ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

冬本番

2009-12-16 10:55:41 | Weblog
 画は歌川広重(1797年)~(1858年)

 (安藤広重)号は一立齋(いちりゅうさい) 作


 「東海道五拾三次之内」「蒲原」「夜之雪」です。


☆大雪、まさに冬本番となりました。

さて、「君側の奸」、不忠者は去れ!

◆http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091215-OYT1T00586.htm
中国副主席との会見、亀井金融相「当たり前」

天皇陛下と中国の習近平国家副主席との特例的な会見を巡って、
亀井金融相は15日の閣議後記者会見で、
「陛下は国と国との友好を増進するためにかねてから大変なご尽力、
ご努力をされてこられたわけであり、主席になろうかと言われる方と
お会いになるというのは当たり前の話。
日中両国にとっていいことではないか」と述べた。

宮内庁の羽毛田信吾長官が「(天皇陛下の)政治的中立性に懸念が生じる」
と発言した点については「政治的かどうかというのは
役人が判断する立場ではない。そもそも政治的利用に当たるのか」
などと疑問を呈した。

(2009年12月15日12時47分 読売新聞)


◆http://www.muneo.gr.jp/html/index.html
2009年12月15日(火) 鈴 木 宗 男

<略>

夕方小沢幹事長に面会。宮内庁長官の話や普天間について意見交換する。
さすがに含蓄のある、また興味深いお話をされていた。
政治キャリアを十分踏まえた判断、考えに、なるほどと納得するものである。
マスコミに報じられない小沢幹事長の配慮、人間味をつくづく感じさせられ、
勉強になった。

羽毛田宮内庁長官のいわゆる特例会見が大きな波紋を拡げているが、
「羽毛田長官は尊皇精神に欠けている」という指摘が様々な方面から
私のもとに届く。
「この人は本当に天皇陛下のことを考えているのだろうか」という声が多い。

私も、天皇陛下にお話をされ、会談日程のご了解を得てから表沙汰にするのは、
何かしら意図的なものがあるのかという感じもする。
天皇陛下は中国の習近平国家副主席と会見された。
テレビ、あるいは夕刊各紙の写真から見る天皇陛下のお姿は、何事にも動じない、
ただただ頭の下がる思いである。
本当に羽毛田長官が天皇陛下をお守りすると言うのなら、
口に出して言うのではなく、態度で示すべきではないか。
この点、極めて残念な羽毛田発言であった。

<略> 

◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-13c6.html
植草一秀の『知られざる真実』
2009年12月15日 (火)
◎小沢一郎氏の正論を批判する低劣なメディア

本ブログで繰り返し警鐘を鳴らしているが、マスメディアの鳩山政権批判が
激しさを増している。批判の対象とされているのは、2010年度予算編成問題、
普天間基地移設問題がその中心であったが、ここにきて中国の習近平副主席と
天皇の会見問題も大きく取り上げられている。

<略>

民主党の小沢一郎幹事長が12月14日の記者会見で見解を表明したが、
極めて明快な説明である。読売新聞は外国賓客との会見が天皇の国事行為でない
として、内閣の助言と承認の対象外であるかのごとくに主張するが、
会見は天皇の国事行為に準じる「公的行為」である。

したがって、その運用に際しては国事行為に準ずる対応が求められる。実際、
歴代の内閣や宮内庁幹部は「象徴の行為として、内閣が責任を持つ」
ものと答弁してきている

会見が国事行為そのものでないことを理由に、会見についての判断を
宮内庁の裁量に完全に委ねるべきとの主張は正当性を持たない。

日本国憲法に以下の条文がある。

第3条 天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、
     内閣が、その責任を負ふ。

第7条 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、
     左の国事に関する行為を行ふ。

1.憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。

2.国会を召集すること。

3.衆議院を解散すること。

4.国会議員の総選挙の施行を公示すること。

5.国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに
  全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。

6.大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。

7.栄典を授与すること。

8.批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。

9.外国の大使及び公使を接受すること。

10.儀式を行ふこと。


外国要人との会見は日本国憲法第7条に定める国事行為が直接あてはまる
わけではないが、天皇の国事行為に準ずる行為として
取り扱うべきことは明らかだ。

小沢一郎民主党幹事長は、今回の会見設定について、
①天皇の公的行為は内閣の助言と承認によるべきこと、
②健康上の問題があるなら、優位性の低い行事をとりやめればよい、
との見解を表明した。

