5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

霜柱の候?

2016-12-05 22:44:30 | 天候・気候
「東京の郊外では霜の降りるころとなった。朝早く、畑道を歩きながら見ていると、畑一面に降りた霜がきらきらと朝日を浴びて、やがて溶けてゆく。今頃の霜はまだ根が浅く、霜柱もきゃしゃで細い」 これは「ことばの歳時記」(金田一春彦)の12月4日「霜柱」の書き出しである。この歳時記が書かれたのは昭和40年だ。50年前には霜柱が普通に降りて霜柱という言葉も現役であったということがわかる。 ところが半世紀後の . . . 本文を読む