この日の4店舗目。最後まで訪問を迷っていましたが、せっかくと言うか欲望に負けたと言うか訪問することとなりました。17時15分頃に到着し食券を購入するとカウンター席に空席が、という状況でしたので直ぐに着席。さらに10分程してラーメンが配膳されました。尚、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の為か、大ラーメンは売切れとなっていました。
小ラーメン、少なめ大蒜脂。
黄色みが強くやや縮れのある平べったい麺。
咀嚼するとほおの裏にぶつかるようなやや硬めの表面でありながら、中心部にはモチモチさを持つ麺はムニムニっとした食感。少なめにしたのを後悔しました。
蓮爾訪問の直後と言うこともあり、断面を確認してみましたが芯は残っていませんでした。当然ですね。
豚は2つ。
タレが染みた、やや薄めにスライスされた腕肉はところどころに存在する脂身部分で千切れてしまう軟らかなもの。
表面の脂身が食欲をそそります。
ややパサつきを感じる赤身も、とろけるような脂身の甘さがそれを掻き消してしまう豚。
バリバリとしたもやしとキャベツは、麺と濃い目のスープとの相性抜群です。
調味料による甘みの奥に豚出汁の豊かなコクが垣間見えて重厚さのある乳化スープは飲み応えがあり、前回感じた強烈な塩味は消え適度な塩加減であったこともあり、レンゲを何度も上下させゴクゴクと味わってしまいました。八王子野猿街道店2と並んで、桜台駅前店や立川店よりも純度が高いスープという感想です。
細かく刻まれた大蒜は優しい辛味を放つもの。
固形脂は丼の縁に。スープに混ざってよりコクと深みを増す効果を生んでいた気がします。
8分程で、どれをとっても欠点のない一杯を完食。数少ない経験を基にした、乳化二郎の個人的最高峰は八王子野猿街道店2だという認識を最確認しなければ、思わせるラーメンでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます