ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

阪大緊急シンポ

2011-04-30 22:23:35 | 災害大国
「震災のいまとこれから!私たちに何ができるのか?」と題した大阪大学の緊急シンポジウムが中之島であったので出かけてみた。

もう少し緊迫した生々しい事実が、大学という頭脳集団から聞けるかと思ったけど、ちょっと期待外れ。
「原発は地震では問題なかった」「レベル7は言い過ぎ」「20mSvは十分安全」と言った発言が続き、席を立とうかと思ったほど。

ただいい話も聞けた。ボランティアに参加すれば単位がとれる、という大学側に対して「そんな単位はいりません!」と言いきる学生もいるらしくかなり心強い。永六輔に言わせれば、ボランティアとは日本語で「義を見てせざるは勇無きなり」のこと。大学側の単位をエサに持ち出す根性が情けない。

今マスコミは、GWはボランティアお断りの情報を流しているが、一人の先生は、そんなことはないという。どんどん行けばいい、行かなければ何も始まらない、最低限の常識を、持っていけば必ずお役にたてる仕事があるという。おそらくそうだろう、ボランティアの交通整理・役割分担もできない無能力政府が恨めしい。

   ***

質疑時間に移ると、もっと福島の真実を語って欲しいという意見があり拍手を受けていたが、色に染まった学者先生には語るべき真実をもちわせていないのか。あるいは、大学者にとっても未知なる出来事の連続、まだ現地にも行っていない教授連中も多いのではないか。

高校生が質問する、「原発は必要なんですか」と。答えて曰く「それは君たち若者が決めること」とマイケル・サンデルを気取った回答をする教授もいたが、これは全く責任放棄の発言。何のために今日パネラーとして壇上にいるのかナ。

大阪大学という関西の大学が今すべきことは、これからも前途多難の国難に対して、あらゆる情報を提示して、TheyではなくWeの精神で発信していくことだろう。京大、神戸は何をしてる?




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