ひな祭りの日のことです。真冬並みの寒さで所によっては降雪が観測される中、天候が回復し始めた仕事終わりに職場を出立。20時10分に店頭に到着すると外待ちが無かったのでそのまま入店して食券を購入し、店内待ち4番目に。その後、閉店までに2人が来店して、ラスト1つ前のロットとして20時26分にラーメンが配膳されました。なお、ラストロットは、閉店直前に訪れたお客さんと男性助手さんの賄分2杯で運用されていました。また、20時30分になると、入口のシャッターが降ろされました。
大ラーメン、大蒜脂一味唐辛子。
8分弱の茹で時間だった麺は、2分強を要して6つの丼に割り振られました。
表面はソフトに感じるも、その直下にはもちもちとした食感が潜んでいました。また、啜っている最中は、見た目よりも細いと思いました。
ややぐったり気味の野菜は、自身が発したであろう自然な甘みをふんだんに感じられて。
程度に弾力と伸縮性を有した赤身が主体の豚。
繊維が浮き出して、ほうきの穂先のような表面。
荒めの肉質も、硬い、パサついているとまでは至らなかった赤身主体でした。
盛り上がった麺山の中に隠れていた宝物。
ふわふわとした脂身に包まれた、スープによって温められたのが理由、とは言えない軟らかさだった赤身。
スープ。
液体、固形の双方のアブラの影響と、豚の主張が控えめだったこともあってか、穏やかな表情を見せていました。そして、時々、その要因が何かは分かりませんが酸味を覚えることも。
大蒜は、麺を底から引っ張り出した際に散り散りなってしまい、そのものの風味を感じ取ることは出来ず。
トリミングされた際に発生したであろう破肉の比率が低めで、とろとろとした舌触りの背脂が多めだった固形脂。
一味唐辛子は冷えた体を温めたいと。店内では、野菜マシや脂マシとの注文が飛び交っていましたが、一味マシは聞いたことがありません。
生卵。
およそ17分で完食し、助手さんが帰宅し、一人片付け作業をする店主さんと少しだけお話してから退店しました。
この数日後、大ラーメンが販売中止に。以前にも一度、券売機から姿を消したことがありましたが、その時は大きさ確認時に申請し、100円を添えることで注文できましたが、今回は完全廃止のよう。この度の決定には、部外者には推し量ることの出来ない事情があるのでしょうね。
大ラーメンの廃止については、SNSでの
情報を基にしたもので、自分で確認したわ
けではありません。ただ、毎回、大や麺増
しを注文する方も廃止された旨の内容を投
稿していますので、信頼できる情報だと判
断しました。
ですので、券売機の状況については把握し
ていませんが、現在は、恐らく大のボタン
自体が存在しないと思われます。