ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

皐月冷えⅣ

2013-05-04 10:59:30 | Weblog
 画は歌川廣重 (安藤廣重)

 寛政9年(1797年)~安政5年(1858年)

 号は一立齋(いちりゅうさい)             作


  「東海道五拾三次之内」 「池鯉鮒」 「首夏馬市」です。


☆曇り、気温上がらず。

まずは、

◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-8e49.html
植草一秀の『知られざる真実』
2013年5月 4日 (土)
「やらせ会見」にしか見えない安倍首相記者会見

より抜粋、


すべての質問があらかじめ首相側に通告されていたかのような記者会見である。

タウンミーティングや電力会社の公聴会などでは、こうした手法は「やらせ」として批判の対象になる。

「やらせ」であるなら、フリーの質疑応答であるかのような偽装はやめた方が良い。

インドを取材したNHKの大越健介は、言葉の端々に、日本は内向きの対応から脱却すべきだと繰り返す。

日本のTPP参加の正当性を擦り込む発言であることは明白だ。


日本の空気が著しく淀み始めた。

参院選まで残すところ2ヵ月半だ。

メディアは安倍自民党礼賛のまま、参院選に突入する構えである。

参院選で改憲勢力が参院3分の2を占有すると、日本の国のかたちが書き換えられる。

憲法第96条を改正して、憲法改正の発議要件を
衆参の3分の2から衆参の過半数に変えるとの提案が示されている。

NHKもテレビ朝日も他のテレビ局も、
他国において憲法が何度改正されているかの比較だけをやり始めた。

情報操作、議論の誘導である

何回変えたかよりも、発議要件、改正要件を比較するべきだろう。

特に日本の場合、国会での議席数の多さが民意の厚い支持を意味していないから、
国会議員の過半数は、民意の反映という視点で見れば著しく薄い意味しか持たない


だからこそ、衆参の3分の2以上での賛成による発議で適正なのである。


結局は、その内容が問題になる

この点について、出席者を増やして、意図的に論議の拡散を狙うのにも理由がある。

それは、自民党憲法改正草案に国民の関心を引き付けないことだ。

参院選までは、自民党憲法改正草案の中身ではなく、ただひたすら、
憲法改正発議要件の緩和だけに話題を絞り込む。

内容の論議をする場合は、できるだけ出席者を増やして、論議が拡散するように仕向ける。

こんな策略が執られているようだ。


しかし、実際に憲法改正案が発議されることになるなら、その可能性があるのは、
現時点では自民党憲法改正草案だけだ。

国会の議席配分を見れば明白だ。

そうであるなら、テレビでの討論会は、自民党憲法改正草案の検討会にするべき



ご参照!
http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/Jiminkenpo2012.htm#top
◎日本国憲法改悪草案 日本の未来にふさわしくない 憲法改悪阻止を今こそ




廣重(&國貞)、二枚目、



「雙筆五十三次 池鯉鮒」  「八ッ橋村 杜若の古蹟」です。



「戦前回帰」なのですよ、そして「隷米売国」の徹底化、

◆http://www.magazine9.jp/morinaga/120523/
森永卓郎の戦争と平和講座 2012-05-23
◎第53回 自民党憲法改正案の本質


自民党の憲法改正草案が発表された。
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/116666.html

日の丸を国旗、君が代を国歌と定め、自衛隊を国防軍と位置づけるなど、
従来からの主張を鮮明に打ち出している。それはそれで大きな問題なのだが、
私が一番気になったのは、基本的人権を守ろうとする姿勢が大きく後退していることだ。

例えば第21条は、「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」
との現行規定に「前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、
並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」という条文を追加したのだ。

これだと権力者が「公益及び公の秩序を害する」と判断したら、
表現の自由が許されなくなってしま
うことになる。ファシズムもはなはだしいのだ。


第12条にも「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、
常に公益及び公の秩序に反してはならない」と書かれている。


結局、秩序優先、公益優先で、権力者の意向次第で、国民の基本的人権は制約されるという
ファシズム、極右の世界観が、この憲法草案の基本理念なのだ。



いま欧州では中道右派政権が行ってきた財政引き締め、新自由主義路線への批判が大きく高まっている。
2000年頃に欧州では中道左派政権が崩壊し、中道右派政権が次々に誕生した。
しかし、10年間に及ぶ新自由主義が創り出した弱肉強食社会では、経済が上手く回らない
ということを欧州の人たちは学習したのだ。

その結果が、フランス大統領選挙であり、ギリシャの議会選挙なのだ。
しかし、社会党のオランド党首が大統領選挙を制したとは言え、見逃してはならないことがある。
それは、フランスの大統領選挙の第一回投票で、極右のマリーヌ・ルペンが、
オランド、サルコジに続いて、第三位、18.0%もの得票を集めたという事実だ。

中道右派から中道左派への政権回帰が進む陰で、極右勢力が急速に支持を拡大しているのだ。

日本も、この動きと無縁ではない。国民の圧倒的支持を得ている橋下徹大阪市長は、
「君が代斉唱の際の口元チェックは行き過ぎではないか」との記者の質問に対して、
「君が代は公務員の社歌だ」と開き直った。
また、市職員の入れ墨をアンケート調査し、調査に応じなかった職員は、
在任期間中は昇進させない方針を明らかにした。


ただ、さすがに入れ墨問題では、人目に触れる箇所に入れ墨をしている職員を
市民の目に触れない部署に配置転換させる方針を打ち出した。これまでの勢いだったら、
入れ墨をしている職員は、分限免職だと言い出しかねなかったのだ。

法令遵守の心が橋下市長の心にも芽生えたらしい。しかし、橋下市長の言動は、
細かい法律を守ったとしても、やはり法律違反だと私は思う。憲法に違反しているからだ。

もし、この自民党憲法改正草案が原案通り成立したら、
橋下市長のハシズムは、何ら法律違反ではないことになってしまう。

そうやって、日本は基本的な人権を失っていくのだ。
戦争で人命が失われることは、悲惨なことだ、しかし、それ以前に、
集会、結社、言論、出版などの自由が失われることは、事実上命を失うに等しい苦痛を国民に与える

ファシズムの時代に戻るのか否か、日本人はいま大きな分岐点に立たされているのだ。



廣重、三枚目、



「名所江戸百景 水道橋駿河台」です。



亀ちゃんの子供さんw

◆https://twitter.com/abe_yoshihiro
安部芳裕                より抜粋、


#亀井静香(非公式bot)@みどりの風 ‏@sizukakamei 4月23日

安倍首相は自動車や保険で、米国の要求を丸呑みした。
まさにアメリカの言いなりである。
しかし、国民が大反対をすれば国会は批准できなくなる。
TPP粉砕の大運動を起こさなければならない。


#亀井静香(非公式bot)@みどりの風 ‏@sizukakamei 5月2日

残念ながら、私が政治家を志したときよりも、事態はさらに悪化してしまった。
人間を人間扱いしないような社会になってしまった。
我々は歯を食いしばってでも、この流れを食い止めなければいけない。


#亀井静香(非公式bot)@みどりの風 ‏@sizukakamei 5月2日

当時すでに(警察時代)、
日本人が生きとし生けるものへの共感を失いつつあると感じていた。
そこで、社会のゴミ掃除をする警察ではなく、
政治家としてゴミを出さないような社会を作りたいと思ったのだ。
先生と呼ばれたいからなったわけでも、大臣と呼ばれたいからなったわけでもない。



◆http://www.news-postseven.com/archives/20130502_184696.html
NEWSポストセブン 2013.05.02
亀井静香氏の息子が板橋で往診医 異変なら24時間駆け付ける


独居老人、老老介護、孤独死……。
急速な高齢化に伴い、高齢者医療・介護問題には暗いニュースがつきまとう。

今後、ますます必要とされる地域ネットワーク。
介護ヘルパーのみならず、町のかかりつけ医や往診医が定期的に訪問してくれれば、
安心して在宅医療も受けられるのだが、慢性的な医師不足から、それもままならないのが現状だ。

「往診に行くと、働き盛りの息子さんが親の介護をしていたり、
70歳の息子さんを90代のお母さんが介護する逆転現象が起きていたりと、
いろいろな家族の姿を目にします。中には、家計が苦しいために自分の親の面倒を諦めて、
介護ヘルパーの資格を取って他人の親を世話している女性までいて驚きました」

こう話すのは、訪問診療を専門とする板橋区役所前診療所の島田潔院長(44)。
☆http://www.news-postseven.com/picture/2013/04/shimada1.jpg

