4月上旬の土曜日のことです。道中、電車の遅れに巻き込まれ、時節柄大混雑を予想していたこともあり、御茶ノ水駅到着後は速足で向かい、14時29分に店頭に。そして、未だ営業中であったことにホッと胸をなで下ろして、列の50人目に。その後、後続に10人が続いた15時45分に閉店となり、いつも閉店後に訪れる2名が加わった、17時40分に入店しました。それから、17時52分になってラーメンが配膳されました。ちなみに、券売機は、この日が最後のお勤めだったそう。お疲れさまでした。
大豚、大蒜脂+ネギ。
麺丼。豚を麺の上に乗せ始めたのを見て、2丼利用であることを助手さんが指摘すると「分かってるよ、間違ってないでしょ、あっそっか。もう少し足しておくか。」と一旦盛付けた豚を戻して、数本だけ追加されるも、丼1つでも提供可能であろう量。でも、食後は少ないとは思いませんでした。
大体3分間隔と1分間隔で生麵が投入された後、麺上げ直前に、何らかの事情で一度茹でられた後に丼に取り分けられていたものが追加されました。ですので、最初からだと9分弱を過ぎてから平ざるによって取り出され始め、2分強を要して4つの丼に割り振られました。なお、「硬め」リクエスト分は、それよりも3分程短く。
「軟らかめ」は、ほぼ全量が、通常分にも使用された茹で置きされたものが、温められた位の時間である2分強再度鍋の中を泳いでから。私に遅れること約10分でお手元に。
啜り心地の良いつるりと、ソフトにも思う麺肌。
液体油の層がくっきりと目視できるスープ。
ここ数回に比べて乳化度合いは浅く、大量のアブラによって纏わり付くような舌触り。時折、醤油の刺すような存在感を感じられて。
プルッとした背脂にカラメが足された固形脂。
野菜丼。
キャベツたっぷりの、シャキシャキとした歯応えを持った野菜。
肉々しさ溢れる赤身からは、じゅわっと旨味を豊富に含んだエキスが染み出して。
ねっとりとした脂身に、甘みを伝えるタレが染みていました。
塊から切り出したものの他に、カラメの要望があった場合に注がれるタレが入った、一斗缶のような入れ物の中から取り出された豚を入れて下さいましたが、それがこれであろうと。
自重で折り畳めてしまいそいうな、瑞々しさが特長の豚。
あっさりとした後味で、しなやかな肉質の豚。
分厚く、その分噛み応えの増した赤身はややドライな食感。半分は、少しの間スープに沈めてから。
脂身に覆われた端豚。
辛さは控えめで、口の中をさっぱりとさせてくれた大蒜。
ネギ。
卓上の粗挽き唐辛子と胡椒をふってから、麺に添えて。
およそ18分を要して完食し、次ロット分を盛付中の店主さんと助手さんにご挨拶し退店しました。
近くで暫く休憩した後、19時30分を過ぎた頃再び店前を通りかかると、食事中の方が。店主さんのお友達だったのかな?