なのである。
昔のピラミッド型から今の逆ピラミッド型に変わったのである。無駄飯食いから真っ先に戦地に行くのだ。
私もそうなればまっさきに銃持って戦うだろう。若者は新しい時代、新しい世界のために温存するのだ。
中高年が女子供を守る、というわけですナ。

まあ、おれの妄想だけどナ。


◆http://melma.com/backnumber_45206_5825384/
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(ミャンマーへ円借款1000億円上積みは、これで良いのか)
発行日:5/24

より抜粋、

  ♪
(読者の声1)

ある会合で、支那では高度な三次元測定器が全然売れない、との報告がありました。
つまりこれは、支那は高度な武器が作れない、ということに通じます。
現在支那人民解放軍の戦闘機、戦車、ミサイルなど全てに当て嵌まるのです。
つまり支那の兵器は最先端を装っていますが、全て張り子のトラだということなのですな。
(浦安神保町)


(宮? 正弘のコメント)
そうです。いつかも書きましたが、空母は鉄の塊、20ノットしかでないうえ艦載機がない。
ロシアから輸入してライセンス生産の最新鋭ジェット戦闘機は飛んだところをみたことがない。
中国空軍が訓練すれば墜落する。機関銃は撃つと弾倉がはずれる。
有人飛行の「神舟」は全部ロシア製です。
潜水艦はことごとく日本のP3Cが発見、補足しています。
軍事力は、経済のいびつな構造と同様に張り子の虎です。


 ♪
樋泉克夫のコラム
@@@@@@@@

【知道中国 910】              
   ――「高価な玉や翡翠は全く全部くり抜かれてしまっている」
     「美術郷・熱河」(村松梢風 『世界紀行文学全集』修道社 昭和46年)

より抜粋、

なぜ「宮殿は荒廃し、宝物は四散してしま」うのか。
担当役人が私腹を肥やすために修繕を「政府から金を取る口実」にしたり、
宝物を勝手に売り払ったりする。つまり現代にまで繋がる
「公財私用」という役人の伝統的蓄財術ということになるわけだが、
さらに村松は彼らの修理嫌いという性質に言及し、
支那人は物の修繕ということをしない。箪笥でも書棚でも毀れたら毀れっぱなしだ。
修繕嫌いなのだ。南京の莫愁湖でも西湖の雷峰塔でも、あれ程有名な建物を修理しないものだから
最近に土崩互解させてしまった。それに対して政府の無責任を攻撃する声も聞いたことがない。
そのくせ詰らぬ政治問題には口喧しく議論する国民だのに、こうした事には全く無神経のように見える」
と嘆いた後、
「実に解し難い了簡ではある」と断じた。

喇嘛ラマ教名刹を訪ねるが、
「大きな仏像は残っているが、小さい仏像の類は何処の寺へ行っても見当たらない。
千体仏などは一体もない」。
そこで「『どうしたのか』と喇嘛に尋ねると、
きまって答える言葉は/『湯玉麟が持って行ってしまった』」である。
そこで村松は「湯玉麟もいい面の皮だ。湯玉麟が、いくら欲張りだって、
そう全部持って行けるものではない。実際は、喇嘛がとうに売りこかしたり、
現在匿している物も少なくない」と考える。

「支那人は物の修繕ということをしない」 「修繕嫌い」

「そのくせ詰らぬ政治問題には口喧しく議論する」。これ敷衍するなら、
食べることには神経を全集中するくせに排泄作業には全く無頓着・無神経・・・
村松ならずとも「実に解し難い了簡ではある」。確かに。



支那の過大評価をする論者多し。  (隠れ)工作員なのですよw