同氏を含めて常勤医師8人が月間約2500件の往診患者を抱えている。
通院困難な患者の容体に異変があれば、24時間365日対応で診察に駆け付ける。
年間100名は訪問先で最期を看取るというから、
島田氏がいかに板橋区民にとって掛け替えのない、信頼される往診ドクターかがうかがえる。

「昔、先輩医師にこんなことを言われました。
『患者さんから、先生に命を救ってもらいたいと懇願されるより、
先生になら殺されてもいいと思われたら名医の証だ』と。
私も医者の卵だった時代から、野戦病院のような場所に出向き、
より困っている人や苦しんでいる人の診察をしたいと思っていましたので、
診察室に籠っているより外に出る往診医の仕事は肌に合っているんです」

そもそも島田氏が医師という職業を志したのは、高校2年生のとき。
父から言われた言葉がきっかけとなった。

「キヨシ、昔は人生50年。自分のことかせいぜい家族のことで必死な時代。
でも今は人生80年。自分や家族のためだけに生きたら空しいぞ

父親の名は「亀井静香」。
剛腕イメージの強い、あの政治家だ。
しかし、島田氏が高校時代、すでに名字は母方の姓に変わっていた。

「私が小学校に上がると同時に両親は離婚しました。当時、父は警察官僚として
浅間山荘事件の陣頭指揮を取り、家にはほとんどいませんでした。その代わり、
自宅には大勢の新聞記者が情報収集のために押しかけて、
『奥さん、奥さん』ってドアをノックする。そんな生活が嫌になって、
母は私と兄を連れて家を出ました」

その後、島田氏は母親に育てられ亀井氏とは音信不通になったものの、
たまたまテレビに映った政見放送で父親が政治家に転身したことを知り、
より嫌悪感を覚えたという。だが、母の健康不良を機に、10年ぶりに亀井氏と再会することに……。

「なにせ10年も会ってなかったので、距離を縮めるのに2年近くかかりました。
政治家といえば、立派な職業に見られる一方で、悪の代名詞みたいな存在にもなる。
特に父はあのイメージでしょ(笑い)。いくら親とはいえ、久しぶりの再会は警戒しましたよ」

それが父子の会話を重ねることによって、次第に雪解けムードへ。
ここでは亀井氏の剛腕ぶりがプラスの作用に働いた。

「会わなかった10年間、息子に男として教えたかったことを一生懸命話してくれる中で、
父の苦労を知ったし、ハートもある人なんだと気付きました。議員会館に行くと、
陳情に来る大企業の役員は後回し。いくら秘書が説得しても、
学生や農家の人たちの話を先に聞くような光景も見ました」

父との関係修復を果たす過程で、政治家とは畑こそ違えど、
「人を助ける」理念で通ずる医師への道を選んだ島田氏。帝京大学医学部卒業後は、
難民キャンプやPKOへの派遣を志願するも、
結局は東京大学附属病院第4内科(高血圧研究室)への就職を決めた。
ところが、在籍したのはわずか3年だった。

「帝京から内科の研修医として東大に入局したのは私が初めて。
そのまま勤務すればステータスも上がったとは思いますが、
出向に出された板橋の健康長寿医療センターで在宅医療にやりがいを感じてしまい、
今の診療所を立ち上げることにしました」

板橋区役所前診療所の開院は1996年11月。島田氏は27歳の若さだった。

「父にそのことを報告したら、『せっかく東大に入ったのに……』と、
3分ほど天井を見上げて溜め息をついてました(笑い)。でも、
『まぁ、お父さんのような波乱万丈の人生も悪くないか。やるからには頑張れ!』
と応援してくれました」

最初はパートの看護師と理学療法士2人とともに始めた小さな診療所も、
いまやスタッフ78名を抱える大所帯に。

「これまで往診したお宅は板橋区内で5000軒ではきかないかもしれません。
ただ、いくら規模が大きくなっても医療は地域密着性が高いので、
診療区域を広げてチェーン展開するようなことはしたくありません」

大地よりも広く、海よりも深く、空よりも高く、太陽よりも熱く――。
壮大な行動規範をつくり地域医療に邁進し続ける島田氏。
冷静で穏やかな受け答えの奥底にあるのは、父親譲りの熱きDNAと揺るぎない矜持に違いない。



花咲か爺さん「亀ちゃん」、まだまだ元気で頑張って欲しいね。

いい息子さんみたいでなによりだな。