白髪の参議院議員がＢＳでＭＭＴ擁護論を声高にしゃべっている。「国家が借金してもその金を国民が負担している限り問題は起こらないですよ。現に低金利が続いてるでしょ。金を刷りすぎてインフレが起こりそうになったら、その時に刷るのをやめればいいだけですよ」と。さらに続けて「60兆円の収入で100兆円の国家予算を組んで何が悪い！」と怒鳴ってる。アホかこいつは？！
動き出したインフレは加速度をつけてみるみるハイパー状態につながるのだ。民主党時代を悪夢の政権と呼ぶのなら、国家を悪魔に売り出す現政権はなんと蔑しようか。
明日起きてもおかしくないハイパーインフレ・国家破産への道の引き金は、南海トラフか首都直下型か。いやいや何もしなくてもこのまま進めばその時が来るのは時間の問題。
＊＊＊
「日本の原発は絶対安全、事故はまず起こらないし、起こってもすぐに対処できる技術大国だから絶対大丈夫！」と大見えをきって招いた惨禍は、すでに忘却の彼方なのか。
あるいは国家破産のこの時を待ってましたとばかり、「戦争しないと、どうしようもなくないですか？」とみんなで言い出すおつもりなのか。