天皇と外国賓客との会見については、これまでも内閣が判断をしてきた。
天皇の国事行為、公的行為を内閣がコントロールするのが
日本国憲法の基本精神である。

宮内庁の判断が内閣の判断に優越するかのようにふるまう
羽毛田宮内庁長官の行動こそ、日本国憲法の基本精神を逸脱するもので、
小沢幹事長の「辞表を提出してから発言すべき」との見解は正論そのものである。

メディアは会見予定申し入れを1ヵ月前としていることを「ルール」と
表現しているが、「内規」、あるいは「慣例」と表現するべきものである。
この運用方法は法律事項でも政省令事項でもない。
日本国憲法第三条および第七条が唯一の法文上の規定であり、
実際の運用に際して、日本国憲法の条文が優越することは当然である。

マスメディアや自民党は天皇の政治利用と批判するが、この点を批判するなら、
日本国憲法第七条第三項の「衆議院の解散」も問題になる。
これまでの自民党政権は日本国憲法第七条に定める衆議院の解散を
内閣総理大臣の専権事項との解釈を示してきた。

内閣総理大臣が政治上の判断から内閣を解散しようとするときに、
この条文を活用していわゆる「七条解散」を実行してきた。つまり、
内閣総理大臣が衆議院を政治上の理由で解散したいと考えるときに、
日本国憲法の第七条の規定を利用して、天皇の国事行為として
衆議院を解散してきたのである。これこそ、天皇の政治利用そのものである。

この問題について、マスメディアのなかで異彩を放つ論評を掲載しているのが
北海道新聞である。極めて冷静で的確な論評を示している。
一部を下記に転載する。

「中国の国家指導者が来日して天皇に会う意義は大きい。
日本と中国の経済関係は切っても切れないほど深まってきた。
政治や文化、国民間の交流も着実に前進している。

胡錦濤主席も副主席当時に天皇と会見した。有力後継候補の習副主席にも
中国が同じ対応を求めてくることは予想できたのではないか。

天皇と外国賓客の会見は、いわゆる「公的行為」として、
自民党政府が長く推進してきた。

外国訪問と同様、国事行為ではないものの
「象徴の行為として、内閣が責任を持つ」と、
歴代の内閣や宮内庁幹部が答弁している。

国事行為に準ずるとみてよい。憲法は国事行為を「国民のために」
と明記している。同じ見地で会見に応じた内閣の判断は妥当だろう。

むしろ、会わない理由をこじつける方が難しいのではないか。」

歪んだ主張を振りかざし、鳩山政権に血道をあげるメディアが大半を占める
なかで、このような正論を堂々と示すメディアが存在することは心強い。

主権者である国民は、歪んだマスメディア情報に流されることなく、
正しい情報、正しい判断をしっかりと確保しなければならない。



至言ですな、羽毛田を支持などどうかしておる、腐れ官僚の「保身」に気が付け。

陛下のことなど何も考えておらぬのだよ。

◆http://www.the-journal.jp/contents/yamaguchi/2009/12/post_93.html
◎天皇の「政治利用」は霞が関のトリックだ

<略> 

新聞報道によると、そもそも中国側から「国家指導者」クラスの来日を打診
されたのは前政権下の2009年の初めだったという。外務省は当然、
これに対する準備と情報収集を始めたはずだ。もし、始めていなかったら
職務怠慢というほかはないが、〝優秀〟な外務官僚がそんなミスをする
はずはない。周到な準備の中で、やがて習近平国家副主席が来日することは
つかめたはずだ。習が次期主席の最有力候補であることは、ある時期以降は
チャイナウォッチャーの間では常識になっていたからだ。
もし知らなかったとしたら、外務省の職務怠慢である。
知らないはずがないのである。そこで、
次に外務省がやるべきことは「前例」のチェックだ。

調べればすぐに分かることだが、1998年に胡錦濤現国家主席が副主席として
来日した際、天皇陛下と会見している。となれば、次期主席を確実視される
習副主席の来日に際し、陛下との会見要請があるのは当然、予測できただろうし、
外務省としてもその準備を始めたはずだ。なにごとも根回し優先の霞が関で、
ここまで簡単に素人でも予測できる事態を前に何もしないはずはない。当然、
この段階でどのレベルかは不明だが、内々で宮内庁にも意向を伝えていたはず
である。もし伝えていないとしたら、それこそ職務怠慢である。

宮内庁側も、当然こうした動きは察知していなければならい。
本当に天皇陛下の体調をおもんぱかるなら、それに影響を与えそうな
あらゆる情報を収集していなければならない。
とくに外務省の動きは、「要人来日=陛下との会見」と直結しているだけに、
常に連絡を密にすべき相手である。中国側から要人の来日が打診された
年初の段階から、両省で連絡を密に取り合い、情報共有していなければならない。
していないとしたら職務怠慢である。

新聞報道によると、最終的に中国側から習の来日を伝えてきたのは10月だった
という。あわせて天皇陛下との会見を希望していることを伝えられたそうだ。
しかし、そんなことは外務省も宮内庁もとっくに知っていなければならない
事項だ。なにしろ、素人のわたし(山口)が考えても容易に想像できる
ことだから。もし、知らなかったとしたら、その職に留まる資格はないといえる。

役人の仕事は、ここから「ルールに合わせる」ことだ。
習副主席の最終的な来日日程が決まらず、1カ月を切りそうだと判断したら、
どういう方便を使ったらルール違反にならないのかを考えるのが、
官僚の仕事ではないか。今回はなぜか、外務省も宮内庁もそれをしなかった。
外務省の言い分によれば、中国側には「1カ月ルール」があることを伝えたが、
なかなか日程が決まらなかったという。ちょっと待ってほしい。
そんなことが社会人の仕事のありようとして許されるのだろうか。

ふつうに考えたら、中国から要人が来日する、ついては
天皇陛下との会見を希望している。しかし、日程が決まっていない。
この段階で外務省がやるべきことは、一刻も早く宮内庁にこの状況を伝達し、
どうしたらいいかの方策を考えることではないのか。
ふつうの社会人だったらそうするだろう。

羽毛田信吾宮内庁長官によると、来日1カ月を切った11月26日になって
〝初めて〟外務省から「内々の打診があった」という。
これを信じろというほうが無理だ。羽毛田は、それまでまったく知らない
寝耳に水の事態だというのだろうか? 外務省となんら情報共有していなかった
のだろうか。だとしたら、これも職務怠慢というほかはない。

繰り返すが、中国側は遅くとも10月には習の名前を挙げて、
陛下との会見を希望している旨を外務省に伝えている。
これまでの例から考えると、この段階で即、情報が宮内庁に伝わらなければ
ならない。それがなぜか今回はできていなかった。霞が関の大チョンボだ。
ミスはどこで発生したのか。単なる連絡ミスなのか、職務怠慢なのか、
あるいは新政権に対する意図的なサボタージュなのか。
現段階ではハッキリしないが、いずれにしても省庁間の連絡ミスで
情報共有できていなかったことが、「1カ月ルール」を犯した根本原因だ。
なぜなら、ここまではすべて事務方の仕事だからだ。

そのことを官邸(政権)が知ったのが、おそらく直前になってからだった
のだろう。それでドタバタが始まったのだ。羽毛田はこの動きを見逃さず、
官僚側のミスを覆い隠すために「政治利用」という
分かりやすいロジックを持ち出したのだ。

「1カ月ルール」を守らないとなぜ、「政治利用」になるのだろう。では、
バリバリに政治的意図を持った要請でも1カ月以上前に持っていけばOKなのか。
いずれにせよ、羽毛田の主張は矛盾している。
本気でこれを問題視しているのなら、(根耳に水の)11月26日の段階で
新聞記者に対して「官邸がこういう横紙破りの要請をしてきた。
宮内庁としては容認できない」と語ればよかったのに、
そういうことはしていない。しかも、最終的に平野博文官房長官の
電話による説得を「宮内庁といえども政府機関の一翼を担う......」
などという理屈で、自らの判断によって受け入れてしまっている。
つまり、羽毛田も共犯なのだ。

今回、あえて記者に漏らしたのは、「自首」による共犯逃れを目論んだ
に相違ない。自ら語れば免責されると考えた、官僚の浅知恵だ。

もし、羽毛田が宮内庁長官として本心から今回の一件が天皇の政治利用であり、
あってはならないことだと考えるなら、身を賭してでも会見を阻止すべきである。
辞表を叩きつけて、その場で新聞でもテレビにでも出まくって、
自らの主張をプロパガンダすればよかったのだ。それをせずに、
長官の職にとどまり、小沢に批判されても「辞めない」と言い張るのは、
結局、すべてが保身だったと言われても仕方あるまい。

もちろん、この間に訪中を控えた小沢幹事長サイドから政府に対して
何らかのアピールなどがあったかもしれない。しかし、あったとしても
最後の最後の段階での話ではないか。繰り返すが、最終段階までは
あくまで事務方の仕事なのだ。その事務方の連絡ミス
(あるいは意図的なサボタージュ)を「政治利用」にすり替えている
ことは否定できまい。

しかし情けないのは、こんな簡単な霞が関トリックを新聞が見破れない
ということだ。新聞を読むと、まるで霞が関の官僚が書いているような
解説ばかりで驚いてします。たとえば、「1カ月ルール」ができたのは、
陛下が前立腺がんの手術を受けた2004年からだというが、
ではそれ以前はどんなルールがあったのか、まったく触れていない。
自民党政権下では、2004年より以前も1カ月を切る要請はなかったのか? 
あるいは、今年初めに外務省が中国から要請を受けてから、
どんな仕事をしてきたのか、なぜ早い段階で宮内庁に打診しなかったのか、
情報収集、情報共有はきちんとできていたのか、などの検証もない。

もちろん第一義的な責任は、こうした官僚たちをきちんと
ハンドリングてきていない鳩山政権にあることは言うまでもない。 

しかし、週刊朝日は過去に、皇室関係者らの声を元に天皇の公務が多く
負担がきつ過ぎるのではないかという記事を何度も書いているが、
新旧政権を通じてそうした声を一度として顧みることがなかったのは、
羽毛田をはじめとする宮内庁官僚ではなかったか。だから、

わたしには羽毛田らが陛下の体調をおもんぱかっているというのは、
まったく冗談にしか聞こえない。
だったら、もっと早くに公務負担を減らすべきだった。

「陛下のお体への気づかい」という誰にも否定できないワードを
それこそ政治利用し、民主党政権を牽制しようとしているのは、
羽毛田ら宮内庁を中心とする霞が関官僚ではないのか。

なんてことに憤るわたしはやっぱり頭がヘンなのか。
やっぱり新聞に書いてあるとおり、これは小沢らによる
天皇の政治利用なのだろうか......。わからなくなってきた。

投稿者: 山口一臣  日時: 2009年12月16日


『わたしには羽毛田らが陛下の体調をおもんぱかっているというのは、
まったく冗談にしか聞こえない。
だったら、もっと早くに公務負担を減らすべきだった。』

昨日も書きましたが、自民党政権下で昨年140回も要人との会見があった。

過酷そのものだと思いますよ、それを放置してきたのだ。

◆http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1260851322/
*110 :2009/12/15(火) ID:5iAeaXKX0
その自民党製街宣右翼(>>38笑)が支持する羽毛田という人物
 ↓
■女系天皇 推進 羽毛田信吾
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宮内庁長官就任時の任命権者である内閣総理大臣・小泉純一郎と同じく、
女性天皇・女系天皇を容認する皇室典範に関する有識者会議の結論を
支持している。
寛仁親王が男系維持を希望する発言をした際には、発言を自粛するよう要請した。
2009年9月10日、記者会見で民主党などの連立政権による内閣が近く発足する
ことに関し「皇位継承の問題があることを(新内閣に)伝え、
対処していただく必要があると申し上げたい」と述べ、皇位継承の対象を
男系の男子皇族に限定している皇室典範の
改正問題に取り組むよう要請する考えを示した。

皇太子殿下を事ある毎に激しく批判し、殿下の会見を廃止したのもこいつです
(´・ω・`)
小泉に抜擢された外道です

皇室破壊要員です。ネトウヨがこの禿を支持する理由もこれ。


首を取ることですよ。

陛下が一番迷惑を受けた被害者ですが、

「君側の奸」、佞臣(ねいしん)が炙り出されてよかったとも言える。

不忠者の始末ができること、遅きに失したが、政権交替あればこそだね。